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カテゴリー「旅行書士 業務日報」の記事

乗り継ぎの成立しない一日(鹿児島大分出張3泊5日 3日目)

昨晩はカーテンを半分開けて就寝したところ、朝の散歩に出たくなる光景が広がっておりました。

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海の中の歩道を20分ほど歩いて宿に戻り、今回の船中1泊地上3泊の出張で今朝だけはセットしてある朝食をしっかり取りました。10時20分鹿児島中央駅発の桜島号で高速基山を目指します。

コロナ禍と九州新幹線の影響なのでしょうか、九州内の高速バス路線は数年前より貧弱になっています。今回も宮崎-鹿児島間・大分-鹿児島間の路線の廃止は旅程に影響しました。鹿児島から大分県内に向かうには、まず福岡行きのバスで高速基山に行き、基山で福岡-大分県各方面のバスに乗り継がねばなりません。

で、今回乗った南国交通の運転手さんは回復運転がお好きでない人だったらしいのです。
鹿児島市内で発生させた遅れをそのまま引っ張ってだらだらと基山まで行き、僕には乗り継ぎ予定のバスのお尻だけ見せてくれました(゜◇゜)ガーン

基山でしばらく呆然として過ごしたのち、次のバスは数分遅れてやってきます。
この遅れが前の便で発生していてくれれば乗り継ぎは成立したのに(苦笑)

今日は別府に宿を取っています。
というと九州温泉巡りをやってるように見えるかもしれませんが現実は過酷です。一泊3800円で個室型のカプセルホテルがとれました。

一泊5500円で鉄輪温泉のホテル、という候補もあったのですが、翌朝のフェリーの出発時刻に間に合わせるには宿から港まで歩くのが妥当です。

より具体的には宿から4km弱歩けば済む別府市街地のカプセルホテルが現実的な選択肢で、どうせ朝5時過ぎにはチェックアウトせざるを得ないのだからカプセルホテルで十分だ、ということです。ただし風呂はたしかに温泉だ、ということで(苦笑)

このホテル、別府駅から少し離れています。さらに、高速バスは大分駅に到着します。

調べたところ、大分県内での用事を終えて19時丁度に大分から別府方面に向かう路線バスが流川ゆめタウンバス停で8分待ちでホテル最寄りのバス停を通過する最終便に接続する、とわかりました。SunQパスはこの路線バスにも使えます。

で、大分発のバスも市街地の渋滞で遅れたのです。9分(゜◇゜)ガーン

僕はこのバス停でも、接続するバスのお尻を眺めて呆然とすることになりました。まぁこのバスにはバス停2つほど乗れればいい、という乗り継ぎでしたので高速基山で味わったほどの絶望には至りません。


半ばしょうがなくゆめタウンで買い物を済ませ、20時半に宿に入ります。明朝の早朝徒歩移動に備えて、さっさと風呂に入って寝てしまうのが上策です。

2日目も続くギリギリな乗り継ぎ(鹿児島大分出張3泊5日 2日目)

今日の予定は18時前から。
鹿児島市内での打ち合わせが入っています。

これに無理なく間に合うのは福岡天神バスセンターを11時25分に出る高速バス桜島号。16時08分に鹿児島中央駅に着くのです。

その前に。僕が大阪南港から乗ってきた名門大洋フェリー2便船が定刻の8時30分に北九州新門司港に着いたところから今日の記事が始まります。三連休の最終日、ということで徒歩乗船者もなかなか多く、気の早い団体乗船の爺様婆様は着岸30分前から下船口に列を作っています(苦笑)

そんなこともありまして小倉駅への送迎バスは3台中の2台目になりました。つまりどうなったか、というと。

閑散期なら乗れた小倉駅前9時20分発福岡行きのなかたに号には間に合わなかったのです。

送迎バスが小倉駅に着いたのは9時29分。ここから、九州内のバス乗り放題で3日間1万2千円のステキなきっぷ=SUNQパスを使い始めます。次のなかたに号は9時50分。9時40分に先発するいとうづ号は北九州市内で停留所が多い関係上、天神につくのはいとうづ号のほうが遅いのです。こちらは論外。

というわけで。バスターミナルの隣にある郵便局に急ぎます。

まずここで普通為替を組んでレターパックライトに封入し、昨晩の乗船中に書いてしまった職務上請求用紙3枚とともに愛知県内の市役所に送ります。

…愛知県に送る郵便物持って九州やら北海道に行く悪癖をそろそろ改めたいと思ってはいるのですがなかなか変えられないのです。

思えば今日はここでの待ち時間が最大、というべきでした。9時50分発のなかたに号が2分遅れでやってきます。

このなかたに号、所定では天神バスターミナル11時25分着。
乗り継ぎたい桜島号は天神バスターミナル11時25分発。だめじゃん(苦笑)

でもまぁなんとかなりそうなのです。小倉市街地で5分ほど延発したなかたに号は、福岡市内に入って中洲では1分延、まで遅れを短縮してくれました。11時18分、中洲着。小走りで2ブロック向こうの地下鉄中洲川端に急ぎ、11時24分着。実は23分発への乗車を狙っていたのですがこれは不可でした。11時30分発の地下鉄が、34分に博多に着きます。

福岡-鹿児島間の高速バスは天神から博多駅を経由し、この区間に20分を要するのです。

バスターミナルへは38分について窓口カウンターで座席の確保券を出してもらい、11時45分博多バスターミナル発の桜島号に乗れる、のです。

…朝から何も食べていないのですがそれ自体はたいした問題にはなりません。ここで缶コーヒーが買えました。

表題の件。ギリギリな乗り継ぎは夕方まで続くのです。

よく考えたら今回の九州滞在、観光的要素がほぼ皆無です。移動中も裁判書類を作っています。

せめて宿だけはそれらしく、ということで天然温泉大浴場あり郷土料理を含む朝食付き・さらに窓から桜島が見える海岸地区の宿を6600円でとったのです。

市電の停留所で待ち合わせ、とお客さまが言ってるのにバス物件を確保しました♪と(汗)

調べると、宿の最寄りである与次郎二丁目バス停への最速は鹿児島中央16時15分発。
博多からのバスは所定16時08分発で、今日はこちらも1分延で到着してくれました。

さらに待ち合わせ場所への乗り継ぎは調べてあります。宿から2ブロック向こう、県庁舎の向こう側にある県庁前のバス停から、17時12分発。

鹿児島中央からのバスは16時40分に与次郎二丁目バス停についています。そこから歩いて2分ほどの宿に入り、実は無理矢理に大浴場で一風呂浴びて、16時55分に宿を出ます。県庁前のバス停が上記の通り、少々遠いのです。

バス停には17時08分に着き、バスは所定より2分遅れで17時14分にやってきました。

これが市電の電停で4分待ちでの接続を成立させて、激しく混んだ市電に潜り込みます。次の次の乗り換え停留所では、なんと乗客の積み残しを出しました。恐るべし鹿児島市電。

ではありますが…僕はなんとか座れたのです。最後の1区間だけ。

朝から何も食べてない、とは言わずに打ち合わせが始まり、3時間ほどを要して無事に終わりました。

そういえば十数年前にご依頼を受けたときにもいただいたさつま揚げ、今回は違うお店のものをいただいて、宿に帰ります。

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明日はもうちょっと余裕のある乗り継ぎになるはずなのです。

明日の福岡行きのバスは鹿児島中央10時20分発に予約を変更しました。これで少し、宿に長くいられます。

明日は大分県内の某地裁支部で、訴訟記録の閲覧をしたいのです。

お尻に火がついた人のひのとり(鹿児島大分出張3泊5日 1日目)

名門大洋フェリーの2便船に配船されるフェリーふくおかでは、週末や一部の繁忙期のみドライバールームを一般客に開放します。
2段ベッド(ツーリストS)の運賃に800円ほど足せばプライベートSとしてこの船室に乗れる。これが3連休中に出発して九州に行くメリットであるらしい、ということで11月3日か4日の出発にしよう、と決めてはいたのです。先週の時点では。

ではありますが仕事の進みがよろしくありません。新たに作る賃金請求訴訟の訴状作成に手間取っています。
勝てば業界に伝説を残せそうな案件ではあるし何より100名単位の労働者に影響を与えかねないためことさら丁寧に慎重に作っているのですが、だから作業が遅いというのは言い訳にならない気がしています。

そんなことがありまして。
先週金曜日、10月31日の時点で出発日を3日にする選択肢をまず外し、大阪南港を4日19時50分に出る2便船の予約を入れました。

土曜日夜、次週火曜日の鹿児島訪問の打ち合わせが入ります。この時点で宿泊先も決まっていなかったのですが日曜日になり、宿が決まりました。名古屋にいるうちにやってしまわねばならない訴状に記載する賃金差額の計算は、なぜか上手くいきません。さらに、訴状案にも証拠説明書にも細かい修正箇所が出てくるのです。出荷可能状態になっているのは書証だけ。まぁこれだけでざっと300枚ほど紙を使っているらしいのですが(苦笑)

で、本日月曜日。嫌々ながら乗り換え案内サイトを検索します。

…自腹で新幹線使って、フェリーターミナル(という、新交通システムの駅。大阪南港のフェリー乗り場は同駅に直結しています)に19時45分までに着く乗り継ぎは、と。

17時35分発、6600円、と出ました。

ちなみに当初の想定はといいますと、15時45分発。これが近鉄名古屋16時30分発の近鉄特急に接続し、運賃料金5000円ほどで出港30分前にはフェリーターミナルに着ける、のです。

で、午後。作業はやっぱり破綻するのです(わらうところ)

どーしても納得いかなかった計算が、自分がお客さまから言われていたことと書証に書いてあることの見落とし+被告会社の就業規則の記載との不整合に起因してうまくいかない、とわかったのです。計算用紙を破り捨てるかふて寝を決め込むかしたい昼下がり、ではありますがどちらも不可な14時55分。

ここでいったん、自腹新幹線の利用へ心が傾きます。文字通り嫌々ながら、ですが。

とりあえずこの件の半分は会社側に原因がある=お客さまに照会をかけて回答待ちにしていい、として。

さらに別件の作業が残ってます(゜◇゜)ガーン

もう事務所で作業できる道理がないので作業中に進めることにし、職印と職務上請求用紙と定額小為替とレターパックライトを携行品に追加します。ズボンにアイロンをかけ部屋を片付けるうちに時計は15時半を回り、地下鉄の駅まで走っても近鉄特急の利用はムリ、となりました。

ここで緊張の糸が切れたのです。どうせ17時過ぎの新幹線に乗るんだから1時間ほどゆっくりできるわ、と。

さきほど鞄に入れた職務上請求用紙を再度引っ張り出してプリンタにセットし、共通の記載事項を印字してしまいます。そのご依頼では同時に複数件の請求を、同じご依頼で一挙にやってしまわねばならないのでそのほうが楽です。

レンジでチンしたインスタントコーヒーを飲みながら、ふと考えました。

17時発のひのとりに乗ったらどうなるんだっけ?
そういえば2便船が20時丁度に出ていた十数年前、17時発の近鉄特急でも接続が成立していた気がします。

調べると。

全ての列車が定時で走った場合に限り接続が成立し、その場合は所定19時38分にフェリーターミナルに着く、とわかりました。
その場合、最寄り駅の出発時刻は16時25分。駅までは歩くと11分。

で、現在16時5分(゜◇゜)ガーン

ただ、これは賭けなのです。どこかで数分列車が遅れれば一巻の終わりになるプランではあるな、と数十秒悩んで。

やっちまえ、と決めました。

まず名古屋に着く地下鉄は定時で走り、このあいだに残り数席となった17時発の座席を確保し、8分待ちで接続が成立します。
近鉄名古屋の駅構内券売機では17時発の列車、満席との表示を出しておりました(汗)

毎時ちょうどに名古屋を出る近鉄特急は『ひのとり』の列車名を持ち、ちょっといい車両と200円ほど余分な特別料金を取るのですが…まぁいいのです。表題の件、僕のお尻に火が付いているところですから。

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車内のWi-Fiで、やることがあります。
明日から使う九州内バス乗り放題のきっぷ=SUNQパスを買ってしまい、そのまま11時25分天神バスターミナル発鹿児島行きの桜島号の指定を取りにいきます。1番後ろの席が二つ並んで空いていました。ここまでやっているうちに、窓の外は地表付近に少し赤みを残すだけになって、ひのとりは四日市を通過します。

事務所で出せなかったメールを書いて出して受けて、をしているうちに18時47分。列車は順調に走り、まもなく鶴橋着と表示が出ています。ここで一息つくことにして、PCをしまいました。

19時07分大阪難波着、さらに住之江公園での接続も成立して、無事にフェリーターミナルに到着できました。
『走ってください!』との声に送られてQRコードのチェックを終え、ご助言通りに人道橋を走ります。

19時45分、かくして今回も接続は成立し、なんとか船上の人となりました。
なにやら大仕事を終えた気分がするのですが実際にはそんなこと全然なく、きっと次の出勤日に補助者さまから僕は説教を受けるのです。もっと余裕ある行動すべきではないか、と(苦笑)

ではありますが、今は小さな達成感を味わってもいいではありませんか。

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先月の北海道よりは温い夜風の中、フェリーふくおか2は西に船首を巡らして。

心躍る船旅の始まりです!
今晩の仕事も待ってます!!
実は現在21時30分、船内レストランは21時30分まで…
晩ご飯は、船内でカップ麺が手に入ります。売店でパン買ってくるのもいいな(゜◇゜)ガーン

高崎から名古屋へ帰るとき使う新幹線(東京福島群馬出張3泊4日 最終日)

不覚をとった、と気づいたのはこの出張に出る2週間以上前のことです。
出発する前から失敗してた、というべきかもしれません。

東京→福島→群馬をめぐって帰るこの出張、最終日は20時台に前橋を出る高速バスで帰ろうと思っていたのです。前橋から名古屋を通って大阪までの高速バスがあって、これを使えば仕事を終わったあと一杯やっても8500円で帰ってこれる、と。

金曜日の大阪行きとはいえ経由地の異なる三路線が設定されており、これらが片っ端から満席になるなどとは思ってなかったのです。どこかで日本中央バスを舐めてた自分がいる気もします。

次の選択肢として東京-名古屋間でドリーム号を使う手が一応ありますがこちらも週末ということで3列シート車の通常運賃は7500円、で、こちらも出張1週間前時点で各便満席寸前。前橋-東京の在来線普通運賃1980円を投じてまで使いたいものでもない雰囲気が漂ってきます。

そんなこんなで帰りは新幹線を使わせてもらおう、と決めました。

繰り返しになりますが、高崎から名古屋に帰るのに新幹線を使ってよい、という合意には至っているのです。

調べたところ同区間で乗り換え案内ソフトが真っ先に示してくる東京経由は自由席利用で14390円。つまらん。

前日に思いついて思わず膝を叩いた長野経由は、1時間半ほど所要時間は増えますが11440円。

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その乗り継ぎが成立する最終が18時25分高崎発のあさま623号だった、ということです。

これで50分ほど新幹線に乗れば長野についてしまい、長野からは24分待ちで特急しなの26号に接続し、3時間ほどで千種に着くので実質的には在来線の特急で帰るルートになってる気もしますが…これは応用が利くかもしれません。昼間このルートを使うなら長野ー名古屋を高速バスにすればさらに安くなるな、と思えてきました。

とは申せ。このルートをまた使うとしたら群馬県内から講師の仕事がまたある場合、ということになります。

今回担当した研修では教材に新しい工夫を施しました。法律関連情報の収集に関する生成AIの活用の推奨と、そのためのプロンプト例を示してみたのです。

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この研修、県の庁舎内で実施されるとお聞きしておりました。

当然ながら県職員の方が研修に立ち会うだろう、ということまでは予想していたのです。
ですが今回も予想外だったのは、この講義が終わった直後の懇親会でも県職員の方にご臨席いただいた、ということなのです(゜◇゜)ガーン

温泉宿に泊まる/風呂には入れる/寝る時間はない(東京福島群馬出張3泊4日 2日目)

朝になってしまった(゜◇゜)ガーン

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明後日の研修で配布する事前質問への回答がようやく編集まで終わり、納品にこぎつけたのです。
現在時刻、6時40分。現在地、福島県浜通り…湯本温泉。ちょっと古めの和室には低めのテーブルしかなく、ゴミ箱で底上げすると丁度いい高さになりました。

昨日から出張だったのです。そして前日も睡眠時間が3時間ほどだった気はしています。
長崎(島嶼部)東京北海道群馬とこの1ヶ月で4件入った講師の仕事は、明後日で一段落します。この次は11月下旬、新潟の予定。

この仕事を終えれば楽になれるはずだ、と…創業以来ずっと言ってる気はしておりこの案件でも先週末からそう言い続けている気はしますが、やっぱり僕の週末も仕事も人生も一向に楽になどならず、できる仕事のレパートリーがじりじり増える一方で自由に使える時間がじりじり減ってきてる、そんな気がしています。

今回の出張では1日目に東京23区内で裁判事務の新件を受託して宿泊地は湯本、2日目に福島県内のお客さまの訪問後、宿泊地は足利、3・4日目は群馬県内で講師の仕事がそれぞれ入っています。で、教材本体は先に主催者担当者さんにお渡ししていたのですが事前の質問への回答がまとまったのが研修前々日の朝になりました、と。

2日合計8時間の仕事で教材作成に40時間以上かけちゃったときの僕の時給については契約自由の原則に関する帰結として説明すればよいように思えます。

…6分の1以下になるんだよ。それが契約ってもんだろ、と(笑)

実施主体たる特殊法人と自然人たる僕は権利能力が平等であるから、僕とその特殊法人が事前質問の募集とそれに対する回答の実施を合意した以上、それは守られるべきである、以上
…なんて妥当な説明なんだろう(゜◇゜)ガーン

ともあれ僕が研修前にしなければならない仕事は一通り終わったのです。2日目の予定ではお客さまとの待ちあわせはお昼から。この宿は9時半に出られればよく、朝風呂に入って7時に寝ても1時間半は眠れるのです。

人生って素晴らしい、と言ってみたい気はします。言い聞かせたい、が妥当かもしれないな、と思いつつ今夜の宿、栃木県足利市へやってきました。

大浴場あり一泊5千円以下のその宿は、期待していたより綺麗でしたが窓を開ければ手が届くところに隣接建物の壁があって(苦笑)
まぁこれはまさに納得のお値段、と言わざるを得ません。例によって1ブロック先にスーパーがあるのが気に入りました。

さて、明日の仕事は昼過ぎから。会場まではここから2時間もあれば余裕で行けるはず。

今日はもう仕事をしないと決めて、久しぶりに連続6時間寝られるのです。
しかも、夜に(゜◇゜)ガーン

 

 

北海道行ってきたけどお土産は新潟長野から(札幌出張2泊4日 最終日)

不覚にも…ではないな。順当に新潟が好きなのです。

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船内放送によれば朝の気温は19℃。甲板で朝の散歩をしても上着があればちょうどいい。
もうそれだけで十分です。ソーダの泡のような航跡の向こうに粟島が遠ざかっていきます。
この前日のNHK札幌のニュースなんかもう、僕には到底受け入れられないのです。朱鞠内の今朝の気温はマイナス0.7℃とか平気で言うし。聞くだけで寒いよ。冬かよ(逆ギレ)

とはいえ寒さには一応まだ耐えられた札幌での仕事は10日に終わり、帰りは11日17時小樽発新潟行きの新日本海フェリーを使うことにしました。2等寝台に相当するツーリストAは片道10500円、札幌-小樽と新潟-名古屋の交通機関を適当にくっつけても11日の航空運賃より安くなる、という程度の正当性は持たせています。初めて乗るフェリーらべんだあ はパブリックスペースが少ない気がしますが、これは名門大洋フェリーと比べてしまうからかもしれません。

…いっそ函館まで在来線特急+函館から北海道新幹線乗ってみたい、などと思いはしましたし新潟から磐越西線で福島の関与先に寄ってから帰るか、などと考えもしましたがそれぞれ実行には至らず、これで出張は最終日です。

問題が残っています。表題の件。

補助者さまへのお土産を調達しておりません。なんとなくの印象ですが、ピンとくるもの・店が見つからないのです。

前の晩、携帯電話の電波がギリギリ届く奥尻島-瀬棚間の海上で10時23分新潟発の特急しらゆきの指定席を買ってしまいました。乗車前日までなら3割引、というプレスリリースに惹かれてえきねっとの会員になったのです。フェリーは若干早着して9時過ぎに新潟着。ではありますが駅ビル内の店舗は大部分が10時開店…ということで。

まずお土産一点目がここで見つかりました。
新米使用、とうたった小さなかしわめし弁当とコーヒーもなんとか手に入れて、発車時刻2分前にプラットホームに上がります。

最終日の旅は、北陸新幹線開通以来ちょっと近寄りがたくなってしまった直江津-長野間を経由するものにしようか、と思っていたのです。が、しかし。

直江津駅でうろちょろしているえちごトキめき鉄道のロングシート車を見ているうちに萎えました。これはときめかないな、と(苦笑)
新潟からここまででの2時間で、請求書作って受任通知書いてメール出して、といった仕事はしていたのです。これができる気がしません。

特急しらゆきは上越妙高、高田の2つ南に半ば無理矢理作られた新幹線新駅が終点です。
40分ほどの接続で出る上りの新幹線に長野まで乗ってしまえばこの憂鬱な区間をすっ飛ばせます。長野からの特急しなの には2時間早く出るのに乗れて名古屋着は17時過ぎ=日があるうちに中央西線を走りきってしまえる、と。

というわけでこれを採ることにし、30分ほど時間が取れた長野で2点目のお土産を手に入れることになりました。土産物屋で売ってるものを土産にするのは避けるべし(当該地域の人が普通に、あるいはちょっと贅沢に買うものを入手したい)、と常々思っているところ、札幌小樽ではそうした基準を満たす何かを見つけられなかったのです。寒かったからではありません。

ともかくこれで一通りの用事は済んで、10月第3週は愛知県内で過ごします。

次の出張は10月23~25日、群馬県です。
研修教材を21日までに作ってしまう必要があり、これ自体は対処できます。
両毛線沿線でお土産に好適な品を発見できるかどうかが、次の問題なのです。

不覚にもアパホテルの会員になってしまった日(札幌出張2泊4日 1日目)

たまになら飛行機もいいのです。昼過ぎの濃尾平野は快晴になり、13時25分に中部国際空港を出て北へ進路をとったピーチアビエーション465便、左側の窓からは木曽三川が見えています。
が、この乗り物はお金がかかる割に楽しめる時間が短い。この点がよろしくないのです。

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さて、今日から出張なのです。三週間連続で講師の仕事が入った三週間目は札幌へ、空の旅になりました。左側の席は大間崎・津軽海峡から函館山、駒ヶ岳に噴火湾、室蘭を順に眺めることができます。右側の席で南アルプスと奥羽山脈を見るのもいいのですが、今回は北海道に行った気分になれる左側を採りました。

研修そのものは10日昼過ぎから設定されています。その気になれば当日午前中の飛行機も使える、のですが。

ピーチアビエーションの中部ー千歳の運賃は週末になるほど高いのです。9日と10日の運賃は5千円以上違う、と。

これが表題の件に関わってきます。僕はアパホテルが嫌いです。

理由ですが値付けがえげつない、繁忙期や、自然災害で交通機関が停まったときの料金の上げ方が酷い、と僕には思えます。

ですがこの逆に、閑散期のダンピングもえげつない、ように思えます。札幌市南部の大型ホテルが、クーポンを使いましたが今日なら3750円で取れるのです。

さらに世の中はうまくできています。千歳空港への到着から30分ほどの接続で、地下鉄真駒内を経てこのホテルまでのバスがある、とわかりました。

じゃぁまぁいいか、泊まってやろう、ということで久しぶりに泊まったアパホテル。部屋に入って2分で会員になると決めたのです。

理由。
今日から集中方式の空調が暖房になる、とテレビのインフォメーションが言ってます。理由としてはもうこれで十分です。

これで部屋は暖かくなりました。
ですが懐は暖かくないのです。驚くまでもない事実として。

そもそも1時間半の研修やりにわざわざ一千キロ旅するか、という点に基本的な経営判断ミスがある気もします。
今回の研修、僕の次の時間割の講師は霞ヶ関からZoomで配信、ということらしいです。

あ、だったらあのお役所のことをあれこれ言っても大丈夫か(苦笑)

さらに仕事が僕を追いかけてきています。
さきごろ24条終了の判断をくらった労働審判、訴状に代わる準備書面をさっさと作ってしまわねばなりません。この最終校正が未了です。

と、いうわけで。

宿の隣の隣がスーパーでした。
旅先で仕事を続けるときにはよくある状況ですが、晩ご飯の支度には少し遅い時間に入ったその店でも、お総菜お弁当が見切られています。

半額のメンチカツ弁当とコアップガラナを仕入れて宿に戻り、さっさと仕事にも戻る、のです。飛行機での移動は時間が細切れになってしまっていけません。

ところで。

来年2月に講師のご依頼をくださっている森林組合連合会の方から提案が送られてきています。千歳から真駒内へのバスの中でちょうどメールを受信し、思わず頭をかかえました。

そちらへの出張費、高速バス(乗り換え1回・約9時間)で見積を出していたのですが…

新幹線と特急を使ったらどうだ、なんなら小牧からFDAも飛んでるではないか、というのです。
いえ、おっしゃるのです。暖かいご配慮がうかがえます(゜◇゜)ガーン

逆ギレしちゃだめなんだよな(笑)、ということは了解できています。
さしあたりブログのネタにはさせていただこう、と決めました。

今回の札幌出張だって帰りは小樽から新潟までフェリーで新潟からは在来線で帰るのだ、それが基本の実務なのだ、と言ったら納得いただけるのでしょうか。ちょっと考えています。

出席するほうが痩せてしまう飲み会(東京出張2泊3日 3日目)

僕が昨年度から講師を担当している林業関係者向けの法務研修、特徴的なのは民法の基礎2コマのほか『紛争事例』に1コマが割り当てられていることです。

…この講師が担当する、紛争事例(わらうところ いえ、わらってはいけないところ)

まぁ主に本人訴訟を通じてこの20年余の間にいろんな知見を得た講師としては、このテーマにあえて30分を割くのは嫌いではない着想です。さらに今年度は講義時間が45分に拡大されました。

これが表題の件に関わってくるのです。紛争事例の講義は出張2日目=講義1日目の最後の時間に設定されておりました。

紛争が好き、いえ紛争が解決されていく過程で見られるかもしれない何かが好きな講師としては。
今回も受講者のために題材を慎重に選び、十全に準備を整え、有益な示唆を与えられるように留意してつつがなくこの講義を終えた、つもりだったのです。

ところでこの研修、主催者さんはときどき…ときどき、ですが僕に重要事項の連絡をしないことがあるように思えます。

例えるなら『十分に引きつけてから撃て』という指示がどこかでなされている気がする。
もちろん射撃目標に設定されてるのは僕、ってことで。

より具体的には、昨年度は受講者に『この研修にご予算をお割きになる官庁からの出席者』がなんと8名おいでになる、という重要情報が講義開始直前に知らされた、ということがありまして。

これ自体が紛争事例なんじゃないかとも思ったりもしましたが。

で、今回はといいますと。

一日目の講義を終えた僕に主催者担当者さんが言うのです。
17時半からの懇親会の場所は駅東側の居酒屋だ、と告げたあと、全く同じ口調で。

この研修にご予算をお割きになる官庁からの出席者が来られるんです、と(゚◇゚)ガーン

ここで僕が受ける衝撃には、時間をさかのぼった解説が必要です。

今回の講義で僕がセレクトしたとっておきの紛争事例は、『この研修にご予算をお割きになる官庁が一般市民から派手に、それはもう派手に訴えられた複数の訴訟』だったのです。

で、これをさんざんしゃべったあとにその被告、いえ官庁から人が来て、一緒にお酒飲むのだと知らされました♪と。

そんなわけで、もう一度。

(゚◇゚)ガーン

ちなみにこの懇親会、昨年度は安全だったのです。僕と主催者側担当者さんがお二人来ているだけ、ということで受講者の印象とか募集開始から満席に至る状況とか、そうでなければこの研修にご予算をお割きになる官庁に対するあれやこれやの所感を言いたい放題言っていれば楽しく過ごせた、のですが。

今回の参加人員。総員7名。

  • 僕と主催者側、計3名。
  • この研修にご予算をお割きになる官庁から、計4名。

ちなみに紛争事例の前の一コマでは、共有に関する注意事項を解説しています。

持分の過半数を確保することの重要性を散々述べたあとの飲み会でアッサリ過半数を持って行かれました、と(゚◇゚)ガーン

会場は地下。さらに個室。
右側には主催者の方、左側には官庁からの方がお掛けになりまして。
まさに逃げ場無し(゚◇゚)ガーン

至って当然ながら僕はこの出席者たちの思惑、ひいては本件懇親会の趣旨を知らされてはおりません。なにしろ出席者すら知らなかったわけですから。
ああ我が講師人生はこれで終わり、予算拠出者をあげつらった罪で山に埋められるか海に沈められるかの二択か、とも思いかけたのですが(冗談)

最初はかなりな警戒感を持って会話に入ったものの、お刺身の皿が下げられすき焼きの鉄鍋が出てくる頃には、どうやら僕は少なくとも今日は、埋められたり沈められたりはしないらしい、と了解できたのです。

後半はまずまず楽しかった、と言ってもいい。いいのですが。

あの鍋一杯の肉はどこへ行ったのだろう。
僕のところにはお行儀良く盛られた小皿一杯分しか来ていない(゚◇゚)ガーン

まぁ僕だけは費用負担を免れている宴席ですので文句の言いようもない、のですが。

そんな懇親会を経て二日目の講義も昼過ぎに終え、午後は国会図書館で書見をして過ごしました。

帰りの旅行商品は新幹線こだま号のグリーン車が普通車指定席の正規運賃より安く使えるほか、350mlのビールが一本無料というルールです。18時過ぎの東京駅八重洲口、地下街の飲食店にはどこも行列ができていて、飲み直して帰るのは難しそう。大丸でお弁当を買って帰ることにしました。

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そうして手に入れた崎陽軒の横濱チャーハンからは、なにやら特別な…おそらくは安全の味がした、と思えたのです(゚◇゚)ガーン

後日談。
名古屋に帰った翌朝、体重を量ったところ1kg減っておりました。
出張中、本当に食べられなかったらしい自分がいます(゚◇゚)ガーン

さらに後日談。
10月10日北海道で実施の研修、出席者の名簿が回ってきました。
僕の欄、懇親会の出席有無に『-』となっていることにホッとした自分がいます(゚◇゚)ガーン

今回の講義教材をChatGPTにかけてみた結果(東京出張2泊3日 1日目)

久しぶりに東京が目的地になる出張です。本山8時07分発の高速バスは東京まで2700円、今日の宿はクーポンを使って7500円なので前泊しても新幹線普通席片道より安い=実費請求でも拒絶はされないだろう、と考えています。

今回の仕事は、明日から1泊2日で行われる研修の講師なのです。実施主体が堅い団体なので交通費の支給基準も、堅い(苦笑)
人が採らない行動形態で旅するにはそれなりの言い訳が必要な気がしています。

そんな講義の教材は先週が締め切りでして、九州のある島の海が見える温泉宿から納品しておりました。

正確には海が見える宿で徹夜して、午前6時過ぎに納品しておりました(汗)

教材完成後は直ちに裁判書類2件の作成に入って9月29日に納品、ということでなにやら変に忙しくなってしまい、旅行中だったのにブログの更新も途絶えます。名古屋に戻ってからの2日間で労災関係の書類を2つ、顧問先の給与明細を作って、今度は来週実施の研修教材を完成させて30日の締め切りに間に合わせました。昨日は郊外の街に出て依頼人との待ち合わせから公証役場(といっても確定日付をもらっただけですが)市役所法務局(といっても旧土地台帳の閲覧ですが)、と巡って歩けば1日が終わってしまいました。これで今週分の締め切りがある仕事を一通り終えたことになった…ということで。

名古屋での時間がないのは旅に出るからだ(゜◇゜)ガーン

そんな状況ですので少しでも作業能力を上げたい、ということで食費を削ってChatGPT Plusを導入しています。ようやく表題の件。

先月から使えるようになったChatGPT o1-previewが文章の扱いに長けてきた印象があるのです。
それこそ下手な大人が作った陳述書を一応読める書類にリライトできる…それが30秒でできる、くらいに。

先日はそんな作業成果を補助者さまと共有して盛り上がったりしておりました。
なにしろAIは人間じゃないので、どんな文案も粛々と直すよね、この冷静さが本職にも欲しい、と(苦笑)

近頃増えてしまった講師の仕事に備えて、少しは見られるPowerPointのスライドを作りたい、といった期待もChatGPTにはしています。

そんな作業を宿でしていたのですが、ふと思い立ったのです。

自分の作った教材の品質如何、と。

PDFからテキストをコピーし、以下のようなプロンプトでお伺いを立ててみました。


問:あなたは法学部の教授です。担当するゼミナールの学生が民法総則について、次の文章でゼミの発表をまとめてきました。この文章が説明している情報について、内容が十分でないところを指摘してください。

#文章
(以下、教材のテキスト)

Photo_20241003024701

回答、以上のとおり(゜◇゜)ガーン

…言い訳させてほしいのです。

限られた講義時間だったんだ、捨てたテーマがあるんだ、と。

そうでなければプロンプトに、講評にあたってはできるかぎり作成者の努力をいたわり無能をゆるし失意をなぐさめ落胆をはげまし、よってもって作成者が人生の希望を失うことのないように留意されたい、とか加えたほうがいいのかもしれない、と思っているところです。

 

半径200m以内で(つつがなく)完結する1日(九州北部大阪出張3泊6日 3日目)

午後から相談と講義の予定が入っている複合施設は、宿から北に200mほどのところにあります。

その施設には図書館があるため、10時のチェックアウトと同時に入館して仕事をはじめます。明日締め切りの研修教材作成が終わっていません。

Img_20240926_004557

平日午前のこととて静かな閲覧席で仕事するうちに13時になりまして、約束していた相談開始は14時から。
お昼ご飯を外でとることはとりあえず諦めたのですが。

きのうカップラーメンを調達したスーパーマーケットはこの施設の1階、ということで移動が最小限におさまる凄い立地なのです。
九州本土(福岡県大野城市ですって)で作られた赤飯のおにぎり1個を買ってきて、講師控室で食べながら放送機材の陣容をチェックします。ピンマイクがあったのでそちらを(勝手に)持ってきて、(勝手に)音量調整し、こちらを使わせてもらうことに決めました。プロジェクターのリモコンも勝手に使って勝手に準備を整えます。

相談講演ともつつがなく終わって、どうやら受講者の皆さまも主催者担当者さんも飲みに出られる模様。

僕には東京に送る資料を作る仕事が待っています(゜◇゜)ガーン

いったん今日の宿に戻ります。こちらでWi-Fiが使えます。
昨日とは別の宿は講義会場から北西に100mほどのところにありまして。

今日はほんとうに半径200m以内の移動で全てが終わってしまうようなのです。

結局のところ講義会場、いえ複合施設1階のスーパーにお総菜を買いに出て、一応は島内で作られた食べ物を口にすることになりました。
2泊3日の滞在で1回だけですが(苦笑)

教材作成の仕事も残っているのですが、明日の船の中であらかた作りきれる気がしています。

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