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カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の記事

ゴールデンウィーク終了前の重要作業

朝です。ゴールデンウィーク最終日の。

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正確にはもう、5月のふつうの週末かもしれませんが…ゴールデンウィークってことにしておきたいのです。この時期やらねばならない大仕事が残っています。

ゴールデンウィークは年末年始と並ぶ、ウェブサイトの閑散期なのです。この時期閲覧件数は平時の3分の1以下に減ります。

なので、ウェブサイトの表示変更には丁度いいのです。それが大規模なものであるほど。

今回は、裁判事務と労働紛争の報酬額に創業以来の改正を行うことにしています。要するに基本料金の値上げ、なんですが請求を実現した額や棄却させた金額の一定割合で上限を設定する特約は状況に応じて設定します。まぁ労働紛争労働者側(で、特にやりがいがあると感じる少額の賃金請求)の案件はほぼ報酬額据え置き、になるはずです。

これをやりきったら、明日は能登半島、和倉温泉だ!というニンジンを自分の鼻先にぶら下げてはいるものの。

作業の進みが少し早い訴状作成の案件があります。これも今晩中に訴状を完成させねばなりません。車を洗ったり霧吹きを買いたい、と言っていたゴールデンウィーク、どちらも実現せずに終わりそうです。

※これまでに当事務所に裁判書類作成(労働紛争を含む)を依頼され、契約を解除されずに終了したお客さま方には引きつづき、変更前の報酬体系で受託します。変更前の報酬額表はちゃんと隠してありますので昔のお客さま方にはどうぞご安心ください。

これだけ不毛なウェブ集客や口コミが増えてしまうと、逆にリピーターさんその他リアルな世界で僕を知ってる方々からのご依頼を最重視して少しずつ新しい仲間(リピーターになりそうな、新件なお客さま)を増やすほうが堅実な気がするのです。ヘンな世の中になったものです。

今月の工作(モバイルバッテリーのUSB出力で単3乾電池を代替する計画)

LeicaのDisto X4を使っています。それだけなら単なるレーザ距離計なんですが、本機には専用の測角用架台とアプリがあります。

これらを組み合わせると、土地家屋調査士さんが運用するほど高精度ではないですが境界関連の民事訴訟には十分な…測量機材として使える、ということで当事務所では本機を嵐を呼ぶ機材、と呼んでおります。

ご同業の方ではない読者さんに補足説明すると、以前受けた業界団体の研修で来た講師(裁判官)が言うことには

一日が始まって、新しく配点された(審理を担当することになった)事件が境界訴訟だと『ゲッ』と思いますね(わらうところ らしい)

括弧書きは僕が補足しました。
法律関係者からみた不動産・境界紛争というのはきっとそういうもので、そこに関与するのは嵐の中泥の中渦の中、そうでなければ人間の欲望と被害妄想と嘘っぱちの真っ只中、にあえて身を投じるのと同義なのです(あらためて、わらうところ。あはは)

そんな嵐を呼ぶ機材、30mほど離れた2点間をプラスマイナス1cm程度の精度でとらえて直ちにスマホに描画でき、PCにデータを転送して平面図の作成も可能です。ですが測角用架台への電源と併せて単3乾電池2本を要し、それが連続3時間程度しか持ちません。

もともと一筆地の境界線周辺にある越境物を、公道に据えた機材で係争地に入らずにさっさと測って撤収する、運が悪けりゃそれでも警察呼ばれる(もう一度 わらうところ)、そんな作業の目的で買ったので大した不満はなかったのです。

ですが今月は、ちょっと毛色の違うご依頼でこの機材を出動させることになりました。

全然毛色の違う、という表現が正しい気もします。
なにしろ紛争性がありません。誰かと争うことがないようです。

平和そのものの林地(ただし合計150ha=東京ドーム32個分♪ですって)で立木の胸高直径を何カ所かかんたんに測ってこよう、所要期間は現地を基準に1日6時間稼働で最短6日最長9日、まぁそんな計画を立てているところです。

だいたいそんな計画で出かけると、何カ所かじゃなくて百何カ所かで測ることになり、かんたんにではなく複雑に測ることになったりするのですがそれはさておいて。

仮に乾電池2本で3時間稼働、山中での移動はあるので実質使用時間は3時間×6日、なら最低12本を消費することにはなります。なにより怖いのは作業中にいきなり電源が落ちること。

本機の特徴として、作業中に電源が落ちた場合は従前の観測データとの連続性が失われるのです。
つまり、電池を入れ替えたら全く新しい現場として測量やり直すしかないのです(経験者談)

これは嫌だ、実に嫌だ、懲戒請求されるほど嫌ではないが警察呼ばれるよりもずっと嫌だ、ということで表題の件。

要は適当なバッテリーから適当に調整した電圧で、適当な接続を経て電池ボックスに電源を供給してやればよいではないか、という話なんです。適当に要約するとそんなかんじ。

具体的には、容量多めのモバイルバッテリーを一つ持っています。USB5Vでの出力が可能です。

適当な装置でこの5Vを3V弱に落として供給してやればよい、というだけの話です。Disto X4の電池ボックスそのものは蓋を外して運用可能なので、電池ボックスから電線を外につなぐことは無改造でできます(見栄えは悪いでしょうが)

もともとDisto X4はエネループ2本でも動くことは動く=3V~2.4Vで動く、ということで絶対に3Vで安定させる必要すらありません。

強いていえば、同じく単3電池2本直列で動く毛玉取り器とビニール袋用シーラー(いずれもダイソーで購入)にも使える程度の出力はさせたい、最大5Aなら行けるさ、ということで選んだのがこの製品です。

 

レビューによれば出力電圧が変化しなかったとかダイオードが一個実装されてなかったとか(!)いうのもありましたが、今日届いたのを検品した限りでは機能に異常はありませんでした。5~12Vを供給してやると、出力側は2.9Vで安定します。

包装がちゃんと密封されていたのが3個中1個しかなかった、というのはまぁそういうものなのでしょう。単にブログのネタだ、というだけのこと。

レビューにもありましたが、本品は僕のところでも、到着時点では入力電圧と出力電圧が同じでした。商品説明ではポテンショメータと言ってる可変抵抗のネジを反時計回りにひたすらひたすら回さないと電圧が下がらず、これを故障と誤認する人もいるだろうな、とは思います。

同じく商品説明中、『铝コンデンサの改良版は安定性を向上させ 』と言ってる意味がわからなかったのです。
検索すると、かねへんに呂でアルミニウムという意味・読みを当てるのだとか。アルミ電解コンデンサ、ならわかります。

っていうか、こんな漢字JIS第四水準にもないぞ(笑)

細かい不満はさておいて。本品使用時に入力側と出力側では2V程度の電圧差は求められるので、USBからの5Vを3V弱に落とすには本品でちょうどよいのです。
家に余っているACアダプタや自動車バッテリーあるいはソーラーパネルから取れる12Vから、安く簡単に3Vなり1.5Vを確保するにもいい製品です。

そんなわけで、1個使った残り2つはメルカリで売り払うようなことはせずにとっておこう、と決めました。

ちなみに、僕がこれから作りたいものもそのまま商品として販売されています。
USBで供給される電気を3Vに降圧し、ダミーの単3電池を介して所要の機材に接続するこの器具、自作と比べてランチ一回分+基盤2個分の価格差のほか、出力電圧が商品ごとに固定されている点に不満があって採用には至りませんでした。

 

儲からない仕事(と、出張)を続けられる予定

月末の月曜日の午前中。ヒマなのです。

もちろんここは社労士兼司法書士の事務所です。

登記や社会保険事務を主たる業務にせず、注力分野である裁判書類作成は昨晩できた文案をお客さまに送って検討待ち、月内に納品すべき事案はこの一件を残すのみ、新件は複数あるがゴールデンウィーク中にやればよい、というわけで。

月末の月曜日の午前中ではありますが、ヒマだと言ってみたいのです。

基本的にはヒマなのですが、依頼中のお客さまのなかには忙しい時期を避けてくださるらしい方もいて。
メールでそうしたお尋ねがありました。ええと6月中旬までの予定としましては

>多忙が見込まれる期間はないのですが名古屋市にいない期間は結構あります。
>会社のもめ事で関東、家族のもめ事で北陸、山ごもりで東北、甘夏もらったので四国、などの出張は予定していますがいずれも調整可能です。

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書きかけてふと我に返り、2行目は削除して書き換えました。
ちなみに写真は、今回も旅費日当請求無しでの愛媛出張を決意させた甘夏、です。

上記メールのお尋ねをくださった方のご依頼は、今年の当事務所不動産登記依頼件数の10%を占めるであろうと予測しています。

リピーターさんとはいえ平和な世界からご依頼いただいた方をあまり惑わすようなことは書いてはならんな…
ブログのほうに書いとくか、ということで表題の件。

来月は1週間ほど、福島県で山林の調査をしてくるつもりです。当事務所に配備されている、嵐を呼ぶ機材(このレーザ測量器を投入する現場はなぜか揉める。作業者には悪意はない、というのが当事務所の公式見解)を投入して、今回は胸高直径を簡単にたくさん測ってこようかと。間伐が一通り入っている山が多そうなので、建築用の機材でもそう苦労はしないだろう、と考えています。

※我が国の歴史ではインパール作戦がこうした希望的推測で実施されたような気はしています

今回は悪意ある周辺人物と揉めるのではなく、自分の甘さと対峙する案件になるかもしれません(苦笑)

なんでそんなことやるの?というのは当然ブログのネタになります。個人所有の山林について、法人化を進めるご依頼を受けました。

この方が僕の著書を新本で買った、ということで遠方ながら読者サービスも発動されているのです。
さらに話しを聞くと、悪意ある周辺人物は全く現れない希少案件(←当事務所では)であるうえ、まぁちょっとした理想を実現できる可能性がある、ということで。

これはなるべくおカネをかけずにやってみよう、というのが大方針なのです。実費も司法書士報酬も含めて。

必要なおカネ、のうち最も問題なのは個人所有山林の法人化の場合、林地および立木を新設法人に移転等する際に発生する納税義務です。

いずれ紙媒体で発表できるよう依頼中なのですが、要約すると個人から新設法人への資産の移転を低額でおこなうことができず(市場価値が低いくせに面積だけは広い山林の場合、現物出資は非現実的)、値段をつけて売ったら売ったでその所得に課税される、とはいえ伐採して売却するのと違っておカネに換えるために山を売るわけじゃないからこの取引=新設法人への資産移転の取引当事者には担税力どころか収入そのものがない、だから個人所有山林の法人化なんか進まない、と書いた本が昭和時代にもう出てるのを国会図書館で発見した。その後この分野で有用な著述はない(失笑)

とまぁそんな実情があるわけです。きっと林野官僚も林政学者林業経済学者も林業家もほかの問題への対処で忙しかったのでしょう。このように多忙は未来を狭め社会を停滞させる害悪なのです(←冗談)

そんなわけで、今回のご依頼を受け、ヒマに飽かせて概算してみました。お客さまの規模の林地と立木の所有権をそれぞれ法人に移転する場合、譲渡所得&山林所得だけで納税額が2千万…

誰もやらんよそんなことは。税務相談する前に計算打ち切っていいよ

ということで別になんとかするわけですが、ここで山林の標本調査が関わってきます。
狙いとしては消極的で、齢級の割に胸高直径が細い=あまり山の状態がよくない=立木価格を高く評価できない、という調査記録を紙で残して確定日付でも貰っておこうか、それを添付した売買契約書など作って名目上の譲渡価格はできるだけ低めにとろう、関連登記の手続きを僕が受ける以上は契約書も僕が作れるわけだから

この一連作業は登記の依頼を受けた司法書士が可能な業務だ

ということにはなっているのです。
詭弁にも思えましたが、法的にはそのようになりました。

もう一点コンプライアンス面を含めた僕にとっての作業難易度を下げる要素として、この地区は地籍調査が済んでいるのです。つまり境界は復元可能なかたちで既知であり、ゆえに境界周辺での活動は回避して依頼人所有の林地内でのみ活動すればよく、したがって今回は怪しい司法書士がGPSレシーバとレーザ測距儀を担いで山林内を徘徊していても警察を呼ばれたり懲戒請求を受けることはない、と確信しているのです(苦笑)

だから日当を請求せずにやってみよう、交通費と宿泊費だけもらえれば今回はそれでいいや、というところに事務所経営上の問題は残るのです。

そう、この案件はやりがいはあるものの、儲けを優先すべきものではない…ようなのです。
そりゃ1週間現地調査やって1時間6千円総額40万円もらえりゃ僕は単純に嬉しいですが、そういう請求書をぶつけるとお客さまの依頼意思を喪失させかねません。ましてこの方は僕の著書を新本で買った山林所有者であり、僕が嫌悪するブラック企業な山旦那ではありません。

ここはなんとか名古屋発郡山往復の交通費宿泊費合計で総額5万円程度にできないかな、と。
当初見積額に対する減額調整率87%、というべきでしょうか。まぁそれはいいでしょう。

ここで身につく経験はたぶん10年後の当事務所の価値を上げるはずで、ならば今回は損さえしなけりゃいい、と思っています。

ただ、そうすると1週間働けない部分を他で補う必要がありまして。

月額最低30万円売り上げると補助者さまにお給料を払って僕も生きていける、ということにはなっています。
いま関与中の案件で向こう2ヶ月のうちに入金になるものをかき集めると…

53万円、と出ました。ゴールデンウィーク中に起案する新件の裁判事務2件を含めて。

7件あると望みたい登記のほうはもう増えないと諦めて。
裁判事務の新件はもう1件加わりそう。こちらは確実に。たぶん更に増える(笑)

以上のことから僕は6月末まで、将来の自分のためにやるような山林調査や誰が勝っても誰も幸福にならない紛争案件に関与を続けることができるはずです。単なる移動や現地滞在で1日数万円の日当をとったり新幹線相当額の交通費を最初から請求するようなことは、しなくてもよいだろうと思えるのです。

もちろん依頼と依頼人は選んでいますが…もし新たに加入されたい方がいらっしゃいましたら電話以外の手段でお問い合わせください。

要領の得ない電話はすぐに話しを切ってしまうのですが(悪癖と自覚していますが治りません)、労働紛争労働側(事情があれば経営側も可)、民事家事関係裁判書類作成(戦略的に間違ってる人には冷淡です)、山林関係登記相続(ブラックな山林企業家は相手にしません)、左記各分野に関連する現地調査文献調査には一応の知見を有しています。

上手い具合に、と言いましょうか。これから2ヶ月の出張範囲はほどよく広がっているのです。

さらに、低レベルな記念日

4ヶ月にわたる反訳業務を経てようやく反訳書4件の納品を終えた翌日。
ついに医者に行くことになりました。

あ、別に反訳書作成のしごととは関係ありません。健康診断の予約を入れてあったのです。オプションでつけてみたかった腹部超音波検査が空いてる日程の関係で、当初予定の3月から4月に延期になっただけ。

経緯は昨年夏にまでさかのぼります。

市長が金メダルをかじった衝撃映像がニュースで流れたあの日、この市に住民税は納めたくないと強く思ってしまったのです(笑)

昨年はちょっぴり売り上げが増えたこともありまして、まず愛媛県南宇和郡愛南町へのふるさと納税を増額しました。
以前、所有権移転登記のご依頼を受けた方の生産物が、返礼品に採択されていたのです。というわけで順当にこれを追加。

とにかく名古屋市に納める住民税を減らすべきだ、ということで妥当な金額を一気に消化できる品目を探します。

手頃だ、と思ったのが今日の話題。愛知県津島市へのふるさと納税●万円の返礼品に、同地のお医者さんの健康診断(一応、人間ドックとは言ってます)があったのです。よく見るとそのクリニック、法務支局の向かい(で、県下最大規模の総合法律事務所のとなり)にある綺麗な建物。まぁ見かけだけなら悪くありません。津島市には平成9年から13年、つまり司法書士受験生としての期間住んでいたことがあり、居住期間中に人のメダルをかじった市長は見たことがありません。ならばここに税金払ってもよかろう、と考えました。

そうしたわけで、検査当日。久しぶりに身長を測ってもらったのです。

165.7cm

ディスプレイに出た数値に思わず異議を出します。過大ではないか、と。

話しはもう一度平成9年までさかのぼります。
この年の12月、今は亡き三菱自動車大江工場で任期3ヶ月の期間工として就労開始する際、雇い入れ時健康診断を受けました。ここで僕の身長は163cmと宣告されたはずなのです。

「まぁ測り直して縮んだら泣きますけどねー(笑)」

などと言いつつ再測していただいたのですが、結果変わらず。
かくして僕の生涯最高身長は、48歳で記録されたのです((゚◇゚)ガーン)

もう一つ、昨日はじめてあのバリウムってやつを体験することができました。オプションで内視鏡に切り替えることもできたのですが、一度はあれを飲んでおきたいと思っていたのです。

高校の化学の先生が授業中に言っていたのが忘れられないのです。
「そのあと、真っ白いのが出るぞ あれは見ておくといい」と。

さらに、開業以来のお付き合いになる後期高齢者のお客さまはバリウムを評してこういうのです。
「なんというか、土壁のような味だよねぇ 今はイチゴ味とかあるけど」

そもそも土壁の味がわからんのですが、いずれは年の功ってやつで理解できるのでしょうか。
そうでなければこのお客さまが200歳ほど年齢を若く告げており、実は天明・天保の大飢饉を経験した可能性も残ります。
この方の主たる相談はファイナンシャルプランニングでして、不動産売買や会社設立など厳密な本人確認を要するご依頼は受けていません。ですので把握している年齢に違いがあっても特に問題はありません(あ、冗談です)

で、僕が便所で何を経験したかは詳細な描写を自粛します。なるほど記憶には残る、と思いました。

このクリニック、検査後に2階で下剤を4錠くれた(『できるだけ早く出してほしいんで』とフランクに告げられた)直後、1階では当日限り有効な昼食券1000円をくれるのは…嬉しいですがいかがなものでしょうね。

一番近い回転寿司で遅めのランチにしましたが、下剤の効き目が気になって気になって(苦笑)

仕事が一区切りつきまして

まぁちょっと、静かにしましょうか。心を落ち着けて。

12分過ぎから3秒ほどなんですが、

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ちょっと気になる波があるんです。赤いとこ。

増幅。

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発言キターヾ(°∀° )/ー!

そうですね、って言っただろ被告!言ったよな!!
同意キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!


えーと次、12分55秒35(ひとしきり歓喜後、冷静に戻る)

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先週月曜日に出張から戻ってまいりました。

そこから約一週間、このような仕事をしておりました。

使っているのはaudacity、赤で囲んだ部分はNottaで自動反訳されない部分であるが何か聞こえます、ということで。

天にまします登記の神さまに、せめて今月も一件は不動産登記の仕事が来ますようにとお願いはしているのです。

でも先週はほぼ裁判書類作成、自分で反訳作業してお客さま担当分の反訳修正して疑義がある録音部分は増幅正規化ノイズ除去やらイコライザでなんとかして反訳書に編集して書証に番号つけて証拠説明書整えて準備書面書いて、録音ファイルは増幅してノイズとってCD焼いて副本2部つくって、とまぁそのような仕事をしておりました。窓の外はどんどん春になっていくのに。

久しぶりに公正証書作成代理人に呼んでもらって公証役場に出かけた日もあったのですが…なんというか、救い出してもらった気がしましたよ。

作業は概ね予定通りに進んだのです。
日曜日の集荷受付18時までという最寄りの宅急便センターには17時56分にお客さま宛ての荷物を持ちこみました。予定通りに。
扉を開いて窓口に『日曜日集荷時間 8:30~17:50』という文字を見つけてしまったときの絶望は向こう当分忘れられないはずですが…それでも自転車で20分ほどかかる隣の区のセンターが19時まで開いておりました。当然そんなことは作業終了まで黙っているわけです(笑)

ということで締め切り日の今日、お客さまのほうでも無事に提出を終えられたようなのです。めでたしめでたし、ということにしときましょう。

さて、この仕事でたぶん、裁判事務に関する実務経験が増えた気がするのです。

主に隠し録音の文字化について、ですが(わらうところ たぶん)

録音データは増幅等の軽加工を施したのちにNottaにかけて自動で反訳する、という流れは定着するはずですが、Nottaは一定の音量を下回る発言を聞かない=文字化してくれません。そうした閾値を下回る音量の発言は当然ながら相手側の人物がするわけです。

ここだけの話しとして聞いていただきたいですが(って閲覧制限のないブログに書くのもどうかと思いますが)

ある簡裁の証人尋問がありました。簡裁の場合は尋問調書を作らずに判決出しちゃうのですが、有り難いことにこっちは本人訴訟、向こうは地裁でも代理可能な職業代理人がついておりまして…おカネも潤沢に使えたのでしょう。職業代理人は尋問内容の録音を複製後、専門業者に発注して反訳書を作らせたのです。素敵な表紙にご大層な社判の押された反訳書を。

それを見た僕のお客さまが失笑するような、固有名詞の間違いを連打した反訳書を。

あ、どこか遠い街の大きな簡裁のはなしですよ。強調しておきますが僕の現在地は名古屋です。

オープンハウスという発言をポンポンハウスと文字化できるセンスはなかなか凄かったな、とは今でも思っています。
※↑企業名ではありません。不動産業界の用語のほうだと思ってください

そんな在京反訳業者とそれをノーチェックで提出する相手側代理人&本人はそれぞれ論外として(でも反訳業者は作業報酬として、録音1分あたり税込み300円台の料金を取るんです)、依頼人と反訳担当者とのあいだで複数回の確認をしないで作る反訳書はときとして怖いものに仕上がる気がします。

音源によっては音声不明瞭であり反訳に際してしばしば間違いを誘発することも基本的な問題なのですが、ある業界の専門用語を、本来の用語からさらに略されたら…反訳しながら歯ぎしりしたくなるわけですよ。わからんって(苦笑)

なるべくフラットな心で会話に接したいのですがなかなかそういう境地に達しないうちに、今回提出を要する録音の処理が終わりました。

実は別事件でも提出を要する録音を選定してあり、それは今回取り組んだ音源の数倍の録音時間数がある、ということにはなっているのです。締め切りは月末と来月前半、だとか。

そんな当事務所にとって、今日最大のグッドニュース。

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最初は例の感染症のせいで期限延長、とかいう特例を使おうかと思ってたんですが…補助者さまがいうのです。
『コロナの影響じゃないですよね』って。

じゃぁいいですよ。お役所のサーバーのせいにしちゃうから。

そんなわけで僕の確定申告提出は予定より(←3月14日より)数日後ろにずれるが、それは遅延ではなくとにかく今日の執務には余裕があるから、と宣言して。

補助者さまには今日も予定通りに、PythonでCSVファイルを扱う演習を少し進めていただいたあと、未入力だった去年の交通費の領収書をいくつか渡して入力をお願いしたところです。

このブログを時折ご覧いただいている可能性がある税理士さんには…心配なさらないで、と申し添えましょうか。
信じていただけるか、言ってる僕にも自信はないのですが。

まぁ確定申告が遅れても還付になるのが遅れるだけなので(昨年は源泉徴収をなさる発注者さまがいくつかありまして…還付金がもらえる申告になることはもう決まっているのです)、きっと誰も困らないであろう、と考えています。

評価に迷う新機材(Boox Note Air2導入の件)

新しい月となりました。新しい機材もやってきました。

出張前日の19時過ぎに到着したのがいいことか悪いことだったのかは不明ですが、とにかく来ました。
配達業者があのどうしようもない会社(ヤマト運輸と日本郵便の名誉のために付け加えると、ヤマト運輸でも日本郵便でもありません。さらに言うと西濃でもトナミでも福山でもありません)、しかもGoogleマイビジネスで凄い悪評が並んでいる埼玉県内の中継センターを通過してくる、ということでいささか心配はしていましたが、今回は外箱に親指大の穴が空いていただけで済みました(苦笑)

今回導入したのは電子ペーパーを採用したAndroidタブレット、Boox Note Air2です。

電子ペーパー、ということは画面のほうからほとんど光を出さない(バックライトは一応あります)ので、出張中にスマートフォンやノートPCを見るよりは目にいいのではないか、Docuworksで電子化した資料をこの端末で参照しながらPCで裁判書類を作れば出張先でも実質的にはデュアルモニタを使うように作業できるのではないか、といった思惑があったのですが。

そう簡単にはいかないのが当事務所の購入する新品、らしいのです。

本機種ではdマガジン(Docomoの提供する雑誌閲覧サービス)のアプリがログインできず使えない、ということは事前に情報がありました。ブラウザで閲覧するか、そうでなければ楽天マガジンに引っ越せばいいようです。

不具合の直撃を喰らったのはDocuWorks Viewer Lightです。このソフトに関する事業を譲渡された後の会社が出しているバージョンがインストールできず、事業譲渡前の会社が出しているほうのアプリは一応使えるものの、『2022年5月でサービスを終了する』などという表示がでています。怖すぎです。

もう一つ、Google Chromeもインストールできないことになっています。
正確にはPlayストアからインストールに進むものの、2秒後にはまたインストールのボタンが押せるようになる。永遠にインストールを続けられる(苦笑)

そうしたわけで、どうやら手強い機材をつかんだようなのです。

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添付のアプリのうち電卓は便利そうだね大きくて(ノートPCの画面より大きくて)などと思いつつ、一応は出張に持って行く準備を終えました。

1台目を直したかったのか2台目を買いたかったのかは不明(FunHD 液晶パネル交換のような件)

新しい裁判事務のご依頼はどうやら来週あたりからスタートするようです。久しぶりに近畿地方でのしごとが来る、その前に表題の件。

画面にでっかい黒いシミを投影するようになった中華プロジェクターをどうにかせねばなりません。発現している事象は液晶パネルの致命的故障です。

手っ取り早くこれを取り替えるには。当然ながら、安く。

お約束でありすぎる展開をたどって手頃な中古の同型機を、3千円台で入手できました。

2行上の文章で『これ』は普通の事業所なら中華プロジェクターまたはプロジェクターの本体を指すのでしょうが、当事務所では『液晶パネル』を指すのです。

ブログのネタをくれたとはいえ、たった2年弱の使用を経て壊れたのはFunlogyなるメーカーのFunHDです。

メーカーは国内にありそれを重視して1台目は新品で買ってみましたが、次以降は新品で買うまでもないメーカーだとわかりました。

ちょっと改造したくらいで壊れやがって(逆ギレ)

経緯を要約します。本機は中国の怪しいメーカー製の安価なプロジェクター、いわゆる中華プロジェクターと同様に中国製でありファンがうるさい特徴を持ちます。これを本体に装備されたファンの速度を落とすことで静音化を図っておりました。1年半ほど前に実施したこの作業の際に、液晶パネルを過熱させて変色したのを確認しています。

…実は今までよくもってくれた、ということかもしれません。

そんなわけで、新品を買うことはないものの同型機の中古が安ければそれが欲しい、という程度には気に入っています。

中古機を探す過程で、違うメーカー少なくとも2社が同じ筐体で微妙に違う仕様のプロジェクターを出している、さすが中華プロジェクターだ、ということもわかりました。そっちの他メーカーに浮気してみたくなりましたが中古市場ではそちらのほうが高く、危険な遊びはしばらくお預け、となったところです。

で、やってきた2台目のFunHD。挨拶代わりに分解しました。

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制御回路の載った基盤は微妙にバージョンが違っています。スピーカーを左のコネクタから結線するか右のコネクタに結線するか、といった違い。あとは設定画面に出てくる日本語が凄く下手かちょっと下手か、など。

実は今回来た2台目のほうが1台目より製造時期が古いらしく、制御基板には4ヶ月ほど古い日付が刻印されています。主たるコネクタの配置は全て同じです。予想も期待もしたとおりに。

あと、なぜか2台目のほう=製造時期の古いほうがファンの動作音が静かな気がします。

詳細に分解してわかったのですが、ファンへのケーブルに抵抗が直列に挟んでありました。

で、早速健常な2台目から僕が欲しかった部品=液晶パネルを外して1台目に移します。

動作しました。

ただ、僕の欲しいものはそれじゃない、と気づいてしまったのです。

なぜか2台目=製造時期の古いほうが投影される画面が明るい。さらに焦点を合わせるためのレンズの回転がなめらかです。

ひょっとしたら製造時期が新しいほうが、製品として劣化している可能性が(苦笑)

方針を変えました。1台目で改造したファンと減速用の電圧降下モジュールを、2台目に移植するほうがよさそうです。

その前に、せっかく新旧同じ機種です。故障部品を使ってやってみたい実験がありました。

壊れたほうの液晶パネルに、温度計のプローブをセロテープでくっつけました。
冷却用のファンをどれだけ遅くしたら=静音化したらパネルが高温に耐えられなくなるかを試してみたかったのです。ついでに、空気を取り入れるスリットにつけるフィルターの代用品は何がいいか、とか。

どうやらフィルターの代わりは台所用三角コーナーに使う不織布製の袋か洗濯槽のホコリ取りネットがよい(純正フィルター装着時に比して1℃以下の温度上昇で済む)、騒音源として目立つ液晶パネル冷却用のファンはかなり風量を絞ってもよく、代わりにヒートシンクを冷却するファンを改善して排気能力を上げてしまえば液晶パネル温度は上がらない、ということがわかりました。

あと、初回の改造時に僕が増設したヒートシンク冷却用ファンは向きを逆にするとさらに2℃ほど冷える!ということも。

※一昨年の静音化改造では、本機のヒートシンク部分のケースを外して筐体外からヒートシンクに風を送るファンをつけたのですが、これだとヒートシンク周辺の熱気が隙間から筐体内に行ってしまう、ということらしいです。迂遠に思えるのですがこのファンを逆向きに取り付けることでもヒートシンクを冷やすことはでき、この場合はヒートシンクから筐体外に空気を送って熱気を直ちに遠ざけているので筐体内の温度を上げることがない、と理解しました。

そんなことを試してみましたが1台目の液晶パネルは若干色が変わったくらいでまだ完全に壊れはせず(パネル表面温度65℃~62℃を1時間維持した程度では壊れない模様)、あとはいっそ超音波洗浄機で洗えるか試そうか、などと思っているところです。

2台目ならぬ2代目は、初代より若干静かになるようファン速度の設定を追い込んでみました。
電圧降下モジュールの設定を筐体のフタを開けずに調整できるよう、さらに改良も加えました。

どうせ使わぬスピーカーを除去した穴が、ちょうどいい位置と寸法で空きまして

そんなこんなで休日のまる1日を投じた作業が終わり、机の上を元に戻し、1台目は部品取り用に保存と決して片付ける頃には、気づいていたのです。

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Aliexpressでお買い物できたら、当事務所ではもう一台中華プロジェクターが使えるようになるらしい、と。

さすが中華プロジェクターというべきなのか、同じページには同型番らしいパネルがお値段半額以下、というのもあったりするのです(苦笑)

 

 

 

閉じられた事務所の三が日

新年あけましておめでとうございます。

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…めでたさの全く感じられない写真で始まる令和4年の当ブログですが一応の理由はあります。

あ、写真の奥には玄関があります。元日の夕方からずっと塞いでおりました。

築二十数年になる入居物件の玄関扉は少々古い団地仕様。言ってしまえば鉄の一枚板なのです。
冬になるとシンプルな熱交換装置と化して、室内の暖気を一晩かけて室外に発散しつつ翌朝にはたっぷりと結露する、そんな厳しい機能を持っています。

これに対してシンプルな対応を図ったのが写真の住宅用断熱材でして、ホームセンターでカット料金込み数百円で手に入れることができ断熱性能は十分なのです(なにしろ、断熱材だから)。

ふだんは夜のあいだだけ塞いでおくこの玄関扉型熱交換装置、二日ほど続けて封鎖したのは廊下での作業があったためです。

今年は2年に一度の、床用ワックスを塗り替える年なのです。

いえ、正確には去年、つまり先月末には終わらせていたかった作業なのですが。
当然ながらこの廊下も、掃除機をかけてワックスを剥がし(1日目)ワックスを1回塗り(2日目)さらにもう1回塗る(3日目)、という作業をせねばなりません。

6畳のフローリングと12畳のクッションフロアにもこの作業をする必要はあるのですが本日時点では12畳のほうが未了、となっています。6畳のほうはワックスがけまで終わったものの、家具やPCを元に戻せていません。

これをやる年には家具やガステーブルやデスクトップパソコンを動かして清掃点検整備を行うため、年末年始が大掃除とその付帯業務だけで終わる、というわけです。今年はガステーブルのグリル内の焦げ付きをとるのにセスキ炭酸ソーダへのつけ置きで2日かけてしまい、元日から今日まで自炊もできなくなりました。明日はデスクトップパソコンに装備する内蔵HDDがやってきます。

今はワックスの乾燥を待っている6畳の執務室ではなく、古いワックスを半分剥がした12畳の部屋でブログを書いているところです…出張用のサブノートPCで。

できればもっと暖かいときにこの作業をしたいところですが、依頼人も官公署も数日続けて確実に動きを止めてくれる時期がほかにはありません。

以上の次第で当事務所の本年は、引きこもって始めることになりました、と(苦笑)

今日になり、手持ちのクリーナーが尽きました。12畳の半分残ったワックスが剥がせなくなりました。
補給を兼ねて夕方買い物にでかけたスーパーで、普段は278円のトップ プラチナクリア900g(←洗剤です)が初売り価格の178円で手に入れられました。それだけで何やら嬉しい新年です。

今年どうするか、といったことは残りのワックスをかけ終わった明後日あたり、考えようと思っています。

変わってしまうのか変われるのか

先日のこと。補助者さまには着任以来13年半にわたり、当事務所に勤務しておられるのです。

 相変わらずお美しくあらせられますね 当事務所にお越しいただいてから全くお変わりないこととお見受けいたします

敬意をこめてさように申し上げましたところ、彼女憤然として曰く

 そう見えるかもしれないが、外から見えないところが○○てきているのだ

と。
伏せ字にした部分は漏洩させたら何かひどいことになりそうなので、このまま墓場に持っていくと決めました。

とは申せ、当事務所関係者で今年最高だったひとは、労働紛争あるいは裁判事務のお客さま方を大きく引き離して補助者さまで決まり、だと思っているところです。お心あたりのある方は当ブログの春の記事をご覧いただいていることでしょうから繰り返しませんが。

さて、表題の件。当事務所の約5年前と現在の売り上げ構成を比べてみました。

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当事務所ではこのころからクラウド会計ソフトで経理を始めています。裁判書類作成業務を労働紛争(経営側労働側含む)とそれ以外に分けるのはきっと当事務所だけだろうとは思います。その他司法書士業務はほんの少しの商業登記のほか遺言作成支援、現地調査を含みます。相談業務が売上高に占める割合が妙に高いと思う同業者さんもいらっしゃるかもしれませんが、『各業務に付随して行う出張』があった場合はお客さまから支給された交通費宿泊費日当を当該業務の売上高に計上したのち交通費等は経費に計上することになっています。

つまり当事務所では出張相談があるぶん、相談料本体よりいくぶん多い売上高が相談業務に存在するように見える、ということ。

5年前は一言でいうと労働紛争と不動産登記の事務所だったのです。

今年は…なんといったらいいんでしょうね。まぁ訴訟が好きな事務所だ、とは言えます(苦笑)
社労士の登録ってムダなんじゃないの、ということは言ってはいけません。少なくとも年間の会費8万円余を補うだけの売り上げがあるなら登録は存続させる、と決めています。もともと労働紛争労働側の依頼を受けるために生まれた当事務所の看板として、この資格を捨てるわけにはいかないのです。

無視できなくなりつつあるのは執筆等情報提供、に分類した仕事たち。雑誌への寄稿やちょっぴりの印税、役所での勉強会、講演あるいは講師など、いずれも森林・林業関係の仕事です。ウェブサイトとは全く無関係に依頼をいただくことができ、なかなか減少しない、という点で他の業務と一線を画しています。つまり安定経営のためにはこれが必要で、ゆくゆくは売り上げの20~25%くらいがこの分野から上がるようになるとよいだろう、と思っています。

欲を言えば不動産登記も売り上げの25%くらいを占めてほしいのですが、相続や財産分与の登記を年に何十件かやりました(←業界平均受託件数の数分の一だと思ってください)という程度では無理、です。いまさら住宅・金融関連登記の依頼を得るために銀行やら不動産屋に頭を下げたいとは毛頭思ってないので…今年は結局、売買を登記原因とする登記のご依頼は1件で終わりました(呆然)

そういえば今年抵当権設定の登記ってやったっけ?

話題を変えます。この状態から来年どうしよう、というのは毎年毎年常に悩ましいテーマではあるのです。特に、ウェブサイトを通じて自分が増やしたい仕事を増やすのがここ数年でどんどん難しくなってきています。素人が適当に作ってばらまく情報とその情報に消耗させられる閲覧者が増えすぎて、昔のように『当事務所のウェブサイトを熟読してから依頼を決めるひと』が現れにくくなってきているところ。

当事務所が本来得意な、錯綜した事実を解明したり説明能力がたかくない人の話を整理するような裁判事務は受託できれば報われることが多いのですが、これをうまくアピールする方法が見つかりません。

身内に●●●●がいる案件歓迎

というのはどう?と補助者さまに問うてみましたが、それも伏せ字部分が社会的に受け入れられないだろう、というより放送禁止用語だぞそれは、ということになっています。

※最近みた債権回収業務のウェブサイトは上位互換なあの士業が運営しているんですが…『家族間での債権回収は受任しません』とウェブサイトに堂々とうたってありました。

そんな●●士がやる相続相談っていったいなんなんだろう?
親が死ぬ前に財産を先に奪った奴が勝つような相談だったりするのかな(笑)

まぁそうした軟派なウェブサイトの横か反対に延びてる、あまり平らじゃない道を目指したいとは今後も思っているところなのです。

今年もそうした平らじゃない道を僕と歩いてくださったお客さま・歩き始めてくださったお客さまが複数おられまして(皮肉じゃありません)、おかげでこの冬は安楽に越すことができそうなのです。あらためてお礼申し上げます。

 

音楽と教育の偉大さを伝える本(じゃないのかもしれませんが)

先週まででいろんな出張といろんな仕事が終わりました。気づけば労働紛争労働側の裁判事務が1件もない、ということになっています。一方で企業側での…ただし労働紛争でない裁判事務を複数平行して進めているところ。何年ぶりかに起きた変化については週明けから心配することとして、読書中心の週末にしました。表題の件。

今更ながらではありますが、この本に蒙をひらかれたのです。

著者=ピアノ教室の受講者は普段の取材対象が暴力団、という中年ノンフィクションライター。
対するは、彼見るところの『人を殺したことがあるヤクザがまとう独特のオーラ』をまとった謎のピアノ講師、レイコ先生。

長期執筆明けのライターが映画音楽で遭遇した涙腺崩壊。その曲をピアノで弾きたい!という情動に駆られた著者が出会った至高のピアノ講師とのやりとりを経て一応の目的を達成する(発表会では何小節かをすっ飛ばした、らしい)までの…これはルポルタージュというべきなんでしょうか。僕よりちょっと年齢が上=年齢50代前半の著者の文章はところどころ黒いのですが、妙なおかしみと素直さが同居しています。この本を読んだ方々による、Amazonのレビューを読むだけでもう既におかしい。

もともとはこの著者の『ヤクザと原発』『サカナとヤクザ』を読んで著者に興味を持ったのですが『ヤクザときどきピアノ』にはそうした黒い部分は著者が自らを分析するときにしか出てこず、あとはなんというか…努力・尊敬・達成、そういうお話しです。

著者が最後にピアノの講師を『なんと素敵な仕事だろう』と言ってのけたのには爽やかな感動を一気に通り越して、ただ受け入れるしかありませんでした。そうまで素直に所感を述べられるこの著者が素敵だ(苦笑)

今年はこの本にいう『ライターズ・ハイ』になれる裁判書類作成案件が複数ありました。
そんなときに音楽がカラダに及ぼす影響についても少し感じる機会があったのです。

この本の著者はその曲を弾きたい、という情動にしたがって突っ走り、得るものを得るところまで行った=『音楽は人生を豊かにする』と本で言い切るところまで到達できたのですが、その達成には極めて優れた導き手としてのレイコ先生の存在が不可欠だったことがわかります。僕は文章の書き手として著者に、人になにか教えることを業とする者としてはレイコ先生のありかたにも興味をそそられ、人に教える仕事の成功例を見せてもらえた一冊でした。出張先でくだらないただ働きをさせられて云々、などと愚痴ってるヒマがあったら取引先ごと忘れて仕事しよう、でなければ何か前向きな活動をしよう、と思わされたことであります。

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