朝、目を覚まして呻く。
起き上がって、呻く。
洗面台に身をかがめて、呻く。
新年の挨拶より先に、まず、呻く(゚◇゚)ガーン
足首と膝と腰と太ももとふくらはぎが痛いのです。
明けましておめでとうございます、と白目を剥きながら言ってみたい新年です。
大晦日から始めたワックス剥がしは、1月2日になってようやく終わりました。
しゃがんで作業することにいよいよ恐怖を感じるようになった今日、ワックスがけ1回目が始まりました。これは長い柄付きの窓拭きを転用して作業するため、足腰にはそう負担がかかりません…作業者が破局寸前で助かるワークフロー、というべきでしょうか。
気分良くLDK12畳に塗りきったところで棚の上のスマホでラジオを鳴らしてたことに気づきますが、とりあえず放置して晩ご飯の買い物に出ます。公称30分で乾くとメーカーは言っているワックスですが、今夜はこのままLDKを空っぽにして2回目のワックスがけに備えたいところです。
別の作業も進めておりました。ちょっとした何かをするたびに気づいた造作家具備品の汚れや故障を次々にタスクリストに追加し、ワックスはがしの手空き時間や夜に進めていきます。
便所の扉のノブのネジが錆びてるので磨く、という項目を昨日追加したあたりで今月中には終わらない大掃除になったことに気づかされました(わらえないところ)
執務室内のPCと配線を全部外して動かす何日間か事務所の仕事をしなくていい時期を選んだはずでしたが…そうでもなかったのです。表題の件。
記帳代行の仕事ができるといいな、と常々考えていたのです。
正確には、法人の記帳代行を当事務所で一通りやりきって、税理士さんに法人税の申告業務を発注し完了してもらう、という流れを当事務所で主導権をとって対応できるようになりたいな、と。
これまで(主に紛争案件で)見たポンコツな零細企業の経理は各社とも潰れるにふさわしい作業品質でしたが、一方で当事務所が設立登記を代理したあと決算申告業務の依頼先に迷う法人が出てくるのがどうにもよろしくないな、とも思えておりました。
ちょっとした境界紛争に巻き込まれた人が現況測量の依頼先に迷うのがよろしくないな、と思えてしまって測量機材を導入、とかいうのと大体同じ発想をしている気もするのですが、今回は一部の作業を他士業に依頼する点に違いがあります。
思っていたより世の中が進んでいると感じさせられたのはマッチングサイトに出した案件への応募状況です。
薄々気づいてはいたのですが税理士さんの業界では有料で依頼や顧問先を仲介する活動すら普通に成り立つらしく(不当誘致、という考え方がないように思える)、発注側が無料・受注側が有料のマッチングサイトに案件を投稿したら募集の翌日には8件の応募枠がふさがりました。
関与先は東北、発注者が名古屋。でも応募者は東京5件と大阪2件兵庫1件、そんな感じでわらわらと提案が集まったのです。
で、そうしたご応募からまず3件に絞り、ちょっとしたやりとりを経て東京駅至近の事務所を採用しました。
で、少々意外だったのはこの事務所さんが年末年始もごく普通にメールでのやりとりが成立するところだった、と(苦笑)
そんなわけで、当事務所の年末年始がさらに忙しくなってしまったのです(゚◇゚)ガーン
作業を簡単にまとめると、クラウド会計ソフトで一年分の記帳を終え法人税の納税額を算定する直前までの入力を終えておき、依頼先に選定した税理士事務所に会計ソフトの閲覧編集等の権限を一時的に付与して、税理士事務所側では電子申告で法人税の申告を終えてもらう、というもの。今回は設立第1期目の法人の依頼だったので利用者識別番号をもらってなかった、なにぶんお年始なんでe-Taxのウェブサイトも動いてない(この点を怒る気には全くなれない)点に問題があったほか、仕訳に関していくつかの補正指示をいただいて無事に法人税申告へつなげることができました。
さて、そうすると。
小規模事業の法人化を制約するのは維持費の一種である決算申告の依頼費用=税理士報酬だと、これまで思っていたのです。
クラウド会計ソフト=当事務所ではMFクラウド会計を使った自計化またはその支援によって、この費用を従前の想定(年間30万円内外、と見ていました)の半額程度に減らせてしまう、しかも法人の立地がどこであっても全国的に可能だ、ということになりそうなのです。
さらに、そうすると。
ここで想定する会社維持費って、社長夫妻の社会保険料とこれに競合する民間生保の保険料をあれこれ調整すると捻出できちゃうんじゃないのかな、とFP兼社労士としては思えてくるのです。マイクロ法人は、法人経営者の家計全体として見た場合にはペイする可能性が高い、と。
つまり、そうすると。
これまではなんとなく忌避していた(結果、商業登記のご依頼は年1件か2件にとどまっていた)法人設立の選択肢をもう少し強めに提案してもよい相談先が増えるのかもしれません。
最後に、そうすると。
今後数年で当事務所の会社・法人登記の受託件数を倍増させることは決して夢ではないように思えます。
年間で1件か2件、増やせばいい(わらうところ)
当然ながら、社長がポンコツ・財務がポンコツ、事業内容順法精神上司部下取引先各社がポンコツその他諸々の面がポンコツな法人相手に係争中の皆さま方からの裁判書類作成のご依頼についても引き続き、正直いうと喜んで、引き続きお受けしています。
当初は労働紛争労働側でご依頼をお受けした方が数年後に独立開業される、という事例も珍しくなくなりました。失礼ながらそうした方々の一部には上記に該当しちゃった方もおられますが…まぁ人生は時の運、と言わざるを得ません。僕も経営能力的には(資格を生かして年商を増やすという面では)まぎれもなくポンコツです。
そんな当事務所が今年一年持つかどうかは保証のかぎりではありませんが、昨年より作業内容を少し広げてご依頼をお待ちしています。
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