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2024年11月

『欲をはなれて人のため尽くしなさい 大吉』

今週は東京から戻ったあと、日帰りの外出もありました。相続登記を3件まとめて受託しよう、相続を証する書類はあらかた揃ってる、僕は登記申請書作るだけ…登記の仕事としてはそれだけ、という案件。

そうではありますがこの仕事はぜひとも受託せねば、と思える理由があったのです。山林を登記の対象とするこの案件、いくつかの点で僕が寄稿を担当する林業雑誌で紹介したいと思える状況がありました。そんなわけで、交通費日当とも当方負担で2回目の訪問なのです。

受託者は、個人情報が特定されない限りで本件申請の経緯と資料を、指定した協会の出版物に寄稿する形態で公開する旨の許可を委託者から得た、原稿料は協会から貰えるので報酬は若干値引きする、といった特約付きの業務委託契約書に無事調印し、書類を預かります。

補足で1点だけ欲しかった戸籍の廃棄証明書も取得できて、駅への帰り道。

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夕方になり、少しひんやりしてきましたが、踏切の向こうの神社に詣でる時間がありそうです。

子供らが遊び回る境内を抜けて社殿を見上げると、今どきにしては良心的な=お守り付きで100円、のおみくじが売られていました。
普段は小銭を持ち歩かないのですが、ちょうど週明けの国会図書館で作ったコインロッカー用の100円玉がポケットに入っています。

手を突っ込んで指先に感じるところのあった小袋をつまみ上げ、そのまま駅に戻りました。

帰りの列車の座席に落ち着いたところで、封を開きます。表題の件。

こころをすなおにし身もちを正しくすればますます運よろしく何事も思うままになるでしょう、といったご託宣に続いて表題のとおりに締めくくられているのです。

…先ほど客先でやってきたことがこれに当たるのかどうかは不明ですが、僕は一連の相続登記義務化に関して林業界以外の各種媒体にいろんな寄稿者が出している情報とはいささか違ったコンテンツを出すようにしたい、とは思っているのです。

評判はまずまず悪くないと推測できます。
編集担当者さんから聞いたところでは北関東の某森林組合が、そうした僕の寄稿の一つをまるごとコピーして全組合員に配りたい、などと言ってきたりもしたようで。
知的財産権って知ってるか、と当該組合の指導担当者に問うてみたい気はします(わらうところ)
そんな話題を聞いた次の月に行った九州の某離島の講義で、僕の寄稿の無断コピーがばっちり教材に採用されてるのに直面したりもしましたが(わらうところ もういちど)

それぞれ笑ってブログのネタにする程度の度量を持っておかねばならない気はしていますが、実際見てしまうと笑顔が引きつる自分を感じるのです。

表題の境地に到達できるか否かはさておいて、この冬は講師の仕事が2件、寄稿の仕事が1件、それぞれ決まっています。
来年の登記の仕事はまだ決まってないのに(゚◇゚)ガーン

西川口のよさに初めて気づいた日(新潟東京出張6泊7日 6日目)

今朝は静岡県内からもう一度、都内に向かっています。先週は国会図書館でもう少し書見をしたかったのですが、土曜日は祝日で休館日でした。

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9時53分着の根府川でプラットフォームにも車内にも誰もいない状態を作ってくれた、この古河行き普通列車で熱海から新橋まで乗り通してもよかったのですが今日は小田急を使ってみます。運賃が安い分を小田原ー新宿間の特急料金に投じてロマンスカーに乗ってもいいな、ということで。

12時前から19時前の閉館直前まで使って、電話帳の検索やら判例評釈の収集やら先月の群馬県内の研修で講義終了直前に貰ってしまったまま回答不能になった質問への対応やらの調査に一応目処をつけました。今晩の宿は京浜東北線、西川口です。

最近、23区内でまともな宿が一泊1万円を普通に超えてきている気がします。カプセルホテルで一泊6千円取ったらそれは安心ではなく不安なお宿なのではないか、と宿泊検索サイトの結果に愕然としたりしますが、とにかく現実はそうだ、と。

僕にとって安心なお値段で宿を探したければ、東京都なら西葛西、府中、埼玉県なら草加・大宮、神奈川県では横浜市内まで遠ざかる必要があるように思えていました。先週金曜日は、さいたま新都心のホテルに6600円で泊まったところです。

そのとき気づいたのですが、埼玉県ですと西川口でも候補がいくつか出ています。駅から近くて朝ご飯はお弁当支給でバストイレ分離のお部屋で6500円、残り1室、と。そんなホテルを採用してみました。口コミが良すぎてちょっと気になる気配はしましたが。

永田町にある国会図書館から西川口はそう遠くないのです。南北線で王子に出て、京浜東北線で4駅。一部の列車の終点になってしまう南浦和の向こうにあるさいたま新都心よりずっと近い、と言えます。

先週の酒席では西川口に泊まると言った瞬間に『あそこは数年前まで○○が有名で』と即答した編集者さん(もちろん男性。コンプライアンス上付け加えると、本件酒席に女性の出席はありませんでした)が何を言ったかはさておいて、この街には気になるものがあるのです。表題の件。

今夜の宿は東口の側ですので、スマートフォンの地図で候補を探します。蘭州麺、のお店が出てきました。今日の晩ご飯はこれでいいはず。

首都圏では時々あるらしいですが、妙に混んでるその店は名古屋在住の僕の予想を超えておりました。まず店内の張り紙がイカしています。

謝絶自
帯酒水

あれ、持ち込み禁止ですか…って、普通の日本人ならやんないからそういうことは(苦笑)

で、店内の公用語は中国語、卓上にはニンニクのかけらが標準装備されていて、隣の客はよくニンニク食う客、になっています。

どうやら日本語会話にも応じてくれるらしい店員さんに蘭州拉麺を三角麺(他に7種類ほどの麺が選択可能)の指定でお願いしたのですが、目の前を通過していく他のお客のメニューが魅力的です。蘭州麺のお店で羊の串焼きはお約束なのでしょうか?そういえば大阪で行ったお店でもそんなメニューがあった気がします。ただ今回訪れたこちらのお店は串焼きのメニューが充実しています。種類が多く、しかも安い。

もちろん僕の麺も期待を一切裏切らずに美味しくて。

次来るときにはお酒と串焼きを頼んで、落ち着いて飲んでみよう、と決めました。

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…という決心は店を出て90秒後に揺らぎだし、その30秒後には無かったことになりました。

3ブロック向こうの宿にいくために2ブロック歩くあいだに、さらに中華料理店が4つ、ベトナム料理店が1つあるのを見てしまったのです。ステキ過ぎる街です。西川口。

泊まった宿はといいますと。
お値段にしてはいくぶん広いお部屋にダブルベッドと言い張れそうなセミダブルのベッド、バスとトイレは別で浴室には妙に広い浴槽と同じく広い洗い場がありました。お湯は一定湯量を浴槽に貼ると自動停止でき、ファインバブルのシャワーヘッドがついています。さらにはバス・トイレ・洗面台と部屋とのあいだに、わざわざカーテンが設置されています。

一方、窓はあっても無くてもよさげな風情です。幅の狭い曇りガラスがはめてあるだけ。

ひょっとしてこの建物、コロナ前は風営法の適用を受けており『西川口といえば○○が有名で』などと即答するタイプのサラリーマンが利用していたのではないか、とは思うのですが…まあ前歴がどうあれ今が有能便利安価なら採用可能なのです。当事務所にあるのもそんな機材ばっかりです。
あと、人員も(苦笑)

以上総合すると。

さいたま新都心よりも、どうやら僕は西川口のほうが性に合っていると確認できたのです。もう一回、広いお風呂に入って寝ます。

週末はバスより在来線が安いから…越後中里(新潟東京出張6泊7日 2日目)

長岡発の上り列車は山間の終着駅に着くと、片手で数えられるほどの客が降りました。
折り返しの20時10分発に乗る人はたぶんいない、上越線越後中里です。写真を撮るうちに19時半になりました。

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新潟からは鉄道営業キロで140kmほど、東京への道のりを3分の1ほど走ったところにあるここからは群馬県まで、あと2駅です。

今日の宿がここである理由が、表題の件。

今日は新潟で16時に研修が終わりました。無事に終わったはずだ、そういうことにしてほしい、研修終了後のアンケートで講師が早口だ情報量が多すぎる時間が短い等々と書いてある苦情は講義時間を2時間にした担当者さんのほうで引き取ってほしい、という程度には、無事に終わったはずなのです(遠い目)

明日は国会図書館で書見と、半蔵門で会食の予定が入っています。

ですので今日は新潟で泊まってもよかったのですが…西武バスのウェブサイトを見て首をかしげました。高速バスの新潟ー池袋線は週末になると、JR在来線普通運賃より千円以上高くなる設定だったのです。

新潟から磐越西線で会津若松行って夢街道会津号(会津若松ー新宿の高速バス)を早売5で取るのが最安じゃん、などと思ったのは鉄ちゃんの間でだけ通じる冗談です。

ではありますが、朝の信越本線新潟ー長岡間は通勤通学で結構混む区間です。

調べるうちに別のうまい話しに気づきました。今回設定された研修会場から徒歩2分のところに、新潟ー長岡間の高速バスの停留所があります。長岡までは1時間20分、とのこと。単純にバスで新潟駅に戻るだけで20分かかるのに。

さらにさらに調べます。新潟から信越本線上越線で、新潟以外で宿が安いところは?
※できれば大浴場があるところで

このシーズンならではの正解が、越後湯沢周辺のリゾートホテル群になるわけです。

そういえば数年前にもこのオフシーズンの温泉ホテル、エンゼルグランディア越後中里に泊まった覚えがありました。でも新幹線が停まる越後湯沢からの送迎バスは、18時30分が最終です。研修終了後の16時38分に新潟を出る普通列車の越後湯沢着は、19時14分。

上越新幹線はこのあたりの事情を全部カネで解決するのですが、この区間を50分で移動する代わりに2600円の新幹線自由席特急料金を出して嬉しいか、と言われれば全然違うと思えてきます。

というわけで。
これは新潟市内から新潟駅に出ず、長岡駅を目指す手です。

と、思ったら。
16時台に県都新潟を出て第二の都市長岡を目指すこの都市間高速バスで、久しぶりに補助席が使われるのを見てしまいました。これ17時台の新潟発だと乗れない人が出てくるんじゃないか、と思わされます。新潟市内で渋滞したものの、10分ほどの遅れで長岡駅に到着して普通列車への接続は無事成立、となりました。このバス乗車中、さらに調べます。

長岡ー東京都区内の乗車券を買うよりも、長岡ー越後中里/越後中里ー東京都区内と分けて買うほうが100円安い、と気づきました。

遠距離逓減の原則って距離300km弱だと無かったっけ?クビをかしげたのですがまぁそういうものと了解します。

上越線では普通列車の本数が最小の区間がここから南…上越国境(って言い方は今もするのでしょうか?)を越える越後湯沢ー水上間なのですが、19時台の普通列車は越後湯沢から2駅だけ足を伸ばして越後中里まで来てくれるのです。

たぶん、地元住民のために。旅行客じゃなくて(苦笑)

駅から宿へのバスは越後湯沢から出ているが宿の最寄り駅は越後中里、駅から実は徒歩10分弱、今夜の宿はそんな物件なのです。

で、泊まってしまえば24時間入れる温泉大浴場があるし、越後中里駅周辺では唯一のコンビニエンスストアも宿の1階にある、と。

ですのでまぁ、朝食のみセットされたプランがクーポン適用後に6千円で取れるなら、自腹で泊まるのもよい、ということになるのです。

入浴を済ませてコンビニに寄り、今日は新潟の梅酒を1合だけ仕入れてきました。

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丁度これを開けようか、というタイミングで明晩の会食場所の提案が届きます。

沖縄系、の店が候補らしいのです。

見つかりそうなのは秋の残りと次の仕事(新潟東京出張6泊7日 1日目)

自宅近くのポストに登記済み書類のレターパックとようやく提出可能状態になった書証の束のクリックポストを計4つ、まとめて突っ込んで今日から出張です。

千種12時06分発のしなの11号は、指定席を取ることにしました。前半は在来線、後半は高速バス、新幹線なんか知らない(旅費を算定する担当者さんが困るかもしれないけど…それも知らない(笑))、そんな新潟への旅の始まりです。
古虎渓あたりを過ぎるころから少し季節が進んで紅葉が鮮やかになり、贄川の手前で小雨がやんで、三つ向こうの尾根の手前に虹のたもとが見えてきました。中央西線では、線路は虹のアーチの真ん中をくぐっていくようです。

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松本を過ぎて篠ノ井線に入ると木々から葉が落ちだして、林の中はすっかり見通しもよくなりました。対向列車がやや遅れ気味らしく、聖高原一つ手前の坂北で列車はゆっくり減速し、やがて停まって静かになりました。
あの木の根元に小さい秋が残っているなら、車窓からでも見つけられるかしら…などと思いながら、テーブルに広げたノートPCでは裁判書類作成の相談者との日程を調整しています。情緒なんか一切要らない風情で(苦笑)

今回の出張では新潟県内での講師の仕事のほか、都内で林業雑誌の編集者さんと会食兼寄稿の打ち合わせを最初から入れてありました。さらに新しい裁判事務の相談を設定しています。21日の宿は越後中里のリゾートホテルでクーポンの適用を受けることができ、22日はさいたま新都心の、じゃらん によればハイクラスのホテルが何故か6千円台で取れました。

静岡県内の実家で週末過ごしたら週明けはいったん東京にもどって国会図書館で書見、名古屋に帰るのは来週火曜日にするつもりです。

今回も長めな日程になった出張、これらの用事のうちのどれかから次につながる何かが見いだせるといいのですが、どうなるかはわかりません。

講義は準備が9割

今年は講師の仕事が増えました。9月からの2ヶ月で長崎県東京都北海道群馬県への出張が入り、12月の三重県での仕事は中止が決まって、今年最後の講師の仕事は今週、新潟県です。

今回のご依頼は講義時間2時間。ですが講義のテーマが他とは違うのです。
先々週末あたりから講義教材の作成を始め、先週中盤あたりで気づきました。

これ、教材作成で20時間以上かかるじゃん。
2時間の講義の仕事じゃなくて、
20何時間かの検討作業と2時間の発表の仕事じゃん(゜◇゜)ガーン

この展開をほぼ予測しきっていたのは例によって補助者さまなのです。
彼女は先週水曜日の出勤時点で僕の教材作成作業が土曜日に終わらないことを確信しており、土曜日の出勤でそれを確認して満足げにしておられます。ちなみに教材提出の締め切り日は今日。全28ページの教材は本日4時07分に作成終了となりました。

そういえば補助者さまには、睡眠時間は削らないように、という訓示も賜っていた記憶があります。守れませんでした(苦笑)

結局のところ…表題の件。講義時間2時間のご依頼に対して僕が投入した教材作成時間は予想通りに20時間を大きく超えています。

つまり。
この講義における僕の時間当たり報酬額は、新潟県の地域別最低賃金(効力発生日:令和6年10月1日)をやっぱり下回ることになったのです(゜◇゜)ガーン

重たい仕事が終わりましたが(いえ、正確には準備が終わっただけですが)これだけが仕事、というわけでは当然ありません。

明日が第一回期日だ、という案件で11時から2時間の相談を終え、東京のちょっと知られた弁護士を当事務所の黒いリストに追加します。
作成教材の最終チェックに戻って15時過ぎにPDFを送信して。
もう一つ、いつもの林業雑誌への原稿を作ってしまわねばなりません。2400字→3200字→3080字→2950字、と微調整を繰り返して予定字数の原稿に仕上げると、19時を回っておりました。

今日はもう仕事しない、と固く決意したところに登記の問い合わせが入ってくるのはウソのようなホントのような話しです。
返事を終えて晩ご飯の買い物にでると、外がいくぶん寒いことに気づかされました。明後日からの出張、コートを持って行くか迷います。

その前に、まだできあがっていない賃金請求訴訟の訴状を完成させて印刷して発送してしまわないと明後日からの出張には出られません。今月唯一の、というより今年下半期唯一の売買による所有権移転登記も無事に(そう、無事に)終わっています。
たぶん今年はもう、売買の登記はこないはず(苦笑)これも明日、法務局に行って書類を引き揚げてこなければいけません。

これらの仕事を終わらせたら、新潟までの旅が待っている…はずです。
新幹線を使わず長野経由で行く程度の余裕がある…はずです。

乗り継ぎの成立しない一日(鹿児島大分出張3泊5日 3日目)

昨晩はカーテンを半分開けて就寝したところ、朝の散歩に出たくなる光景が広がっておりました。

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海の中の歩道を20分ほど歩いて宿に戻り、今回の船中1泊地上3泊の出張で今朝だけはセットしてある朝食をしっかり取りました。10時20分鹿児島中央駅発の桜島号で高速基山を目指します。

コロナ禍と九州新幹線の影響なのでしょうか、九州内の高速バス路線は数年前より貧弱になっています。今回も宮崎-鹿児島間・大分-鹿児島間の路線の廃止は旅程に影響しました。鹿児島から大分県内に向かうには、まず福岡行きのバスで高速基山に行き、基山で福岡-大分県各方面のバスに乗り継がねばなりません。

で、今回乗った南国交通の運転手さんは回復運転がお好きでない人だったらしいのです。
鹿児島市内で発生させた遅れをそのまま引っ張ってだらだらと基山まで行き、僕には乗り継ぎ予定のバスのお尻だけ見せてくれました(゜◇゜)ガーン

基山でしばらく呆然として過ごしたのち、次のバスは数分遅れてやってきます。
この遅れが前の便で発生していてくれれば乗り継ぎは成立したのに(苦笑)

今日は別府に宿を取っています。
というと九州温泉巡りをやってるように見えるかもしれませんが現実は過酷です。一泊3800円で個室型のカプセルホテルがとれました。

一泊5500円で鉄輪温泉のホテル、という候補もあったのですが、翌朝のフェリーの出発時刻に間に合わせるには宿から港まで歩くのが妥当です。

より具体的には宿から4km弱歩けば済む別府市街地のカプセルホテルが現実的な選択肢で、どうせ朝5時過ぎにはチェックアウトせざるを得ないのだからカプセルホテルで十分だ、ということです。ただし風呂はたしかに温泉だ、ということで(苦笑)

このホテル、別府駅から少し離れています。さらに、高速バスは大分駅に到着します。

調べたところ、大分県内での用事を終えて19時丁度に大分から別府方面に向かう路線バスが流川ゆめタウンバス停で8分待ちでホテル最寄りのバス停を通過する最終便に接続する、とわかりました。SunQパスはこの路線バスにも使えます。

で、大分発のバスも市街地の渋滞で遅れたのです。9分(゜◇゜)ガーン

僕はこのバス停でも、接続するバスのお尻を眺めて呆然とすることになりました。まぁこのバスにはバス停2つほど乗れればいい、という乗り継ぎでしたので高速基山で味わったほどの絶望には至りません。


半ばしょうがなくゆめタウンで買い物を済ませ、20時半に宿に入ります。明朝の早朝徒歩移動に備えて、さっさと風呂に入って寝てしまうのが上策です。

2日目も続くギリギリな乗り継ぎ(鹿児島大分出張3泊5日 2日目)

今日の予定は18時前から。
鹿児島市内での打ち合わせが入っています。

これに無理なく間に合うのは福岡天神バスセンターを11時25分に出る高速バス桜島号。16時08分に鹿児島中央駅に着くのです。

その前に。僕が大阪南港から乗ってきた名門大洋フェリー2便船が定刻の8時30分に北九州新門司港に着いたところから今日の記事が始まります。三連休の最終日、ということで徒歩乗船者もなかなか多く、気の早い団体乗船の爺様婆様は着岸30分前から下船口に列を作っています(苦笑)

そんなこともありまして小倉駅への送迎バスは3台中の2台目になりました。つまりどうなったか、というと。

閑散期なら乗れた小倉駅前9時20分発福岡行きのなかたに号には間に合わなかったのです。

送迎バスが小倉駅に着いたのは9時29分。ここから、九州内のバス乗り放題で3日間1万2千円のステキなきっぷ=SUNQパスを使い始めます。次のなかたに号は9時50分。9時40分に先発するいとうづ号は北九州市内で停留所が多い関係上、天神につくのはいとうづ号のほうが遅いのです。こちらは論外。

というわけで。バスターミナルの隣にある郵便局に急ぎます。

まずここで普通為替を組んでレターパックライトに封入し、昨晩の乗船中に書いてしまった職務上請求用紙3枚とともに愛知県内の市役所に送ります。

…愛知県に送る郵便物持って九州やら北海道に行く悪癖をそろそろ改めたいと思ってはいるのですがなかなか変えられないのです。

思えば今日はここでの待ち時間が最大、というべきでした。9時50分発のなかたに号が2分遅れでやってきます。

このなかたに号、所定では天神バスターミナル11時25分着。
乗り継ぎたい桜島号は天神バスターミナル11時25分発。だめじゃん(苦笑)

でもまぁなんとかなりそうなのです。小倉市街地で5分ほど延発したなかたに号は、福岡市内に入って中洲では1分延、まで遅れを短縮してくれました。11時18分、中洲着。小走りで2ブロック向こうの地下鉄中洲川端に急ぎ、11時24分着。実は23分発への乗車を狙っていたのですがこれは不可でした。11時30分発の地下鉄が、34分に博多に着きます。

福岡-鹿児島間の高速バスは天神から博多駅を経由し、この区間に20分を要するのです。

バスターミナルへは38分について窓口カウンターで座席の確保券を出してもらい、11時45分博多バスターミナル発の桜島号に乗れる、のです。

…朝から何も食べていないのですがそれ自体はたいした問題にはなりません。ここで缶コーヒーが買えました。

表題の件。ギリギリな乗り継ぎは夕方まで続くのです。

よく考えたら今回の九州滞在、観光的要素がほぼ皆無です。移動中も裁判書類を作っています。

せめて宿だけはそれらしく、ということで天然温泉大浴場あり郷土料理を含む朝食付き・さらに窓から桜島が見える海岸地区の宿を6600円でとったのです。

市電の停留所で待ち合わせ、とお客さまが言ってるのにバス物件を確保しました♪と(汗)

調べると、宿の最寄りである与次郎二丁目バス停への最速は鹿児島中央16時15分発。
博多からのバスは所定16時08分発で、今日はこちらも1分延で到着してくれました。

さらに待ち合わせ場所への乗り継ぎは調べてあります。宿から2ブロック向こう、県庁舎の向こう側にある県庁前のバス停から、17時12分発。

鹿児島中央からのバスは16時40分に与次郎二丁目バス停についています。そこから歩いて2分ほどの宿に入り、実は無理矢理に大浴場で一風呂浴びて、16時55分に宿を出ます。県庁前のバス停が上記の通り、少々遠いのです。

バス停には17時08分に着き、バスは所定より2分遅れで17時14分にやってきました。

これが市電の電停で4分待ちでの接続を成立させて、激しく混んだ市電に潜り込みます。次の次の乗り換え停留所では、なんと乗客の積み残しを出しました。恐るべし鹿児島市電。

ではありますが…僕はなんとか座れたのです。最後の1区間だけ。

朝から何も食べてない、とは言わずに打ち合わせが始まり、3時間ほどを要して無事に終わりました。

そういえば十数年前にご依頼を受けたときにもいただいたさつま揚げ、今回は違うお店のものをいただいて、宿に帰ります。

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明日はもうちょっと余裕のある乗り継ぎになるはずなのです。

明日の福岡行きのバスは鹿児島中央10時20分発に予約を変更しました。これで少し、宿に長くいられます。

明日は大分県内の某地裁支部で、訴訟記録の閲覧をしたいのです。

お尻に火がついた人のひのとり(鹿児島大分出張3泊5日 1日目)

名門大洋フェリーの2便船に配船されるフェリーふくおかでは、週末や一部の繁忙期のみドライバールームを一般客に開放します。
2段ベッド(ツーリストS)の運賃に800円ほど足せばプライベートSとしてこの船室に乗れる。これが3連休中に出発して九州に行くメリットであるらしい、ということで11月3日か4日の出発にしよう、と決めてはいたのです。先週の時点では。

ではありますが仕事の進みがよろしくありません。新たに作る賃金請求訴訟の訴状作成に手間取っています。
勝てば業界に伝説を残せそうな案件ではあるし何より100名単位の労働者に影響を与えかねないためことさら丁寧に慎重に作っているのですが、だから作業が遅いというのは言い訳にならない気がしています。

そんなことがありまして。
先週金曜日、10月31日の時点で出発日を3日にする選択肢をまず外し、大阪南港を4日19時50分に出る2便船の予約を入れました。

土曜日夜、次週火曜日の鹿児島訪問の打ち合わせが入ります。この時点で宿泊先も決まっていなかったのですが日曜日になり、宿が決まりました。名古屋にいるうちにやってしまわねばならない訴状に記載する賃金差額の計算は、なぜか上手くいきません。さらに、訴状案にも証拠説明書にも細かい修正箇所が出てくるのです。出荷可能状態になっているのは書証だけ。まぁこれだけでざっと300枚ほど紙を使っているらしいのですが(苦笑)

で、本日月曜日。嫌々ながら乗り換え案内サイトを検索します。

…自腹で新幹線使って、フェリーターミナル(という、新交通システムの駅。大阪南港のフェリー乗り場は同駅に直結しています)に19時45分までに着く乗り継ぎは、と。

17時35分発、6600円、と出ました。

ちなみに当初の想定はといいますと、15時45分発。これが近鉄名古屋16時30分発の近鉄特急に接続し、運賃料金5000円ほどで出港30分前にはフェリーターミナルに着ける、のです。

で、午後。作業はやっぱり破綻するのです(わらうところ)

どーしても納得いかなかった計算が、自分がお客さまから言われていたことと書証に書いてあることの見落とし+被告会社の就業規則の記載との不整合に起因してうまくいかない、とわかったのです。計算用紙を破り捨てるかふて寝を決め込むかしたい昼下がり、ではありますがどちらも不可な14時55分。

ここでいったん、自腹新幹線の利用へ心が傾きます。文字通り嫌々ながら、ですが。

とりあえずこの件の半分は会社側に原因がある=お客さまに照会をかけて回答待ちにしていい、として。

さらに別件の作業が残ってます(゜◇゜)ガーン

もう事務所で作業できる道理がないので作業中に進めることにし、職印と職務上請求用紙と定額小為替とレターパックライトを携行品に追加します。ズボンにアイロンをかけ部屋を片付けるうちに時計は15時半を回り、地下鉄の駅まで走っても近鉄特急の利用はムリ、となりました。

ここで緊張の糸が切れたのです。どうせ17時過ぎの新幹線に乗るんだから1時間ほどゆっくりできるわ、と。

さきほど鞄に入れた職務上請求用紙を再度引っ張り出してプリンタにセットし、共通の記載事項を印字してしまいます。そのご依頼では同時に複数件の請求を、同じご依頼で一挙にやってしまわねばならないのでそのほうが楽です。

レンジでチンしたインスタントコーヒーを飲みながら、ふと考えました。

17時発のひのとりに乗ったらどうなるんだっけ?
そういえば2便船が20時丁度に出ていた十数年前、17時発の近鉄特急でも接続が成立していた気がします。

調べると。

全ての列車が定時で走った場合に限り接続が成立し、その場合は所定19時38分にフェリーターミナルに着く、とわかりました。
その場合、最寄り駅の出発時刻は16時25分。駅までは歩くと11分。

で、現在16時5分(゜◇゜)ガーン

ただ、これは賭けなのです。どこかで数分列車が遅れれば一巻の終わりになるプランではあるな、と数十秒悩んで。

やっちまえ、と決めました。

まず名古屋に着く地下鉄は定時で走り、このあいだに残り数席となった17時発の座席を確保し、8分待ちで接続が成立します。
近鉄名古屋の駅構内券売機では17時発の列車、満席との表示を出しておりました(汗)

毎時ちょうどに名古屋を出る近鉄特急は『ひのとり』の列車名を持ち、ちょっといい車両と200円ほど余分な特別料金を取るのですが…まぁいいのです。表題の件、僕のお尻に火が付いているところですから。

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車内のWi-Fiで、やることがあります。
明日から使う九州内バス乗り放題のきっぷ=SUNQパスを買ってしまい、そのまま11時25分天神バスターミナル発鹿児島行きの桜島号の指定を取りにいきます。1番後ろの席が二つ並んで空いていました。ここまでやっているうちに、窓の外は地表付近に少し赤みを残すだけになって、ひのとりは四日市を通過します。

事務所で出せなかったメールを書いて出して受けて、をしているうちに18時47分。列車は順調に走り、まもなく鶴橋着と表示が出ています。ここで一息つくことにして、PCをしまいました。

19時07分大阪難波着、さらに住之江公園での接続も成立して、無事にフェリーターミナルに到着できました。
『走ってください!』との声に送られてQRコードのチェックを終え、ご助言通りに人道橋を走ります。

19時45分、かくして今回も接続は成立し、なんとか船上の人となりました。
なにやら大仕事を終えた気分がするのですが実際にはそんなこと全然なく、きっと次の出勤日に補助者さまから僕は説教を受けるのです。もっと余裕ある行動すべきではないか、と(苦笑)

ではありますが、今は小さな達成感を味わってもいいではありませんか。

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先月の北海道よりは温い夜風の中、フェリーふくおか2は西に船首を巡らして。

心躍る船旅の始まりです!
今晩の仕事も待ってます!!
実は現在21時30分、船内レストランは21時30分まで…
晩ご飯は、船内でカップ麺が手に入ります。売店でパン買ってくるのもいいな(゜◇゜)ガーン

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