『欲をはなれて人のため尽くしなさい 大吉』
今週は東京から戻ったあと、日帰りの外出もありました。相続登記を3件まとめて受託しよう、相続を証する書類はあらかた揃ってる、僕は登記申請書作るだけ…登記の仕事としてはそれだけ、という案件。
そうではありますがこの仕事はぜひとも受託せねば、と思える理由があったのです。山林を登記の対象とするこの案件、いくつかの点で僕が寄稿を担当する林業雑誌で紹介したいと思える状況がありました。そんなわけで、交通費日当とも当方負担で2回目の訪問なのです。
受託者は、個人情報が特定されない限りで本件申請の経緯と資料を、指定した協会の出版物に寄稿する形態で公開する旨の許可を委託者から得た、原稿料は協会から貰えるので報酬は若干値引きする、といった特約付きの業務委託契約書に無事調印し、書類を預かります。
補足で1点だけ欲しかった戸籍の廃棄証明書も取得できて、駅への帰り道。
夕方になり、少しひんやりしてきましたが、踏切の向こうの神社に詣でる時間がありそうです。
子供らが遊び回る境内を抜けて社殿を見上げると、今どきにしては良心的な=お守り付きで100円、のおみくじが売られていました。
普段は小銭を持ち歩かないのですが、ちょうど週明けの国会図書館で作ったコインロッカー用の100円玉がポケットに入っています。
手を突っ込んで指先に感じるところのあった小袋をつまみ上げ、そのまま駅に戻りました。
帰りの列車の座席に落ち着いたところで、封を開きます。表題の件。
こころをすなおにし身もちを正しくすればますます運よろしく何事も思うままになるでしょう、といったご託宣に続いて表題のとおりに締めくくられているのです。
…先ほど客先でやってきたことがこれに当たるのかどうかは不明ですが、僕は一連の相続登記義務化に関して林業界以外の各種媒体にいろんな寄稿者が出している情報とはいささか違ったコンテンツを出すようにしたい、とは思っているのです。
評判はまずまず悪くないと推測できます。
編集担当者さんから聞いたところでは北関東の某森林組合が、そうした僕の寄稿の一つをまるごとコピーして全組合員に配りたい、などと言ってきたりもしたようで。
知的財産権って知ってるか、と当該組合の指導担当者に問うてみたい気はします(わらうところ)
そんな話題を聞いた次の月に行った九州の某離島の講義で、僕の寄稿の無断コピーがばっちり教材に採用されてるのに直面したりもしましたが(わらうところ もういちど)
それぞれ笑ってブログのネタにする程度の度量を持っておかねばならない気はしていますが、実際見てしまうと笑顔が引きつる自分を感じるのです。
表題の境地に到達できるか否かはさておいて、この冬は講師の仕事が2件、寄稿の仕事が1件、それぞれ決まっています。
来年の登記の仕事はまだ決まってないのに(゚◇゚)ガーン
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