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2024年5月

AIの助力で作る死傷病報告の略図

体育音楽図工。中学校時代の三大脅威科目でありました。だいたいこれらは5段階中の2か3、通信簿ではそういった数字を集めていた記憶があります。そんな僕にごくたまにやってくる職業生活上の脅威…とまでは言いませんが、表題の件。

労働者の休業日数4日以上の労働災害を発生させた事業主は、所轄労働基準監督署に遅滞なく事故の概要を報告せねばなりません。これに用いるA4一枚の書式が労働者死傷病報告、です。そしてこの死傷病報告の用紙では事故発生状況を文章で説明させるほか、略図を記載するスペースが設けられております。

この死傷病報告は社会保険労務士が作成できる書類なので、僕が図を書かねばならないことになるのです。

想定作業時間4時間報酬24000円の死傷病報告作成業務のうち2時間が略図の作成に費やされる…ということはないのですが、とにかく今でもこの部分の作業に、スッと入っていけないものを感じていました。

でも今回は違うのです。今回作りたい略図は直線で構成される設備(これは僕でも書ける)と労働者1名(人の絵は簡単には描けない)、という内容。このうち人の絵の部分を生成AIで作れるのではないか、と思ったのです。Canvaの『マジック生成』の機能なら、プロンプトを日本語で入力できます。

試行錯誤の過程。

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確かにこのサービスで、自分でちゃんとイラストを書いたりフリー素材を探すよりは楽な作業で所望の画像部品を手に入れるところまではできる、とわかりした。素晴らしい。

ただ事故の全容を再現するまでは行かない、あるいは適切なプロンプトの構成や表現を極める必要がありそうです。これも折りに触れて使えるようにしておいたほうがいいように思えてきたところです。

ところで。

絵心のある人、デザイン能力の高い人からすれば笑ってしまうようなレベルの出力物、に思えるのかもしれませんが…しれませんがね。

厚生労働省作成、死傷病報告の略図、記載例をお見せします。
(URL:https://www.mhlw.go.jp/content/000560235.pdf)

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休業見込み1ヶ月の労働災害の報告書の略図がこれでいい、ということになっているのです(キッパリ)

これは図化が下手な社労士である僕を救うものではあるのですが…思ってしまったのです。

きっと社労士の業務支援ソフトに生成AIを用いた死傷病報告略図作成機能が、向こう数年以内に搭載されて。
こんな悩み自体が一掃されて。
それと同時に社労士業務の価値も落下するんだろうな、と(゚◇゚)ガーン

訪問先に適した服装を準備することの逆効果

当事務所では社会保険労務士の資格だけで完結する業務が珍しいのです。もう十年以上前からお仕事を…というより仕事とセットで何らかの試練を紹介していただいている公認会計士さんから、久しぶりに受けたご連絡があったのは先週のこと。裁判事務の依頼受付の停止が終わった翌日に電話してこられたタイミングが偶然なのかそうでないのかは、あまり考えないことにします。

今回は労災事件、だそうです。その件で名古屋郊外の街に出かけてきました。

依頼先の方が改札口まで迎えに来る、という調整はしてあったのですがそれらしい人=僕より年上の人がいません。
名鉄なら特急停車駅とはいえこんな雨の日のお昼前です。視界内には数名の人しかいません。

一本向こうの柱のところに、盛んにスマホをいじっている男性がいることはいます。
でも僕より若いのです。目も合いましたが一瞬で目線をそらされました(まぁこっちもそうしましたが)。

そういえば先方の連絡先電話番号聞いてなかったな(でもこっちは前々日にメールで伝えたからね)、ということでのんびり(正確には対処を放棄して)立ち尽くすうちに、依頼人からメールが入りました。

息子を迎えに派遣した、と(゚◇゚)ガーン

先ほど真っ先に候補から外した男性のところに赴いて(汗)やっぱりその方を待たせていたことがわかりました。でも。

どうも僕は先方から見て、目線が合った時点で対象者の可能性があるとも認識されていなかったように思えます。表題の件。

今回は事業場内にある設備で発生した労働災害に関する書類作成とそれに付随する現地調査案件だ、ということで。
薄緑色の作業服にワイシャツ+ネクタイ、という格好で行ったのがどうやら失敗だったように思えます。人は見かけが何割、とかいう本の題名を思い出します。

この作業服は今を去ること25年前、僕が不正だらけな行政書士土地家屋調査士事務所の丁稚(少なくともその事務所では、補助者は本職からの敬意の対象ではなかった。そしてこの事務所にいたことが社労士取得のきっかけになった)のときから使っているものです。

まさに現地調査向けなので、補助者時代と違ってごまかしを必要としない案件で臨場するときの服装として嫌いではないのですが、この格好で司法書士だの社労士だのと言っても信じてもらえない点にブログのネタが、いえ難がある、とは思っています。

…ところで二十数年前の調査士会は、どこかの百貨店外商部を通じて作業服の斡旋販売を行っていた気がしましたが間違いでしったっけ?そのパンフレットを見せられて調査士の徽章がデザインされていないほうを選択したので、その時の作業服を土地家屋調査士の資格を取らないと決めた今でも山林調査や境界紛争や、あと労災事案などの現地調査で使っています。ものの作りはよかった、ということなのでしょう。

あの斡旋販売、まだやってるならもう1着手に入れてもらおうかな。お取引のある調査士さんに、一度聞いてみたい気がします。


当事務所では顧問契約を前提としない社労士業務のご依頼を受け付けています。労働災害発生時の諸手続にも当然対応しますが、通勤災害を除いて本職による現地確認は必須としています。

この事務所が労働者側で労災隠しと対峙していた経験があれこれある(今でもそちらにやりがいを感ずる)関係で、発見できた状況やそれに対する経営側の認識によっては使用者側に厳しくすることがありますが…まぁ今回はそうせずに済みました(苦笑)

そうだ、米原、いこう(僕なりのやり方で時間をお金で買ってみた件)

昨日のこと。半ば朦朧としながら、10時57分発の普通列車を待っておりました。表題の件です。

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ここ2週間ほど、新しい裁判事務のご依頼受付を停めておりました。その原因になった案件は3つあり、3つめの作業が終わったところなのです。

ですが無傷では終われませんでした。まず例え話から始めます。

場所を例えるならば、島根県鹿足郡津和野町あたりを考えておいてください。名古屋から西へ500~700km、大都市や高速道路からちょっと離れている関係で、その町に速達を出すと必ず午後着になります。宅急便で時間帯指定をかけられるのは18時以降。

そうした町のお客さまから裁判書類作成のご依頼を受けていた、という状況でした。状況上どうあっても締め切り厳守、ということでこれを実現するには5月22日までにお客さま宅に書類を到着させ、若干の作業をしてもらってから郵送提出、とせねばなりません。ただしこの提出は無集配郵便局の開局時間中なら間に合う、というルールです。

もう一つ、僕の行動を縛る制限がかかっています。
正義を騙る老害が引き起こした紛争の後始末である本件は遺憾ながら戦況我に利あらず、今回の書面を出したら弁論終結のお声が法壇から降ってきそうな状況なのです。結果はどうあれ、ここでは最善を尽くす必要があります。そうしたわけで。

もう少し厚めに書きたいな、と思えてしまったのは5月20日、12時過ぎのことでありました。
当初作業予定では同日17時に最寄りの郵便局が閉まるまでにレターパックプラスを持ち込めれば、目的の町へは21日午後着、お客さまは22日の日中に郵送提出の手配をとればよい、と考えていたのです。

  1. ではありますがもう少し、上記の老害に責任を押っつける文章書いておきたいな、と黒い想いが胸をよぎったことは認めます。
  2. 残り4時間強で作業を打ち切り、努力に憾みを残し至誠に悖る執務で終わるのはちょっと違うな、とも思えていたのです。

上記1.2.のどっちが本心かはヒミツです(笑)

どうせこの日の昼ご飯はまともに食べられない、と正しく見切って前日買っておいた赤飯のおにぎりを食べながら、日本郵便のウェブサイトでいくつか試行錯誤を繰り返してみました。

わかったこと。
その町へは名古屋・岐阜・津の集配郵便局から速達郵便物を差し出した場合、午前中の差し出しでも配達予定は翌日午後になるのです。

大阪奈良京都、あとは大津だったら午前中に差し出した郵便物は翌日午前中に着くのです。午後に差し出すと翌日午後着になる、と。

さらに調べます。どうやら琵琶湖は僕のパワースポットらしいのです。
東海道本線をもう少し東へ、彦根あるいは米原であっても集配郵便局の窓口に午前中に書類を持ち込めれば、翌日午前中着にできるのです。

あとはお客さまにちょっと謝ってしまうのはプライスレスで済みます。
そのままYahoo!路線情報でもちょっとした試行錯誤をしてみます。

ただ、この時点ではまだ僕は自分の作業能力を過大評価していたのです。
あしたの朝にはすっきり作業終わって悠々と出発し、彦根あたりまで行って余った時間で彦根城でも見て、21日16時からの来所相談までには帰ってこれるに違いないと。

仮に米原までであっても、最寄りのJR駅である笠寺-米原は普通運賃1520円。つまり往復3千円ちょっと出してしまえば僕にとっての作業終了時刻は12時間以上繰り下がる、だったらそうすりゃいいじゃないか…ということでまずお客さまとの調整を済ませたのです。

それに安心して14時過ぎから22分間の昼寝をしたのはまぁ許してほしいのです。そうでなくても最近視力の減退が無視できず、事務作業で何時間か目を使うとしばらく休ませなければならないのです。

…なんかヘンだ。
と思い始めたのは21日夜、22時を回ったあたりです。

まだ本体作業が終わらない。付属書類も作れてない(゚◇゚)ガーン

どうやら前の晩に引き続き、暗いうちには寝られないパターンにはまるのかもしれない、と覚悟しながら作業を進めます。
こういう作業が煮詰まると、だいたい4~5時頃まで作業してその後1~2時間寝て翌朝作業再開、にすることが多いのです。

…これはヤバい。
と思い始めたのは日付が変わって22日朝、本当に明るくなり始めた4時過ぎです。

本体作業は終わったのですが、アウトラインプロセッサで打ち出した未編集な文案が24ページに達しています。

経験上、これを裁判所仕様の書式にすると1.5倍は分量が増えるのです。

推敲作業を9ページまで終えたところで老眼鏡を装用しても、視力が使い物にならなくなりました。作業箇所に定規を置いて、寝ます。

6時5分に目を覚まして作業再開です。
どうせ作業ペースがおかしくなれば朝ご飯もまともに食べられない、と思って前々日に買っておいたヤマザキのケーキドーナツ4個入り118円(←土曜日が特売日だった)が本当に役に立つとは思ってもみなかったのですが、このうち2つを食べながら作業再開です。

…本当にヤバい。
と思い始めたのはパジャマ姿のまま編集にかかり、そのまま9時を回ったあたりです。

最後に作らねばならない証拠説明書、2ページの作成が、まだだ。
先週土曜日に補助者さまに標目と作成日と作成者だけ書いてもらった、そのままだ。立証趣旨が空欄(汗)

まぁ前の日に調べてはあったのです。

笠寺10時57分の普通列車をつかい、名古屋-米原を新幹線にしてしまえば、米原には11時47分着、駅から米原郵便局までは5分で着く。と。ちなみに家から笠寺駅までは、自転車で20分。

我ながら当てにならない作業能力なのですが、それでも最終的にどうにかなることは多いのです。

お客さまへの送付状を除く全書類が、10時26分に調製完了となりました。
もう送付状は手書きでいいことにして、ただちに出発します。

そこからは万事順調に進みました。

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ひかり号のなかで音楽聴きながら送付状を書くうちに列車は近江盆地に入り、YOASOBIの『アドベンチャー』がちょうど終わるところでドアが開き(さぁ今会いに行こう、特別な一日に!)、僕にとってはパワースポットから聖地に昇格した米原郵便局の窓口には11時54分に着きまして。

窓口のすぐ脇にある局内ポストの収集時刻が12時半と確認し、次はもう一本遅い列車でも大丈夫なのかな、と思ったりしたことであります。

夕方からの相談がなければ彦根か長浜にでも行くのですが、このまま帰らねばなりません。帰りは当然普通列車、12時半発です。

なにか飲み物を安く、と思って入った駅前の平和堂。名古屋より20円ほど安く売っていた くらしモア チャンポン2食入り を買って帰ることにしました。

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要するにこの日の前半は、4800円の経費増加と20円の食費減少を実現したのです(゚◇゚)ガーン


この件を無理矢理いい話に仕上げるとすれば。
今日、送付書類の到着を確認したお客さまからコメントがありました。

曰く、これで負けるならもうしょうがない、と。

最近こういうことを言ってくれる方が本当に少なくなった、とは思っています。


さて、裁判書類作成のご依頼は受付を再開しました。年齢性別その他わかりやすい属性はそれぞれ不問ですが、誰も救わない理想論や自己顕示欲と裏腹な正義感、そうでなければ和解で揉み潰される寸前まで戦略方針未定な迷走状態、などからできるだけ遠いところにいらっしゃる方のご依頼をお待ちしています。

十分なお金か(←まぁこれは滅多にない依頼類型です)時間か作業への協力、そうでなければ編集技術上のフリーハンドをいただければなおよいです。

高松から宇野まで、船で(松山出張1泊3日 3日目)

旅に出ているときのほうが勤勉になったり早起きになったりすることは、ままあります。今日は6時10分に起きました。
入浴と朝食を済ませ、市内電車で松山駅に出て、帰りの旅を始めます。8時10分発の特急いしづち10号で高松に向かうのです。

この区間、アプリだと普通運賃より安い金額で特急に乗れてしまうため、僕のスマホにはJR四国のアプリ『スマートえきちゃん』が入っています。僕も普段は名古屋にいるわけですが…JR四国以外には交通機関のアプリ、入れてない(苦笑)

やりたいことの一つ目は高松駅から裁判所へ歩く道の先にありまして。
琴電片原町駅の手前に、チョコレートのお店があるのです。見たところ補助者さまの嗜好とは異なる品揃え、ではあるのですが今回はこれを採ることにしたのです。琴電高松築港から片原町は一駅しかないため、JR高松から歩いたほうが早いことになりました。

ここからは僕の休日が始まります。買い物終了時点で、11時30分。高松の港からフェリーに乗りたいのです…これを考えなければ今朝、2時間は余分に寝られたはずですが。

元来た道を戻ると調査士会だの弁護士会だの(その先には司法書士会)といったところを通ることになります。
それがイヤだというわけではないのですが、海のほうに行きます。入場料200円を献上して玉藻公園(高松城址)を抜けることにしました。

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40分ほど都会の静寂を楽しんで高松駅を通り過ぎ、直島行きのフェリー乗り場に向かいます。

人が一杯、だったのはこちらでした。直島行きの四国汽船をただのローカル航路とナメていた…というより僕は直島をナメていたらしいのです。

すっかりアートの島になったらしい直島行きのフェリー、最上甲板に30人ほどいる船客のうち20人以上はラテン系かアングロサクソン系のカップルあるいはグループ、です。日本語が聞こえてこない(汗)

高松ー宇野を結んでいた宇高国道フェリーは12年前に休止になり、いまは法人格とウェブサイトが残っています。

これに代わって高松と宇野を船で移動できる組み合わせのうち、お財布への打撃が少ないのが『直島』への便を同島で乗り継ぐルートです。

小豆島土庄港で乗り継いで岡山県側は新岡山港に上陸してしまう、というパターンもありますが…直島経由より倍以上高い、のです。不採用。

そんなわけで直島に行く、というより通る、と決めたものの。
なにやらアートな島になったらしい同島観光協会の求人によれば大卒初任給19万円弱、まぁそんな島なのね、という認識しかなかったのです。

…わざわざ島のウェブサイト見にいって求人情報のページに遷移するのもどうかとは思いますが。

で、12時40分高松発直島宮浦行きの改札で直面させられたのは黄色い長いきっぷ=往復乗船券を持った西洋人の列だった、と。
ひょっとしたら四国汽船の経営はインバウンド需要で立ち直りそのまま安定するのか、と思わされます。めでたい、と言わずにはいられません。

島での滞在、というより乗り継ぎ待ち合わせ時間は一時間半ほどありました。接続時間25分で宮浦港を出る高速船もあり、これでさっさと島を出て岡山で昼飲みしちゃう、ということも考えてはあったのですが島に上陸してみれば歩いてみたくなるのです。もう少し時間をとってレンタサイクルで島を回るのも楽しそう。港の近くの海岸から14時20分発の高松行きを見送って写真を撮る、だけのことをするために十数分ほど海岸にいたりします。

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港に戻って迎えた14時50分宇野行きの船は以前乗った気がしたのです。船首のポセイドンを見て思わず首をかしげました。
このお船、土庄ー新岡山航路に配船されてなかったっけ?以前あれに乗ったのはもう十年以上前のことですが…

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みればこちらは、以前乗った『おりんぴあ どりーむ』の姉妹船『おりんぴあ どりーむせと』、というのだとか。確かに以前乗ったのとは内装が違いました。宇野から茶屋町、茶屋町から岡山までの普通列車も直島から流れてきた西洋人で一杯でしたが、岡山17時発の名鉄バスセンター行きは乗客3名。お弁当食べるのもフルリクライニングして寝るのも勝手、さらに渋滞を迂回して名神高速道路を経由したバスは定時に名古屋についてしまいました。家に戻って鞄を開けたところ、チョコレート屋さんで入れてもらった保冷剤は固形の部分が残っています。つまり保冷能力を保っていた、と。

年に何回もない、大満足の一日になりました。

 

 

 

柳井から三津浜まで、船で(松山出張1泊3日 2日目)

名古屋から松山へも、夜行高速バスの路線はあるのです。
そうではあるが乗りたくない、つまらん、ということがある…そう思う人もいる、のです。今回の出張、目的地はもちろん松山、です。

現在、裁判事務のご依頼受付を停止中です。
あと10日ほど受付停止をかけるつもりではいるのですが、その原因になった大揉めなご依頼3つのうち1つが終わりました。

ということで遅れ気味のゴールデンウィークが僕にも欲しいのです。
5月7日、名古屋駅を22時30分に出る広島行きのバスで旅を始めました。

広島から先の行程はお天気次第、としていたのです。

予報通りにお天気が悪いなら、利用経験のある広島ー松山観光港のフェリー。片道5000円。

で、お天気よさそうならば未経験のほう。
柳井ー三津浜を2時間半で結び4200円の防予フェリーにはまだ乗ったことがありませんでした。こちらは山口県側で周防大島、愛媛県側で忽那諸島に沿う航路です。広島ー道後温泉間の交通費は合計で数百円高くなりますが、まあいいか、と思えたのは広島市内に入ったバスから青空が見えたから。

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10時55分柳井港発のフェリーに、徒歩乗船者は5人ほどいたでしょうか。後部甲板には誰もいません。
テーブルがある4人向かい合わせの席も空いており、山口県の会社なのになぜかHiroshima Free-WiFiが使えて、船内で普通に仕事ができるのです。

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松山到着後の打ち合わせは3時間ほどで終わりました。

…たった3時間か、これだけでいいのか、と思えたのは前週までにかなりな試練に晒されたからだろうとは思うのですが、ともかく打ち合わせが終わりました。これで大揉めなご依頼、のこり2つのうちの1つも着手の準備ができました。
残った一つも先ほど、残りの資料がメールで着いています。

明日1日だけ完休日にしよう、仕事の書類は見ないようにしながら帰ろう、と思うのです。

片足をひたしてみるマイクと音声編集の沼 後編

一昨日、深夜。
いつものように作業が済んで、音声認識アプリに取り込んだ録音ファイル名を変更し、画面右側を見て思わず声を上げました。

…うげ。

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残時間、40分だと(゚◇゚)ガーン

Nottaで僕が選んだコースは月間1800分=30時間ぶんの録音ファイルかリアルタイムで入力される音声データの文字化を行えて月間2000円の設定。
ですが、これまで一ヶ月に1200分の利用を超えたことがなかったのです。

5月4日の打ち合わせ、大揉めな陳述書作成の依頼人は13時前にやってきて22時前に帰っていきました。
5月3日の打ち合わせも大揉めな、こちらは労働紛争に関する新件の受託に伴うものです。

この二件でNottaの残り時間を一気に使い切りました…そんなゴールデンウィークでした。まぁ今月前半はもう裁判事務の新件受託を停めたので大丈夫といえば大丈夫、であるはずです。
僕のしごと自体が何かの沼にはまってる気もしますが、少し手が空いたので今日は表題の件。

当事務所では大揉めな裁判事務で活躍する文字起こしサービス、Notta。そんなNottaの反訳精度を検討するうち、新しい機材よりも十数年前買ったICレコーダのほうが音質も音声認識の結果もよい、と気づいてしまったのです。
その後買った国内メーカーのマイクは機種選定ミス、次に買った中華なマイクはカタログスペックは魅力的だったものの、使用中にロボットの声になる…レビューに記載通りの支障が当方でも発生した、さてどうしよう。というのが前回までのあらすじです。

早速ですが、Yetiのマイクを買いまして(汗)
ちょうどいい訳あり、の品が出ていたのです。

最初に買って手放したオーディオテクニカのAT2020シリーズと同じ価格帯&カタログスペック&レビュー、と思えて気になっていたLogicool Blue Yetiシリーズの安いやつが手に入りました。

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本機を選定した理由。
Logicoolのマイクは安い機種でも同社製の音声編集ソフト(Blue Voice)が使えるとわかったのが決め手です。

実は、本件でまず購入して手放したオーディオテクニカのAT2020シリーズにはそうしたソフトがありませんでした。
で、このAT2020がYoutubeで推奨されているだけの性能=音質を発揮するには、別にソフトを使ってあれやこれやの処理を施すことがほぼ必須である(そうでない場合も当然使用はできるが、だったら昔のVictorのICレコーダをそのまま使えば安定した音質であり、マイクを買う意味がない)と気づかされたのです。

単純に敗北を認めるのはいささか悔しいので。

Youtubeでゲーム実況者がしている解説を見ながらAudacityでノイズ除去→コンプレッサー→イコライザー→ハイパスフィルター→リミッター、などの処理をひととおり施しました。
さらに細心の注意を払ってマイクと口元の距離と声量を定め、そうして作った音源がなるほど音声配信に適するほどの高音質であることを確認したのち、AT2020USBを売っ払いました。転売差損、約2千円。

つまりこうした編集処理は、音質を追求するならほぼ必須である、ならば使えるソフトが同時に手に入ることがわかっているYetiのほうがAT2020よりよいのではないか、あとは中古で安いのを探すだけだ、と考えまして…見つかったから買った、と。

ではありますが購入したのは(今回も)動作未確認として出品されていた訳ありの一品です。
Yetiも新品実売価格の5分の1に満たないお値段でこのたび僕の手元に転がり込んできた、ということで。まぁちょっとした冗談で済ませられる程度の出費でしかありません。いま僕の手元にある二つのマイクを合わせても、調達価格は合計8千円を超えないのです。
というわけでこの記事は、一万数千円で中古のマイクを買った失敗をさらに安い中古マイク2つ買って復旧し手元に余剰予算数千円を残した話、になっています。迷走後にたどりついたハッピーエンドの一形態、といえる気がします。

そうやっていささか安易なお買いものを楽しんではみたものの。
YetiとBlue Voiceの組み合わせで万事解決、記事投稿終了、というわけではないようなのです。

こちらのマイクは僕のみたところAT2020シリーズとほぼ同じ、つまり適切な音声編集ソフトを用い細心の注意を払った運用をするなら音声であれ楽器であれ良好な音源がとれる、ということはわかったのです。ですが。

指向性設定を無指向性にしても、マイクを一つ真ん中においてそこから反対方向にそれぞれ1m弱離れて正対する2人以上の話者、つまり僕と依頼人たち、の会話を録音するのにこのマイクが向いてるか、といったらどうなのでしょう。費用対効果の点であまりおすすめできるものでもない、と思えました。

具体的には、声の大きな人と小さな人の混在する環境で、Blue Voiceはあまり上手な処理ができていない印象があります。

ただし、これは僕がまだBlue Voiceの設定を追い込んでないだけである可能性があります。
このため僕はまだ、このマイクの売却を決めておりません(苦笑)

お話が前後します。Nearstream、とはいうが浙江省寧波市のベンチャー企業、のマイクは録音開始後のどこかのタイミングで音声が崩壊してロボットのような声になる…Amazonのレビューに書かれていたとおりに実際なった、という話を前回記事でしました。

実はこの時点で、マイクの運用は音声編集ソフトを通じておこなっていたのです。
当然ながら、タダで手に入るやつで。

レビュー通りに音声が崩壊したとはいえ、単純に敗北を認めるのはいささか悔しいので。
あれこれ試してみたところ、以下の結果が得られました。

まず導入したマイクはNearstream AM10です。
同シリーズのAM10UとAM10Bはおそらく付属品と内蔵バッテリーの有無が違うだけで中身は多分おなじです。

ソフトとしては、VSTホストには文字通りのVSTHost(という名前のVSTホスト)、これに、コンプレッサー、リミッターなどいくつかのVSTプラグインを入れておりました。

※この分野に全く興味のない…沼から遠ざかることができている方のために説明すると、コンピュータによる音声編集は近年、長足の発達を遂げたのだそうです。もちろん僕も3週間まえまで、そんなこと一つも知らずに幸せに生きてこれました。
 そうしたソフト=DAWに別途組み込んで使える、音声効果や加工といった機能の付加に際してデータをやりとりする規格の一つがVSTです。この規格に従って作られた、音声効果などの小さな機能を発揮するソフト=プラグインをVSTプラグインといい、VSTプラグインを束ねて動かすソフトウェアが一般的な意味でのVSTホスト、なんだそうで。

僕はこのVSTホストの機能を果たすソフトとして、タダで手に入りネットでの情報も充実しているVSTHostを選定しました。
USBマイクからの音声はいったんVSTHostに入力し、同ソフトで処理した音声出力をVB-CABLE(PCの音声出力と音声入力をつなげるソフト)でブラウザに、つまりNottaに入力させたのです。

前提となる説明はここまでです。上記のソフトウェア環境の整備には、note『VSTHostを使った配信者向けマイク環境構築』の記事が参考になりました。ノートPCにこのシステムを積んだので、この会議用長時間ボイスレコーダは出張先でも運用できることになります。

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僕なりに作った運用環境であれこれ試したところ、VSTHostの『Engine』メニューにある『Restart』のコマンドを最長1時間30分ごとに1回実行する限りにおいて、Nearstream AM10の録音音質が毀損されることはない、最大10時間程度の録音を続けても決してロボットの声にはならないと確認できたのです。

なんでそうなるのかは全然わかりません。
なんで浙江省寧波の会社が作ったマイクの不具合をドイツ人が作ったフリーウェアで解決できるのか、もう全然わかりません。


しかし、対策と現象とのあいだに因果関係があればもうそれで十分です。ちなみに上記の措置をとらない場合、録音開始1時間33分~4時間の

アットランダムなタイミングで、それ以降の

音声がロボットに変化します。

…捨てるだろそんなマイク

とは思うのですが説明を続けます。
中古市場で半ば騙されたか、Amazonを見て何かの間違いでAM10を買っちゃったごく少数の不運な方にも、この記事は有用かもしれません。

とにかくこのマイクは、なんの準備もしないままでは1時間半超の長時間運用には適しません。
しかしVSTHostを使って1時間半に一回、ちょっとマウスクリックしてあげればふつうに運用可能だ、ということがわかりました。VB-CABLEの出力先はブラウザでもボイスレコーダでもSkypeやIP電話でもかまいませんので、事実上どんな用途でもこれで対処可能、ということです。

そして、実はそうなった場合の本機の性能は音声反訳を前提とした人の音声の収録=イケボを目指すのではなく、十分な精度で音声反訳システムにかけられる程度を目標としておこなう音声の録音、に限っては、なかなかよろしいのです。

こいつはマイクのくせにリセットボタンを実装してる、と前回記事に書きました。つまり本機は単なるUSBマイクではなく、マイクとコンピュータの集合体と考えるのがよいようです。マイク、というより内蔵するシステムの音声処理は、人の音声の収録にわりと重きをおいているらしい、ともわかりました。背後で音楽(ボーカルのあるもの)を聞かせながら文章を読み上げて録音を試したところ、なにやら必死で音楽をカットしたがっている様子が窺えて微笑ましくなってしまったところです。つまり本機が売りにするAIを搭載したノイズキャンセリング機能、というのは一応存在しているらしい、といえます。ノイズキャンセリングだけではなく、前述した声の大きな人と小さな人との混在、という問題にもそれなりに(自動で)対処していることがわかりました。そういう挙動はYetiにはない、というよりYetiとBlue Voiceの組み合わせでは実現が難しいのです。


ここまでの検討を重ねた結果。

当事務所ではNottaの音声認識に使う機材として、VictorのAlneo XA-C110、NearstreamのAM10シリーズ、LogicoolのYetiシリーズが候補に残りました。

まずXA-C110は安定の品質です。話者が半径1m以内にいてくれれば、あとはAudacityで処理すれば必ず聞ける音声が手に入ります。録音自体に準備の必要はありません。

新たに導入した後二者のUSBマイクは、実際の利用状況(話者の位置関係と声量)でそれぞれ対応するソフトウェアとの併用時にはAlneo C-110よりいくぶん良好な音質にできる、なによりAlneoと違ってリアルタイムでNottaに入力できる、と確認できたのです。

※Alneoで録った音源にAudacityで各種のエフェクトを施したときの音質はAM10やYetiの音源に劣らない、ということにもなっており、あらためて日本Victor(合併前)の偉大さを知らされたところでもありますが。

そんな試行錯誤を一通り終えたところでもう一つ、気づいてしまったのです。

音声配信に必要な機材と知識を、当事務所にひととおり蓄積できてしまったことに。
というより、マイクだけでなく音声編集の沼に、もう片足をひたしつつあることに(゚◇゚)ガーン

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士業の事務所で運用する、依頼人との相談・聴取事項の音声反訳としての上記マイクとソフトの設定運用に関してはいずれ別の機会に記事にしようと思っています。ここまでの作業に突っ込んだ時間とは別に、そもそもこの作業に着目するきっかけになった陳述書作成案件で派手な超過労働をしておりまして…どうやら僕のゴールデンウィークが灰色に染まった原因の半分は、マイクと音声編集ソフトの沼のほとりで遊んでいたことにあったようです。

5月は松山に出張します/裁判事務の依頼受付を停止します

今日は名古屋もいいお天気です。

…午後から打ち合わせが入っています(苦笑)

ほぼ想定通りではありますが、僕のゴールデンウィークは不存在、となることが確定しました。ちょっと重たい裁判事務のご依頼が始まります。もう一つ重たい裁判事務のご依頼については今朝、締め切りが決まりました。

これらの作業期間に相当する本日から5月19日まで、裁判所提出書類作成については新しいご依頼の受付を停止します。この期間は、当事務所所定の特急・急行料金をお支払いいただけるご依頼のみ受託します。すでにご依頼をいただいている方については影響ありません。

不動産登記については受付を停止しませんが、こちらはそもそも作業速度に影響するほどのご依頼がありません(わらうところ 寂しげに)

遊びに行くわけではないのだ、と自分にも周りの人にも言い聞かせるようですがもう一つ、表題の件。

道後温泉松山に行ってきます。正確には、宿泊先は道後温泉ですが松山で仕事があるのです。
もちろん温泉には入るのですがそれは宿が安かったからだ、と言い訳を重ねてみたいと思います。大浴場付きサウナ付きの宿が朝食付きクーポン適用後6500円で取れました。その宿が空いてる日程を、依頼人に希望日程として提示したことは認めます。

まぁ実はこの出張をゴールデンウィーク就労後の楽しみにして、別の重たい裁判事務の仕事を進めていたところではあります。なぜか重たいご依頼がこのゴールデンウィーク前後に3つやってきた、今年はそういう展開だったのです。

お天気にもよりますが、来週の出張は5月7日発の夜行バスを使うかもしれません。
同日名古屋発の広島行きのバスは4列シートですが空席が目立っており、広島-松山でフェリーを使うのは好きなルートです。

というわけで、5月8日~9日、松山~岡山~神戸間(場合により、広島)では相談の余力があります。
地裁家裁提出書類作成の相談もお受けできますが、作業そのものは5月20日以降の着手になります。

片足をひたしてみるマイクと音声編集の沼 中編

大揉めな裁判事務のしごとで使うクラウド型音声反訳サービス(Notta)、数年前に発売された電話会議用スピーカーフォンで録った音源と十数年前に買ったICレコーダーの音源を比べたら後者のほうがいいことに気づいた、酒の勢いでちょっといいUSBマイクを調達してみたものの、やっぱりICレコーダーの音源のほうがよいように思えてしまった、さあどうしよう、どうやら僕は表題のとおりの沼に片足をつけたらしい、というお話の続きです。

ところで世の中はゴールデンウィークだと重々自覚しているのですが、まさに上記の沼に踏み込むきっかけになった大揉めな訴訟で作る書類は第一次文案提示を4月30日、納期を5月7日、とする契約を締結しておりまして。想定作業時間30時間報酬上限税別18万円として契約したところ実作業時間が本職補助者合計70時間を超えてしまいまして(報酬上限設定特約がかかっているため、僕の報酬はもう増えないのです)。

灰色だよ

そんな黄金週間の狭間に、ブログを書ける程度に手が空きました。

当初の問題意識。
今後も必ず、Nottaを使った相談や陳述書作成のための聴取、尋問演習を文字化する需要はある、と考えたのです。
したがって、この録音内容の反訳=文字化の精度に直結する良好な録音は実現したい、と考えたのです。

そのために1万円から2万円の予算をマイクに割くことにし、まずオーディオテクニカのAT2020シリーズのUSBマイクでコケた、のです。これが前回までのあらすじです。

このマイクを運用して気づいたこと。ゲーム実況などの動画配信者からの好意的なレビューに注目して導入した機材ではありましたが、単一指向性である点を少々甘くみておりました。

当事務所では、まだ来訪者との対人距離を1.5メートルほど開けて相談等にあたっているのです。この距離を開けて向かい合う、その真ん中にこのマイクを置く、という運用にはそもそも適さない(指向性の高い範囲の両端に音源があることになる)とわかりました。

それと、本機はどんな音も平等に高感度に拾うものである=広範囲にフラットな周波数特性を持っている、それがウリだ、ということだったようです。ですので一人でのゲーム実況や音楽演奏の録音に使い、その音源を動画配信ソフトや音声編集ソフトで処理すればなるほど綺麗な声が撮れる、ということは理解しました。


 

参考になったのはこの、いかにもそれらしいルックスの男性が嬉々としてゲーム実況における音声品質の重要さと配信ソフトの設定を説く動画でありました。僕のところではまだOBSを導入していないので、この動画で解説していた手順でAudacityのエフェクトを付与していったところ、なるほど効果はある、ただし狭い部屋は部屋鳴りが残るほか、若干ながら声がボワボワした感じである、と思えたのです。

-部屋鳴りとかボワボワ(を、イコライザをいじってなんとかする)などと口にした時点で僕はさらに深く沼にはまっていた、らしいのです-

ついでにもう一つ告白しますと。
マイクや音声録音の基礎知識をgoogleであれこれ調べたところ、しばしば現れたのは僕が司法書士開業してからかなり早い時期に、九州にある2つの簡易裁判所に書類を提出することになったあの会社、のウェブサイトでした。
決してこの会社の通販サイトから物やソフトを買ってはならぬ、ということでその点だけは守りましたが、いまでも当ブログを閲覧しているお客さまにはまぁちょっと笑ってやってくれ、と申し上げます。

AT2020シリーズは相応の編集をかければ高音質の音が撮れる、それは理解したのですが元々は『PCにUSBケーブル刺しゃ適当に使える程度の設備であること』を理想としていたのです。

僕もゲーム実況の人の動画を何時間も見て音声録音の品質向上を目指したいとは思っていません。
今となってはきっちりそうなった、などとは認めたくないものですが。

とにかくAT2020シリーズは僕が用いるものではない、これはきっと、依頼と依頼人ごとに当たり外れが大きすぎる代書人のようなものだ、ということで。転売差損2000円ほど発生しましたが、本機は早々に放出を決定いたしました。自分の技量や態度を棚に上げてこの製品に星一つのレビューをあげて喜ぶような愚劣かつ反社会的なことは当然しません。そのようなことは人として、してはならないのです(と、googleマップに投じられたいくつかのレビューを意識して言ってみる)。

さて。Amazonを眺めなおします。

運用簡単、実売価格1万円台、音声録音向け、そんなUSBマイクがあるとしたら…と。

もう一つ、ブランドにはこだわらない、という条件をつけたところにちょっと個性的な、でも理屈では納得できる製品が発見できました。

聞いたこともないメーカー、それどころかどう見たって全く同じ製品が関連性不明な二つのブランドで売られているそのマイクは、8個のマイクから構成されるマイクロホンアレイとAIを用いたノイズキャンセリング機能を実装している、のだとか。

20240502-190700

画像左側:https://amzn.to/3UGFbw0
画像右側:https://amzn.to/3UHPlg8

 で、☆一つのレビューには気になる、というより看過できないことが書いてあります。

  • 最初は大丈夫だが数十分するとロボ見たいな声になり、酷くなると聞き取り不可レベルになる
  • マイクを接続して数十分程度で音質がゴミになり「ロボットの声みたい」と通話相手に言われる

(引用元URL:Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: USB コンデンサーマイク NearStream Mic ゲーミングマイク 配信用マイク 卓上スタンド付き 単一指向性マイク/双指向/全指向 三つの指向性モード 3レベルゲーンコントロール ノイズキャンセリングマイク レコーディング/宅録/動画配信/ポッドキャスト/実況/DTM用 PC ランプトップ パソコンなどに対応 配信機材 AM10U )

…当たり外れの激しい何かに惹かれる悪癖を自覚せずにはいられませんが、これがよさそうには思えたのです。理想的に機能するならば。

PCにつないでみた分には普通に動作します。ノイズキャンセリングの機能には好感が持てました。

ところで本機には、本体側面にリセットスイッチが装備されています。
ふつうのUSBマイクには必要でない装置が、ついているのです。このことの重要性、というより陥穽に気づくべきだ、という展開に当然なるのです。

本品到着の翌日、ちょうど2時間の相談がありました。さっそく投入してみたところ、NottaではICレコーダーを用いたときより少し良好な反訳精度を示したのです。これでようやく、Nottaによるリアルタイム録音+文字化に対応できる機材が手に入った、つもりでした。

その翌日。今回の大揉めな事案の打ち合わせがありました。前日に引き続いて投入してみたところ。

開始後1時間33分を過ぎたあたりで音質がゴミになりました。

簡単にいえば僕も依頼人も、ロボットの声になっています。

録音そのものはバックアップとして運用していたICレコーダーで実行していましたのでこの破綻は業務に影響を及ぼしません。

むしろブログの記事を一回増やして、次回に続きます。

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