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2023年11月

MicroSIPで利用するひかり電話の設定(HGW:RV-440NE)

月曜日までに裁判書類を出しおわり、今週は少し時間に余裕があるのです。今月は、せっかくプロバイダから借りたのに半年以上放置していたルータを活かして宅内からインターネットへのIPv6接続と宅外からホームゲートウェイ(表題のRV-440NE)へのVPN接続の両立を実現できました。これに続いてもう少し通信環境を整備します。表題の件です。

事務所の固定電話はホームゲートウェイにつないだふつうのアナログ電話とファクスで発着信するほか、Zoiperをインストールしたスマートフォンも使えるようにしています。外出時にVPN接続できる重要なシステムなのですが、Zoiperがバージョンアップすると不具合を出すことがあります。

…今月はその、不具合が出ています(゚◇゚)ガーン

今回の不具合は発信のみ(だから許す、というわけでもないんですが)。
ひかり電話の着信はできるものの発信しようとすると Not acceptable here. とエラーを吐いて発呼しない、というもの。Pro版でもLite版でも発生します。ぷららフォンforフレッツなど、ひかり電話と無関係なIP電話は普通に運用できます。

たまたまバージョンアップしていなかったタブレットに入れてあるVer.2.18ではこの異常は発生しない、ということで最新のVer.2.21が悪い、と決まりました。タブレットに入っている旧バージョンからapkファイルを作って新しいパージョンを上書きしようと試みたのですが、なぜかこれも失敗。

いずれまたバージョンアップすれば不具合が解消されるのですが…こういうことが数ヶ月~2・3年ごとに起きるので、有料版でもちょっと信頼できない印象なのです。Zoiper。

そんな、ちょっと怪しいZoiperはデスクトップPCでも使っておりました。無料版の最新であるZoiper5は、起動のたびに有料版への移行を誘ってくるのです。そのくせ僕のPCではふとしたタイミングで動作が固まったりして、これまた信頼できない感じ。

そんなWindows版Zoiper5と、このほどお別れすることができました。表題の件です。

Zoiperに代わるSIPクライアントとして採用したMicroSIPはWindows版が無料で提供されています。逆に、有料版は存在しません。ですが無料版のZoiperと違って複数のアカウントを同時登録できます。ソフトを提供しているウェブサイトとヘルプが英語なのはこの際仕方ありません。とりあえずダウンロードして解凍して設定、です。ダウンロードファイルの容量が今どき8MB!なことにひどく好感を持ちました。システムをインストールしたフォルダごと他のPCに移せばそのまま使えるようになる、というのも嬉しい特徴です。

最初の起動後、アカウントの設定はこのようになりました。

MicroSIPで入力を要する要素のうち、『あなたの名前』だけが自由、それ以外はホームゲートウェイの『電話設定』→『内線設定』→『内線番号エントリ』で入力した設定を反映している必要があります。
僕の場合はたまたまHGWに入力したニックネームとMicroSIPの入力欄に同じ記載がありますが、これは不一致を許容します。

Photo_20231123012901

上の画像は、内線7番でWindowsPCにインストールしたMicroSIPを使う設定で、HGWの、『内線設定(IP端末)』の設定内容が以下の場合です。

  • 内線番号:7
  • ニックネーム:デスクトップ
  • ダイジェスト認証:行う
  • ユーザID:user1
  • パスワード:Pswd1

MicroSIPへの設定時、アカウント名欄には内線番号の頭に000をつけるようになっています。
※『0007』ではなく『7』としたところ、登録できませんでした

ユーザ名欄は、内線番号をそのまま『7』と入力します。

SIPサーバとドメインは、双方ともHGWのIPアドレスを入力します。

『ログイン』欄にはuser1、『パスワード』欄にはPswd1を入力して保存し、画面下部に『オンライン』と表示が出れるはずです。
ホームゲートウェイの設定画面でも、このPCがクライアントとして登録されているのが確認できます。

このWindowsPCはHGWに有線で接続しているので、当事務所のIP電話システムではこれが一番堅牢、というか唯一確実に発着信できるものになりました。ZoiperはWindows版もAndroid版も、発着信がふつうの電話機並みに確実にでき通話が中断しない、という当然の要件をまだ満たしていない気がします。

こうして出来上がったシステムに電話会議用のスピーカーフォンを接続したかったのです。たまたま先月、PolyのSync 20を安く手に入れることができました。もちろん中古で。

ちゃんとつながったときの本機はもちろん音質良好なのです。依頼人との打ち合わせのとき、スマホ本体のスピーカーとマイクでハンズフリーにしようとするとほとんどの場合、通話の音質がよくないと指摘されます。ですがスマホや受話器を持ったまま資料やPCを操作するのはつらい、と常々思っておりまして。

そんなときのために数年前から使っていたBluetooth対応の片耳用ヘッドセットが壊れた、本体が割れてヘッドバンドが分離した、というのも購入を後押ししました。
まぁ壊れたほうも、その後瞬間接着剤をまるごと一本使って直してしまいましたが…補修箇所が線状に白く粉をふいています。
ボディの色は黒なので目立つこと(苦笑)


実はここ数日、Wi-Fiで接続したスマホで使っているZoiperが受信直後に落ちる!無線も切れる!という事象も起きておりまして。

たまたま巻き込まれた方々はいずれもリピーターさん達、ということでしたが…

ごめんなさい。東京と大阪のお二人は結果として実験台になられたように思えるのです。
この期間、知らない方からの電話はちゃんとした電話で取ってました(汗)

西日本に行ってきた記録(岡山周辺出張2泊4日 3日目)

この一週間、お金に積極的な…いえ汚い中高年男女の話をよく聞かされます。
どいつもこいつも事業主、ということで晩年を後ろ指さされずに生きることの難しさを思い知らされます(苦笑)

僕の依頼人(事業主)はそうした人でなく、おかげで出張目的地での日程を無事に終えまして。
夜、街に出るほどの余裕はないのですが、近畿以西でしか売ってない…いまではふるさと納税の返礼品になったというこのお菓子を買ってきました。宿で大きなお風呂に入って夜少しお酒を飲んでゆっくり眠る程度のことはできるのです。原告被告の主張立証を並べて当事者本人の録音内容を聞き返しながら食べるカールのチーズ味、美味しいですよ(遠い目)

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金銭的な余裕はない、それは定常状態であるとしても。
時間的余裕も実はあまりない、ということも気づきました。今日の出張で作る裁判書類2件は来週月曜日が締め切り。

別件で準備書面作成の締め切りがもう一つ、11月20日に設定されています。

先ほど補助者さまに在宅勤務をお願いして、お土産にチョコレートを一つ追加して、とりあえず僕の作業負担を少し減らします。

あとは灰色の週末を過ごす覚悟を決めて、それと、明朝から帰りの列車と船とバスの中でそれなりの仕事をすればなんとかなる、はずなのです。

新幹線と特急列車、などの順当に速い交通機関を選択しなくても大丈夫、なはずなのです。

言い換えると、復路で若干の寄り道をして風景重視の交通機関を選択しても大丈夫、なはずなのです。

今週は夜行バスで西へ(座席と悩みが先週と同じ岡山方面出張2泊4日)

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先週は名鉄バスセンターから新東名で東へ向かったのですが…とにかく今日から出張です。JRの高速バス乗り場から新名神経由で西に行くこのバスでも、先週と同様に後ろがトイレの3C席を押さえてあります。心なしか先週の福島交通のバスより椅子の作りがいいような。

 

この出張、やはり先週と同様に車中1泊地上2泊です。でも用事は一つしかありません。裁判書類作成の打ち合わせです。目的地で一泊して延べ2日で仕事して、その気になれば往復とも夜行バスにすることはできますが…
そこまで自分を疲れさせたくないので目的地から少し戻った街でもう一泊追加、という行程を組みました。これが九州なら往復フェリーにできるのに。

 

旅についても悩みがあります。先週と同様な。
実は昨年、高知市にもふるさと納税してしまったのです。
返礼品でもらった宿泊クーポンの期限が、やっぱり来月末なのです。

 

そうすると。
来月は福島県と高知県への出張を設定することになる気がします。用事はある、のです。

貸与品ひかり電話ルータ(HGW)のVPNサーバ+ぷららフォンforフレッツの環境を維持して行うIPv4 over IPv6接続の導入事例

○はじめに

本記事の記載は、5ch『【NTT】フレッツ光・ひかり電話対応ルータ Part36の0653のご投稿を追試験して成功したものです。

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これを投稿された不明なデバイスさんに、深い敬意を表します。
…5chの記事にこんなに救われるなんて、思ってもみませんでした(笑)


○概要

この記事は『ぷらら』を利用しているひかり電話契約者で、IPv6接続のためにルータの無料レンタルを受けた方によく適合します。
他のプロバイダでも、

  • ひかり電話を契約していて
  • NTTからレンタルしたホームゲートウェイでひかり電話の機能を利用しており(YAMAHAその他のお高いルータやL2スイッチの利用を考えておらず)
  • IPv6の接続はHGWではなく、HGWの配下に置いた家庭用ルータでおこなっている
  • 契約中のプロバイダが利用者に、IPv6での接続とIPv4(PPPoE)での接続の同時利用を許容している

という方には適合する可能性があります。

こうした方々のIPv6(本稿ではIPv4 over IPv6を含む)接続導入前のシステムとして、NTTからレンタルされたHGWが標準装備するVPNサーバの機能が使えました。宅内でスマートフォンを固定電話の内線として使っていたほか、事業場外・宅外からHGWにVPN接続することで事業場・自宅の固定電話を建物外から発着信できます。僕もそうしたシステムを運用していたのです。さらに、ぷららで提供している古風なIP電話=ADSLの時代からあったVoIPアダプタや有線の速度が最大100Mbpsのルータを利用して接続する想定らしい『ぷららフォンforフレッツ』も僕のところではスマホで、VPN経由で使えるようにしてあったのです。

それがIPv6接続用のルータ導入後に不可能になったことへの対処(というか、従前環境の復旧とIPv6接続の両立)が実現できた事例の報告です。導入にあたって追加で必要になったのは、冒頭の図でRouter2に相当する家庭用のルータ、1台です。

○環境

  • ブロードバンド:フレッツ光マンションタイプ(VDSL)
  • プロバイダ:ぷらら(光コラボレーションではない契約)
  • プロバイダとの契約時期:2014年(正確には、現在の契約に変更した時期)
  • ホームゲートウェイ:RV-440NE
  • ひかり電話:あり。RV-440NEに接続した固定電話とスマートフォンで利用中
  • IP電話:ぷららフォンforフレッツ、IP-Phone SMART
  • レンタルされたIPv6接続用ルータ:アイ・オー・データ機器 WN-PL1167EX03
  • 遊休設備:ブロードバンドルータ 1台

この環境で、従前はRV-440NEのVPNサーバを利用していました。VPN接続時はひかり電話・ぷららフォンforフレッツ・IP-Phone SMARTの三回線が事務所外でも一つのスマホで発着信できる、ということで。
来所相談さえやらなければ(電話とメールだけで顧客対応を進めるならば)僕はどこにいてもバレない、そうしたシステムの恩恵に浴していたわけです。

○IPv6の試験的導入と撤収

まず、ぷらら公式の方法でHGWにルータ(WN-PL1167EX03)を接続してみました。

当然ながらIPv6での接続が確立されるわけですが、HGWの設定画面にアクセスできなくなります。
HGWのブロードバンドルータの機能を用いたIPv4(PPPoE)接続もできなくなる=VPNサーバが使えない、ということでこのやり方は一旦取りやめました。

RV-440NEをここで一旦、初期化します。ぷららが貸してくれたWN-PL1167EX03を取り外して、RV-440NEをブロードバンドルータとしてIPv4接続を行う従前環境に戻りました。

-ここで半年ほど停滞します(苦笑)-

○試行錯誤の再開

先月に入って暑さも和らいだので,作業を再開しました
(要するに理由なんかなく、作業再開しました)

まず試みたのは、RV-440NEのVDSLモデムの部分とルータ・SIPサーバの部分を分離すること。VDSLモデムの部分から引っ張り出してきたケーブルを適当なスイッチングハブにつなぎ、RV-440NEのルータ部分①とIPv6接続用ルータ②を並列に接続してみたのです。

ぷららはIPv4の接続とIPv6の同時接続を許容します。
停滞前に試みたとおり、上記②を①の配下に置いて接続を試みると、自動的に①からのIPv4接続機能が停まります。これが嫌なのです。
ならばIPv6用ルータをHGWの配下に置かない=並列に接続させてみようか、ということで。

IPv6に関連して何か問題が生ずるらしい、とは思えたのです。実際やってみたところ、電源投入から3時間程度でIPv6接続用ルータ②からインターネットへの接続が必ず不可能になります。例外はなく、ルータ②を再起動するまで復旧しません。

ただし、この環境で①に接続したPCからはIPv4で接続できます。
問題なく稼働している時間に②に接続したPCからは、目的のIPv4 over IPv6で接続でき、両者は同時に可能だということもわかりました。事業場外からRV-440NEへのVPN接続も当然可能です。

○正解への到達

僕のところのシステムでは、HGW内のVDSLモデム部分の直後に置いたHGW内蔵のブロードバンドルータ機能を活用して行うIPv4(PPPoE)接続をどうあっても保たねばならないらしい、だがIPv6用ルータ②とHGW内蔵のルータ①とを単純に並列させる接続もダメだ、とわかりました。

ここからさらに1週間ほど停滞してたどり着いたのが冒頭の5chのスレッドです。この投稿者さんも、プロバイダにぷららを利用する環境下でネットワークを組んだと書いてありました。HGWとIPv6接続用ルータ(いずれも貸与品)のほかに1台、ルータが追加で必要になりますが僕のところにはNECのWG1400HPがあり、Wi-Fiのアクセスポイントとして運用しているのです。遊休設備になりかけていたこのルータが、ローカルルータとして使えます。

○設定

以下、各機材に設定するIPアドレスは冒頭の図に従います。

1.HGW(RV-440NE)

IPv4(PPPoE)接続関連の設定を従前通り有効(僕の場合は、ぷららに対する常時接続)に、DHCPサーバも有効にし、IPv6のセキュリティレベルを高度にしておくほか、特に変更しません。

以下の設定ではIPv6接続用ルータをHGWのlanポートに接続します。
ですので、もしIPv4関係の設定がグレイアウトしていたら、巷に出ている情報にしたがってHGWの設定を変更し、IPv4を利用する(一時停止を解除する)ように復旧する必要があります。ですが僕のところでは、なぜかHGWの設定が変わることがありませんでした。

…いちどプロバイダ公式の手順でIPv6接続を試み、この過程でいったんHGWの設定を自動で変えられてIPv4関係機能の利用を不可とされたあとで、HGWを初期化してIPv4での接続を再開した経緯が影響しているかもしれません。ここまで揉めたあとで、その後あらためてIPv6用のルータをHGWの配下に接続しても、今度は一方的にHGWの設定を変えてくることがない、のかもしれません。僕のところではこのような挙動になりました。

2.Router 1(WN-PL1167EX03 IPv6接続用ルータ)

本機のWANポートを、HGWの適当なLANポートに接続します。
背面のスイッチはルータモードにしておきます。

インターネット の設定を以下のようにしました。
ぷららの場合、契約者によってIPv6での接続先がtransixではない場合がありますが、『IPv4 over IPv6 (MAP-E) 』か以下の設定のどちらか、になるはずです。MAP-Eの場合、AFTRアドレスも変わります。

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このほか、LAN設定のIPアドレス設定で192.168.10.10を入力、DHCPサーバーは有効とします。

このルータに対するWi-Fiの接続は当然可能なので、必要なら設定値を入力します。

3.Router 2(WG1400HP ローカルルータ)

本機は、一回初期化しています。初期化直後の設定状態から、以下のとおり変更しました。

本機のWANポートからのケーブルは、Router 1のLANポートに接続します。
※HGWのLANポートに接続、という情報はネットに沢山ありましたが、この点が特殊です

さらに、HGWのLANポートと本機のLANポートもケーブルで接続します。
つないだ配線がHGW-R1-R2-HGWと環状になってなにやら妙な感じはしますがこれでOKです。

本機も背面のスイッチをルータモードにします。

設定画面では

・基本設定→基本設定 から動作モードを『ローカルルータ』とします。
 直下にある『ブリッジ設定』でIPv6ブリッジの設定がありますが、これはチェックを入れても外しても挙動が変わらないようでした。

・接続先設定 ではDHCPクライアント機能を 利用する とし、ゲートウェイ・ネームサーバともサーバから割り当てられたアドレスを 利用する としています。
※Router1 が発行してくれるアドレスが本機のWAN側のアドレスになり、Router1がゲートウェイになるわけです。

・詳細設定→IPv4LAN側設定 ではIPアドレスを191.168.1.2とします。DHCPサーバ機能は使用しません。
※HGWが同じセグメント内でDHCPサーバ機能を発揮しているため、不要です

Router2が無線LAN機能を持っている場合、こちらにWi-Fiで接続することもできます。Router1の無線LANとの併用も可能です。

併用した場合、Router1に接続したクライアントは必然的にIPv4 over IPv6、またはIPv6でインターネットに接続します。
Router2に接続したクライアントは、IPv4で接続されます。

ゲートウェイをHGWに(冒頭図では、192.168.1.1に)指定できますので、ひかり電話の送受信に利用したりIPv4でインターネットに接続できることになります。Router2に接続したクライアントのIPアドレスは、HGWで有効化しているDHCPサーバが付与してくれます。

Router2に接続したクライアント側で、明示的にゲートウェイをRouter1に指定した場合はRouter1を通過するので、IPv4 over IPv6、またはIPv6でインターネットに接続できることになります。

このローカルルータを追加することで、HGW-Router2の間のどこか(両者いずれかのLANポートや両者の間で設置したスイッチングハブ、無線LANアクセスポイント)に接続したクライアントはゲートウェイとしてHGWかRouter1を選択できることになります。

さらにRouter2は家庭用とはいえルータなので(WAN側-LAN側へのデータの動きをある程度制限できるので)、HGW・Router1・Router2間で配線がループしていてもあまり問題はない、ということらしいです。ただ、Router2にWi-Fiで接続したクライアントにIPアドレスが付与されるのに少し(数秒~十数秒ほど)時間が余計にかかる気はしています。何の問題もない、というほど盤石ではないようです。

4.PC(冒頭図の位置にあるもの)

HGWのLANポートに接続します。
冒頭図ではそうなっていますが、Router2のLANポートに接続しても下記のように設定でき、同じ結果になります。

-以下、クライアントPCの設定-

Windows10の場合、設定→ネットワークとインターネット→イーサネット(有線で接続中の場合)から表示されるネットワークを選択し、IP設定→編集 で、適当なアドレス(HGWと同じセグメント。冒頭図のネットワークなら192.168.1.5 など)を入力する。

4_20231112021901

上の画像のようにゲートウェイとしてRouter2を指定すると、IPv4 over IPv6でインターネット接続できるほか、Router1,2,HGWの設定画面にログインできる。
上記画面の下部にあるIPv6の設定はオフのままで可。

-クライアントPCの必須の設定ここまで-

優先DNSはゲートウェイと同じでも可ですが、ゲートウェイをHGWとRouter2で切り替えるので両者どっちでも使えるらしいGoogleパブリックDNSのアドレスを入れてあります。特に必然性はありません。

上記の設定でゲートウェイにHGWを指定することもできます。
この場合は、Router1の設定画面にログインできません(192.168.10.10をブラウザに入力してもルータの設定画面に到達できません)。言い換えるとRouter2によって阻止されている、ということになります。

5.従前接続していたネットワークプリンタ・複合機・PC

HGWかRouter2のLANポートにつなげば、すべて従前通り使えます。
※もともとHGWがDHCPサーバになって各機器にIPアドレスを付与されていたか、機器側でHGWと同じセグメントのIPアドレス(冒頭図のシステムなら、192.168.1.101など)を指定している必要はあります

逆に、Router2-Router1のあいだに設置したスイッチングハブ、またはRouter1のLANポートに接続してしまうと、HGWの配下にある機器とは別のセグメントのネットワークに属することになってしまいます。

ネットに高速接続できればいいというだけなら明示的にRouter1のSSIDに接続させるのもよく、ゲートウェイの設定を変えるよりWi-FiのSSIDを変えるほうが簡単です。僕もFire TV StickはRouter1に接続しています。

6.HGWにVPN接続していたスマホ

これも従前通りVPN接続して使えます。
宅内からIPv6で接続させる必要がないなら、ゲートウェイをHGWにしておくとIPv6への移行前後で設定の変更が全く不要になります。


適切に接続できているかの確認は、ぷららの場合は『ぷららv6エクスプレス(IPoE)接続環境確認サイト』を利用します。
HGWのLANポートに接続したPCで、ゲートウェイをRouter2にしたとき、目的通りIPv4 over IPv6接続になっていれば以下のようになります。

5

冒頭図の位置にあるPCでゲートウェイをHGWにすると、上の確認結果のうちIPv4のほうがPPPoE方式に替わります、というより元に戻ります。


ところで、このネットワーク構成の素敵なところはRouter1 とRouter2の電源を切ってしまえば一瞬で従前通りの=IPv4でPPPoE接続していた構成に戻る点です。あとはPCのデフォルトゲートウェイだけ書き換えてあげればいい。

明日は日曜日なんで…周りの工場が停まるから(当事務所は住宅より工場多めな地区にあります)、IPv4でも十分速いんですよね。

実は古いルータが挟まるぶん
変更後のほうが遅かったりして(゚◇゚)ガーン

服・靴・鞄を乾かしながら、いわきから東京へ(福島東京2泊4日 3日目)

今回の出張では、いわき駅から離れた宿に泊まることにしました。海の近くで温泉があって一泊4900円、ただし駅からバス代520円バス停から徒歩5分、そんな宿泊施設です。バスは常磐線いわき駅への便が毎時1本程度、塩屋崎の近くを通って常磐線泉駅への便も1~2時間に一本ずつ走っており、こちらも一応選べます。10時50分に最寄りのバス停を出る泉駅行きに乗ってみたい、と思っていたのです。昨日の時点では。

で、今朝。

雨雲レーダーによれば僕がいるあたりを中心に北東から南西へ、綺麗な赤と黄色の線が走っています(゜◇゜)ガーン

バス停までの移動で膝から下がずぶ濡れになり、上着と鞄も水だらけになりました。やってきたバスは僕一人しか乗っておらず、まず車内で上着を前席の背もたれに広げて駅まで1時間。まず上着を乾かす旅になりました。

窓の外はまるで冬の日本海のような灰色(゜◇゜)ガーン

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途中、江名のバス停では運転手さんがバスを降り、歩道に身をかがめました。

何かと思って窓の下を覗くと、おそらく強風でぶっ倒れたバス停の標識を歩道側に収容しています。

泉から日立へは普通列車を使い、13時30分日立発東京行きの高速バスに乗り継ぐことにしました。
この路線、いわき-東京線よりいくぶん空いています。

※というより、今日の朝~昼いわき発の各便は空席数が少なく、車内で干し物をするような余裕はなかったのです

日立ー東京を移動するビジネスマンは皆さん特急のほうのひたち号を使うらしく、バス車内には隣席にも廊下の向こうにも人はいません。そういう席を押さえてあります。当然のように靴を脱いでしまい、東京までの3時間弱でズボンと鞄と靴下が乾きます。まだ若干ぬれている靴をいったん履いて国会図書館に行き、今日はカウンターでの受け取りを1回だけにしてゆっくり書見することにしました。

閲覧室で再び靴を脱いでしまい、机の下では靴下を乾かしながら資料を読んでいくことができます。約2時間。

19時の閉館直前まで粘ってようやく靴の中まであらかた乾かすことができたものの、今日一日が終わってしまいました。

たまにはこういう一日でもよかろう、と思えます。案件の性質上、来月も福島県への出張になるのです。
この宿に泊まるつもりはありません。

理由は今日の一件とは関係なく、昨年郡山市にふるさと納税しちゃった返礼品の宿泊クーポンを年末までに使ってしまわねばならないからです(゜◇゜)ガーン

毛布もお茶も乗車率も復活(夜行バスで始める福島東京出張2泊4日)

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宅内のLANをつなぎかえ、手羽先を煮込み、枕を洗ったら、それで三連休が終わってしまった気がします。今晩から出張です。

 

22時10分名鉄バスセンター発の郡山行き高速バスは3Cの席が取れました。すぐ後ろがトイレというこの席、背もたれを倒しても人と揉めることがありません。

 

初めて乗るこの路線、席を見ると下のほうに緑の箱が刺さっています。この路線では毛布もお茶の提供も復活して、コロナ前に戻りつつあることを感じさせます。
何か得した気分で、北への旅を始めるとしましょう。明日は朝から出張相談、午後は打ち合わせが入っています。

晴れた日にはUNI出しでもしようか(RV-440NEのVPNサーバを無理矢理活かすIPv6への移行計画)

この1週間で準備書面3つ訴えの変更申立書1つ、なんとか作りきって迎えた週末。

午前中の相談はキャンセルになり、仕事は一通り終わって、いい天気でもあります。

こんなときでもなければできないことをやってみました。表題の件。

居住用マンションに入っている当事務所では、フレッツ光はVDSL形式のみが選択できます。最高速度は100MBpsとされています。
数年前ならこれでも50~70MBpsは出ていたのですが、ここ2~3年で徐々に検出されるSSIDが増えてきました。

つまりネットにつなぎたい人が増えた、ってこと。接続速度も徐々に落ち、今では深夜でも20MBps程度、お昼だと5MBpsを下回るのです。

これがよろしくない、という理由が新たにできました。
民事訴訟法の改正でテレビ会議方式での期日が増えるように思えるのです。高速とは言わないまでも速度が落ちない回線を確保しておく必要が高まった気がします。

対処方法として一般的なのは従来の接続方法=IPv4からIPv6への移行を図ること、らしいのです。

僕が使っているプロバイダ(ぷらら)は、希望すれば接続用のルータを無料で貸してくれる、ということでルータをちょっと取り寄せてみたのは今年春のこと。ちょっと接続してみてやめた、のです。通信環境を整理します。

  • ブロードバンド:フレッツ光マンションタイプ(VDSL)
  • プロバイダ:ぷらら(光コラボレーションではない契約)
  • プロバイダとの契約時期:2014年(正確には、現在の契約に変更した時期)
  • ホームゲートウェイ:RV-440NE
  • ひかり電話:あり。固定電話とスマートフォンで利用中
  • レンタルされたIPv6接続用機材:アイ・オー・データ機器 WN-PL1167EX03

宅内LANはRV-440NEのルータ機能を使って実現しており、これにアクセスポイント(元はNEC製のルータ)をぶらさげて無線LANも使っています。この環境でIPv6への移行を阻む要素が二つあります。

最大の理由はRV-440NEをVPNサーバとして使っていること。
正確には事務所外からスマートフォンを使って固定電話の発着信ができるようにしているだけなので、宅内LANに接続したいのではなくRV-440NEにだけ接続できればよいのですが、とにかくVPNを使っているのです。

第二の理由も電話がらみです。050-の番号を付与されるIP電話として、ぷららフォンforフレッツを使っています。

こちらもスマートフォンで利用できる、というのはぷららが公式には推奨していない手法のようですが(20年前に販売されてたようなVoip機器に固定電話と接続せよ、という説明が未だにぷららのウェブサイトには出てきます)僕のところでは有料版のZoiperをスマホに入れて可能にしてあるのです。

これらが、貸与された機器でIPv6接続を始めると使えなくなるらしい、というところに問題がありました。貸与されたWN-PL1167EX03を公式に推奨されている方法で=RV-440NEのLANポートに接続すると、ルータの機能はWN-PL1167EX03が担当するようになり、RV-440NEの設定関連画面にはアクセスできなくなります。後で調べて設定関連画面にはアクセスする情報が見つかりましたが、デフォルトでは自動的にVPN関連の設定もできなくなるのです。

ここで一旦IPv6への移行をあきらめて、半年経ちました(苦笑)

半年前にもネットの情報はいろいろ探したのですが、ホームゲートウェイのVPNサーバ機能を手放さないで済む接続方法が見つからないように思えたのです。

いま試しているシステムは、RV-440NEのVDSLモデムの部分とルータ+ひかり電話+VPNサーバの部分をつないでいるケーブルを外して分離するもの。VDSLモデムの部分から引っ張り出してきたケーブルにはハブを接続し、貸与されたルータとRV-440NEを並列に接続する形になっているのですが、巷の情報で言われるほど不安定ではない気がする…と書いているうちに一回、接続が切れました。

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