高めな駐輪場と安めな居酒屋ランチの備忘
今月予定していた東京への出張を中止にしました。来週明けに納品を約束した講義教材をちゃんと作らねばならないのと、なぜか不動産登記のご依頼(で、金融機関にお参りに行かないと御利益がない…いえ、書類を受けとりに行かないとご依頼を受託できない案件)が二つ入ってきたのです。
7月に導入してから不具合が出ているインクジェットプリンタの修理もしたいところに、先週出張してきた表題の件が加わって、今週は外に出る時間の余裕が消えました。
先週は豊橋から静岡県西部に足を伸ばす日帰りの出張があったのです。名古屋市の南東部=緑区に位置する当事務所のJR最寄り駅は、東海道本線笠寺か大高になります。大高が東京寄り、笠寺が名古屋寄りで、距離は3.5~4kmといったところ。余裕で自転車圏内です。双方とも快速・新快速は停まりません。今回は大高まで片道4kmを自転車で行ってみたのです。久しぶりに訪れたこの駅に、罠がしかけてありました。
大高駅の有料の駐輪場は市営から民間管理に移った1日100円のものと200円のものがあります。
必然的に、100円のほうから先に満車になるのです。
しかも200円のほうはキャッシュレス決済非対応で、お財布にある貴重な千円札が小銭になってしまいます(苦笑)
笠寺には交通系ICカードが使えて1日100円の駐輪場しかなく自転車で行くにもこちらのほうが近いため、大高に行くメリットが実はもう、ない。そう気づかされたのです。忘れてしまわないように書き残しておこう、と決めて5分遅れの上り列車に乗りこみました。
出張相談を終えて浜松駅に戻ってきたのは13時半過ぎ。浜松駅の駅ビルは名古屋方にも東京方にも飲食店が集まる一角があり、名古屋方にあるほうがやや新しくやや高い感じがします。もう少し早ければ駅の外でお店を探すのですが、そろそろランチ営業が終わりそうな時間…ということで。駅ビルから外に出ないと決めました。まず名古屋方にある石松餃子に待ち行列が残っているのを確認して、これはパス。東京方に回ります。
こちらには昼からやっている立ち飲み屋さんと居酒屋が3軒。もちろんマクドナルドなど店舗数の勘定にも入れません。
居酒屋にはすべてランチの設定がありますが、うち1軒の浜松餃子定食が今どき770円、ただし提供が14時までとなっていました。現在、13時47分。これを採ります。
カウンター席の2つ向こうには僕と同年代の姐御(とでもいいましょうか、妙な安定感のあるお姐さん)が昼から淡々と呑んでおられます。姐御が選択したらしいちょい飲みセットにも惹かれましたが、この時点では出張相談が終わったものの新たなご依頼の受託にはつながっておりません。
まだ、何かを祝っていい状況にはない、ということで予定通りに浜松餃子をオーダーしました。
これは当たりだ、と確認でき、浜松で安心して使える呑み屋さん兼食堂のデータがまた一つ増えたところです。
この秋もし余裕ができたら、折りたたみの自転車でどこかに行きたいと思っています。
その準備を意識して、数キロ程度の移動は自転車にするようにしています。浜松でのランチの翌日は、事務所から最寄りの…といっても6kmほど離れた法務局に書類を受けとりに行ってきました。もちろん自転車で。
レターパックプラスを添付すれば郵送で送り返してくれることは僕も当然承知しているのですが、久しぶりに名鉄呼続駅付近のカレー屋さんに行ってみたかったのです。
やっぱりランチ終了ギリギリに入店したところ、目に見えるほど堕落しておりました。
具体的には辛さの調整を唐辛子のみでおこなっていることがわかる一方、その他のスパイスの存在が感じられなくなっていました。100~200円の値上げも行われています…残念。
こちらのランチの写真は出しませんが、値上げという点に当事務所に久しぶりの不動産登記案件がきた理由があるのかもしれません。
他に安い登記事務所はないのか、西区にあるメガネの先生の事務所なんかどうだ(←皮肉や批判ではありません。わりと手作り感のあるウェブサイトを昔から維持されている、と認識しています)、と依頼人に聞いたところ、『聞いてはみたが(以下略)』とのことでした。
確かにそちらのウェブサイトを見ると、なるほどしばらく見ない間に報酬額が上がっています。
で、当事務所のほうはといいますと。
主力業務であり年間の売上高に直結する裁判事務のほうはちゃんと価格改定(あ、つまり値上げです)したのですが。
登記のほうは…放置してあるのです。
『それでも(裁判事務、それも地裁案件と比べれば、不動産登記はあえて値上げなどしなくても)十分に儲かるのではないか』と補助者さまは言うのです。確かにその通りなのです…時には時間単価で10倍以上違う(苦笑)
ひょっとして、このまま報酬額設定を変更しないでいると?
当事務所の不動産登記分野は愛知県内他事務所との比較において、価格競争力を回復する…のかもしれません。
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