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この夏エアコンとどう対峙するか、の試行錯誤

いま使っているエアコンは12年前のSHARPの製品です。2年前に、室内機をいったん取り外して工場に送る形態の清掃、というより重整備を施しました。清掃とモータ部品の交換を終えて帰ってきた室内機に、カビを発生させない対策を始めたのです。既存の論文を調査したうえで『冷房その他内部に結露する運転を実施したら必ず5時間、送風運転して内部乾燥する』施策を継続し、夏が2度過ぎました。

で、今年も室内機の中にはカビがありません。目視する限りでは、ですが。

費用対効果を考えると(どうせ送風5時間やらせても電気代なんか1日十数円、です。つまり一夏千円程度)これは大したものだと思うのです。
と同時に、本機もいちおう標準装備している冷房終了後の内部乾燥機能(リモコンから冷房停止のコマンドを送ると、冷房は即時に停まり室内機内部での1時間程度の送風・プラズマクラスター撒布運転後、電源が切られる)では効果不足だ、だから普通に使ってるだけでカビを抑止することはできなかった、というメーカーにも消費者にも不都合な真実をも示していた、ということではあります。ならば24時間30日ずーっと運転し続けたら(室内機内に結露は発生するが空気はずっと動いている状態だったら)カビないのか、は試してみたいテーマではあるのですが、以下の試行錯誤ではこれまで通り、1日最低5時間の冷房運転停止/送風をさせる前提で考えていきます。

きっかけはスマートメーターの導入により、家全体の消費電力量が見える化されたことです。
※ある取引先を切って時間に余裕ができた、ということもあるのですが、それは当事務所にもいくつかある黒歴史にしてしまう予定です

僕が中部電力と別れて転がり込んだ先の新電力会社ではこの4月から、燃料費ではなく市場価格平均値を参照して電力料金を加減算する方向での約款変更がなされたのです。このため、電力取引所のスポット価格もさることながら自分ちの夏の消費電力量が気になっていました。

今月の速報値を見て、まず気づいたのです。

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本日(7月18日)を除くと、当物件には電力使用量が多い日が数日周期で訪れます。7月8日→12日→15日、とか。

はて。カレンダーを見ると。

土曜日→水曜日→土曜日。補助者さまの出勤日だ。
※7月4・5日は大阪出張を設定しており、4日はほぼ冷蔵庫と待機電力の消費を示している、ということもわかります

さて、北の国生まれの彼女は暑さをことのほか嫌っており、毎年5~6月になると出勤連絡のメールに怒りを意味する絵文字が現れるのです。
このanger symbol、Unicode ではU+1F4A2 、HTMLでも表示できるところに補助者さまのご配慮を感じます。例文は

こんにちは。暑いです💢

と、なります(゚◇゚)ガーン

彼女から毎年このメールが来るたびに僕はなぜ自分が怒られるのかよくわからないまま恐れ入りつつ日本にまた夏が来たことを知り、このマーク(または他の暑さに対する怒りや不満)が記載されたメールを2~3発食らったところで除湿か冷房の再稼働時期を検討しだすようになるのです。

ある意味で当事務所に夏の訪れを告げる年中行事、とも言えるのですが
(いえ、補助者さまはただ怒っておられるのかもしれませんが)。

つまり上記のグラフは前月中に補助者さまの怒りをひととおり受け止めて、就労環境を僕なりに準備した結果ではあるのですが。

もっと冷やせ、という気配を出勤直後または執務中の補助者さまから、時に感ずることはあります。

僕は暑いのより寒いのが苦手です。
一昨日は冷蔵庫から賞味期限を過ぎたレトルトのおでんが発見されてしまい、期せずして晩ご飯がおでんになった、というような人です。

ではありますが室内気温が33℃に届くか届かないあたりでさすがに頭が働かなくなり、読書と食事と昼寝しかできなくなる、とここ数日の暑さで気づかされました。ですので仕事できる程度には冷房を使いたいのですが、僕にとっての妥当な温度は29~30℃。
補助者さまはたぶん、さらに2~3℃下げないとanger symbolの出現を予防できない、そんな気はしています。

だから、というわけではないのですが当事務所は、12畳のLDKにエアコンがあり補助者さまの作業卓を置いています。
その隣、6畳の部屋が本職の執務室。12畳と6畳のあいだの扉は外していますが梁が出ている関係で、冷房時はLDKのほうが1~1.5℃涼しいのです。本職補助者の配置が逆だったら大変なことになっていました(笑)

上記のグラフは各日の使用電力量のほか、30分ごとのも表示でき1時間後くらいにはデータが入手できます。

これを見た印象として、『昼過ぎや夕方など昼間の暑い時間にエアコンを起動した場合、朝(または前の日の夜)からずっとつけっぱなしにしていても1日の電力使用量とあまり変わらない』ように思えるのです。住宅の気密性断熱性にもよりますが、この物件ではそうであるらしくて…

つまるところ『補助者さま出勤日の日中に僕がエアコンをつけずに我慢しているのは、無駄だ』ということなのかもしれません。次の記事に続きます。

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