8月の出張について
来月で開業20周年を迎えるから、かもしれません。当事務所の今年は一味違うのです。
…要注意先or破綻懸念先に対する報酬債権が単年で、いえこの2ヶ月で100万円を超えました。
それでも事務所は潰れてない。凄いだろ(゚◇゚)ガーン
人助けがしたいとか他の誰かのために訴訟やるんだ等としたり顔でいう人間から後払いの依頼を受けてはいけない、そうあらためて納得したうえで、ひとまず表題の件。
これだけは他事務所より多い受託分野=民事関係裁判書類作成の新件が来月から始まります。
過剰な正義・正当性の主張や他罰性向は、今回の依頼人にはみられません。
僕の経験上、報酬踏み倒しにはつながりにくい(苦笑) したがって受託、とします。
経営状況はともかく…いえ、正常先に対して有する債権が回収できた場合は来月まで乗り切れることだけは確認したし、まぁ出張はしようかね、という状況です。
まず8月上旬。
目的地は岡山またはその周辺となります。往復で関西地方を経由します。日程は最大2泊です。
青春18きっぷが使えて帰省ラッシュ前になんとかできる場所日程、そういうことです。
次に8月下旬。
先月今月と行けなかった東京へはそろそろ一回行ってこよう、と思っています。
こちらにも、請求書へのレスポンスと連絡への応答が…こころもとない依頼人がおりまして。
今月もちょっと焦れていたのですが。
今回に限っては凄い理由を提示されてしまった(裁判所もこれなら納得、という理由が、今回は出てきた)ので様子を見てこようと考えているところです。そのまま福島県中通りまで行けるよう調整し、日程は2~3泊になるはずです。
上記いずれの出張も経由地周辺での出張相談はおこないますが、裁判書類作成のご依頼にあたっては『世の中のため・ご家族のため・人助けとして』依頼相談等したい、という方には冷淡な対応になることがあります。
実際の問い合わせに応答した表現でいうと「ご見解に賛同するわけではありませんが、そういう主張も論じられる世の中であってほしいと思うので受託します」。
この案件は人助け、でなければ世の中のためになるんだから依頼中は自分のいうこと100%聞いてきっちり勝たせてその後の報酬支払いは無期延期にしてくれ、それが良心的な士業事務所ってもんだろ、などとお考えの方の依頼には、当事務所は全然適しません。
まぁそんな事務所が実在して宗教的政治的に中庸で従業員にちゃんと給料はらって30年以上存続してるなら、ぜひ僕の顧問になっていただきたいものだ、とは思っています。
まっとうな事務所経営に対してそれくらいの憧れはありますが、たぶん10年後に当事務所はそうなってません。
言い換えます。
『人がどうみるかはさておいて(または、裁判手続きの利用に多少のためらいはあるが)、自分はこれがしたいのだ』
と言える方は当事務所の裁判書類作成業務に、割とよくマッチします。
実は正義をかかげる人が勝つのではなく、自分の立場にある程度懐疑的になれる人が諦めずに取り組んだ場合に所期の成果を挙げ、結果としてご自身や大事な人のまわりに起きた不幸や不公正から遠ざかれる、そのように思っているところです。
これを要約すると、当事務所では以下のようになります。
正義は勝ちません(棒読み)
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