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SH-01Jで始める合理的シンプル290プラン

当ブログの記録によれば、僕は2006年12月から5年ほど、事務所外でのデータ通信にb-mobileのサービスを使っていました。

当時はPHSの電波を同時に2チャンネル用いて最高速度128kbpsの高速通信(笑)を実現するものだったと記憶しています。灰色公衆電話でのダイヤルアップ接続からようやくワイヤレスの世界に解き放たれた点で僕にとっては画期的でした。東海道本線沿線では通じるが中央本線沿線、特に山深い中央西線では塩尻を出たら中津川まで使えない、ということでそれ自体がブログのネタになっており、それでも重宝しておりました。

で、気がつけば12年ぶりに、このサービスの提供会社に戻ってくることになったのです。表題の件。

電話が嫌い嫌いと言いながらも一応は携帯電話を使っています。Docomoの二つ折りの携帯電話を音声通話に、ほかにモバイルルータとAndroidスマホを持ってデータ通信をする、そういう構成でした。音声通話は月額税込み1300円ほどで5分かけ放題、付随するデータ通信の契約(SPモード)は月額300円だったがこの夏、経費節減のため止めた、そんな状況です。

音声通話は30件保存される発信履歴を先ほど確認したら半年前まで遡れた(失笑)という程度にしか使わず、データ通信も月1~2GB、その程度でいいのです。

ただしデータ通信を用いたいデバイスは複数ある、携帯電話1台スマホ1台タブレット3台パソコン1台あるがとにかくそういうもんだ、と。

この移動体通信サービスをさらに見直そう、というきっかけになったのがこの夏からの楽天モバイルの有料化です。
データ通信の代わりにこの会社のサービスを一回線契約してスマホにSIMを挿しており、『どうやら電話もできるらしいが僕はしたことないスマホ』として重宝しておりました。それがこの夏から月額1078円の料金を取るようになり、もともと無料目当てで群がっていた有象無象の人々と同様に僕も、遅ればせながら逃散することにしたのです。

できれば今月中に他サービスに引っ越そう、ついでにDocomoもやめよう、ということでまず楽天モバイルはLINEMOに移すと決めました。

ご存じな方はご存じでしょうが、事態の先送りです。こちらはたぶん楽天モバイルからの脱落者を収容するキャンペーンをやっており、料金と同額のポイント還元が8ヶ月続きます。たぶん、1年くらいで(お義理で何ヶ月か有料で付き合って)また別のサービスに引っ越す予定。

Docomoのサービスをどうしようか、迷いがありました。

サービスのスペックとしてはPovoのようなものが最高なのです。維持費ゼロ、データ通信は低速だがメール送受だけなら一応可能、思い立ったら高速通信できるデータを買えばいい、そんなサービスがDodomoの携帯で使えればよかったのですが、僕が使っているSH-01JはSimフリーにしてもらってもauの電波を掴みません。残念。

月額500~900円台にはいくつかのサービスがありますが、あえてDocomoから引っ越そうというほどのメリットが見いだせません。

あれこれ探すうちに見つけたのが日本通信の合理的シンプル290プランで、これはDocomoの電波で音声通話とSMSが利用可能、したがって既存の携帯電話をそのまま利用可能、データ通信は1GBがついて月額税込み290円、というもの。

運営会社がかつてb-mobileで使っていた日本通信だというところが気に入りました。つい最近参入して今後いつ止めたり値上げしたりするかわからない軟派な格安Sim業者とは違うであろう、と期待できます。

あとは僕のSH-01Jで使えるかが未確認だったのですが、もし不可ならスマホで使えばいいやと決めて一昨日出張先から発注をかけ、早々に手続が終わってSimは今日やってきました。

試してみたところ音声通話・データ通信とも支障なく使えています。
さらによかったのがSH-01Jにも一応ついているテザリング機能が一応使えること。Bluetoothでタブレットと接続し、タブレット→SH-01J→インターネット、という経路でブラウジングしたところ、ウェブサイトのページを開くのに一瞬もたつく(リンクをタップするごとに、1秒に満たないタイムラグを生ずる)印象はあるのですが一応笑って許せる程度の遅延におさまっています。これはいい。一応だけど。

Photo_20221230002701

というわけで、Docomoから日本通信へのMNPはどうやら正解でした。データ量の使用制限を2GBにしても、今後は500円ちょっとで済みます。一つ問題なのはテザリングで消費したデータ量が携帯電話側の設定メニューから確認できないこと。日本通信のMy Pageに行かないと正確な消費データ量がわからない、ということだけ気をつけて運用すればよさそうですし、上記のとおりデータ量そのものの上限を指定できるのでいつの間にか変な費用増加が生じる、ということはありません。

ところで、amazonで売ってる以下のスターターパックの意味がよくわかりませんでした。mineoとかocnとか、有名どころのMVNOのスターターパックは数百円。もっとずっと安いのです。これを買って契約時の事務手数料を安く出来る…という誘客機能を持たせたものであるはず、なのになぜ日本通信だけこんな値段なんだろう?

最終的な手続を終えてわかりました。

 

このスターターパックを買えば手数料は3000円弱で済む一方、買わずに手続すれば3300円かかるのです。
つまりスターターパックの経費節減効果は300円強だ!と(愕然)

データ通信で使っているLinksmateもそうでしたが、いいサービスを安く提供してくれている業者さんは積極的なキャンペーンやCMや値引き施策を講じる余地も必要もない、ということなのかもしれません。

ちなみにデータ通信のほうはLinksmateの月額165円で100MB、というプランを今後も使うつもりです。
こちらは低速通信時にデータ量消費をカウントしない機能がついており、低速通信時にもカーナビが使える程度の速度は出ることがわかっており、2GB以上ののデータを使えるプランの月額料金は日本通信より安い、ということで使い分けはできています。モバイルルータで使うには今後も、これがいい。

…あとはPovoのSimが、余っています。どうしよう(苦笑)

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