ピカピカな新年への微速接近
2022年が暮れていく。
なすすべもなく、眺める。
床のワックス塗りが終わっていないのです。明るい新年を迎えたかっただけなのに、妙な挫折感(苦笑)
12月30日まで来所相談があったため、今日が大掃除の日になりました。
今年はワックスを剥がさずに塗るだけ、と髙をくくっていたら案外時間がかかりまして、床と浴槽と流し台をピカピカにしたところで暗くなってしまいました。もう今日は(今年は)終了、ということにします。
純粋に明るい話題。名前だけは聞いていましたが初めて買ったピカールが大変な効果を発揮しました。
築30年弱の流し台が鏡面仕上げになりそうな勢いで光沢を回復していきます。本当に明るい話題(笑)
…これはクセになります。1月2日もやってみよう、と思っています。
事務所経営および僕の人生のほうはさしたる輝きも闇もなく今年も終わった印象です。裁判事務に関連して受けた懲戒請求はこの春、順当に不処分の通知を受けまして(法務局担当者さんは電話でまず告知をしてくれるんですよ。経験者談)、懲戒請求のきっかけとなった訴訟そのものは控訴審を勝ち抜いて、来年も権利実現への支援を続けますが?といった状況。
前向きな話しとしては、本来なら業界団体やその下部組織が受けられるような随意契約のお仕事が来年から始まるのと、1月に出る別の雑誌に寄稿する仕事が入りました。
これらはいずれも山林関係の仕事で、大事にしていったら10年後の当事務所の経営状態を改善すると期待しています。
真面目に誠実に振る舞うだけなら助けにはなるが救いにはならない、そういう世の中になったことは自覚せねばならないと思わされます。
ただ、凡庸な個人事業主にとって手抜きと思い込みは破局への接近を加速させる、と常々思わされています。今年もいろんな社長や士業の方を反面教師として見ることができました。
来年で開業20年になるのですが、残り20年で財務状況をピカピカに…とまで言えなくても少しは明るく見られるものにしないと老後がヤバいのです。かつて身につけていた技術をブラッシュアップさせるために、一月ほど前から外国為替証拠金取引をはじめました。
これ以上は円高になるまい、と思い込み、ストップロス注文をセットすることを怠る、という手抜きをして30日の夜に就寝したところ、日付が変わったあと1円50銭ほど円高になりまして。寝てるあいだに投入資金の3%ほどが減損しました…といっても4千円ほどですが。
訴訟もFXもそうなんですが、時には厳しい結果に直面しつつ試行錯誤する活動が僕は好きらしい、ということはあらためて感じさせられています。そういうことにしておきます。
FX再開の関係で、使っている証券会社の経済レポートをあれこれ見ています。日本の国そのものがこれからどんどん厳しくなっていくことは変えられなさそうですし、これから数年が経済的には特にひどいことになりそうに思えます。30日付けのニュースでメガバンクが住宅ローンの固定金利を一挙に3%上げたことはちょっと衝撃を受けました。どうやらこの国で安く家が持てた時代は終わったようです。
くだらない投資をしていなくても、変動金利で住宅ローンを組んでる人達はどんどん吹っ飛ばされていく、ということになりそう。残酷ではありますがそれも投資判断だ、と思っています。僕は住宅登記も債務整理も主業務にしないので事務所の経営には影響しませんが、FPとしては今のうちにまだましな金融機関を探して固定金利へ移行するようおすすめしています。でも、どの方も動きが鈍い。
大丈夫じゃない人増えそうだ、と思うのですが。
まず自分がそうならないように、来年も気をつけます。
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