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結局は時間でも費用でもない理由で決める経路(愛媛出張4泊5日 1日目)

全国旅行支援を使う。

今回の出張で特に気をつけるのはこれ、です。なかなか難しいものがありました。10月後半以降、いろんな宿泊予約サイトで予算の払底と復活というのでしょうか、全国旅行支援が使える予約の停止と再開がモグラたたきゲームのように繰り返されています。

全国旅行支援、というモグラがいろんな穴(じゃらん とか楽天トラベルとかYahoo!とらべるとかJTB日本旅行JR東海ツアーズなどなどなど)から、今日は出てくる明日引っ込む三日後に出てくる(再開する)予定が出る、とか。

さらに、今回は交通費も割引を受けたいのです。いわゆるダイナミックパッケージ、宿泊予約サイトまたは航空会社のサイトを通じて主要区間の往復交通機関と宿泊施設をセットで予約すれば、1泊あたり8千円を上限に交通機関部分も割引がかかるというのがルールだとか。

そんなわけで各社のダイナミックパッケージを比較することになったのです。10月下旬から今月初旬にかけて。

想定としては名古屋の人間が愛媛に行く3泊4日、宇和島市か愛南町周辺で泊まりたいが東隣の高知県宿毛市の宿も気になる、そんな感じで。


特徴。

○じゃらん

長所。宿泊予約サイトから交通手段が予約できる、という性格上、宿泊施設の選択肢が膨大で他社の追随を許さない。
2泊以上の場合に一泊ずつ違う宿泊施設を予約すること、手配しない宿泊日を設けることも可。

以上の特徴から、今回はじゃらんを利用した。

短所。JRを使うプランで全国旅行支援に定額制のクーポンを用いる必要があり、早期に利用不能となったほか、割引が貧弱になる。

○近畿日本ツーリスト

長所。JR西日本(山陽新幹線)を利用するダイナミックパッケージで列車限定だが他社より少し安いパターンがある。といっても片道数百円。

 四国に行くのにあえて『こだま』を使いたい僕のような人にはよさそう。

短所。宇和島のホテルは2カ所しか候補が出ない。これは日旅もおなじ(苦笑)

○日本旅行

長所は見いだせない。JR西日本との関係が深いくせに山陽新幹線区間を含むダイナミックパッケージでは近畿日本ツーリストのほうが安い。

今回探したタイミングで愛媛県の全国旅行支援が予約可能だったため会員にはなった。でも山陽新幹線が安いのは近ツーと知ってしまったので、たぶん今後も使わない(笑)

○JTB

長所ではないが…JRを利用するダイナミックパッケージで、JR四国は土讃線窪川が乗降駅に選択できる点に萌えてしまった。
他社は、土讃線で利用可能なのは(岡山ー多度津ー)高知まで。

そうであるのに予讃線は松山までだけが選択可である。
宇和島まで選択可能なダイナミックパッケージはここで挙げた各社とも存在しない(怒)

○JAL

長所1。なぜか宿の選択肢が多い。じゃらん と並んで愛南町所在の公営温泉施設がプランにセットできた。素敵。

長所2。なぜか多少の無理があっても乗り継ぎ便を使ってプランを提示しようとする。

今回、名古屋小牧空港発ー高知龍馬空港着で検索したところ、直行便のほか乗り継ぎ候補地に羽田・福岡・宮崎が提示されたほか、差額7万円で千歳乗り継ぎ、とかいう案を出してきた。空の旅が好きなら萌えられるのかもしれない。

短所。まじめに使おうとすると上記区間の直行便、つまりコードシェアしているFDAが一日3便しか運行していないのを利用する必要がある。結果として名古屋から四国に行くには、あまり使えない。

○ANA

長所。ここで挙げた各社のなかで同社だけが、複数県にまたがって宿泊施設の予約をセットしても全件に全国旅行支援の割引を適用した。

 具体的には松山3泊+宿毛(高知県)1泊の検索をかけてみたら割引が適用されていた。
ひょっとしたらシステムの構築に強いのかもしれない。

短所。JALとちがって宿の候補が少ない。宇和島のホテルより宿毛~中村地区で候補を出せる件数が多いのが解せない。南予嫌いなのかANAは(怒)

○JR東海ツアーズ

新幹線を使うダイナミックパッケージで愛媛県の宿を探してみたが、松山にかろうじて候補を出しただけ。
南予嫌いなのかJR東海も(怒)

たぶんこの旅行会社、出張では東海道新幹線以外の路線を使う場合、利用を考えなくてよい。

○名鉄観光

宇和島の宿の候補がない(怒)
今まで忘れており今後も忘れていていい会社だった模様。


ちなみに今回、大阪発と名古屋発で交通費部分の費用差を比べてみました。他の条件が同じだと、新幹線の場合は往復1万円の増加となります。航空機の場合は1万5千~7千円の増加。

同じ区間で航空機対新幹線を比べると、航空機利用のほうが新幹線より1万円程度増、となっています。これらの費用差が全国旅行支援を利用することで40%ほど消える、と。

で、僕は今回、大阪伊丹発で松山に計3泊し、宿毛に泊まる1泊を手配しない形で3泊5日のダイナミックパッケージを組みました。利用サイトは じゃらん です。

あえて航空機にしたのは費用増加が空港へのバスを考慮しても割引後は7千円強に収まるほか、じゃらんは別に3千円のクーポンを出していたので新幹線との価格差が5千円を割ってくるのと…

Img_20221107_203904

ターボプロップ機に乗りたかったんです。ジェット機じゃなくて。
大阪まではバス使ったんで、名古屋から新幹線を使うよりは時間もかかってますが特に問題ありません(わらうところ)

伊丹16時45分発のANA1645便はこの季節、日没前に離陸して日没後に着陸します。
この機体は高翼機なので下がよく見えるのです。高度5千mからマジックアワーの瀬戸内海を満喫する遊覧飛行になりました。

 

 

 

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