向こう4年間食費を一日300円減らせ、という話し(自動車修理の結果)
あまり使わないとはいえ、やっぱり車はあったほうがいい、そんな一ヶ月を過ごしておりました。修理に出していた車が帰ってきたのです。
故障時の症状は、前進はするが後進はしない、というものでした。
完了に先だって、修理をお願いしていた社長さんからの報告。
- もはや新品の供給がないオートマチックトランスミッションはリビルト品で対応することにした
- 装着したところ、動作に不具合が出た
- さらに調査したところ、実はトランスミッションを制御するコンピュータが壊れていて(!)
- これが制御を誤った結果、トランスミッション内部の部品が砕けていて(!!)
- 砕けた部品が作動油を冷却する部品を、さらに破壊していた(!!!)
- これらを交換するため、当初お見積もりの35万円より10万円追加(゚◇゚)ガーン
これは本件自動車の価値を高めるものではない(壊れた部品を中古の部品で直しただけだ)、修理費用は45万円弱にすぎない(平成11年購入時の車両本体価格が65万円だったことは忘れた)、通常発生する費用ではないが原状を回復する費用である、したがって修繕費に計上してよかろう、つまり来春以降の納税額がいささか減るはずだ…あと、国民健康保険料も。
この削減効果が○○円と査定して(具体的金額は黙っておいて)、表題の話し。
仮に45万円を支出しステキな税務効果はないと仮定した場合。
8月まで僕は概ね、1日1000円の食費で暮らせておりました。自炊中心ならこれでなんとかなるのです。余裕と言ってもいい。
これを700円に削減すると365日で11万円弱。4年で44万円弱。物価の高騰に耐えて暮らせた場合は、修理費用をほぼ補える、ということにはなるのです。
そのように計算したからではありませんが。
裁判事務のご依頼を今月は4つほど回避しました。
まぁ東京・東京以遠発の問い合わせで面談を許容していないものは、あえて受けたい依頼でなければそのまま辞退してしまう(受託に際して本人確認を要する、と言ってしまえる/受けるべき点を見いだした場合は安価な面談方法を立案する)ということなのですが。
愛知県内から来たのは今月2件、うち1件は面談を経てお受けしよう、というのが今月の状況です。
どうやらまたGoogleが当事務所ウェブサイトの裁判書類作成業務のページの検索順位を上げたようなのです。『裁判 自分で』といったキーワードでの検索順位が10~8位である状態から5位程度になると、とたんに問い合わせが増えるのは多分スマホで見てる人が多いから、でしょう。そして、増加した問い合わせは我が国の人口分布にしたがって東京周辺発のものが多いわけです。
こうした仕組みで、検索順位の向上により問い合わせが1.5倍増えると、回避したい問い合わせの含有率は2倍以上増えていたりするのです(苦笑)
まぁ東京での案件なら頑張れば受託でき、そうしてしまえば1年どころか半年弱で食費削減生活は終了できるとは思うのです。でもそういうことをムリにやると…
いま答弁書を書いてる案件の原告訴訟代理人みたいになるんだろうな、と思うのです。
その案件、僕が原告側で依頼を受けてたらまず依頼人に掣肘を加える(そんな要求が通ると思っているのか、と質問するなり詰問するなりする)ところから始めるのでしょうがその代理人はそうしなかったらしい、そんなのが来ています。
当事務所の試算によればその代理人が収受したであろう着手金は、法律扶助を使っても20万円超。
で、当事務所でこれを迎え撃つのにまずご用意いただく司法書士報酬はその半額未満。
やっかみ半分で訴状読んでる自分がいます(笑)
ところで、自分は東京在住だが打ち合わせはZoomでなんとかなるだろ、などと気楽に言ってくる人がいます。
もう真っ先に不採用確定、です。そんなの。
僕が依頼人を追及したときの挙動を全てリアルタイムに伝えられるほど、現在の情報通信技術は発達していない、それが理由です。むしろごまかしたい部分に真実が宿ってるはずだ、とも考えています。
袖口の汚れとか肌の荒れとか爪の手入れとか体臭とか、などと言うと時にはひどく嫌われるんですが(苦笑)相談者と相対したときそういうのも見るのです。代書人も。
ちなみに今回担当している案件では、相手方は口臭がしたのではないか、と書証を見ながら依頼人に尋ねております。それが重要だから。
回答はもちろん秘密です。
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