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2022年9月

今日も今週も今月もこの夏も、おしまい(東京出張4泊5日 最終日)

東京駅16時発名古屋行きのスーパーライナーは25分ほど遅れて、足柄山地にさしかかりました。この季節になるたびに日が短くなったと感じます。

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まず今回の出張の目的だった反対尋問は、尋問としては当初の目的よりも当方有利な情報を引き出せたようです。
しかし訴訟としては不利な結論になる、と裁判官が言ってきたとのこと。

出張期間中に言い渡された全く別の訴訟は当方完全勝利、相手方では人生が変わる人が出てくるだろうな、と思わせる報告が入っています。

僕は向こう数年間気分よく暮らせるよ、という程度のことは口にしてよいでしょう。
ええ、いい気分です。判決を肴に美味しいお酒が呑めます。

ここ一ヶ月ほど、ちょっと困るできごとが続いていました。

前回8月下旬の東京出張時からはじまった不動産登記は補正指示をもらって、登記申請件数が2件から3件になりました。これはなんとか終了、翌週は網戸が破れたのですが100円ショップでまだ売っていた修理用品で一応修理完了。その次の週は愛媛への出張があったものの売り上げとしてはほぼ空振りで、しかも自腹で盛岡地裁管内某支部まで訴訟記録を見に行く話しを引き受けてしまったのですがまぁこれは私的な旅だからOK、ということにして。

その愛媛出張後、車齢24年の軽自動車のオートマチックトランスミッションが壊れました。購入後初の自走不能事案です。
これだけはどうしようか迷っていましたが、まぁ直せるなら直してもらう方向で最大50万円程度投じてみる、と決めて名古屋へ帰るバスに乗っているところです。

だってバスで走ってるとさ、このバスも周りの車もちゃんと走ってるんだもん/壊れてる車なんか2台しか見なかったよ

などと言い訳にもならない言い訳を口にしてみたりします。

なお、裁判所に出てくる証人はときとしてこれ以下で、今回の案件では手に証言事項をメモってきた専門職が相手側陣営にいた、とお客さまから報告が入っています。6年制の大学出て国家試験をパスする頭は民事訴訟でウソの陳述ができる能力に寄与することはない、または合格後20年ほどで十分に経年劣化する、ということであれば安心していいのかもしれません。

そういえばこの辺の職種の中年男性たち、向こうに回すととことんどうしようもなく崩れるのを時々みます…プライドは高いのですが極度に責任感を欠いた人に出会うのです。そのセンセイの仕事は誰からお金をもらうのか、が関わっているのかしら、と思わされることもあったりします。もちろん商売が上手くいってない代書人のひがみ、です(苦笑)

もしお客さまの資金力が潤沢だったら。
今回の証人調書を他の訴訟で目一杯活用してその証人たちの後半生をちょっと面倒なものにしてあげるのに、とは思うのですがもちろんお客さまに推奨はしません。お話しを戻します。

9月も後半になると、少しずつ別の動きも出てきました。時々読む雑誌の編集者だという方から問い合わせが入り、さきほど寄稿のご依頼がありました。

自己紹介がめんどくさい、2千字しか書けないんだからまずそこをカットしよう、などという反抗的態度を示さなくてよければ受けていい案件のはずです。

-名古屋市に事務所を持つ社労士兼司法書士です。農地や山林の相続登記もやります-

という紹介文ならウソではありません。
ウソではありません。

ウソではない、と手のひらに書いてときどき確認しながらだったら証人席に立たされても反対尋問をしのげる。その程度にはウソではないはずです(虚勢)

もう一つ、ひょっとしたら新たなご依頼につながるのかもしれない動きがありました。

この夏から始めている連載を読んだという相談の方が別に現れました。次の東京出張ではその方に出張相談をすることになります。

ただ、最初は無料相談なのですが…とにかくそのようになっています。

この事務所の無料相談につながるバックドアは二つあります。
そのうち一つは愛媛県南宇和郡愛南町の個人宅に、もう一つが東京都港区赤坂の三会堂ビルに開いているのです。

世の中は、そのバックドアからの相談が10月以降あるいは来年以降、損しないご依頼につながっていく程度には多様、なのです。

色好い返事が僕にもほしい昼食先(東京出張4泊5日 3日目)

そういえば東京の、しかも同じ宿に4連泊は初めてかもしれません。今日はそんな出張の3日目です。

着替えは3日分しか持ってきていないため、2日分をここで洗濯します。打ち合わせやその準備・追加資料の作成は10時間ほどかけるので、今日も晩ご飯は外で食べません。まして酒など飲むはずがない、そんな滞在期間のど真ん中、です。

…出張先によってずいぶん執務姿勢が違うんだな、と思われる方もいらっしゃるかとは思いますが。

とにかくそんなわけで、お昼にはちょっと美味しいものを食べたいのです。気になるお店もあります。

東京メトロ銀座線稲荷町駅から少し田原町方向に歩いて路地に入ったところにあるそのお店、見かけも名前も純和風の居酒屋なのです。

ですがメニューを見ると、なにやら洋風なのです。最初はステーキ丼890円に惹かれてお店に入りました。

入店後の黒板を見て、とっさに注文を切り替えた今日の日替わりランチ780円は、牛肉のハンガリー風煮込み。

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でも背後には素敵な一升瓶たち。色よい返事ってのがいいねぇ(笑)

これが期待通りに美味しく、また稲荷町界隈で候補店が増えました。明日は9時から打ち合わせではありますが、国会図書館に行けるはずです。

 

遅れ気味の原稿持って遅れ確定のバスに乗って行く東京出張4泊5日

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少々遅いお昼ごはんを足柄サービスエリアの天神屋で仕入れることができました。
今日から出張です。本山を10時59分に出る東名スーパーライナー10号を選んだのは、打ち合わせが明朝から設定されたためです。この前泊はお客さま負担、後泊が僕の自腹、当然必要な2泊はお客さま負担、ということで日程が膨張しました。とにかく4泊5日です。

出発を遅いバスにしたのは昨晩終わらせたい原稿が書ききれなかったから。
今月は発行者が同じ二つの雑誌に書くことになり(誰かが執筆を回避したときリリーフで出るのを快諾することは、編集者さんとの関係を良好に保つ十分条件の一つと考えています)、もともと執筆が決まっていた連載のほうは2ヶ月まとめて納品して先のご意向を伺う周期にあたっており(原稿の品質と締め切りを余裕で守れることは、編集者さんとの関係を良好に保つ必要条件だと考えています)、執筆量が増えました…といっても1万2000字弱、なんですが。

そんな原稿をなんとか書き上げて、16時です。これから昼食なのに、車内には西日が入ってきました。

実は東名集中工事期間、でして(苦笑)
現在、バスは90分ほど遅れて運行中です。

さらに首都高環状線、気が向いたら止めちゃうけど我慢してね明日葬式だからさ、みたいなことを政府が言ってます。
どうやら僕は個人的に、あいつを嫌ってもいい人たちの仲間に入れそうな気はしています。個人的に実害を受けたから…ですが、待てよ?

お客さまにはなんの影響もなく僕はゆっくり執筆ができさらにはブログのネタすらいただけた、ということは?

明日は感謝と弔意を捧げて黙祷などしてみるのが妥当、なのかもしれません( ̄▽ ̄;)

船の予約をとったあと気づく正確な行き先(10月盛岡出張の予定が決まりました)

前々回の記事で来月は釜石に行くことになる、と書きました。裁判所で訴訟記録の閲覧をしに。当然、平日昼間の用事です。

出張相談が遅くに終わった六甲アイランドの宿で、夕食に春雨のスープをすすりながらそんな記事を書きました(この出張相談に来られたお客さまにはほどほどに罪悪感を感じていただいたほか、相談料を迅速にお振り込みいただきました。ありがとうございます)。

で、いろいろ調べたのです。釜石にいく気で。

来月も例年通り、秋の乗り放題パスが発売されます。
3日連続でJRの普通列車が乗り放題になります。発売額は8千円弱、利用可能期間が10月23日まで

釜石-仙台間のバスは一日2本、朝の便なら10時過ぎに仙台着ですが金・土・日曜日のみ運行。

仙台-名古屋は太平洋フェリーが2日に一本運航しており仙台を12時過ぎ発、28日前の予約までなら早割で半額。など。

そうしたわけで。

これらの条件を満たすには10月22日土曜日朝釜石発、同日12時過ぎ仙台港発の太平洋フェリーを復路に使うのがよかろう、とウェブサイトを開きました。

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残等級がB寝台のみ残席は5席のみ、という事実に戦慄して予約・決済を済ませたところで、ふと気になりました。

そういえば閲覧準備用に分けてもらった第一審の判決、ほんとに盛岡地裁釜石支部だったっけ?最後のページ、見てなかったんだよな…

で、さきほど確認しましたら。
盛岡地裁管内ではございましたが釜石じゃない支部が

(゚◇゚)ガーン

そういえば岩手県は一県で四国並みに広いと何かで読んだような…まぁいいか。それを反映してか盛岡地裁管内には地裁支部がいくつもあり、某支部と言うだけなら本当にどこに行くのかわかりません。

※正確には釜石には独立簡裁のみがあり、地裁支部はない、ということでもありました(゚◇゚)ガーン

そうしたわけで正確な行き先は非公開、ということにします。失敗を隠蔽する趣旨ではありません。とにかく予約済み決済済みのフェリーは取り消しせずに済みました。

さて表題の件。10月21日は盛岡に泊まります。このほか19・20日は岩手県内…というより盛岡地裁管内で泊まるはずですが未定です。

地方ではよくあるトラップなんですが、県庁所在地では宿が安く田舎に行くほど宿は高いのです。半個室とはいえカプセルルームが4800円ってどういうことだよ?その宿から5分以内に歌舞伎町でもあるのか?と絡んでみたくなるような価格設定のホテルを当該地区の宿泊予約サイトで見つけてしまいました。

ならば別の街に泊まろうではないか、と決めて勝手に旅の難易度を上げるのもまぁよくある話しです。

今回は普通列車では一日で帰ってこれないところに、しかも閲覧が1日で終わらないような複雑案件の記録を見に、さらに自腹で行く、ということで大変素敵な旅になるはずです。

ちなみに通常運賃の最速の乗り継ぎ、というのを検索させてみたら仙台-名古屋で飛行機使って所要8時間費用4万8千円、とかいう経路が出てきて仰天しましたが、再確認したところ新幹線を使って7時間2万3千円、が妥当らしいです。

今回、僕は宿泊費交通費込み総合計5万円台でなんとかしようと思っています。
名古屋発、東京~東北6泊7日の旅を(苦笑)

上記のような日程に影響されて、次の次の東京出張も日程が決まっています。
東京滞在は10月17・18日です。18日は福島県内で宿泊となります。

17~19日に秋の乗り放題パスを使って東京と福島で別件をこなしながら名古屋から岩手県内へ移動しよう、そちらの売り上げで旅費の過半がまかなえるであろう、という思惑です。

他の方との出張相談の対応余力は捻出でき、対応範囲は名古屋~盛岡間となるのですが、そういう記載(あるいは、その読み間違い!)を根拠にして人を簡単に当然のように呼びつけようとする問い合わせが出てきています。19年前の開業当時と比べてインターネットの利用に特別な感じがなくなったことの裏返しではあると思うのですが…誠実さや思慮深さや敬意は減って、広告企画とマルウェアと無料相談が増え、正義の押し売りその他絶対関わりたくない人の割合だけは常に一定(笑)、当事務所に来るメールを見ているとそんな感じです。

実はこの事務所も物理法則やら預金残高には強く拘束されて動いているため、それらに反する問い合わせを読んだ瞬間に昼寝や散歩や読書などの緊急案件を思い出して多忙になってみたりすることもあるわけですが…

ご自分がそれを受け取っても困るか怒るかしないだろう、という審査基準にパスするような記載のお問い合わせでしたらまずは拝読します。
そうでないものは最速2秒程度でゴミ箱に送ってもいます。とりあえずご興味のある方はお問い合わせください。

その相談にこの事務所が応じなければいけない理由が書いてあると、なおよいです。

(違いのわかりそうな)お客さまに新米をお分けしています

お客さまからもらったいろいろな物は、できるだけ補助者さまにもお分けするようにしています。
お菓子が典型的ですが、変わったところでは米ぬかカイロ、問答無用で嬉しい現金とかamazonギフトカードもありました。

大体そうしたときには、奥ゆかしい補助者さまは若干の遠慮の念を表明し、僕が重ねてご採納を願い出る、といったプロトコルにしたがうやりとりがなされるのですが…

そういえば今回は違ったな、と思ったのです。表題の件。

愛媛県南宇和郡愛南町で稲作を営んでおられるお客さまからいただいた今年の新米、補助者さまは躊躇なくお持ち帰りになりました。
母は強し(笑)

僕がいただいたぶんは、一部のお客さまにお裾分けを開始しています。
依頼にあたって僕を困らせないこと、十分に報酬を支払うこと、というのが第一の条件ですが(冗談)、このお米は安全なのです。

言い方を変えます。このお米にはカメムシが吸った少し黒い跡が残っていることがあるのです。農薬散布によるカメムシ駆除を積極的になさらない農家さんのお米だから。

虫が吸った見かけだけを見て評価を落とすような愚か者に渡す米などない(あ、僕が作ったお米ではないのですが)、ということで話しが通じる・違いがわかる来所者にお声がけしているところです。

訴訟費用額確定処分申立書類作成のご依頼をくださった人が愛媛県の最南端にいて、その方が作ったお米です、年に何度かそちらに訪問して仕事するのですが当事務所の所在地は愛知県名古屋市です、といった説明をあまり疑問をはさまずに受け入れてくれそうな方を優先して今後もお分けしようとは思っております。

あとは難易度が低く報酬が高い不動産登記のご依頼をくださる方にもお分けしたいと思ってはいますが、そもそもそういう依頼を下さる方はいない、ということになっています。

※こういう話題で『なんで名古屋からその四国のよくわからんところになんか行くんですか』などという凡庸な質問を投げてくる人と話が盛り上がることはない(どうやら思いついたことを聞きたいだけのことが多いらしい)、ということに薄々気づいています。この話題は相手の思考力や柔軟性を測れるように思っているところです。これに対して「世の中その程度には多様なんだろうよ」と思ってくれる人はまぁ今後も当事務所を上手く使えるでしょう。

僕のところではこの愛南町産コシヒカリを、ガスで炊いてみました。

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普段は晩ご飯に炭水化物をとらないのですが、今回は特別です。おかわりしたい誘惑をはねのけるのに苦労しました。

お客さまを悪者にしてみる出張相談(四国兵庫出張5泊6日 5日目)

愛媛での滞在は今日まで。昨日は道後温泉の安い宿が空いていたのでそこに泊まりました。大街道を10時58分に出たバスは、16時前に三ノ宮駅に到着します。

今日は神戸市内で出張相談が入っています。開始時刻は17時から。

この人の相談が2時間などで終わるはずがない、そういうお客さまがいます。昨年までは宇和島にもいらっしゃいました。

今日の方も絶対に2時間で終わらない、と僕は確信しておりまして。ちなみに前回は大阪環状線京橋で16時開始終了22時、だったはずです。

で、今回。終了は21時となりました(゜◇゜)ガーン

滅多にないことではありますが、夕食のお誘いを即決で辞退します。今日のホテルがちょっといいホテルである理由のもう一つは、フロントからコンビニまで徒歩1分しかかからないこと。

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ああ、これが出張最後の晩餐なんて(嘘泣き)

僕が関係者との会食を断るときはそいつとの紛争を視野に入れているとき、だったりもしますが…
今回は、バスで5時間かけてきて相談4時間やった人間にそのあと街に出て店を探す元気を期待してもらっては困る、というだけのことです。

※照明や配置を調節して写真を撮る程度の元気は持っているのか、と聞かれたら当然そうだ楽しんでるよ、と答えざるを得ません

google mapなんかで店が探せると信じてるような奴など信じるに足りぬ、とついでに放言するくらいは許してもらいましょうか。当事務所をgoogle mapで探すと、最低評価のレビューが複数ついています。それを信じるような情報弱者は、そもそも当事務所に相談なんかしないはず(笑)

とりあえず、これで今回の出張の全ての用事が終わりました。明日は正午に大阪駅を出るバスの予約が取れています。

次の次の旅の計画を始めました。
来月、釜石に行くことになるんですよ。自腹で(゜◇゜)ガーン

鰹は今頃の深浦産が美味しいよね、などと言える贅沢(四国兵庫出張5泊6日 3日目)

昨晩気づいてしまったのです。高知県の宿泊補助制度(リカバリーキャンペーン)は他の四国三県と違い、対象者を近県在住者に限定しない制度も併存していることに。ワクチン接種証明を持ってくれば宿毛の宿泊でも適用される、よって次回出張ではこの適用を受ければよい、確認して、愛媛県に入ります。

例によって宿毛駅発10時47分、11時18分に愛南町内の営業所に到着してしまうバスが使えます。その1本前は朝9時台、ということで到着と同時にお昼ご飯にしてもらえるのもいつもの展開です。

で、スーパーの鮮魚売り場に行けば深浦産の=町内産の刺身が当然のように選択でき、それらが当然に美味しく、さらに当然ながら訪問ごとに=季節ごとに美味しそうなものが変わるのです。

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半ばお約束の展開になってしまったのですが今回もお昼からお酒付き、です。午後からは受託中の案件の打ち合わせに来られる方が一組。

そうであっても飲酒可能、と一応の確認は取るのです。もちろん十分期待はしています。

今回目新しかったのはグレのたたき、カンパチとカツオ(生とタタキ)も地物から選ばせてもらいました。普通にお買い物をして家に帰れば近くで取れた美味しいものを食べられる、というのは名古屋市ではなかなか無い…特にお魚では絶対無い展開です。

実は生のカツオが美味しいよな、と思わされました。これについてはタタキより美味しい気がします。
上手に説明できないのですが、美味しいアミノ酸がいっぱい入っていて、もっちりした歯触り。

タタキが美味しいのはグレでいつも通り美味しいのはカンパチ、要するに全部美味しい、ということでした。めでたしめでたし、ということです。

このお客さま宅は、事務所として使えるような機能を有しているのです。通信回線と事務機器と応接設備と駐車場が揃っていて、あとは僕が職印と身分証明書を持ってそこにいれば仕事になる、と。ですので昼食後も腰を据えたまま晩ご飯になり、既に依頼歴があるお客さま方がお酒やおかずを持って来られる、というのもこれまで通りの展開なのです。

そういうお客さまに交通費だの日当だのという請求をしてはならぬ、当事務所の報酬計算において愛南町は名古屋市とみなす、という状態が気分よく保たれるわけです。なーんの問題もありません。

アラ喜寿の力を思い知らされる出張前半(四国兵庫出張5泊6日 2日目)

アラ喜寿:喜寿=77歳前後の男女。アラ は当然、アラウンドの日本型省略形。
下記の記事を読んで、発想が粗いとか運転が荒い、などという語を勝手に当てはめてはいけない。

当事務所には時折、不思議な依頼(当ブログの素敵なネタ)を引っさげて現れる。

ただし、儲かることはない…そういう可能性は最初から捨ててかかったほうが長く楽しめる(苦笑)
分布範囲はいまのところ、南東北~四国。


昨晩は三番町(松山市最大の飲食街)で弟子との会食でした。

アラ喜寿の弟子が、先月発生した奈良県内某重大事件に関する所感を述べたのです。

あいつがやらなくても、一人一殺を標榜する我々が殺っただろう
カルト宗教云々は些末なことに過ぎぬ

そういう意味のことを(^_^;)

これまでいろんな人から聞いた中では文句なしに一番飛んでる所感だな、とは思わされました。

この人にはいま僕が連載を持たせてもらっている個人所有林家の法人化について所感をお聞きしようと思っていたのですが…借地林業がお好きなこの人の専門分野は江戸時代まで、ということらしいのです。僕の連載にはあまりご興味ない様子。

で、弟子からは別のテーマが飛んできました。弟子は盗伐に興味があるらしいのです。

今年出たいう高裁判決と地裁の判決をそれぞれ見せてもらいました。盗伐関連の民事訴訟です。

これに関連して、弟子の要求は二つありました。

弟子が関与している林業関係団体の会員になってくれないか、というのです。
弟子は当該団体の提言委員長とのことで、実は一人一殺を標榜する過激団体なのではないかと疑っているのですが(冗談)

そう勧誘しておきながら、弟子はさらに不思議なことをいうのです。

その過激団体で会費3千円の正会員になるには役員会だかなんだかの評議を要するので手続きはお早めに、そういう意味のことを(^_^;)

次の要求はさらに不思議なものでした。弟子はいうのです。

前述の判決について、その団体誌に論文を寄稿してくれないか、もちろん原稿料は払わない、そういう意味のことを(^_^;)

名古屋の代書人に盛岡地裁○○支部で訴訟記録の閲覧しないと書けないような寄稿を、松山の酒席で依頼して、さらに半年一回出しているその団体誌の締め切りが10月末日だからなんとかならないか、そういう意味のことを(^_^;)

※鉄道ファンの読者さんにお断りしますと、この弟子は鉄道150年記念秋の乗り放題パスの存在を一切考慮しておりません…僕は十分に考慮していますが。

きっと10月になったら『実は愛媛の酒席で決まった岩手出張○泊○日』とかいった記事が書けるはずです。

きっと当該団体は常識の世界から離れて暮らせる人々の巣窟に違いない、ともう僕は決めました。
そこは退職金も年金もちゃーんともらってるアラ喜寿さんじゃないとほんとうは入っちゃいけない団体で、僕は入会の勧誘に適当に応じてクーリングオフか、そうでなければ錯誤により入会契約無効を主張して会員地位不存在確認請求訴訟を起こすか、そうでなければ三番町で酒を飲ませてもらいながら適当に苦労を背負い込んでブログのネタにするくらいで丁度いいだろう、と。

昨晩は魚屋さん直営の安くていいお店を見つけたのですが、次回からは高くていいお店を探したいと思います。


ちょっと悪酔いして宿に帰り、今朝。

松山から高知へお連れいただく計画なのです。選択した経路は国道33号線。
中年以上の鉄道ファンなら松山高知急行線(四国ワイド周遊券で乗れた旧なんごく号)というであろう佐川町経由のルートです。

走行距離17万キロのラパンは、昨年まで当事務所にいくつかのご依頼と相談をくださっていたアラ喜寿さんの遺品です。

これが大変よく走るのです。制限速度50kmの道を75kmとか、そういう意味で(^_^;)

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そうやって書くということは、もちろん僕は運転しておりません(と、卑怯なことを申してみます。失礼いたしました)

ドライバーシートにアラ喜寿の関係者さん中予在住、ナビゲーターシートにはアラ喜寿のお客さま南予在住、そういう人たちを乗せた車が四国山地の一般道を、どうみても高速道路の速度でぶっ飛んでいくのです。

松山市内大街道から高知市内のインターにほどちかい目的地まで一般道経由でかかった時間は2時間20分。

あとで確認したところ、高速バス「なんごく号」は高速道路経由で大街道から高知中央インターまで2時間16分。

…愛媛のアラ喜寿さんは不思議な力を持っている、と感じさせられます。僕なら制限速度プラス5kmで走り途中の道の駅2カ所とダム湖岸のお茶やさん1カ所と1本100円の焼き鳥やさん1カ所でそれぞれ休憩をとって3時間40分ぐらいでようやく走りきっただろう、とも思うのです。

※さきほどgoogle mapで確認したところ、当該焼き鳥屋さんは『焼き鳥屋』と表記されています。これが屋号なのかは謎です

ともあれ高知市内での訪問も無事に終わりまして、高知から宿毛にやってまいりました。今晩になってようやくすべての宿が決まり、明日は愛南町、明後日は道後温泉で泊まる予定です。

松山/高知/愛南/神戸で人に会う四国兵庫出張5泊6日

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こういうご時世ですので空いている列車の価値は高いのです。姫路から相生にいくのですが、播州赤穂行きを待つより先発する網干行きに乗ってしまうことにしました。網干でも同一ホームでの乗り換えですので、面倒なことはありません。

…姫路でホームの階段降りてトイレに行くより網干行きの車内のトイレを使う方が早い、といった都合もありますが(苦笑)

上り方向では米原行きに乗らず、あえて野洲行きに乗ったりもしています。今日から出張です。

その前に先月出した登記は補正が決まってしまい、さらに訴状やら労働審判手続申立書を書いたり直したりしているうちに出張前日がやってきて、昨晩は2時間ほどしか寝られずに目覚めました。6時09分発の地下鉄に乗らないと、19時30分の待ち合わせに間に合わないのです。

大街道電停(伊予鉄道:松山市)での待ち合わせに。

青春18きっぷは今回の出張でちょうど使いきることになりました。まず松山で今晩、弟子と酒を飲むところから始めます。

その後の行程がいつもと異なります。
松山から高知へ、その後愛南町で依頼人や関係者と会い、また松山を通過して(四国西部で大きな三角形を描くような移動をして)松山から神戸へ、神戸では相談1件が入っています。全行程は5泊6日となりました。

そうした予定はあるものの、今晩の宿と12日の宿しか決まっていません。あとは流れに乗ってどうにでもなる(する)そんな旅の始まりです。

冷房後に長めの送風運転を1年続けた結果

今時のエアコンには冷房運転後、しばらくのあいだ送風運転して内部を乾燥させる機能がありますよね。

僕のところにあるエアコンは10年前の上級機、という位置づけなんですが冷房後、約60分程度送風のような何かをしています。

で、その効果が高いかと言われれば決してそうではなく、内部を除けばほぼ常になにがしかカビがある、見える範囲で取り除いても復活する、といった状態が数年間続いておりました。

…気になり出すと気になるもので、宿泊先でも施設のエアコン見てみたりするのですが…だいたいは見てしまったことを後悔させられる光景が広がっています(苦笑)

昨年のシーズン前に、エアコンを取り外して工場でクリーニングするサービスを受けました。
購入時以来の良好な状態に戻ったエアコン内部の状態を保つため、表題の施策を実行することにしたのです。

で、効果。

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昨年・今年とふつうに冷房を運用してきましたが、送風口から目視できる範囲にカビの発生を認めません。内部の状態は極めて良好です。

カビがついていないことに加えて、内部にホコリが少ないような気がします。湿気が早期に除去されるために、ホコリの付着も阻害されるのかもしれません。

方法は極めて単純です。運転時間にかかわらず冷房あるいは除湿での運転を終えたら必ず最低5時間、送風で運転するというもの。

SHARPのエアコンなので送風ではなくプラズマクラスター単独運転、というのですがやってることは送風です。上限5時間で設定できる簡単なタイマー(停止時刻でなく運転時間を設定するタイマー機能)があったのでこれを使っているのですが、その機能の上限がもう少し長ければ6時間なり8時間なりにしたかもしれません。

もともと本機が標準装備する乾燥運転機能が十分でない=カビる、カビるんだよ(怒)という問題意識があり、実際に測定されたデータがないかを調べたのです。そうしたところ、冷房後の室内機内と部屋に放出される空気の湿度・室内機内の水分量を測定した論文(ルームエアコンディショナーの除湿による内部保水量の確認実験)が見つかりました。

同論文によれば冷房後に乾燥目的の運転を行わない場合、室内機内部では湿度80%以上の状態が28時間以上続くとのこと(そりゃカビるよ)。

冷房後に乾燥目的の送風を行う場合、室内の湿度は上昇する(室内から取り込んだ結露水をまた室内に戻してるだけ、とも言える)が室内機内の保水量は急速に減少し、減少のペースは6時間を超えるあたりで鈍化する=完全に水分が取れるわけではない、とも示されています。

ですのでこの6時間に近く設定しやすい値としての5時間を冷房後の乾燥運転の標準とし、気が向いたときにはさらに1時間程度追加する、という運用を続け、効果があることを確認できた、というものです。

言い換えます。
メーカーが標準装備してる内部乾燥機能の多くはごまかしだ(笑)

送風だけならどうせ電気代なんか1時間1円程度なんだから、乾燥時間をせいぜい長めにとってカビの抑止に努めたほうがいいように思えるのですが…そういう配慮は消費者には受け入れられないものなのかもしれません。ですが歴然たる効果はあるので、新品のエアコンを買ったり内部クリーニングのサービスを使った直後の方には特におすすめします。

あと、エアコンクリーニング業者を名乗る零細事業者のウェブサイトなんかにはエアコン標準設定の(効果不十分な可能性が高い)内部乾燥機能を使えばいいぞホラ知らなかっただろ、などと書き散らすものが普通に見受けられます。

専門家なんてあてにならない、というのはきっと○○書士や○○士だけの話ではないのです(苦笑)


別のご案内です。

四国への出張について、日程調整を開始しました。いまのところ9月9日頃から数日間を予定しています。この出張では愛媛県・高知県を目的地とするほか、関西地方を通過します。出張相談は可能です。ご興味のある方はお問い合わせください。

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