いったん戻る。たぶん、また来る(愛媛出張4泊5日 最終日)
予讃線伊予西条から名古屋へは普通列車でも10時間弱しかかかりません。
今回は9時47分発の列車で出発し、明るいうちに=19時前に着くことができる、と。坂出からの瀬戸大橋線では運転席後ろで写真を撮っている人が3人いて、いかにもハイシーズンの旅です。
予定通り名古屋に戻ることにしました。出張中にご依頼を受けることになった案件があるため、来月か再来月にはまた松山-宇和島・愛南を巡ることになります。
戻ってからの仕事もいくつか入ってきています。まず今月作る裁判書類は2件が決まっていたのが1件追加になりました。これで3件。あと1件は、とにかく資料を見なければなりません。雑誌の寄稿に反響があった、という編集者さんからの連絡と、新しい労働紛争労働側での問い合わせがありました。次の出張は月末に東京、までは決まっているのですが、仕事が増えたら東北に行くのが遅れそうな気もしています。
出張期間中、着信の履歴もあることはあったのですが…特に携帯電話はもう放っておく、と決めました。ここ数ヶ月、携帯からの電話が依頼に至った例がないのです。明日から事務所での執務は再開しますが、電話は固定電話からの発信だけ応答する、くらいでちょうどよさそうな気がしています。
ウェブの世界を経由する依頼は受け付けるが一般人に迎合しない営業手法、をもう少し工夫してみたいのです。そうしないと競争しながら消耗させられるだけです。
少なくとも、コピペで作ったゴミコンテンツとタイトルで煽るだけのYoutubeチャンネルと費用対効果不明なPPC広告と実は事務員がやってる無料相談、といったしょうもないマーケティングツールからなるべく離れたところに事務所をおいておかないと、生活の質と仕事の質と依頼人の質が同時に下がるラットレースから抜けられません。
ここ1ヶ月で相談に来たいろんな人(主として経営者)たちを見ていてそう思えるのです。
極論としてはウェブサイトもブログも閉鎖しネット上の口コミも無視したうえで、紹介と執筆と自治体さんからの随契、でやっていければ。
真面目に働けば幸せになれたらしい昭和時代への回帰が実現できるでしょうが…無理か。
ではありますが、ウェブサイトにインデックスページだけ設置し、『ご依頼は郵便で。厳正に選考のうえ依頼人として採用する場合は連絡します。応募書類は返却しません』とだけ書いておいたらなにか興味深いことが起きないだろうか、とは思っています。
電子メール経由の脅威に対するセキュリティ対策としては鉄壁と断言できます。アナログ万歳(笑)
冗談はさておいて。既存のお客さまが僕の生存確認をするためにブログを読んでおられることは承知しています。ですのでブログは続けるとして。
依頼はあまり要りません/受付停めてます、という態度でいるときに限って仕事につながるお問い合わせが増えるマーフィーの法則をなんとかしたいのです(苦笑)
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