帰れなくなったことの余録(東京出張3泊4日 3日目)
本当なら今日、名古屋に帰るつもりだったのですが。
10センチほど開く窓から携帯電話を出して、頭の見えないスカイツリーなど撮ったりしています。
東京滞在3日目の夜です。2泊分の予約を入れてあった稲荷町から、今晩だけ浅草へ流れてまいりました。
出張中に業界団体からメールがやってきました。簡裁訴訟代理に関するアンケート、だとか。
簡裁訴訟代理を受けたくない理由の選択肢に『地裁にいる代理人たちを見ていて虚しく思えるから』というのは、ありませんでした(苦笑)
そんな適当な代理人が相手方についている案件、ですがこちらの依頼人も相手を笑えない、そんな案件に取り組んでいます。
今回も想定時間内に所定の作業を終了できないことが、昨日17時の時点で明らかになりました。無理矢理に作業続行するより1泊余計にしてしまったほうがよかろう、ということで追加の宿泊を手配します。本日昼間の日程を空けたのは国会図書館に行くか考えていたためですが、今回の出張で作ってしまわねばならない陳述書の作成に入ることにして、今晩の宿は午前11時からチェックインできるプランを選びました。昨晩の宿を11時半にチェックアウトし、地下鉄で2駅動いて12時前にチェックインして、書類作成を続けます。
今日の打ち合わせは15時前に始まりました。提出可能な有力資料が発見できたという報告から始まります。
当事者尋問の日程が見えてきた段階でそういうこと依頼人に言われちゃったりするとその辺の川に身投げしたくなるから、というのは冒頭のアンケートで簡裁訴訟代理に取り組みたくない理由には挙げられておりませんでした(汗)
まぁ裁判書類作成ならば新事実新証拠の発見にともなって締め切りを遅延させても、依頼人が謝ることになり僕は事務所でその報告を待つだけだ…などとは言いません。よほどのことがなければそういう事態は発生させないか、そうでなければ一気に業務委託契約解除に動ける条項を契約書に入れてあるのです。今回はそのいずれにも該当せず、このまま契約続行です。この週末に僕は多少作業が増えるのですが、今日の昼間に作業を追い込んだのですでに終わりは見えています。明日昼間は国会図書館で書見して明後日夜は飲みに出られる程度の余裕を作れています。
たぶん。
などと呑気なことを言っていると、次の来所相談で込み入った地裁通常訴訟の書類作成を受託したりすることになって一気に受付停止へと流されたりするのですが。
そういえば簡裁訴訟代理を受けたくない理由に『代理でなく書類作成のほうが遠隔地からの依頼を受けやすいから。受けた後なし崩し的にそこへ出張できる可能性が高いから』という選択肢もありませんでした。
わかってないよな業界団体も、などと自分のほうがわけのわからないことを言ってみたりします。
そういえば名古屋地裁簡裁の案件、いま一件もありません。次に来る相談も県外らしいんですよね。
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