仕事が一区切りつきまして
まぁちょっと、静かにしましょうか。心を落ち着けて。
12分過ぎから3秒ほどなんですが、
ちょっと気になる波があるんです。赤いとこ。
増幅。
発言キターヾ(°∀° )/ー!
そうですね、って言っただろ被告!言ったよな!!
同意キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!
えーと次、12分55秒35(ひとしきり歓喜後、冷静に戻る)
先週月曜日に出張から戻ってまいりました。
そこから約一週間、このような仕事をしておりました。
使っているのはaudacity、赤で囲んだ部分はNottaで自動反訳されない部分であるが何か聞こえます、ということで。
天にまします登記の神さまに、せめて今月も一件は不動産登記の仕事が来ますようにとお願いはしているのです。
でも先週はほぼ裁判書類作成、自分で反訳作業してお客さま担当分の反訳修正して疑義がある録音部分は増幅正規化ノイズ除去やらイコライザでなんとかして反訳書に編集して書証に番号つけて証拠説明書整えて準備書面書いて、録音ファイルは増幅してノイズとってCD焼いて副本2部つくって、とまぁそのような仕事をしておりました。窓の外はどんどん春になっていくのに。
久しぶりに公正証書作成代理人に呼んでもらって公証役場に出かけた日もあったのですが…なんというか、救い出してもらった気がしましたよ。
作業は概ね予定通りに進んだのです。
日曜日の集荷受付18時までという最寄りの宅急便センターには17時56分にお客さま宛ての荷物を持ちこみました。予定通りに。
扉を開いて窓口に『日曜日集荷時間 8:30~17:50』という文字を見つけてしまったときの絶望は向こう当分忘れられないはずですが…それでも自転車で20分ほどかかる隣の区のセンターが19時まで開いておりました。当然そんなことは作業終了まで黙っているわけです(笑)
ということで締め切り日の今日、お客さまのほうでも無事に提出を終えられたようなのです。めでたしめでたし、ということにしときましょう。
さて、この仕事でたぶん、裁判事務に関する実務経験が増えた気がするのです。
主に隠し録音の文字化について、ですが(わらうところ たぶん)
録音データは増幅等の軽加工を施したのちにNottaにかけて自動で反訳する、という流れは定着するはずですが、Nottaは一定の音量を下回る発言を聞かない=文字化してくれません。そうした閾値を下回る音量の発言は当然ながら相手側の人物がするわけです。
ここだけの話しとして聞いていただきたいですが(って閲覧制限のないブログに書くのもどうかと思いますが)
ある簡裁の証人尋問がありました。簡裁の場合は尋問調書を作らずに判決出しちゃうのですが、有り難いことにこっちは本人訴訟、向こうは地裁でも代理可能な職業代理人がついておりまして…おカネも潤沢に使えたのでしょう。職業代理人は尋問内容の録音を複製後、専門業者に発注して反訳書を作らせたのです。素敵な表紙にご大層な社判の押された反訳書を。
それを見た僕のお客さまが失笑するような、固有名詞の間違いを連打した反訳書を。
あ、どこか遠い街の大きな簡裁のはなしですよ。強調しておきますが僕の現在地は名古屋です。
オープンハウスという発言をポンポンハウスと文字化できるセンスはなかなか凄かったな、とは今でも思っています。
※↑企業名ではありません。不動産業界の用語のほうだと思ってください
そんな在京反訳業者とそれをノーチェックで提出する相手側代理人&本人はそれぞれ論外として(でも反訳業者は作業報酬として、録音1分あたり税込み300円台の料金を取るんです)、依頼人と反訳担当者とのあいだで複数回の確認をしないで作る反訳書はときとして怖いものに仕上がる気がします。
音源によっては音声不明瞭であり反訳に際してしばしば間違いを誘発することも基本的な問題なのですが、ある業界の専門用語を、本来の用語からさらに略されたら…反訳しながら歯ぎしりしたくなるわけですよ。わからんって(苦笑)
なるべくフラットな心で会話に接したいのですがなかなかそういう境地に達しないうちに、今回提出を要する録音の処理が終わりました。
実は別事件でも提出を要する録音を選定してあり、それは今回取り組んだ音源の数倍の録音時間数がある、ということにはなっているのです。締め切りは月末と来月前半、だとか。
そんな当事務所にとって、今日最大のグッドニュース。
最初は例の感染症のせいで期限延長、とかいう特例を使おうかと思ってたんですが…補助者さまがいうのです。
『コロナの影響じゃないですよね』って。
じゃぁいいですよ。お役所のサーバーのせいにしちゃうから。
そんなわけで僕の確定申告提出は予定より(←3月14日より)数日後ろにずれるが、それは遅延ではなくとにかく今日の執務には余裕があるから、と宣言して。
補助者さまには今日も予定通りに、PythonでCSVファイルを扱う演習を少し進めていただいたあと、未入力だった去年の交通費の領収書をいくつか渡して入力をお願いしたところです。
このブログを時折ご覧いただいている可能性がある税理士さんには…心配なさらないで、と申し添えましょうか。
信じていただけるか、言ってる僕にも自信はないのですが。
まぁ確定申告が遅れても還付になるのが遅れるだけなので(昨年は源泉徴収をなさる発注者さまがいくつかありまして…還付金がもらえる申告になることはもう決まっているのです)、きっと誰も困らないであろう、と考えています。
« ここが落ち着く、という共同幻想(明日も作業の東京出張4泊5日 4日目) | トップページ | 今週大阪・来週東京 出張日程の調整を始めました »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 裸眼での免許更新を終えました(2024.09.04)
- T-fal 電気圧力鍋の温度スイッチ修理(の、ちょっとした失敗に関する件。夏休みの工作 その2)(2024.08.21)
- 棚を新設したから触ると倒れるよ、という業務連絡(夏休みの工作 その1)(2024.08.14)
- 所有者不明土地調査における電話帳の利用(明日のお酒が美味しいと今日きまったわけ)(2024.08.08)
- 飲み物がいっぱいの周年(2024.08.03)
« ここが落ち着く、という共同幻想(明日も作業の東京出張4泊5日 4日目) | トップページ | 今週大阪・来週東京 出張日程の調整を始めました »
コメント