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1月の出張予定

先日のこと。本年最初のお問い合わせは少々お急ぎの相談希望…だったのですが。

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まだ事務所が出来ていないんで(汗)

昨年の大掃除はワックスはがし+ワックスがけだったところ、その過程でいつの間にか『床の上においた色々なものの整備点検修理再配置』が作業に加わったのです。デスクトップPCの内部清掃+HDD増設、A3判プリンタ1台と複合機2台の場所替えまではそれでも順調だったのですが、レーザプリンタを置いていたキッチンワゴンのキャスターが鉛直軸に対して斜めになっているのを発見してしまいました。

最初は重量過多による座屈を疑ったのですが、キャスターのネジ山が欠けた結果ネジ止めの効力が失われていたという冗談のような(いったいどんな材質の金属が使われていたのやら)破損だとわかりました。交換部品を買い出しに昨夕ホームセンターに行き、今夕ようやく修理を終えまして。

事務所の機能が、すべて回復しました。
ちなみに補助者さまには出勤初日、『どこが変わったのか全然わかりません』とのコメントをいただいています(泣)
いっそ列挙したい。変更箇所を。レーザプリンタの置き方なんか90°横になったんだぞ!

…………あ、どこが変わったのか僕にもわからなくなってきた(汗)

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気を取り直して明日から真面目に仕事します。裁判書類作成のニッチな実務をめぐっていくつか記事が書けるのですが、まずは表題の件。

今月は久しぶりに近畿地方への出張を設定します。今月後半、神戸周辺への日帰り出張になるはずです。

東京へはおそらく第5週あたりに1泊か2泊を考えています。当然ながらこのご時世、人が集まるところには行きたくない(が、出張は必要だ)という矛盾を抱えて出かけるわけです。行き帰りのバスはシートマップから人がいない便・位置を指定できるとして、特に宿泊を伴う出張で『空いているのに美味い店』を見つけるのがなかなか手強い。これが不可能な場合はスーパーマーケットかデパ地下の見切り品が晩ご飯になってしまいます。

初めての方に対する出張相談はお問い合わせください、と対応を標榜しつつも実際にはない、という状態が10・11・12月の各出張で続きました。まぁそりゃそうだ、とも言えます。旅先で知らない方の依頼を受けなくてもなんとかなる状態にたどり着いてしまった、という経営上の見地から焦りはないのですが、世の紛争に巻き込まれた方々はどうしてるんだろう、と思ってしまいます。

どうしてるんだろう、という疑問への回答は愛知県と近県を見る限りわかりやすく、『お客さまのほうから当事務所にやってくる』状態であります。裁判事務に関する問い合わせは今月も堅調に始まりました。

不動産登記のご依頼は今月最低2件あることを感謝する必要があり、商業登記など匂いもしない、という状況です。
とにかく出張相談で始まる新件が減った、だがリピーターあるいは長期利用のお客さまのおかげで出張はある、というのが現状。

 換気だの対人距離だのを要求することで出張相談を利用しにくくなった(当事務所の利用を諦めた)という方もいるかもしれません。そうではあっても、コロナ騒動が終息したあとも出張相談は貸し会議室等の個室利用を必須とするつもりでいます。大都市であれば会議室など貸すほどあるし、地方では公共施設の会議室(定員数名程度の、小さいの)がわりと安く使えることがわかってきました。そうした手配が能動的にできるかどうか、で相談の諾否を決めてもバチは当たるまい、という程度には万人に利用可能性が開かれています。

これをお読みのお客さまでちょっとドキッとする方がいらっしゃるかもしれませんが…長期あるいは複雑な裁判事務ではあまりこちらで念入りに支援しすぎると返って事態が悪化することがあります。諦めるのが遅れる、と言いましょうか。

受託可否ギリギリのところ(一般的な士業が10人いたら6人は即決で受託回避して3人は採算割れ確定と言い渡し、残り1人が僕、というような案件)を当初は時間やお金を派手に突っ込んで支えるが、もともとギリギリだから作業が全体的に遅延したり不手際が出たりする。
そのうち想定外の何か(委託者の病気転勤逮捕など。いずれも複数件の発生がありました)が発生してなけなしの余裕が失われる、さらに時間やお金を派手に突っ込むかサンクコストを受け入れての泣き寝入りの二択になる…そんな負け癖のついたギャンブラーのような挙動をとる人が年に1人か2人は出ます。

そうなる前に見捨てます、というわけではありません。
最初は少し狭い間口で新たなご依頼をお待ちする姿勢でいたほうが、かえって受託すると決めた人を支える余裕を保持できる、とも思っています。

そのうちウェブサイトすら無くしてしまうのが正解か、というのは妄想ですが、まずはスマートフォンで閲覧しにくくするくらいなら試していいかもしれません。まずはスタイルシートをちょっといじって、画面が狭い端末ではわざと改行しないようにし、併せて電話番号を非表示にしてみる、とか(冗談です)

スマホから閲覧、スマホから電話、で『今日回答がほしい・明日相談したい』などと言ってくるのはそれこそ10件中9件まで依頼にならずに終わります。

そういう問い合わせを依頼として誘致するギャンブルには参加しない、と言える程度には多忙です。
※床を磨くのに忙しい、ということかもしれませんが(苦笑)

あまり人を寄せ付けない事務所と思われても困るので補足します。

新しい案件の出張相談については、事前にSkype等で有料相談が終わっているお客さまについては初めての方ではないものとして対応しています。裏口を含めた間口はそんなに狭くない、というお話しでした。

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