西へも、傷心旅行(と、いう言い訳で行く兵庫出張1泊2日)
今月初の登記申請は、名古屋駅への途中で立ち寄れる法務局が管轄だったのです。
今月初と書いた瞬間に今月が今日終わることに気づきました。落ち込んでいいかもしれません。
先週の東京に続き、兵庫県東部へ泊まりがけの出張です。12時発の大阪行き超特急13便は車両の後半分、5番の席から後には僕しかおりません。席から見上げれば深い蒼い空、山の向こうから来る千切れ雲、静かで暖かい車内。これ以上望めない旅が始まりました。
肝心な用事は明日午後にあるのです。
目的地は尼崎~六甲アイランドのどこか、とします。
この出張業務に際して依頼人から支給されるのは報酬交通費日当合計総額1万円、です。
普通の士業なら心が傷つきそうな設定といえるかもしれません。
僕の場合は先週と同様、昨年1年間の受託事件数の取りまとめ=業務報告書の提出を終え登記事件数のあまりの少なさ(民事関係裁判書類作成は、その逆)に直面して精神的に大きな打撃を受けた(と、いうことにしたい)状態が続いており、ついては海の見える宿にでも泊まりたいなと思っていたところに
1.遅刻厳禁な本体業務が2月1日昼過ぎ兵庫県内で設定され
2.1月末で失効する『じゃらん』の期間限定ポイントが4000ポイント強あり
3.『じゃらん』ではこの時期平日1000円引きのクーポンをばらまいており
4.六甲アイランド所在のちょっといいホテルでは1日10部屋限定一泊6000円弱のプランを余らせており
5.名古屋―大阪線の高速バス早売1(片道1900円)は当然のように空いていて
6.登記の仕事はもう、当分ない
以上の事象によりまして(あ、第6項は無関係か)今次出張もバス利用、さらに前泊が妥当とする結論に至りました。
…新幹線?
あの片道6000円かかるやつ?
そういえば明日会う方からも新幹線の雪での遅れを心配するお言葉がありましたが…
その方とは初顔合わせです。かえって混乱させそうなので上記の経緯は特に説明しておりません。
まぁ遅刻はしませんから、ってことで。
このお話しには、幸か不幸かわからない続きがあります。
同地周辺所在の、昔のお客さま(当然、民事関係裁判書類作成のご依頼だった方)から相談が入りました。上記の事象が全て発現したあとで。
10年ぶりのリピーターがこのタイミングで現れるのはなかなか凄い、と僕にも思えます。六甲アイランドまで来てくれれば日当交通費不要と提案し、この出張相談が明日午前中に入りました。
当然ながらというべきでしょうか。
今回も民事関係裁判書類作成を視野においた相談、なのです。
明日からは登記の件数ではなく裁判書類作成の件数を意識して、強く生きて行けそうです(苦笑)
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