がっかりするかも知れないが、焦るな(改正民法解説依頼への要約)
久しぶりにあった100万円超の入金。
帯封付きの札束には触れることすら許されないまま、お金はそそくさと僕のもとを去っていきました。
お客さまから預かった売買代金なんで銀行窓口でホチキス留めされた封筒で受け取ってもあえて数える必要はない(正確には、僕のような者が開封したらかえって信頼性が落ちそう)、そういうものです。今日のがっかりはこの件ではありません。
例によってといいますか、いつも寄稿している雑誌の他の執筆担当者たちになにかオトナの事情が発生したらしいのです。どの雑誌の誰とは言いませんが。
で、僕が例によって2ヶ月連続で寄稿することが決まったのです。そのお題が表題の件。今春成立した民法改正について解説してみよ、とのご注文をいただきました。今回の出張では国会図書館の入館抽選に2日当たったので、先行する他の資料をあれこれ読んできたところです。
特に相続登記義務化と土地所有権放棄に関心があるらしい質問群が、編集者さんから示されています。土地所有権放棄については地元の新聞にコメントを出したとき、これに期待する読者からの質問や投書が生活部に寄せられたとも聞きましたが
(そういう人達が)絶対がっかりする法改正になるからね、と2年前に取材を受けた時点で担当者さんに告げたところ、返答が途絶えました(単に取材が終わったからというだけかもしれませんが)。
そして今年、世の圧倒的大部分の負動産所有者たちをがっかりさせる法改正が予想通りに成立しました、と。この法律で要らない土地を棄てられるとは思うなよ、という執筆方針は既に決まっています。今回の寄稿先の読者さんは、そうした相談を受けてしまう(そして、土地放棄を抑止する)立場の人が多々いるはずです。
一方で相続登記義務化のほうは…商業登記の過料の実情をみればそう無体なことにはならない、一部の士業が発情期に入ってる気もするが強いて関わりあいにならんでもいい(笑)、そんな内容にするつもり。
問題があるとすれば、既存の解説記事にそういう物言いのものがあまり見受けられないこと、でしょうか。
さて、青春18きっぷ3日目を使って浜名湖まで戻ってきました。次の出張の日程調整に入ります。
次の出張は広島市・松山市・南宇和郡愛南町、日程は9月5日~9月10日で4日間程度を予定しています。このため、8月31日から新しいご依頼での面談を停止します。
出張先での相談は可能ですが、最低2mの対人距離と換気の確保できる場所でのみお受けします。
この制限が一番守られないのが公務員の方との打ち合わせ、という実情はここでだけ話題にさせてください(苦笑)
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