少し早く少しアツい夏へ(新しいご依頼の受付を停止します)
○久しぶりに僕が代理人になる案件、裁判所からは第一回口頭弁論期日の日取りを示されました。8月第2週、ということでお請けします。
○国会図書館からはまず7月14日水曜日の入館に当選したとの連絡が、なぜか40分後に13日火曜日も当選したとの連絡が、それぞれ入りました。
○他県で行う研修の講師になる日程は8月第3週で決まっています。
○三河では今年3件目の公共セクター発の仕事が始まります。初回打ち合わせは7月15日午前中。
この日は県境をちょっと越えて午後、遠江で別件の打ち合わせ。
来月中旬までの他県に行く用事を一通り並べて、余力がないことを確認します。
同期間、不動産登記は3つ(だけ)商業登記は1つ(だけ!)。
裁判書類作成は新件が3つ(苦笑)継続中の案件で書類作成を要するのが、もう2つ。
特殊な事情として、8月第2週の期日は愛媛県(愛知県、とは一文字の違いです。距離にすると500kmほどの違い)の裁判所であり、8月第3週に依頼されている法令関係研修は例によってテキストを自分で作らねばならず実施日程が昨年より1日増えた、という点があります。
以上の次第で、本日から8月19日まで40日ほど新しいご依頼の受付を停止します。
現時点でお問い合わせ・相談を受けている案件およびリピーターのお客さま・既存の紹介ルートから来るご依頼については原則として影響ありません。
ただし、儲かればなんだっていい諸業者からの相談についてはたとえ不動産登記や商業登記や就業規則作成であっても(ええ、受けたくないといえばウソになる面がありますが)、問い合わせのメールを見たとたんに別の用事を思い出して忙しくなってしまうことがあります。読書とかベランダの朝顔に水をやるとか壊れたプリンタを直すとか、そういう用事で。
今月から9月まで、もう損益分岐点越えの売り上げは決まっているのです。
だったら無理してご依頼を集めるより、テキストの執筆に時間を集中投入すると決めました。
幸か不幸かgoogle経由のアクセスは月初からまた減少に転じまして、どんな分野であれ検索エンジン対策を経て誘致するWeb経由のご依頼がレッドオーシャンであることを再認識させられる状況にもなっています。
だったら、県市町村から随意契約で受けられる山林林業関係の仕事の質を上げてやろうじゃないか、と思っているのです。ここにはまだ、ブルーオーシャンが広がっています。
まずは昨年お請けしてから2度目になる法令研修のために、ありあわせの参考書じゃなくて林業関係者向けの法令関係研修の教材を作りたい…せめて来年また講師のご依頼があったら間に合うように(あ、今年受講予定の皆さまごめんなさい)。
ご同業の皆さまに解説します。
一昨年施行された森林経営管理法は一種の所有者不明土地対策の面を持っています。各県市町村では同法所定の制度を使って山主の使用収益権を一部制限する=経営管理権を市町村に集積することを目指すほか、個別に山林所有者やその相続人を探し彼らから依頼を受けて森林施業(主として間伐)の委託を受け、その実施を市町村から業者に再委託しようと模索する動きが広がっています。
要は自然人相手の契約と登記と相続にどっぷりはまれる世界に市町村農林課担当者や森林組合の皆さま方が直面させられている、と(苦笑)
ただし国から降ってくることになったおカネ=森林環境譲与税で各種事業実施の財源は確保されている…と!
大手全国系(過払いや離婚や交通事故被害者側が大好きな)弁護士法人が乱入して食い荒らすにはまことに結構な市場がある、というよりポンとばかりにできちゃった、といえるかもしれません。数年後には、特に都市近郊の自治体でレッドオーシャン化しそうです。そうならない現状で地元の士業が真面目に取り組むなら各市町村から(僕の場合は、各市町村担当者さんに伝手がある地元NPOなり一般社団法人なりを通して)契約書作成やら関連する法的知識の研修やら(こちらは県から直に受けてます)といったご依頼を受けられる可能性は全国的に発生しているところです。
ただ、どこも試行錯誤状態といいますか…中にはちょっと外してる雛形や先行事例をばらまいてる自治体もあるようなないような。
上位互換なあっちの士業や登記にタッチできないそっちの士業が何か手抜きしたような気配ただよう資料も公開されていたり(失笑)
ポジショントークはさておいて。
林業関係者を対象とする法令関係研修の実施という面では僕のところが先行事例に近く、昨年ご依頼を受けた際に各県林業関係教育機関の講義案内やシラバスを一通り見たら
-そんな講義はない-
-参照できる資料もない-
ということに気づかされました(わらうところ わらわれるところかもしれませんが)
もちろん単発で記録に残らない研修はあったはずですしそうあってほしいのですが、県によってはそれもないのかもしれません。
だったらいっそ教科書から作って撒いてみようか、という発想がここから出てくるわけです。その前に当の受講者さんたちが何が知りたいか&企画担当者さんは何をやりたいかを調査するところから始めねばならず、今年はトレンドな分野の講義を何時間か追加してみる予定。
そんな思惑がありまして、思い切ってこの夏は新しいご依頼を停めてしまいます。
運がいいことには次の東京出張、新たに何件かの裁判書類作成のご依頼をくださるらしいお客さまとの打ち合わせは7月12日と次の日の午前中で終わるはず。14日午後までの残り一日半を国会図書館で講義資料の収集に投じることができます。
名古屋に帰ってくるのが面倒だな、と思えるのは7月15日に愛知県東部~静岡県西部で打ち合わせがあるためです。14日は浜松あたりに泊まってしまえば国会図書館の閉館ぎりぎりまでいてもバスで帰ってくることができるはず。
そして8月第2週に設定された期日に出廷するまでに、僕は研修資料をあらかた作っているはずだ(そうでなくてはならぬ)、とは思っているのです。
ゆっくりできなさそうな愛媛出張なのですが、この夏を頑張り抜けばご褒美があるはずなのです。
9月には楽な用事で仙台まで行けるはずなのです。ここで夏休みをとってやろうと今から決めています。
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