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取り外しておこなうエアコンクリーニングサービスの活用に関する雑感

LDKに据え付けたエアコンが今年6月で導入から10年を迎えようとしています。

過払いバブルの泡をほんのちょっぴり舐めていられた10年前には、当事務所にも14万円の新品エアコンを買う程度の余力があったのです。なにやら昔の話しに思えてきます(苦笑)

昨年の時点ですでに、室内機から高めの異音(今回、ファンモータの取り替えで解消されました)も出ており、これを更新するか延命するか、迷った末に延命策を採ったのが表題の件です。

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初めて依頼したクリピカのエアコンクリーニングは、総費用4万2千円を支出して完了しました。以下、その雑感です。

○なぜ『取り外し』なのか

エアコン室内機のクリーニングは二種類にわかれます。そのへんの業者でもあるいは自分でもできる、室内機を取り外さずに行うものと、室内機をいったん取り外して業者の工場に搬入し、整備後の室内機を再度取り付けるものとの二種類に。

僕が取り外し型のサービスを採ったのは、取り外さずに行うクリーニングがおそらくは効果が相当に限定的だろう、と思われたことと室内機に上記の異音が出ていることももう一つの理由です。クリーニング時の点検でなにか異常が見いだされるのか、仮にそうなったら適切な対応をしてもらえるのか、をちょっと試してみたかったのです。

結論から言うとこの部分は期待以上な展開になりました。故障は発見され原因箇所は特定され交換部品が部品代だけと思われる価格(約9千円)のみの費用増加で調達され、いま稼働中の室内機からはこの冬まで聞かれた異音がきれいに消え去っています。快適です。

発想の転換として、この部分=点検と整備、に強く期待してこの会社のエアコンクリーニングサービスを使うのはあり得ると考えます。

ちなみにシャープのウェブサイトによれば、『室内機から異音がする』場合の修理費用目安は1.5~2.5万とされています。出張修理のぶん費用が増えるわけですが、逆に修理すべき品と修理できる人が同じ工場に集まっていれば出張費は発生しないわけです。

浮いたお金をエアコンクリーニング代に充てたと思えばいい(笑)

○室外機の自主点検

もう一つ、取り外しておこなうエアコンクリーニングでは室外機への配管も必然的に取り外されますので室外機内部の目視点検と清掃は僕のほうでやってしまえる、という思惑もありました。

点検の結果、室外機モータ出力軸のゴムブッシュが劣化して脱落しているのが発見されました。この物件では室外機の上に上階のベランダがあるため、室外機に直接風雨はかかりにくいので致命的ではないのですがこのゴムブッシュは出力軸の周りからモータ内部に水やホコリが入るのを防ぐ機能を持たされています。

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つまり、屋根の上など雨も日も当たる場所で運用する室外機を10年以上無整備で使おう、というのはいささか虫がいい発想なんだろうな、と思えます。

このほか室外機内部の冷媒用配管を覆っていたゴム製(たぶん、ブチルゴム)の部品が各所で劣化してやっぱり脱落していました。それ自体は致命的ではないものの、若干効率が落ちたり振動が増えたりするんだろうな、とは推測しています。このブチルゴムは断熱なり制振なりの役目を持たされていたはずですから。

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助かったのはコンプレッサーを支えるゴム製部品がまったく健常だったことです。この部品がヘタレてしまうと騒音が増えるだろう、交換も面倒だ、といささか懸念しておりました。

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僕はこの際なんで室外機のプラスチック製架台を交換しました。架台には亀裂が入っていたのです。

寸法的にちょうどよかったコンクリートブロック(1個120円)を2個買い、防振ゴムを三段重ねにして4cm程度の厚みを作り、その上に室外機を置くことにしました。

実は10年前にJoshinで本機を買ったときやってきた下請け作業者が大馬鹿者で、傾斜も段差もあるベランダにプラ製の架台をポイと置き室外機の傾斜を放置して帰ったのです。傾斜そのものはこの馬鹿者が帰った直後に室外機が派手な異音を発したため自分で補正したのですが、異常と気づかず納得して使用続行する一般人も相当数いるだろう、と思えます。

ちなみに僕、土地家屋調査士兼行政書士の補助者をクビになったあと枇杷島のエアコン工場で働いていた経験があるのです。
まさに室外機の組み付けラインにいたのですが、エアコン工場のくせに工場建屋に装備された水冷式のエアコンが冷えない=夏は暑い、といういささか冗談のような現場でありました。もう25年も前のことです。

そのときの社員食堂の食事があんまり美味しくなかったので開業後も三菱重工のエアコンは買わず、司法書士受験前に働いていた大江の自動車工場の社員食堂はとてもよかったので今でも車は三菱自動車、そのようになっているところです。

お話しを戻します。取付作業者が馬鹿だとエアコンはダメになる、このことを意識しておく必要があるのです。
この室外機でも底板に機内に入った水を排出するための溝が切ってあり排水孔がつけてあるのですが、室外機を見当違いな方向に傾斜させて施工完了とされたら排水できず腐食を招きます。

もう一つ。どうやらエアコン工事の業界も法律関係業界と同様、作業者の技量気質態度の差は強烈に激しいのだ、と承知しておく必要がありそうです。どんな業者に頼んでも普通に清掃や工事をやってくれるはずだ、という期待はどんな士業に頼んでも普通に依頼を受けて(そして、勝って)くれるはずだ、という期待と同様に空しい。世の中そんなのばっかりだ、とも思えますが。

○気に入らない作業者は排除せよ。それがあなた(と、あなたのエアコン)のためだ!

補助者時代の僕も本職から『(補助者の)スペアはいくらでもおるんやからな』などとふざけた発言を聞かされていましたが…ここではあえて言いましょう。

エアコン取付作業者が気に入らない場合、変えてもらうべきだ、と。

このサービスでもエアコンの取付/取り外しは外注作業者がおこなっているようです。協力業者募集のページがウェブサイトに出ている以上、そう判断せざるを得ません。

前述の一件でこのサービスが作業者の質にひどく依存することを意識してエアコン取り外しに来た作業者を眺めておりますと、手は早いのですがダメな奴だ、ということがよくわかりました。

取り外した冷媒配管をベランダに放り出して帰ったのです。なんの説明もなしに。

しかも、再利用不能な冷媒配管と再利用可能な換気用配管を一緒に放り出して帰ったのです。なんの説明もなしに。

勝訴判決もらったあと執行可能性の説明もなしに成功報酬貰うだけ貰ってさっさとどこかへ行ってしまう職業代理人を思い起こさせますがそれはさておいて。

実は取り外して行うエアコンクリーニングには、ウェブサイトに大きく出ていない費用増加の要素があります。取り外した配管が再利用できないことに伴う、配管の新調費用です。1mあたり1500円程度、ということは4mなら6000円になり、決して無視できません。

さて、この馬鹿者が配管を放り出して帰りましたので早速コールセンタにメールを送ります。「この配管は再利用可能なのでしょうか」と。

作業者に聞いたところ再利用不能と思われる、と返事があったのですかさず返事を送ります。

「そうした説明がなく配管を放置して帰られました。搬入時は違う作業者の方にしていただくようお願いします」と。

ここだけが、つまり作業者の技量や態度に大きなばらつきがあり事前にはそれを防げない点が、クリピカのエアコンクリーニングの危険な点というべきでしょう。たまたま取り外し作業者の技量がよく取付作業者の技量が低かった場合、最終的にここが致命傷になる可能性もあります。

ですが上記のように『駄目な作業者を見たら心を鬼にして出入り禁止にする』ことで本当に肝心な作業=クリーニング後の室内機取付作業の品質は低下を防げるかもしれません。ここで我慢すべきではありません。

ちなみに僕の場合、取付担当の方はとてもいい人だったのですが…聞かれました。

取り外しをやったのは僕の後輩ですが、なにかあったのですか、と(苦笑)

まぁ普通に説明したら納得していただけましたが。

○このほか想定していなかった支障

室内機-室外機間の配管は金属でできています。室内機から出る部分が取り外し時に生じる曲げ伸ばしで損傷すると、このサービスでは無料で溶接してくれることになっており、僕のもそうなりました。まぁ事前の説明はなかったですが。

ここで支障が発生しました。配管が曲げ伸ばしされる→劣化・損傷する→溶接する、ということはその箇所、取付時にも曲げたり伸ばしたりする必要がある位置になるのです(失笑)

仕方が無いので室内機の取付位置そのものをずらす!という方法で対応した結果、こんどは換気用の配管の長さが足りなくなりました。1m2000円で伸ばしてもらってここだけが本当に予期せぬ経費増加、となったのです。

○結果と考察

当初このサービスは、税込み2万5千円程度とウェブサイトに表示されておりました。ただ、レビューを詳しく読むと配管の交換で数千円の費用増加があることがわかったため、発注時には総費用、約3万円と考えていたわけです。

その後、費用増加ではあるが少し期待していたファンモータの交換により9千円、換気用配管を伸ばした費用が約2千円、合計して約4万2千円を投ずるに至りました。

これまで述べたように一通りの点検があり修理を部品代だけでやってもらえることがある(確実にそうだ、とは言えません)、室内機内部は適切に洗浄される、屋外への配管は交換になるがボロボロだったのが新品になる(断熱効率の向上を期待する/新品施工時の馬鹿な作業者が出来合いの配管の長さを調整せず適当にループさせて帰ったのをまっすぐに付け替えてもらえる)、といった特徴を考えると、このサービスは5年に1回、または長期保証の期間終了や交換部品の供給が止まる寸前に一回やってもらって機材を延命させるのに使うのがよく、業者が勧めるように毎年1回などと考えてはいけない、と思えてきます。1回の費用がときには3万円を超えることから、購入価格10万円を超えるような大型・中高級機を長く使うためのサービスだとも思えます。

逆にうまく『直してもらえる』支障が既に出ている場合は凄くいい。クリーニングと修理を一緒にやってもらえるわけですから。

一方、室外機にも相当な経年劣化が見られたことから室内機をきれいにしても室外機側の故障で使用不能になる可能性も残っています。14万円で買って10年運用してきた機材に今回4万2千円を投じたわけで、できればあと3年以上はもってほしいところです。

欲を言えば、5年。どうでしょうね。


ところで工事終了後、渡された書類のなかには2000円引きのクーポンが入っておりました。

説明したとおりこれは『適合する人には凄くよく適合する』サービスで、設備の延命(さらにひょっとしたら、電気代節約)の観点からファイナンシャルプランナーとして利用を推奨してよいものと考えます。

おそらく閑散期には同様な値引きをするはずですが、当事務所のリピーターになられているお客さまでご興味のある方はお知らせください。このクーポンをお譲りします。さすがにこれを不当誘致と言う人はいないでしょう。

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