取り外して行うエアコンクリーニングの波及効果
今月楽しみなもの。
- 先月の確定申告で明らかになった還付金。
- 2月の第1回口頭弁論期日で弁論終結になった控訴審判決。
今日は前者に、うっすらと関連する話です。
朝から晩までいろんな手作業をしているうちに、なんとなく大型連休まるごと使い切ってしまいました。
さて、去年は社労士として経営側に転向した…と言って語弊があれば他の司法書士さんから紹介を受けたお客さまとリピーターで訪れたお客さまがそれぞれ労働紛争経営側だった=源泉徴収をちょっと多めにされたおかげで久しぶりに入ってくることになった還付金。この半分を未来につながることに使おう、と決めていたのです。
○一つは補助者さまへのリカレント教育といいましょうか。
彼女にも月額制のプログラミング講座を受けてもらうことにしました。まずは半年分の予算を補助者さまに寄託したところです。とりあえずProgateでPythonの講座を一通り終えてもらうことを目標に、当事務所でも勤務直後の30分程度は必ずこの講座を進めてもらう(賃金は払うので、業務命令としてやってもらう)…と。
この事務所が順当に滅亡しても補助者さまはプログラマーとして食っていけるように、そんな切ない願いを込めたわけではないんです(あ、でも彼女にはそう言っていたりします。冗談で)。
零細事務所でも実現できるようにしていたいちょっとした事務作業の自動化と、僕が作るであろうそうしたプログラムの影響を真っ先に受ける補助者さまに最低限の素養を身につけてほしいな、と思っているところです。
残念だったのはこのOn-JT兼Off-JTに厚労省関係の助成金が使えないこと。
当事務所は労働保険が片適用(かたてきよう。補助者さまの所定労働時間が週20時間に満たないため、労災保険だけが適用されている)なので雇用保険被保険者を対象者とする助成金が片っ端から利用不可になるのです(泣けるところ わらうところじゃなくて)
○もう一つは10年モノのエアコンの整備。
まぁこっちのほうが予算は大なのですが、もともとこのエアコンは暑さの苦手な補助者さまの処遇改善(というより、世間より明らかに劣る状態から一応世間並みな状態への変更)を目的に導入した経緯もあります。
あれこれ検討したところ、取り外して工場送りにするエアコンクリーニングを使ってみることにしました。エアコンクリーニングは初めてなのですが、そのサービスで行うと標榜していた点検が機能するなら何か異常を発見されても、修理用部品の提供期間ギリギリで対応できるはず。
このサービス、エアコンの取り外しにやってきた作業者がちょっとアレな方だった(後日ブログのネタにします)のでコールセンタに連絡して搬入時には別の作業者にするよう通告したものの、横浜と大阪にあるという工場では真っ当な作業をしているようでした。
実は昨年あたりから顕著になってきた室内機の異音がありました。工場での点検では、ファンモーターに軽微な不具合が見つかったと電話で指摘されたのです。このまま使用続行するもよし、1万円弱で交換部品を調達して交換できるがどうするか、費用増加はこの部品代のみだ、とのことでした。
なるほど、現場にくる作業者はまずそいつを修理したほうがよさそうな奴が、コールセンタには天使が、工場にはまずまず真っ当な方々が、それぞれいるんだろうなと思わされました。
これ、うちにメーカーの修理担当者を呼んだら派遣料と技術料がそれぞれ数千~1万円ずつ発生してもおかしくないはず。そのお金でエアコンクリーニング本体の料金が半分だせそうな気配です。
そんな経緯で当初予定の5月6日からエアコンの搬入が延期になったこともあり、LDKにエアコンがないのがとても目につくのです。
でもそんなときに限って相談者がご家族で来られたりする(苦笑)
この状態で連休に入った結果。
ふだん目に付くいろんなところを直したくなってしまったのです。
まずサッシのゴムにカビが構築したコロニーに目が向きました。彼らが一冬をかけて得た繁栄がちょっと癪にさわったのです。
カビの世界に国連があれば名指しで化学兵器禁止条約への抵触で非難決議をもらえるほどの大量虐殺に手を染めて(薬局オリジナルブランドの塩素系漂白剤はボトル68円で手に入ります)、なんとなく成果が上がった気がしてきます。
ただ、カビコロニーへの攻撃は3日がかりで第5次までおこなっていたりするのです。時間がどんどん経っていくわけです。
さらに、入居以来18年弱洗えたことがない、台所の棚に備え付けられた蛍光灯の引きひもの付け根が油で黒くなっているのが気になります。
カバーを外してひもをほどいてやっぱり塩素系漂白剤につけ込んで一晩、さらに超音波洗浄機で汚れを叩いて10回反復、そのうえで台所用洗剤で拭ってすすいで輝く白さを取り戻させます。
ひょっとしたら塩素系漂白剤に中毒したりしていたのかもしれません。温水洗浄便座のノズルも塩素系漂白剤で洗浄します。この際です。
超音波洗浄機も好きなんで台所周りのモノを片っ端から超音波洗浄していきます。ガステーブルの火口とかピーラーとか炊飯器の内釜の端とか包丁の付け根(←これは超音波洗浄にかけると姿が映える=汚いです)とか。
ただこの家庭用超音波洗浄機、定格の連続動作は3分、3~5回程度連続使用すると安全装置が働いて動作を停止し復帰には20分ほどかかります。
…つまり、数分に1回はかまってやらないと作業が進まない(苦笑)
あとは押し入れを整頓して出てきたデジカメの充電器をメルカリで売り払ってみたり、マンション共用部分の廊下の柵と手すりを風呂の残り湯で磨いてみたり、風呂の残り湯を撒くための手動ポンプを分解して(やっぱり塩素系漂白剤と超音波洗浄機で)掃除してみたり、梅雨に備えて脱衣所で洗濯物を干せるように突っ張り棒をセットしたりするうちに時間がどんどん過ぎていき、今晩21時の時点で風呂場の換気扇のカバーを掃除し、同時にウォーターオーブンの給水タンクの接続口の超音波洗浄を終えてようやく作業終了、というより打ち切りとしました。
できれば配管を外されてベランダにいる室外機、いちどカバーを外して中を覗いてみたかったんですが…とにかく連休は終わりました。
そろそろ普通の仕事をせねばなりません。ブログも更新せねば。
ただ、できれば室外機の静音化に関する加工をしたかったな、とは思ってもいるのです。やるかもしれません。
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