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2021年5月

受付停止終了/今後の話題

おそらく今年最も面倒な案件の作業終了とともに、受付停止期間が終わりました。

…あと、5月も終わりました(苦笑)

教訓を得ました。当事者が複数の訴訟では、裁判書類作成報酬を増額する規定を設けておく必要がありそうです。特に尋問の準備に関してはもう絶対にそうだ、と。

依頼人が一人しかいない事案とn人いる事案では手間がn倍増える、というわけではないようです。
さらに手間増大係数αが存在していてn×α倍になり、係数αは事案に応じて1.2以上n以下、そんな印象があります。

ちなみに昨年計画した当事者尋問では主尋問予定時間60分、設問個数50個というのがありました。

今回のは主尋問予定時間合計120分、練って作った設問個数は…二百個超えてます(わらうところ 白目をむきながら)

作業が終わったら食べようと昨日買っておいた今年初のスイカ6分の1カット(見切り品半額249円)、結局食べることができたのが今日になってしまいました。尋問準備の件は後日また記事にしたいと思います。

裁判書類作成についてはさらに記事にしたい、というよりすると決めた話題があります。

訴訟に勝ちました。

ダミー会社を多数作っては無許可で人材派遣事業を継続してしまいには給料を踏み倒す、という社長が被告の訴訟。
そういう人が相手でもブログで●と言ったら注意勧告(伏せ字の部分はまさに注意勧告をもらった表現なので伏せておきます)、そんな業界内秩序を定立するのも、いいとは思います。

ちなみに先日やってきた業界誌によれば本県における民事関係(つまり、家庭裁判所を除く)裁判書類作成件数は過払いバブル崩壊以来漸減を続けており、昨年は年間500件ちょっとだった、と。

会員お一人あたり平均年間0.4件を若干下回るでしょうか。

これで自分たちを法律家と自称しても品位保持義務違反に問われることはないわけですが、同業者と受験生と500÷1400の割り算ができない人以外は信じないだろうと思えます。上記の500件にはごく定型的な支払督促少額訴訟自己破産なんかの申立書類も含まれていますので…

地裁通常訴訟で尋問の準備やってます、今年は春のパン祭りと並行して陳述書作成祭りで盛り上がりました、なんて言ったらもうどれだけ少数派に転落できるかもう想像もつきません。一昨年からそうした祭りに参加しきって先週ようやく控訴棄却になった、という案件があったのです。

ただ、判決は先週出たのですがお客さまから写しを送ってもらうのがいささか遅れておりました。文字通りやきもきして過ごしました。

聞けばお客さまには近頃話題のワクチンで副反応が出て(!)何日か活動不能だったとか。

…判決もさることながら、もうそっちのほうが興味深い(-_-)

判決は詳細がわかったら記事にしようと考えています。

不動産登記受託件数は業界平均の10分の1、民事関係裁判書類作成件数は20倍、そんな事業概況で説明可能な当事務所、なぜか今月はいろんなものを直すしごとがありました。補助者さまのデスクトップPCの整備を終え、エアコンは室内機を取り外して修理に出し室外機は自分でカバーを外して内部の確認と清掃を済ませ、狙ってジャンクを買ったドライヤーは別のジャンクから部品を取って直してしまい、6月から修理を検討する品も別のお客さまから送られてきています。

なぜ家事関係裁判書類作成をお受けしたお客さまから台所で使う家電が送られてくるのかは、深く考えないほうが幸せに暮らせる気がします。

ひょっとしたら家電品修理と家電PC関係古物の販売は僕に適した副業になり、今から真剣に取り組んだほうが幸せに暮らせるような気もしています。

いっそこっちの活動こそ法人化するか。実家は持ち家だから、両親にねだれば古物商の事務所ぐらいは置かせてもらえるだろうよ(笑)

冗談です。半分だけ。これは今の司法書士制度が市場から見放されることを視野に置いて向こう数年の検討課題としておけばよいでしょう。
AIが登記と定型的裁判書類作成の業務の8割を持って行く世の中になっても、きっと昔の家電を直して使いたい人はいっぱいいそうですもの。

今日まで尋問準備をしていて思ったのですが、いま急速に技術が進んでいる画像や音声の偽造が民事訴訟の証拠に応用(悪用)された場合、上記のとおり笑えるほど少ない受託件数(つまり、経験。残酷ですが)の職能集団は知識面でついていけなくなる時代が来ると思っています。早ければあと数年で。

業界の趨勢はさておき自分の事務所だけはそうなる時期を遅らせたいとは強く思っていますので、他人様が作った機械学習関係のライブラリが使える程度のプログラミング技量は持っていたい、とも考えています。

お話しを強引に戻しましょうか。自分が直した物の話題ではないですが、今回初めて使ってみた取り外しを伴うエアコンクリーニングには見るべきものがありました。まずこれを記事にするつもりです。そのまえに、久しぶりにゆっくり寝ます。

 

 

今週の受付停止について

週明けにNTTからやってきた交換用のホームゲートウェイは、交換前のものと同機種の工場再生品でした。

…つまらない(憮然)
別の機種ならその機能を学ぶ機会があったのに。

ともかくネットにつながらない不具合が消えたのでよしとしましょう。今日はエアコンの取付も終わり、さらに補助者さまに引き渡すデスクトップパソコンの整備も終わりました。現用機の前に僕が調達した古いデスクトップPCが補助者さまから差し戻されまして、僕が売却を代行したのです。これが意外な高値で引き取られ、東大阪に旅立ちました。そのお金で現用機のHDDをSSDに交換しよう、という計画です。予算は潤沢にありますしWiFi子機も買い換える必要が出てきたので彼女に

  1. 中国向けのバックドアが開いてそうな製品と
  2. 米国向けのバックドアが開いてそうな製品と
  3. 凡庸でよく壊れる日本メーカーの製品の

どれがいいですか、とできるかぎり優しく問うてみたところTP-LinkでもBuffaloでもなく、Netgearを採用されました。

 

妥当な選択だと思います。試験運用したところ、本体添付のユーティリティを使ってもネットワークの設定ができない点はレビュー通りで(失笑)Windows標準の機能を使ってやればいい、というちょっとした引っかけがあるところが特に気に入りました。今さらこの程度の地雷にたじろぐ補助者さまでもなかろう…ということで文句なく、採用。つながってしまえば性能は十分です。USBに直接差しても延長コードで位置を変えてもよいようになっているところも、デスクトップパソコンで運用する子機として好印象でした。

※いつか陳腐化して僕のところに戻ってくることを考慮して機種選定しているとも言えますが、それはさておいて。

そんな今月の物品修理改造整備作業も一通り終わりまして、明日から出張できる状況です。これに伴い、今日から5月31日まで新しいご依頼の受付を停止します。例によってこの期間、電話の受付も停まります。

すでにご依頼中のお客さまには影響ありませんが、受付停止のまさに原因を作られた方の案件につきましては影響があるかもしれません。

続 Panasonic製ヘアドライヤー 分解修理に関する覚え書き

先週末までにドライヤーの修理を終え、今日はデスクトップPCのHDDをSSDに換装するソフトを走らせながらエアコンの室外機のカバーを開けて観察と清掃をしておりました。夕方からは少し林業関係の仕事の話しもしたのですが、今日も表題の件。前回記事の続きです。

○前提条件

物件1 購入した(修理したい)ドライヤー:品番EH-NAシリーズのジャンク

物件2 これを修理するために購入したドライヤー:品番EH-NEシリーズのジャンク

物件1はモーターが使えません。物件2はモーター以外のところに故障があります。

上記2点で価格合計は4000円未満、物件2からモーターを外し物件1に移設しよう、という計画です。

なお、パナソニック製ドライヤーのラインナップではEH-NAからはじまる品番のシリーズがナノケアを標榜する高めの機種、EH-NEから始まる品番のほうは中級機、という位置づけにあります。

ちなみに下は購入直後の、物件2の外観。

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踏んだ、のでしょうか前所有者は(苦笑)

○分解結果(モータの機種と特徴について)

ここからは偉大なるマブチモーターのウェブサイトの表記に従い、モーターをモータと呼ぶことにします。

上記物件1および2から取り出したモータを比べたところ、肝心な物件1にはRS-365SV-1988という型番のモータが使われています。

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物件2のほうはRS-365SV-14130でした。

パナソニック製ドライヤーの分解でモータまで取り出した先達のブログは少なく、EH-NAシリーズでは兵庫の自転車やさんのブログが発見できました。そちらでは、EH-NA97にRS-365SV-2275が使われていたとのこと。

ここでマブチモーターのウェブサイトの説明(機種表示とその意味)を参照します。ハウジング形状のR、ロータ直径の3、ハウジング長さの6、ここまでは交換前後の双方のモータで絶対に一致していなければなりません。そうでなければ架装できません。

違っているのは巻き線の線径(太さ)と1スロットあたりターン数。
これらが『19 88』と『14 130』で違う、ということになりました。

モータの一般的な性質からすると、線径が大でターン数小な1988はトルク大回転数も大、であるはずです。

実は双方のモータの負荷に強く関連するファンブレードを見比べたところ、RS-365SV-1988に接続されるファンブレードは厚め・頑丈・迎え角が大、RS-365SV-14130に接続されたファンブレードはその逆で全般的にチャチな作り、という印象を受けました。写真は前者のファンブレードです。

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運用して齟齬が生じればファンブレードを取り替えればいいや、と了解して、いまのところはモータがRS-365SV-14130、ファンブレードはもともとRS-365SV-1988に装着されていた写真のものをつけてあります。

念のためテスターで確認したところ、ダイオードブリッジからモータに接続される手前で測った直流電圧(モータを接続しておらず、スイッチは切から一段上に上げた通電状態での測定値)は物件1・物件2とも105~120Vでした。

おそらくはモータにかかる負荷が若干大となるが実用上は問題なかろう、と腹をくくって、RS-365SV-14130を採用することとします。

なお、前記リンク先の兵庫の自転車屋さんは中国から互換品のモータを取り寄せたのだとか。
こちら名古屋の代書やさんは、山梨県から中古品を取り寄せたというわけです。修理こそは個性、なのです(笑)

これは推測ですが、モータの選定に関する設計者の考え方としてEH-NAシリーズでは巻き線の線径が大な機種を、EH-NEシリーズでは線径が小な機種を採っている気がします。で、これも推測ですが後者のモータのほうが安いはず。

つまり、僕がしたようなEH-NAシリーズの修理にEH-NEシリーズのモータを流用するのはあまり好ましくはなく、モータの交換のために別のジャンクを探すなら同じシリーズ内で中古品を探すのが妥当でしょう。

マブチモーターではない会社のモータを使うなら、元々のモータのデータシートを調べておいて停止時トルクと無負荷時回転数ができるだけ近いものを選べ、ということになるはずです。

○このほか分解上の工夫について

・本体カバーの外し方

他のブログを見ていると、EH-NAシリーズでは本体前部にある吹き出し口の部品の外し方と、本体のツメがどこに隠れているかがわからなくて分解時に挫折や破壊(笑)を招く方がいるようです。

この点参考になったのは他にもいろいろなものを直しておられる札幌の方のブログでした。本体のツメへの対応としては、この方がしているように『嵌め合わせになっている部分を推測して、上から力を込めて押す』のが一番外しやすく、ドライバーでこじるのが最悪だと考えます。

機種が違っても世代や外観が同じ場合、だいたい同じようなところにツメが隠れていたりするものです。僕のもそうでした。

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・ファンブレードの外し方

修理および破壊したドライヤーでは、モータの出力軸はファンブレードのハブ(と、プロペラなら言うのですが…中心軸とでもいいましょうか)の穴に、きつくはめ込んであるだけです。

ですので適当に力をかけて押すなり引くなりすればファンブレードが外れるわけです。外してしまえばモータのハウジングを固定しているネジも見えてきます。ファンブレードを折らずに取り外せるよう、ちょっとした工具を自作してみました。

ほかの組み立て式家具についていた、六角ボルトを締める道具…を、曲げたもの。

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モータまでの配線を取り外すとヒータ部分と送風部分に分かれますので、写真の器具を曲げた先をモータのある側からファンブレードのハブに添えて少しずつ押し出すのに使えます。ファンブレードの取付・取り外し時には、ブレードには絶対に力をかけないことが重要です。もしこれを折ってしまうとジャンク品を自ら作り出すことになります。

ただし下の写真をごらんのとおり、僕が作った道具でも作業位置を誤るとファンブレード付近の部品を破損します…が、この部分は性能には関係ないので思い切って壊すつもりで作業しましょう。他の洗練された取り外し方を僕は思いつきません。

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この写真はファンブレード取り外し後・清掃前のモータ取付部分です。出力軸の周りに小さな羽のようなかたちの部品が4枚ついており、右下の一枚は僕が折った(写真の器具をこの位置に添えて、ファンブレードが手前に来るように力を加えた)ため亀裂が入っています。その奥にはモータを固定するネジが見えます。

細かい線状の物体はもちろん前使用者の人毛、です(苦笑)

・ハンダ付けの外し方

モータをダイオードブリッジから取り外すにはハンダごてとハンダ吸取線が必須です。既存のハンダを溶かすのはなかなか面倒でした。

いったん端子付近にハンダを多めに盛っておき、その後に半田ごてでハンダを再加熱し、そのハンダが溶ける数秒後に既存のハンダが溶けるのを狙ってハンダ吸取線を差し伸べるのがよさそうです。

※僕はさらに、ハンダ吸取線を5cmぐらいに切ったものをピンセットで持って使っておりました。こうすればハンダ吸取線による放熱を最小限にできます。

テスターもあったほうがいいです。僕の場合はハンダ付けを外したい箇所に半田ごてをあてたままゆっくり200数えてハンダが溶けるのを待ったりしてもすぐ隣にあるダイオードが破壊されたりはしませんでしたが、作業後に不安があれば極性ごとに導通の有無を測定しておきたいところです。

○ジャンク品の出品傾向

上記のことがわかっていれば、モータの故障でジャンクと化したパナソニック製ドライヤーの修理についてはそう難しくないと考えます。同社製のジャンクの出品傾向をメルカリで見ていると、目につくのは

1.モータの故障

 たぶん僕が入手したのと同様なブラシの摩耗消滅。使用者の所見は重篤な順に
『電熱線が真っ赤になるが温風も冷風もとにかく出ない』
『モータが動かないがときどき動くこともある』
『回転数や風量が落ちた』など。

2.ヒータ周りの故障

 この場合、冷風のみが出る=つまり、モータは健常

3.焦げ臭い匂いがして全機能喪失

 過熱による温度ヒューズかバイメタル部品の破損。これらの部品は他との接続や取り外し&設置がかなり面倒なので、交換して再生するより部品取り用として購入するのが妥当と考える。ただしモータ故障から異常過熱→温度ヒューズ作動で全損、となる可能性はあり、この場合は本当に使いものにならない(苦笑)

4.コードが破断しただけ

 修理難易度極めて小。ただし出品件数も小。

○最後に

僕は実はPanasonicが嫌いです。ここまでやっといて言うのもなんですが。

この会社の製品、カタログスペックだけは高いが製作が雑で壊れるのが早い、人間に例えると周りのみんなは彼・彼女を優秀というが付き合ってみると実は人でなしのヘタレだと気づく、そんな印象があるのです。創業者が死んで人間を作ることをやめちゃったから品質も落ちた、んでしょうか。

ですので家にもこの会社の製品は、充電池と蛍光灯くらいしかありませんでした。
このブログの執筆に際してメルカリでのメーカー別ジャンク出品件数を調べた結果(前回記事参照)には呆れてしまったのですが、このレベルまで行くと故意に壊れやすい製品作ってるんじゃないかと勘ぐりたくもなります。幸か不幸かそこまでの重要秘密を暴き出すことはできませんでしたが。

この会社の高級ドライヤーを運用して幸せでいつづけたい場合は数ヶ月に1回程度、モータの半田づけを外す直前までの分解をして各部の清掃(特に回転軸周りに侵入した髪やゴミの排除)をするのが必須だと言えるでしょう。

これらの異物はモータの負荷を無駄に増やし、ドライヤーの心臓部たるモータの寿命を縮めているように思えます。

あ、実は僕、マブチモーターは好きなのです。だからここまでやったんですが。

Panasonic製ヘアドライヤー 分解修理に関する覚え書き

受付停止をかける理由になっていた仕事が少々早く終わりまして、昨晩はドライヤーを修理しておりました。完了したのでこの記事を公開します。

※正確には受付停止をかける理由になっていた仕事が少々早く混乱しまして(苦笑)、手待ち時間が生じていたのでドライヤーを修理しておりました。来週も受付停止期間が発生する予定です。それはさておいて。

○問題意識

思い立ってドライヤーを買うことにしました。親元を離れてから30年間買ったことがない家電品、ということでいろいろ調べているうちに気づいたのです。

パナソニック製の故障品が、メルカリにやたらに多く出ていないか、と。

厳密に数えてみました。
メルカリで『ドライヤー ジャンク』を検索語とし、現在販売中のものを出品が新しい順に132件表示させメーカー名を数えたのです。メーカー名不明な10件、出品物がドライヤーではない数件を除くと出品件数の上位5位は次のようになりました。本日時点での調査結果。

  1. パナソニック 50件(ナショナルの3件を除く)
  2. テスコム 16件
  3. リュミエリーナ 9件
  4. コイズミ 8件
  5. シャープ・ダイソン 各6件

以上、圧倒的なシェアをPanasonicが占めています。ジャンク品市場における圧倒的シェアを(失笑)

ひょっとしたら笑い事ではなく、ある種の社会問題の手前を見ているのかもしれません。

同社のラインナップには新品の売り出し価格が2万円前後に達するEH-NAシリーズ(ナノケアを標榜する製品)、それよりやや安いEH-NEシリーズ(マイナスイオン発生を標榜する製品)、その他の廉価版があるところ、ジャンクとしてよく出ているのは前2者。

つまりお高い機種が皆さまの購入後2~4年でホイホイ壊れ、どんどん出品されているようなのです。ジャンク品として!

ものすごく好意的に解釈してあげるならば、これらの製品はとても価値が高く全損してもなお市場価値を保つので廃棄されず中古市場に流出する…などという屁理屈は相談不十分な状態で裁判所にも原告側にも迷惑をかけながら進める本人訴訟の被告側陳述書でなら一応言えると思います。
そんな主張をするのは勝手だが誰も相手になどしない。判決出るまでのあいだ一人で楽しんでてほしい(笑)

さて、シンプルに理解しましょう。この会社のドライヤーはよく売れよく壊れるからよく市場に出るのだと。

○修理対象品および修理用資材の調達

そうとなっては飛び込まずにいられません。この大ジャンク祭りに。
かくして普段はなるべく買わないようにしているPanasonic製の家電を、おそらくは二十数年ぶりに買ってみたのです。

機種名を明かすと使っているアカウントがばれるので伏せますが、EH-NAシリーズの手頃なジャンクがヤフオクまたはメルカリからやってきた、と考えてください。
これを無事に直せれば何年か前の最上級機を配備することができます。

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さっそく分解したところモーター内のブラシがすり減って完全に消滅していた、というところまでが前回の記事でした。
このモーターは小売りされていないため、中国製の怪しい新品(カタログスペックは同等な互換品)を買うかそれ以外の方法で入手するかを検討します。

別の理由で壊れたパナソニック製のジャンクは、探せばやっぱり中古市場で見つかります。例えば温度ヒューズが作動して全機能停止とか別の熱源(ヘアアイロンなど)を上に置いてしまってボディ変形とか保管条件が悪くて電源コード断線とか、そういった状態を考えてください。
この場合、使用期間にもよりますがモーターは健常であることが期待できます。そういうのを買った、と。

ただ、そちらはEH-NEシリーズの製品です。同じモーターを使っていてくれるか、ちょっと心配はありました。

結論からいうと両機種のモーターは、厳密には違っておりました。次回に続きます。

ご依頼の受付および電話の受付、ならびに電話そのもののの停止について

今月の受付停止はひと味違う展開になりました。表題の件。

弱小ではないが零細ではあるこの事務所、今月も例によって集中作業が必要な状況です。若干安易だとは思うのですが本日から24日の月曜日まで新しいご依頼の受付を停止することにしました。この期間、電話の受付も停まります。

あえて電話による連絡をご希望の方は前日までに使者の派遣・手紙・電報などで架電予定時刻をお知らせいただければ応答するようにいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

あ、これでは過酷すぎるのでご依頼中のお客さまについては電子メールによる事前予告も可とします。

受付停止期間の最終日は電話がまるごと停まります。おそらくは午後の、若干の時間で済むはずなのですが。

先日から10日ほど、インターネットへの接続がたびたび切れるようになりました。この事務所でレンタルを受けているひかり電話対応ルータをみると、VDSLのランプが緑色の点滅を繰り返しています。

この機器がフレッツ光の開通と共にやってきてからもう5年以上経つ…つもりでいましたが、先ほど過去のブログを調べたらADSLからフレッツ光ネクストへの移行は2012年だとか。これはレンタル機器の取り替えどき、でしょう。

期待に胸躍らせながら症状をNTTに通知すると、次の日である今日さっそく電話がかかってきました。先方でも接続が複数回切れたことは把握していた、ということで機器の取り替えはこちらから願い出るまでもなく決まったのです…ですが。

妙な二択になりました。

機器を郵送してもらって僕が切り替える場合はNTT側での作業の関係で接続が成り立たない時間が長くなるというのです。
機器を持参してくる作業員の派遣を受けて取り替えてもらう場合はそうしたタイムロスが最小限に抑えられるのだ、と。

電話がつながらないのは5日程度なら大丈夫です。
ネットにつながらないのは5分続いても困ります。

そうしたわけで、今回は作業員の派遣を要請するに至りました。この作業が24日午後に執り行われるとのことで、この日の日中は若干の時間、電話がまるごと停まるはずです。

電話口ではもう一つ、気になることを聞きました。

これまでレンタルされていたのは回線終端装置とひかり電話対応ルータが一体になったRV-440NEですが、新しく来る機器は回線終端装置(またはVDSLモデム、というべきなのでしょうか)とルータの二つに分かれているのだとか。

24日に来るひかり電話対応ルータの後継機種名は、あえて聞かずにいます(聞いても現時点では確定していない=答えられない、という実情もあるはずです)。これが今から楽しみでならないのです。新品ではなく工場での再生品が来るかも、ということ自体は別になんの問題もありません。

なにしろ新品であることにはもう全然こだわりません。当事務所にやってきた電算通信関係機材は中古のほうが多い(苦笑)

6月は新しくなったひかり電話対応ルータと修理が終わったエアコンで迎えられるかもしれません。

先日から破壊、いえ修理を開始したドライヤーもなんとかなりそうなのです。

『ドライヤーがほしかったから』

昨日のこと。補助者さまがめずらしく、執務室の隣の部屋に興味を示されました。普段は大抵の(変な)ものがあってもフラットな感情と表情を維持していてくれるのに。

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これね。表題の件。補助者さまはバラバラ事件とか言ってましたが(苦笑)

僕も人生の晩年にドライヤーの一つぐらい買ってもいいのではないかと思い立った、探したところよさそうなジャンクがあったんで買ってみた、まず分解掃除を試みたところ今生の別れに2時間ほど元気な姿を見せてくれた後、僕の腕の中で息を引き取った、死亡時の症状からするとモーターに故障があるはずで、深圳あたりから適当なモーターを入手して修理が成功すれば発売開始時価格2万円弱の品をゲットできることになるだろう、仮に駄目でもその会社のドライヤーの分解修理に一通りの実務経験を習得できるので無駄にはならないと判断した、よって現在作業中、そんな説明をしたところです。

あと、当該メーカーのドライヤーは高級路線を採っているくせに、いささか壊れやすいようだ、とも。

修理が完了したらちゃんとメーカー名を出して記事にしたいと思っています。現時点ではまだ、上手くいくかどうかはわかりません。

本日時点ではモーターを取り外して分解するところまで到達できました。モーター内部はブラシがまったく消え去ってカーボンの黒い粉だけがハウジングの穴からこぼれている、というなかなか凄い光景を見ることができました。

最後はブラシを支持するバネが整流子に接触していたのか、真っ黒なハウジング内でバネの接点部分だけがピカピカに光っているのです。

天下のマブチモーターをそこまで追い詰めるとは前所有者、いったいどんなスパルタンな使い方をしたのでしょう?

前職での就労中はさぞかし辛かっただろう、苦しかっただろう、そう思える痕跡は残っていました(あ、半分冗談です)

モーターで駆動される送風ファンとモーターを結ぶ軸の部分に何重もの毛が絡まっています。
そういえば、僕のところに送られてきた直後はスイッチをONにしてもモーターが回転せず、ファンを手で回したら妙にざらざらした手触りだったのです。

それはまるで、細く束ねた髪を指で挟んでこするような、手触り。

回転軸に絡まった髪を見ればだいたい同じ長さでちぎれており、その長さはフィルターで捕捉されていた髪の長さと全然違うのです。髪の色や太さ堅さは一緒なのに。

仮説ですが、フィルター部分をくぐり抜けた髪を巻き取って引きちぎる仕事をファンやモーターがさせられていたのかもしれません。

投入される負荷(人毛)はほぼ均一、モーターの駆動力や回転数もほぼ均一、という条件下であれば常に同じ結果が=同じ長さにちぎれた髪が量産される、ということになる気もします。

一通り取り除いたうえでファン一式を超音波洗浄機にかけたところ、人間から出てきたと信じたくないような汚れが出てきました。まぁ半分はモーターがばら撒いたブラシのなれのはて=カーボンの粉だとは思うのですが。

モーターに給電する直前のダイオードブリッジは僕がさんざん要領の悪いハンダごて作業をやったわりに無傷、ほかの電気回路にも異常はなさそうだったので、あとはモーターさえ手に入れば修理できるはず。

ただ、このモーターは国内市場に流通がないのです。
中国では怪しい同型品(偽物かもしれない何か)が売られています。一個100円送料400円発送所要期間50日、とかそういう条件で。aliexpressの商品写真では『mabuchi moter』とかいう刻印や表示がされているものもありますが、実は日本のあの会社とぜんぜん無関係な西安馬不吃電動機有限公司、とかそんな会社がピンイン表記でmabuchi moterと名乗っていてもぜんぜん不思議ではありません。あの国なら。
いや、むしろそのほうが僕も気分よく納得できる。むしろそうわかっていれば買ってもいい(笑)

気を取り直して日本国内で手に入る何かを探し直したところ、別の箇所が壊れた同メーカーのジャンク品がやっぱり安く出ています。使用者は一人暮らしの男性である模様。50日後に中国から来るらしい身元不明な新品よりいいか、と思ってこれを買ってみました。

機種はちがうのですが、同メーカー同世代同サイズ公称送風量も同じ、ということですので、おそらくは同じモーターを使っているであろうと期待します。

この記事は次の週末以降に続きます。たぶん。

その前に、今週は一部のご依頼受付を停止する予定です。

発想の逆転、で実現する天吊りプロジェクター計画

昨年の夏に新品で購入しその秋には大改造して静音化したプロジェクターを、大変気分よく使っています。これをディスプレイの代わりにしてふだんの事務作業をしているのです。老眼対策もさることながらブルーライト、皆無(笑)

ただ問題はずっと残っていたのです。部屋にある物の配置とプロジェクターの焦点距離の関係で、背後にある非PC作業用の机の3分の1をプロジェクターに奪われるのです。

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そう、机が狭くなるのです。これだけはいけません。

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現時点で家具の配置は、非PC作業用の机とスタンディングデスクとプロジェクター投影用スクリーンをこの順番で平行に、漢数字の『三』のように並べています。さらにもう一つ通常のPCモニタがこれにほぼ直角に配置されているため『E』の形に並んでいるイメージでしょうか。

つまりプロジェクターを出た光はスタンディングデスクの上か横(座位のとき/立位のとき)を通ってスクリーンに当たりますが、プロジェクターの投影位置が低いため立位のときにはスタンディングデスクが光を遮ることになります。光があたらないようスタンディングデスクを右側にずらすのですが、そうするとスクリーンが自分の正面から妙に左にずれて見えることになります。あまり居心地のいいものではありません。

これを同時に解決するには、プロジェクターを高い位置においてやればいいはずです。
極端な話し、天井から吊ってやればいい。

賃貸住宅なので当然そんな派手な工事をするつもりはありません。実は非PC作業用の机、机と言っても昔使っていたベッドの下が机と棚になっている、というものなのです。この関係で机の幅が1800mmあり、さらに本棚も付いているため書類をいっぱい広げてする作業に最適、ということでなかなか手放せず現在に至っています。

まぁあとはこの机、補助者に朝挨拶しないふざけた行政書士兼土地家屋調査士に解雇された補助者時代の僕が20年前にそいつを訴えて得た和解金で買った、というある意味当事務所の方向性を基礎づけた記念の品です。このため畳で寝るようになったいまも手放す気など毛頭ない、ということもあったりします。

お話しがそれました。思い入れはさておいてこの机は上段がベッド、つまり『天井』があります。
賃貸住宅であるにもかかわらず、僕は畳一枚分の広さではありますが天井を所有している、と。

これを上手く使えないかずっと考えていたのです。連休中に。

ベッドの上段を支えて長手方向に走るフレーム2本のあいだに木材なり金属製アングルなりで桟をつくってやって、そこに市販のプロジェクターマウントを施工することも考えました。ただ、これだとプロジェクターの位置が固定されてしまいます。欲を言えば、プロジェクターをすぐ移動できるようにしておきたい。相談や打ち合わせにプロジェクターを持ち出して画面を投影できると便利だし、プロジェクターから1.2mほどの距離にあるスクリーンのさらに1.2mほどむこうにある窓際には別のスクリーンをひっかけられるように棒を渡してあります。

説明が難しいのですが、ベッドの壁側の端(上の写真に写っている状態)にプロジェクターを置いたときにはプロジェクターからの距離約1.2mのディスプレイ代用スクリーンに投影されるようになっており、手前側の端にプロジェクターを置けば(その位置には光を遮るものがないので)、窓まで約2.4mの距離が確保できて大画面のスクリーンに投影できる、そんなことを考えていたのです。

これを可能にすることは吊り戸用のレールと吊り車を買ってベッドの天井にくっつければそのレールに吊ったプロジェクターを移動させられる…のですがアルミのレールを買うだけで2m5千円かかりそう。さらに送料も。

ほかに必要な資材を加えれば総工費1万円を優に超える、ということでいったん検討が頓挫するのです。

モヤモヤしたままamazonを眺めていてまず目にとまったのが、台所の戸棚からぶら下げる収納ラックです。

 

なるほど棚板に引っかけて何かをぶら下げる吊り下げ収納が十分な強度を持っていたら、それはプロジェクターも置くか吊り下げるかできそうな気がします。

とはいえ台所関係のそうした製品はだいたい耐荷重1kg。さらに厚させいぜい3cm程度の棚板に挟むようになっており、残念ながらこれもつかえなさそう、ということでまた検討が頓挫します。

ただ、こういった形状で耐荷重が大きいなにか別の物が…探したらありました。

 

さらにタイミングのいいことにはamazonアウトレットで表示価格より数百円安く手に入りました。
なにしろこっちは入手した瞬間から改造する気満々です。箱が多少潰れている程度のこと、なにを気にするでしょう。

この製品が改造に適することを確認後、さらにプロジェクター用のマウントも発注します。
そのマウントに適合するM6×25mmのネジ4本はホームセンターで買ってきて、しめて3500円。

 

この棚は棚板がメラミン樹脂製なので、ハンドドリルで6mmの穴を空けるのはかんたんです。この穴を4つ貫通させてホームセンターで買ってきたネジを通し、天吊り用の金具を固定してしまいましょう。

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『必ずお守りください』とかなんとか裏面に書いてありますが、ひっくり返して使うなとかネジ穴を開けるなとは書いてありませんでした(詭弁)

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こうしてしまえば天井に金具が固定されたのと同じなので、あとは説明書通りに組み立ててプロジェクターを固定するだけです。

これを逆さにしてベッドの上段のへりに引っかけて、できあがり♪

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これならプロジェクター吊り下げ高さはスクリーンに対して最適だし机も空くし設備の移動も自由です。さらにひっくり返せばテーブルの上に置いての運用も可能です。まさに完璧です。

強いていえば、打ち合わせ中にこれを使う場合にはこの機材の素性が台所用品であると気づいたお客さまからのご質問ご指摘ご感想等を封じておく必要はありそうですが。

以上、本日当事務所から自信をもっておすすめする製品は山善のレンジ上ラックRKS-4022だ、というお話しでした。

約21万分の○○(世の人は離婚協議書の作成を、どれだけ士業に依頼するんでしょう?)

先日のこと。出かけた公証役場は駅から遠く、この日の歩数は1万7千歩に達しました。

守秘義務がある部分は伏せて、業務を受託された行政書士さんとの話しが表題の件。ただしこの日の業務は離婚給付契約公正証書の作成に関するものではありません。

僕は口が悪いので(ブログでの表現に関連して注意勧告が貰えるほどなので)わりとはっきり、業界の悪しき実情をコトバにしてしまうことがあります。

行政書士の離婚相談サービスって弁護士法に違反するんじゃないのか、あれ本当は法律相談じゃないか、などといった質問を行政書士さんに言ってみたり(苦笑)

※いまお取引のある先生は十分に大人な方なので、そういう発言にも特段の拒否反応は示されず、安心して案件のご紹介を受けることができるのです

そうしたランチの楽しい会話(どうもそういう会話は完全に仲間内ならいいが、そこまでにとどめておけ、ということで肝心な情報ほど世に出なくなり結果として利用者たる一般市民が損害を被るようになっていくのですが…そういう世の中にしたい誰かがいろんなところにいるようです)の中で出てきたのが、表題の件。

ウェブサイトを検索すると離婚に関する業務の受託を標榜する士業はたくさん出てはくるが、実際には当人達が言うほどの受託実績はないのではないか、という話しになりました。

ただ、残念ながら公開の統計からははっきりしたことがわからないのです。まず日本公証人連合会にも統計はある(ときどきプレスリリースが出る)のですが統計結果がWebから一覧できるようにはなっていない模様。離婚給付契約公正証書の作成件数はぜひ知りたいところだったのですが。

受託可能件数の上限値、は一応定めることができます。
厚労省の統計では年間20.8万件が離婚件数なのでこれを上限としましょう。一応ですが。

※離婚協議書の作成と変更を複数回繰り返すことはできるのでほんとうは違うのです

ただ、ここからが絞り込めません。婚姻中の夫婦に関する調停申し立て件数は年5万件弱、ここに離婚=夫婦関係調整事件も入りますが、これは離婚条件が裁判外で整わないから調停になっちゃったものですので逆に『離婚協議書の作成をこころみたが失敗した』件数も含む、とみるべきでしょう。

登記制度からのアプローチも無理です。登記統計では所有権移転の登記原因は『売買』『相続』『贈与・遺贈』『それ以外』『仮登記』にしか分かれていません。財産分与は登記原因として『それ以外』の年11.9万件に該当するはずですが、同じカテゴリーになる交換とか共有物分割も件数がありそうな気がします。それに、この統計区分では離婚調停や訴訟の終結後の登記申請件数が分離できません。同じ理由で司法書士業界の統計も使えない。

※ちなみに当事務所の登記原因別事件受託件数分布は相続→財産分与→(はるか彼方に、ずっと下がって)→売買、の順で少なくなっていくのですが上記の統計によれば売買・相続がほぼ同じ(年100万件超)→(ずっと下がって)→それ以外(年12万件弱)となっています。

この違いはなんだろう(遠い目)

弁護士・行政書士の業界内統計もそれぞれの業界誌に出そうですが…司法書士業界のそれから推測するとそう詳しくはないはずだ(苦笑)

なんの根拠もない推定として、離婚者の約半分10万件が離婚協議書(公正証書を含む)の作成を試みると仮定します。その一部は失敗して調停申し立てになだれ込んだり諦めたりする、と。

そうすると、その総数を行政書士司法書士弁護士および民間のカウンセラーやらアドバイザーやら、といった有象無象が分け合うことになるわけで。さらに行政書士と司法書士はダブルで資格をお持ちの方が結構いる関係上、発表される人数すら参考になりません。

でも。上記の有象無象の総計を仮に1万人としてしまったら、その1万人が年10万件を…つまり一人あたり年間受託件数は10件、一ヶ月に1件を下回るよな、とは思うのです。

ちなみに当事務所ではこの連休中、財産分与の相談は2件ありました。

ただ、双方とも他の士業の利用歴があります。
なるほど相談の件数に限れば離婚件数よりはるかに多くても不思議はなく、さらにさらにわからなくなってくるのです。

 

取り外して行うエアコンクリーニングの波及効果

今月楽しみなもの。

  1. 先月の確定申告で明らかになった還付金。
  2. 2月の第1回口頭弁論期日で弁論終結になった控訴審判決。

今日は前者に、うっすらと関連する話です。
朝から晩までいろんな手作業をしているうちに、なんとなく大型連休まるごと使い切ってしまいました。

さて、去年は社労士として経営側に転向した…と言って語弊があれば他の司法書士さんから紹介を受けたお客さまとリピーターで訪れたお客さまがそれぞれ労働紛争経営側だった=源泉徴収をちょっと多めにされたおかげで久しぶりに入ってくることになった還付金。この半分を未来につながることに使おう、と決めていたのです。

○一つは補助者さまへのリカレント教育といいましょうか。
彼女にも月額制のプログラミング講座を受けてもらうことにしました。まずは半年分の予算を補助者さまに寄託したところです。とりあえずProgateでPythonの講座を一通り終えてもらうことを目標に、当事務所でも勤務直後の30分程度は必ずこの講座を進めてもらう(賃金は払うので、業務命令としてやってもらう)…と。

この事務所が順当に滅亡しても補助者さまはプログラマーとして食っていけるように、そんな切ない願いを込めたわけではないんです(あ、でも彼女にはそう言っていたりします。冗談で)。

零細事務所でも実現できるようにしていたいちょっとした事務作業の自動化と、僕が作るであろうそうしたプログラムの影響を真っ先に受ける補助者さまに最低限の素養を身につけてほしいな、と思っているところです。

残念だったのはこのOn-JT兼Off-JTに厚労省関係の助成金が使えないこと。
当事務所は労働保険が片適用(かたてきよう。補助者さまの所定労働時間が週20時間に満たないため、労災保険だけが適用されている)なので雇用保険被保険者を対象者とする助成金が片っ端から利用不可になるのです(泣けるところ わらうところじゃなくて)

○もう一つは10年モノのエアコンの整備。
まぁこっちのほうが予算は大なのですが、もともとこのエアコンは暑さの苦手な補助者さまの処遇改善(というより、世間より明らかに劣る状態から一応世間並みな状態への変更)を目的に導入した経緯もあります。

あれこれ検討したところ、取り外して工場送りにするエアコンクリーニングを使ってみることにしました。エアコンクリーニングは初めてなのですが、そのサービスで行うと標榜していた点検が機能するなら何か異常を発見されても、修理用部品の提供期間ギリギリで対応できるはず。

このサービス、エアコンの取り外しにやってきた作業者がちょっとアレな方だった(後日ブログのネタにします)のでコールセンタに連絡して搬入時には別の作業者にするよう通告したものの、横浜と大阪にあるという工場では真っ当な作業をしているようでした。

実は昨年あたりから顕著になってきた室内機の異音がありました。工場での点検では、ファンモーターに軽微な不具合が見つかったと電話で指摘されたのです。このまま使用続行するもよし、1万円弱で交換部品を調達して交換できるがどうするか、費用増加はこの部品代のみだ、とのことでした。

なるほど、現場にくる作業者はまずそいつを修理したほうがよさそうな奴が、コールセンタには天使が、工場にはまずまず真っ当な方々が、それぞれいるんだろうなと思わされました。

これ、うちにメーカーの修理担当者を呼んだら派遣料と技術料がそれぞれ数千~1万円ずつ発生してもおかしくないはず。そのお金でエアコンクリーニング本体の料金が半分だせそうな気配です。

そんな経緯で当初予定の5月6日からエアコンの搬入が延期になったこともあり、LDKにエアコンがないのがとても目につくのです。
でもそんなときに限って相談者がご家族で来られたりする(苦笑)

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この状態で連休に入った結果。

ふだん目に付くいろんなところを直したくなってしまったのです。

まずサッシのゴムにカビが構築したコロニーに目が向きました。彼らが一冬をかけて得た繁栄がちょっと癪にさわったのです。

カビの世界に国連があれば名指しで化学兵器禁止条約への抵触で非難決議をもらえるほどの大量虐殺に手を染めて(薬局オリジナルブランドの塩素系漂白剤はボトル68円で手に入ります)、なんとなく成果が上がった気がしてきます。

ただ、カビコロニーへの攻撃は3日がかりで第5次までおこなっていたりするのです。時間がどんどん経っていくわけです。

さらに、入居以来18年弱洗えたことがない、台所の棚に備え付けられた蛍光灯の引きひもの付け根が油で黒くなっているのが気になります。

カバーを外してひもをほどいてやっぱり塩素系漂白剤につけ込んで一晩、さらに超音波洗浄機で汚れを叩いて10回反復、そのうえで台所用洗剤で拭ってすすいで輝く白さを取り戻させます。

ひょっとしたら塩素系漂白剤に中毒したりしていたのかもしれません。温水洗浄便座のノズルも塩素系漂白剤で洗浄します。この際です。

超音波洗浄機も好きなんで台所周りのモノを片っ端から超音波洗浄していきます。ガステーブルの火口とかピーラーとか炊飯器の内釜の端とか包丁の付け根(←これは超音波洗浄にかけると姿が映える=汚いです)とか。

ただこの家庭用超音波洗浄機、定格の連続動作は3分、3~5回程度連続使用すると安全装置が働いて動作を停止し復帰には20分ほどかかります。

…つまり、数分に1回はかまってやらないと作業が進まない(苦笑)

あとは押し入れを整頓して出てきたデジカメの充電器をメルカリで売り払ってみたり、マンション共用部分の廊下の柵と手すりを風呂の残り湯で磨いてみたり、風呂の残り湯を撒くための手動ポンプを分解して(やっぱり塩素系漂白剤と超音波洗浄機で)掃除してみたり、梅雨に備えて脱衣所で洗濯物を干せるように突っ張り棒をセットしたりするうちに時間がどんどん過ぎていき、今晩21時の時点で風呂場の換気扇のカバーを掃除し、同時にウォーターオーブンの給水タンクの接続口の超音波洗浄を終えてようやく作業終了、というより打ち切りとしました。

できれば配管を外されてベランダにいる室外機、いちどカバーを外して中を覗いてみたかったんですが…とにかく連休は終わりました。
そろそろ普通の仕事をせねばなりません。ブログも更新せねば。

ただ、できれば室外機の静音化に関する加工をしたかったな、とは思ってもいるのです。やるかもしれません。

連休中も平常通り執務して(は)います

今日の晩ご飯は、補助者さまの肉を焼いてみました。

…こういう表現の裁判書類を作ってくる人、結構いますよね(苦笑)
『今日の晩ご飯は、補助者さまがくださった肉を焼いてみました』と書きなおしたいところです。これは表現者のなかで納得できている(当然視している)情報ほど他人には伝わりにくい、という一例でもあります。

司法書士が独自に法的判断を発揮できないとされる地裁家裁高裁の事案でも裁判書類添削業務が成り立つ理由の1つでもある、と言えましょうか。単なる文章の添削、であれば世の文筆家や編集者の皆さまがこうした編集やリライトをするのが妥当なのですが、裁判所提出書類作成に関する相談はそれ自体弁護士・司法書士にしかできない規制がかかっています。

陳述書なんかはまさに作文の添削になるのに、その相談も作成代行も司法書士と弁護士しかできません、と。

お話しを戻します。

このお肉は61℃での低温調理器(温度制御された炊飯器ともいう。写真)に2時間かけたあと、熱したフライパンで一気に焦げ目をつけて塩とスパイスとワサビでいただき、一食分を冷凍しました。

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いつかこれで牛丼をつくってやろう、と思っているのです。北海道産黒毛和牛の肩ロース肉で。

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今日は肉の話しではなく、前回の記事の続きです。人が動くときほど自分は動かないこの事務所、大型連休にどこかにでかけることは滅多にありません。今年もおとなしく過ごすつもりです。

この件と冒頭のお肉が関係してきます…補助者さまのお肉が(だからこういう言い方は正しくないんですが)

もう10年ほども前のこと。補助者さまのためにデスクトップパソコンの購入を代行したことがあったのです。ヤフオクで見繕った、NECのいい中古(僕が自分で買うような、修理を要する状態でない機材)にWindows7を新規インストールしメモリとグラフィックボードを増設し、当事務所でボリュームライセンスをもっていたDocuworks7.3を使えるようにして、まぁそれなりの事務用PCにしてお渡しした、と。

それから、時は流れて。
補助者さまが言うには『この事務所に来てから、パソコンの中を開けて掃除をするようになりました』というほどの時が流れて。

(このパソコンが)立ち上がらなくなった、と彼女が言うのです。

(そのパソコンへの)愛情が足りないのではないか、と僕が応じます。

かくして先日、補助者さま宅から当事務所に当該機が搬入されました。たしかに電源を入れても起動しません。

正確には、ファンが一瞬回り、その後停止します。筐体内は補助者さまが適時に清掃を行っていたらしく、ほどほどに綺麗です。

さて。

こうした事象の発生原因は電源装置の能力低下その他の深刻な原因は想定できますが…

増設したメモリを1回抜いてみます。スイッチ、ON。

起動成功(笑)

やっぱり愛情が足りなかったようですね、と勝ち誇ったように言い渡して電源を切り、接点を少し磨いたメモリをまたもどして通常起動をさらに確認し、さらに勝ち誇ってこの問題は解決しました。

※双方了解済みの冗談としてこういうやりとりをしているだけで、決してどうしようもない経営者が逆らえない従業員相手にくだらないプライドを満たしたりパワハラの一環としてこんなことを言ったりやったりしているわけではありません…たぶん。

ただ同時に、CPUファンがうるさくなったと言われたのは未解決でいたのです。

実は当該機の引き渡しからさらに数年後、お客さま宅で廃棄されかけた富士通のデスクトップパソコンを適正価格で(ヤフオクに出ていた同型機の価格で。なお、本件で紛争は一切なかったため司法書士が紛争の目的物を譲り受けることその他の倫理規範にはもう全然抵触しません)引き取って整備し、さらに補助者さま宅に納品しておりました。

そうしてCore i7搭載機に移行できていた補助者さま宅では使用頻度も使用の必然性も落ちたNECのデスクトップパソコンを、僕が整備して売ってしまおう、という計画なのです。補助者さまとしては、PCリサイクル等の費用が発生せず個人情報が復元不能なレベルで消去されて押し入れのスペースが空けばよい、というくらいがこの業務に期待する水準である模様。

僕は楽しいと思っているその作業、補助者さまの認識ではなんらかの面倒ごとであるようなのです。
ここに認識の違い(と、受託者側の利益の源泉)があります。

そんなプロジェクトの開始に際して冒頭のお肉が差し入れられた…だいたいこうした経緯によりまして、今日の晩ご飯は補助者さまの肉、なのです。

最初の半分のお肉をすき焼きにしていただいたあと、問題は発生しました。こうでなければ当ブログの記事にはふさわしくないのですが。

CPUファンがうるさかった理由が一昨日わかったのです。
ファンをマザーボードに固定する樹脂製部品が折損しており、四隅を支えてCPUにヒートシンクを密着させるはずの構造なのに三点しか支えられていませんでした。このため密着が不十分→放熱が不十分→CPUの熱上昇をマザボが検知→ファンに最大速度での運転を指示、という流れでファンがひたすらうるさく回っていたのでした。

固定されていなかった隅を指で押さえるとファンは素直に静かになり、CPU温度も下がります。もうこれで決まり、です。

まぁ、要するに愛情が足りなかったのです(苦笑)
落ち着いて眺め真剣に考えていればもう少し早く判明した故障でした。こういうのを愛がない、そこに愛はあるんか(善悪はともかく、あの会社よく生き残りましたよねぇ…僕はあの会社相手の事案、全件控訴されてた記憶がありますが)などと当事務所では言っています。

ともあれ、破損品を売り払うわけにはいきません。ジャンク扱いにもできますが、価格が無駄に落ちます。ブログのネタも減ります。
さっそく代替部品(もちろん中古)を落札しまして明後日には到着予定です。

この購入費用を加味しても、上手くやれば売却代金で新品の(ここでは、ちゃんと新品の!)SSDを購入でき、補助者さま宅にある富士通の現用機に装備されているHDDをこれに交換して高速化を図れると考えています。

僕の作業時間はカウントしないのか、という疑問があるかもしれませんが、そこは現物をもってする従業員に対する福利厚生の一種、と考えております。

そんな作業がありますのでこの連休は外出せずとも楽しく過ごすことができ、最低限の仕事はしますしメールの対応は平常通り、ということにはなっています。

最後に先日新しいコメントをいただいた方のハンドルネームが興味深いのですが(メールアドレスは当然確認しています、と当人にのみ通じる連絡をお送りしておきましょう)、ゆっくり飲めるご時世になったら聞きたいお話が増えましたね。どうもありがとうございました。

では一緒にご唱和を。

修理とは気高い行為です(笑)

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