レスポンスに問題がある関係者の妙な共通点(糖質ちゃんととってますか?)
対象を労働関係裁判書類作成業務に限定しても、この1年間で3人の依頼人/相手方に出会いました。表題の件です。
零細事務所の代書人として自分の立場だけで考えると、彼らは総じて『知的な立場にありながら仕事の進みを悪くする不可思議な人』として認識されます。
依頼人ならばこちらの質問に対する回答が曖昧・変遷する・迅速さを欠いている、当初は存在しないと言っていた重要証拠をあとから見つけてくる、相手方ならば期日での受け答えが円滑でない・準備書面提出の締め切りを守れない・主張や立証が矛盾する・労働者から社長に行う反対尋問が次々に成果を挙げて僕が傍聴席でいい気分になれる(笑)、そうした事象が観察されます。この3名は性別不問、高等教育機関への進学歴あり、年齢は50代以下、とさせてください。
この人たちはなんだか変だ。ずっと思って仕事を進めてきたところ、先日ある医療関係者の方から有益な示唆を与えられました。
これが表題の後ろ半分の件。過度な糖質制限ダイエットのせいで頭の働きが悪くなっていないか、自分もそうなった、というのです。
なーんだ、僕の反対尋問立案能力が優秀なわけじゃなかったんだ(乾ききった笑い)
冗談はさておいて、なるほどこれは共通点です。
依頼人ではない2名が特に過度な糖質制限ダイエットに入れ込んでいる・いた時期がありました。
その医療関係者の方からはちょっと怖いことも聞きました。その方自身は1ヶ月程度で知的能力の減退を自覚して糖質制限ダイエットを打ち切ったが、本人言うところによればダイエット前の状態まで頭の働きは戻っていない、と。
あのー、代書人のアタマが悪くなって仕事を多少しくじっても直ちに人死にが出ることはないはずなんですがね、そちらでは出る可能性あるんじゃぁ、とは聞けませんでした(大汗)
もちろんこの3例だけでなにか決めつけるのは危険なんですが、やっぱりご飯はちゃんと食べようね、と補助者さまと言い合ったことであります。
…若い連中はさておき、中高齢者は多少余計なお肉がついているくらいでいいんだろう、とも(笑)
ただ、一見普通に暮らしているように見え高学歴でもあるはずの若年中年男女の記憶力や判断能力を急速に減退させる要素があり得るとしたらこれはあるかも、とは思います。
相談時にそんなことまで聞くのかよ、とご同業の方々には思われるかもしれません。でも裁判書類作成業務受託の適否、あるいは相手方に回した場合の難易度を判断する要素にはなるかもしれません。ということでこの記事は本人訴訟のカテゴリにおいておきます。
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