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2021年4月

『修理とは気高い行為です』

アメリカ人って時々妙に凄い理想をぶち上げようとするよな、と少々苦笑させられました。

…そういえば来週はそんな法律の施行記念日。交戦権を否認したら平和でいられると信じた国家とブログで紛争の相手を敵と言った構成員に注意勧告を喰らわす業界団体は、なるほど考え方が似ている気もします。

どちらにも敬意を払っていますよ考え方にはねー( ̄~ ̄)

今日のお話は政治ではありません。関係者の皆さまにちょっとした家電品修理設定購入支援等のサービスを提供している当事務所電気部=すずき電器店では今回、iPhoneの修理を検討することになったのです。僕のものではありません。

聞けばそのiPhone、平常通り用いられてきたが充電ができない起動もしない強制的な再起動も当然しない、と。

おそらく電源周りの回路が死んだのだろう、ディスプレイのガラスが割れたジャンクなiPhoneを入手して基盤を移植すればよみがえるのではないか、そう思っていろいろなウェブサイトを見て回るうち、異常なまでに正確精密な分解マニュアルをアップしているサイトに行き着きました。

そこは…ある意味で過激な革命思想の持ち主たちの巣窟だったのです。表題の件。

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iFixitなるそのサイトと会社は、世のあらゆるデバイスを自分で直せる権利を取り戻す活動をしておられる…のだとか。凄いねアメリカ人。

でもそういうの、
大好きなんですけど。

36ポイントの大きさ指定で言ってみました。

このサイトを読む限りでは主張に反論の余地がないといいましょうか、どこかの一国に交戦権と軍隊を捨てさせる以上のインパクトを世界に与えようとしているようには思われました。確かに、iPhoneから車まで自分が持ってる工業製品を自分で直せれば資源の浪費も環境の破壊も減るんですが…

そもそもアップルってアメリカの会社でしょ。その会社が特殊なネジで分解の妨害を図ってるんでしょ(苦笑)
このダブルスタンダードがいかにもアメリカ的でいいな、と思えます。これを多様さと解するなら、いっそ羨ましいと言っていい。

このウェブサイト所載の分解・修理マニュアルを検討したところ、今回ご依頼を受けたiPhoneは多分ロジックボードを交換すれば使用はできるものの…それをやったら結局、本体に実装されたメモリにあるはずの個人情報も故障済みのロジックボードと共に失われてしまうように思えました。ご依頼の趣旨として、iPhoneを使えるようにしたいのではなくスマホの故障で内部に拘束されてる個人データを削除したい、ということですので今回の目的には適合しません。個人的にやってはみたい、と思うことは思うのですが、実は他にも使えなくなったガラケーを6台ほどお預かりしていて、これらは個人情報を数百件から一千件ほど上書きしたうえで売れるなら売ってしまえ、ということになっています。

そうした事務もあるので今回は修理に踏み切れないのですが、とにかく非常に読み応えのあるウェブサイトを見つけることができました。できれば僕も、修理方法や修理部品の独占、資源浪費や環境破壊を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において名誉ある地位を占めたい…とは言えないまでもよき構成員の一人でありたい、そう思うところです。

※一応説明しますが、少しだけ日本国憲法の前文を引用しています。実情に合ってないだけで理想には敬意を払ってますから、僕も。

マニフェストがまた素敵なほど仰々しいのですが、敬意を表して掲げます。翻訳が一箇所間違ってるのはご愛敬、でしょう。

Manifesto_jp_final

 

残酷な編集者のテーゼ(または、ツンデレな代書人のアンチテーゼ)

正直に 150年 なんてムリ(苦笑)

…裁判事務に長く携わると自然にそう思えるはずです。当事務所もそんな事務所の1つです。本人訴訟の支援を主な仕事にしておいて言うのもなんですが、代理人をつけないで訴訟をする人のなかには無視できない割合で『ほんとうはそんなことをやらせてはいけないひと』が混じっています。人のことも自分のこともわからず説明もできない、そんな人。相手側にいてくれるなら順当に自滅するのを眺めていればよいわけですが、そうはいかないことがあります。当事務所では、裁判書類の添削をするサービスを持っているのです。

上記の本人訴訟不適なタイプの方を避ける最も確実な方法は問い合わせの段階で厳しめに回答を出すこと。これを耐えてくるなら当事務所のお客さまとしての本採用にまず一歩近づく、ということになっています。

先ごろやってきた問い合わせへの回答は意図的に厳しくしました。うっかり当事務所に問い合わせを送るとどうなるか、守秘義務に反しないよう一部を伏せ字にしてご覧ください。案件は少額訴訟の訴状添削を希望したもの、です。●●の部分には同じ文字が入るわけではありません。送信時には以下のような赤字や太字にはしていません…さすがにそれは残酷過ぎると自分でも思えます。


こんにちは。昨晩お送りいただした資料を一通り拝見しました。
 
 そのうえで申しますと、この訴訟が少額訴訟のまま終わることはまずないです。
 
 理由は2つあり、1つは請求と事実関係が複雑でありすぎ、それを反映して訴状本文が長すぎます。被告が通常移行を希望しなくても裁判所が職権で移行させると考えます。
 
-この箇所4文につき非公開-
 
 以上の点から少額訴訟を前提に書類添削に入っても無駄になります
 
 これを承知して依頼続行を希望される場合もそうでない場合も、いま訴状本文に記載されている●●経過部分をまるごと別の陳述書に移し、代わりに適切な要約を訴状中には3~4ページ置くことを検討してください。
 ごくごくわずかな可能性ですが、これで少しは事案を簡単に見せられることになります。
 
 または、●●的に適切な説明を加えて説明を再編成したうえで少額訴訟でなく通常訴訟にすることを検討してください。この場合は訴状本文の情報量は増大するかもしれません。
 私はこちらの方針がいいと考えますが、残念ながらその場合は自力で訴状が作れない、ということになるはずです。
 あえて残酷な言い方をすると、世の中年壮年男女(つまり裁判官)に●●●●などと言っても意味が理解できません。それを理解させることから始めなければなりません。それに対して●●●の経緯うんぬんは全く不要です。
 
 とりあえず、こうした作業が出来ましたらご依頼をお受けします。

 最後に、少額訴訟だから何らか簡単であって請求額を60万円に抑えればなんとかなる、という考えは直ちに捨ててください
 本件に直接は関係の無い、相手の悪いこと(●●や●●●●●●がどうこう)などという情報を伝えたら有利になる、という考え方もついでに捨ててください
 ※プロほどそんな情報に心を動かされることはない、と申し添えます。
 それで訴訟に勝てるわけではなく、本件では相手が本来なすべき●●をなしたかどうか・なすべきではない行為をしたかどうか、に関する説明が肝心ですが、訴状本文にそうした論考はほぼ含まれていない(●●●●に知識がない人に伝えていない)と考えました。
 もう少しわかりやすく言うと、原案では望ましい●●(またはその●●で実現を目指した理想的な状態)がどんなものか説明がないので、相手がやったことを列挙しても『なにがまずいのか=望ましいあり方からどれだけ逸脱しているか』が不明だ、ということです。

 この検討とメール起案には60分を要しました。ただちに報酬を請求することはありませんが、もし依頼続行を希望される際には有料の作業時間に含めます。

 以上、訴状案には好意的な印象をまったく持てませんでした。
 ただ、ご経験された事実を見る限りではなんとかしたいと思えますので上記の通り回答します。


当事務所では、たしかに裁判書類添削のサービスを維持提供してはいます。

ですが普段からこんな感じで残酷な編集者のテーゼを利用希望者たちにぶつけており、だからこそ今までもこれからも当事務所は儲からない零細事務所のままなわけですが、上記の回答にも最後の一行にだけアンチテーゼが入ってはいるのです。

伝わってるかどうかは不明ですしそう期待するものでもないんですが。

あと、この回答はまだ正式に依頼が無い=報酬もまったく支払われていない状況で発出されている、とお考えください。これで依頼受託に至らなければ僕はこのメールと、さらにもう一通のメールをタダで書いて終わる、ということになります。

この事務所のありようがあれこれ変わってきつつあることはこれまでにもいくらか書きました。
裁判事務については受託前の段階で、厳しめに対応していいかな、と思っているのです。

で、それでもご依頼をくださるという方に限っては存分に腕をふるったらよかろう、と。

先ごろ受付を停めて作成した裁判書類、文案を要する書類が50枚を超えました。一期日で提出したものです。当事務所報酬額基準により書類作成枚数で数えた場合の報酬額は30万円を超えます。これはあくまで計算上のもので、本件で実際にいただいているお金としては出張作業した日について1日1万円に満たない日当が手元に残ったのみ、です(わらうところ というより笑いすら枯れ果てるところ)

今はそれでもよかろう、と思える案件なわけですが、いろいろ納得して受けられるご依頼は決して多くはないのです。

何しろ裁判所ってところはなかなかひどい実情はありますので(相手方はウソつき放題なのにこちらは僕がウソの利用を不許可にしちゃう、ってルールがあると思っておいてください。僕は、特に地裁家裁の事件では司法書士としての制限に服して法的判断を自由に口にすることがない一方、事実関係は無制限に探索することで勝利を目指しますので、書証や現物のありようと記憶との不整合をめぐって相手より先にお客さまを詰めることがあります)、自分に都合のいい展開や対応だけ期待する方には早々に他事務所をお探しいただくことにするしそうでない方ならまぁなんとかしよう、と考えてはいるのです。

要約すると、お客さまを信じるだけではダメだ(必要に応じて試練に晒せ)、正直なだけでは150年経っても勝てぬ、そう考えるのがこの事務所です(苦笑)

以上のことから、残酷なのかツンデレなのかは問い合わせごとにひどく判断が分かれるであろう、と自覚はしています。

一行削る勇気の値段(官報解散公告出稿の件)

先日やってきた興味深い郵送物、まず1件目は同業者の同業者による同業者のための制度発足150年記念標語総選挙ってやつ(あ、総選挙とは言ってないか)

この手のしょうもない企画はもう絶対補助者さまにお見せする手です。

どれも却下、と最初は述べた補助者さま。まあ妥当だとは思うのですが、ややあって。

正直に 150年 ●●●●●

最後に5文字加えて、司法書士の仕事の実情(または、当事務所がその実情から遠いこと)を皮肉って五七五でまとめてくれましたヘ(^o^)ノ

これ私が投票していいですか、と尋ねられたので品位保持義務違反に問われるからやめておいてね、とお願いしたところです。伏せ字部分も当然非公開としますが親しい方には当然別ルートで随時公開ってことで。

さて、次の郵送物。官報が送られてきました。

当事務所にも年間1件は必ず来る商業登記のご依頼。今年は会社解散の登記を、天にまします商業登記の神さまがくださったのです。
この神さまは現世では、なぜか税理士または公認会計士の形をとっていることが多いようです。継続的取引が見込めない案件が割り当てられる気もちょっとしますがそれは邪推であり神への不敬というものでしょう。それはさておいて。

同業者・受験生さんでない方に説明します。会社解散のための一連の手続きに、官報への解散の公告というのがあります。『オレっちの会社解散するから債権者は届け出ろよ、2ヶ月以内に届け出ないと以後は絶対に無視する=除斥するからな(/届け出ても提訴しても気分次第で踏み倒すからそのつもりでいろよな)』とまぁそういった告知を出すよう会社法に定めがあるからそうする、とそんな手続き。

まるかっこの中は150年正直に登記に取り組んでおられるような先生の事務所ではあまり聞けず、裁判事務に耽溺してある種の不正直さを競うようなごく一部の事務所では日常と化した特殊世界に関する描写、ということになっています。お話しを戻します。

この公告、取次会社でテンプレートを用意しているのでそれにしたがって発注すればいいのですが。

久しぶりに掲載誌をよく見ると、若干たたずまいのちがうものを見かけます。どこかスリムな解散公告が、そこかしこにいます。

よくみると、通常のテンプレート(下の画像)の『なお』のところで改行していない。ここで一行詰まるのです。

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ほかにも、会社名の下に(改行せずに)代表清算人の表示が続くものがありました。会社住所の表記が2行に渡るのを詰めるために本店所在地と会社名のあいだで改行しない、ってのも。

納得しました。法定の記載事項が載っかっていれば確かにテンプレートに従う義務はないので、改行を詰めてしまえば一行あたりで定められた掲載料金の節約につながるわけです。

ちなみに1行あたりの料金は、3589円。勇をふるって一行削れば、安い店なら一杯飲みにいける値段ではあります。
このあたりでナンとカレーのランチなら4回行ける。むしろこっちのほうが魅力だ(笑)

これは僕もいつかはやってみたいものだ…とは思うのです。たとえば本文を

当社は解散した。債権者は明日から2ヶ月以内に届け出よ。さもなくば除斥する。

とすれば2行で収まるはずです。テンプレート化された原案では6行あったのに。

ですが、このつぎに商業登記の神さまが会社解散のご依頼をくださるのは再来年かその次くらいなのではないか、来年などと高望みしてはいけない、みだりに神の名を唱えてはならない、被告のウソはよくあることと原告側で考えておかねばならない、隣の事務所の登記を欲してはいけない、などとわかったようなわからないような戒律をつぶやいてみたりするのです。

もちろん冗談です。大部分は。

(外が見えて)一人だけの店で呑んで/(席が選べて)四人だけのバスで帰る/臨時出張1泊2日

缶詰になった作家のような気分がしています。宿のロビーでは編集者ならぬお客さまが待っています。一晩を書類作成に費やし、PDFには組みました。時間通りに訪れたお客さまにまず遅れを詫びてから、外へ。
近くのコンビニエンスストアに急ぎます。複合機に、4ジョブ160枚の印刷指示を流しました。

窓には死んだ魚の目をした中年男性が映っています。その向こうには、焦点が合いません。手元にも合いません。僕の目は最近、使いすぎると遠くにも近くにも焦点が合わなくなるのです。ともあれ出張先での仕事は、ようやく形になったのです。

A4白黒なら毎秒1枚の出力性能を持つ素敵な複合機は5分ほどで動作を終えました。
電子マネーの残高も5分で3千円ほど吹っ飛びました(´д`)

一般民事の相談を1時間3千円の料金でやってる僕としては、やや複雑な感情にならざるを得ませんでした。

さて、受付停止期間の締めくくりに、昨日今日はちょっと外に出ていたのです。昨晩はほぼ徹夜になりました。

昨日も会議室を確保してもらって4時間ほど続けた打ち合わせは終了後ただちに書類作成にかかる必要があり、昨日は晩ご飯もデパ地下の見切り品のお弁当だったのです。

ちなみにこの現場、言ってしまうと当事務所に常に複数ある『必ず揉める現場』の一つです。お客さまが持つ情報がうまく引き出せません。打ち合わせごとに新しい真実が2つ出てきて古い真実が1つどこかに行っちゃう感じ。

前回の出張まで計3泊はコンビニ→デパ地下(見切り品)→コンビニ、という夕食分布になっています。

つまりコンビニとデパ地下(見切り品)を繰り返しているだけだ(愕然)

ただ、そんな現場での作業の山場を今日、一つ越えたのです。

お客さまには駅前に送ってもらって、入った商業施設ではまずトイレに入ります。昨晩からコーヒーの飲み過ぎで少々、近いのです。

ここで流れていたBGMは最初、徹夜明けで蕩けた脳には作業進行のよろしくない依頼人への皮肉に聞こえました。すみません。

 

ですがその後30秒ほどで、小便器の前から動けなくなりました。依頼人たちが広げた言葉と資料に対峙しながら本当のことと伝えたいことを探して旅先で朝を迎え、いくばくかの書類は作り終えたが解決はまだまだ遠い…そんな代書人に、激しく刺さってしまったのです。

まさか商業施設の便所でいきなり泣かされるとは(苦笑)誰も来なくてよかった。
あと、普段もしないけどやっぱり今回も妙な手抜きをしなくてよかった。ちゃんとやってないと受け止められない何かはたぶんある、気がする。

歌詞を覚えてあとで探そう、そしてとにかく今日こそは飯も食おう、酒も飲もう、なんだかよくわからんがスッキリした、ということで気分よく昼飲みセットがある居酒屋に入る前に。

入る前に。

店内に十分空席があって換気が良さそうなことを確かめねばなりません。曇りガラスで店内が見えないような店は最近、もうそれだけで却下です。

候補にしたお店には客がいないほかに、決め手がありました。テーブルに立てられたメニューが、動いています。

十分な換気が=空気の流れがある証拠です(お義理でやる手指の消毒や間抜けな検温よりこっちのほうがよほど重要、だと思っています)

駅前とはいえ時間が時間だったからでしょうか。お客は僕一人だけ。揚げたての(←ホテルの電子レンジで再加熱する必要がない)クリームコロッケと勤勉な通行人たちを肴にしながらジンジャーサワーとハイボールをあけて、いい気分で帰りのバスに乗り込むことができました。

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バスは38名定員のところ乗車人員4名、ということで前後列にも隣にも誰もいない…というよりなけなしの客が前に集まったのを見切って出発3時間前に押さえた5番D席にいる僕の後ろには、もう誰もおりません(わらうところ)。苦笑気味な運転手さんからも空席使用自由との発言がありまして、バス内での対人距離はさらに広がります。シートベルトはするがマスクは外すいつも通りのバスの旅を楽しんで、名古屋に戻ってこれました。

名古屋のお客さまに聞くと(当事務所も名古屋市にはあるのですが、ここの住所は鳴海町…『町』だと思ってます)入居物件から徒歩1分のところを流れて緑区と南区を隔てる天白川の向こう(そちらが大都会の名古屋だと思ってます)なんかは場所によっては人だらけだ、というのです。それを見てきたってことは混雑に一役買ってるわけね、ということで一歩下がって話しを聞いてみたり。

ここ半年ほどずっと思っているのですが、あちこちで人がいなくて困ってるところといすぎて困るところとの二極分化が発生しているように思えます。僕がいたいのは専ら人がいないところなので問題が生じにくいのですが、人が集まってるところに集まりたい人たちの挙動がなんだか怖い。今月もそうした脳天気な会合の誘いを複数、回避しました。この人案外脇が甘かったんだ(今後の取引、考えよう)などと思ったりしてしまいます。

まぁ空いてる場所を選んでそこにいましょう・行きましょう、という誘導はほぼ無理なのだろう、とも思えます。
でも安全に楽しみたければ個々人が個別にお店や交通機関の繁閑の状況を見て逆張りするしかないし、それができれば家の中に逼塞している必要は必ずしもない…気はするのですが。あまり派手にやっていいことでもないのでしょうね。

さて、ともかく仕事に区切りをつけて、美味しいものを食べて、名古屋に帰ってこれました。寝心地のよさそうなベッドで眠ることはできなかったんですが。

今日の時点で残りの裁判書類作成は一案件を残すのみとなりました。公私にわたる余裕をいったん取り戻したわけですが、名古屋へは(特に天白川の向こう=大都会の名古屋へは)当分飲みに出ないつもりです。

空いているがおいしいお店の開拓を図りたい、ということでまずはインド料理を中心に探してみようとは思っています。
外から店内が見え、BGMは何も考えずに聞き流せるインド映画にお約束のミュージカルシーンとか流れてる、そんなお店を。

【明日だけは】善人でいよう【進行上の都合で】

久しぶりに大都会に出てきました。思わず写真を撮りました。名古屋駅です。

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ふだんは駅と高速バスターミナルから外に出ないんです。今日は知り合いの行政書士さんから依頼を受けて、公証役場にやってきました。今日の主役は、そちらのご一行さま。僕は隅っこに座っているのがそれ自体仕事、です。その様子は守秘義務に抵触するため記載しないとして、公証人の先生の机で目をひいたもの。

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ぎゅうぎゅう集まって眠る ハムスターのボックスティッシュカバー(*´∀`*)

…この会社の小鳥部のグッズはトリ好きな補助者さまに何か無体な頼み事をするとき進呈する賄賂、いえ献上品リストのかなり上の方に置いているのです。まだ活用したことはありませんが…見たところなかなか可愛げのある出来です。このクオリティなら安心して採用できそう。

昼過ぎに帰ってきてからは直ちに裁判書類の作成に戻ります。8時間で13ページほどの書類を書き上げ、メールで納品して23時。よくないのですが、そのあと晩ご飯にします。

ご依頼の受付を停止することになった全4件の案件のうち、なんとか2件が終わりました。明日はいったん裁判書類を離れて、林業雑誌に寄稿する文章を作ることにします。誰かと争うとか欺くとかそういうことは一点も盛り込む必要がない、善意と誠実さだけで書ける文章もたまにはいいな、と。その企画、毎月担当する提案を辞退したことは悪い判断じゃなかったはずですが(苦笑)

まぁ、たまーにならばそういう仕事もいいな、とは思っているのです。

その後はさらに裁判書類の作成に戻り、ちょっと外にも出ることになりました。当初21日までを予定していた依頼受付の停止については23日までとなり、電話の受付も停まりますがご了承ください。メールは随時チェックしています。

ご依頼・電話の受付を停止します

先日の話題の続きを少し。この事務所のありようは昨年、かなり変わってしまったのです。

労働紛争経営側への関与でえた売り上げが一昨年7千円昨年110万円、などという変化をたどって僕なにも変わってない、なんて言ってもそりゃ誰も信じない(苦笑)ちなみに労働紛争労働側の売り上げは衝撃の10万円台、となっています。この分野での新規受託が減ったことと、ここ数年では請求額も難易度も最も高い事案が第一審全面勝訴後あっさり控訴されちゃった(ために、報酬の支払いも持ち越された♪)ために…まぁ今は耐えろ、ということになっているのです。

各分野で新規のお客さまもずいぶん減りました。googleからの流入が減ったせいです。下の画像は検索順位調査ツールに見る当事務所ウェブサイトの各キーワードの順位。いまSEO施策中のものです。

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端的に言って広告を出さないウェブサイトによる依頼誘致においては、10位より下にあるウェブサイトなんかこの世にないも同然なのです。
つまり当事務所ウェブサイトはgoogleでほぼ相手にされなくなった一方、なぜかBingに対しては望みのまま、ということがわかります…Microsoft純正の検索サイトとはいえシェア10%以下の検索エンジンと仲良くなってもなぁ(苦笑)

もっとも、仮にgoogleのほうでBingのような高順位が全部取れたら年収2千万を突破して2年で過労死できます。それもちょっとな、と思いはしますが1年ぐらいは経験してみたい。

お話しを戻します。
それでも事務所が回っているのはリピーターのお客さま・ご紹介で来られる方が激増したから、なのです。一昨年まではネット(Yahoo!・google)経由でやってくる新規の方が7~8割以上だったのが昨年は3分の2以上がリピーター・紹介の方々からの売り上げになってしまいました。

この事務所の何たるかがわかってる方が増えたおかげで訴訟の難易度はともかく仕事は楽になり、売上高と費用計上できる旅費が増えました。

こんなのでやっていけるんだ(知らなかった)と言うのが開業17年を経ての素朴な印象なんですが、仲良しの金融機関や不動産業者さんからくる抹消移転設定のご依頼だけで経営が回っていく登記型事務所の先生はこんな明鏡止水の境地に達しているんでしょうか。

このまま閉じられた事務所になってしまいます、知ってる人の仕事だけで安楽に暮らしまーす
などと宣言したら労働紛争労働側&不法行為加害側のご依頼で当事務所に伝説を残された魅力的なお客さま方が僕を軽蔑するはずです。
その前にまず補助者さまが僕を後ろから殴ることでしょう。というわけでそんなことはしません。

※上記で不法行為加害側を加えました。なぜか投資詐欺に携わった人/不倫やっちゃった人/車ぶつけっちゃった人など(その他、とても正しい世界にはいらっしゃらないがその点は自覚している一部の人たち)には当事務所の仕事、好かれるらしいんです。嬉しいようなそうでないような気はしていますが、いまでもそっちの仕事は来れば受けてますのでご安心ください。だからといって同分野でリピーターやご紹介を待ってるわけでもないのでその点も安心してください(笑)

そんなリピーターさんたちの案件が4件ほど溜まってしまいました。労働紛争労働側も不法行為加害側もありません。法人自然人死んだ人、それぞれが相手になる一般民事の訴訟たち、としておきましょうか。あとは雑誌への寄稿も来週明けまでに送らねばなりません。

というわけで表題の件です。4月21日までの一週間、ご依頼・電話の受付を停止して、輻輳した作業を整理します。送信フォーム・メールでのご連絡、事前にご連絡がある電話については平常通りに対応します。

とても正しい世界にはいらっしゃらないがその辺の自覚がある方々からのお問い合わせは、常にお待ちしています。思わせぶりな言い方で恐縮ですが。

4月14日のよい話題とわるい話題

○よい話題

今年も確定申告の締め切りに間に合いました。

…一ヶ月延長されての締め切りではありますが、とお付き合いのある税理士さんに心配されそうなことを口にしてみたりします。ええ、大丈夫でした(虚勢)

3月の時点で、気づいてはいたのです。よい話題。

今年は還付金が発生するのです。実は昨年の売り上げの約4分の1が企業ほか法人を相手とする仕事、つまり源泉徴収されるものでした。

どうせ大した課税所得が発生するわけでもないため、何万円かの還付が期待できるよな、とウキウキしていたのです。

書棚の隅から某町役場の手数料領収書800円、なんてのも見つけてこれで還付金が40円増えた♪などとさらに喜んでもみたり。

さらに思い立って売上高を再確認したところ、某県林業研究所長(なぜか支払者が、になる模様。自治体からのお金の支払いは支分部局の長がするものなの?)さんがくれた講師料が源泉徴収されてたのが未入力だったことがわかりました。

さらに還付金が2万円強増えました。シンプルに嬉しいのはここまでです。

さらにさらに確認を続けたところ、源泉徴収後の入金を売上高として源泉徴収額を入力しない振り込みがどんどん見つかりまして、嬉しさを超えて困惑する段階に入ります。最終的な還付金は当初見込みより4万円強増えるに至りました…あはは(わらうところ たぶん)

原因はクラウド会計ソフトにあります(というのは正確でなく、間抜けなオペレータである僕にあります)。

僕のところではMoneyForward確定申告とネットバンキングを連携させており、振り込み入金即仕分けを可能としています。実に便利なのです。しかしながら源泉徴収を受けていたり預かり金と報酬を同時に支払われたり(不動産登記がこれにあたる。つまり件数は多くない)ときには手動での入力が必須になるのです。ソフトの機能上、クリック一発で全額を売上高として仕分けしたことにしてしまえます。なんとなくそうした結果この源泉徴収部分を事業主貸にする処理を正しくやっていなかったのが8件ほど、正しくやってあったのが10件ほどあったわけ。

…やっぱり税理士さんから心配されそうな話題です。少なくとも正しくやったほうの件数が多かったことは強調させていただきたい。
この方にはお礼やお願いがあるので次会ったらすみやかにお酒を振る舞ってごまかすとしましょう。当ブログはご覧になってるらしいんですが(笑)

●わるい話題

還付金目指して確定申告を続けるうち、書面で確定申告をおこなう場合の青色申告特別控除が55万円、スマートフォンかe-TAXで申告を行う場合は65万円、であることに気づきました。マイナンバーカードは取得済みです。カードを読み取れるスマホも持っています。

ならば、ということでアプリを導入し利用者識別番号を入力しe-TAXのパスワードを入れ確定申告データの送信をしよう、となったところで。

ええ、マイナンバーカードの署名用電子証明書のパスワードを三振しました。

ロックがかかったマイナンバーカードの亡きがらを抱いて泣きながら(←冗談です)郵送申告に切り替え、なんとなく捨て鉢な気分になったので提出用封筒には5円切手を28枚貼り、ポストに入れてきたところです。


思いもかけず増加したこの臨時収入、まずエアコンのクリーニングに使うことにしました。当事務所のエアコンは2011年製、そろそろ交換部品の供給が止まります。そうなる前に取り外して工場に送りこんであげよう、と思っているのです。

性能には満足しているので(当事務所の年間の電気代は5万円台=新しいエアコンへの買い換え効果はそう高くないので)、これで数年延命できれば今回の還付金をお金が減らさない方向で使えることになるのかもしれません。顛末は記事にしてみたいところです。

レスポンスに問題がある関係者の妙な共通点(糖質ちゃんととってますか?)

対象を労働関係裁判書類作成業務に限定しても、この1年間で3人の依頼人/相手方に出会いました。表題の件です。

零細事務所の代書人として自分の立場だけで考えると、彼らは総じて『知的な立場にありながら仕事の進みを悪くする不可思議な人』として認識されます。

依頼人ならばこちらの質問に対する回答が曖昧・変遷する・迅速さを欠いている、当初は存在しないと言っていた重要証拠をあとから見つけてくる、相手方ならば期日での受け答えが円滑でない・準備書面提出の締め切りを守れない・主張や立証が矛盾する・労働者から社長に行う反対尋問が次々に成果を挙げて僕が傍聴席でいい気分になれる(笑)、そうした事象が観察されます。この3名は性別不問、高等教育機関への進学歴あり、年齢は50代以下、とさせてください。

この人たちはなんだか変だ。ずっと思って仕事を進めてきたところ、先日ある医療関係者の方から有益な示唆を与えられました。

これが表題の後ろ半分の件。過度な糖質制限ダイエットのせいで頭の働きが悪くなっていないか、自分もそうなった、というのです。

なーんだ、僕の反対尋問立案能力が優秀なわけじゃなかったんだ(乾ききった笑い)

冗談はさておいて、なるほどこれは共通点です。
依頼人ではない2名が特に過度な糖質制限ダイエットに入れ込んでいる・いた時期がありました。

その医療関係者の方からはちょっと怖いことも聞きました。その方自身は1ヶ月程度で知的能力の減退を自覚して糖質制限ダイエットを打ち切ったが、本人言うところによればダイエット前の状態まで頭の働きは戻っていない、と。

あのー、代書人のアタマが悪くなって仕事を多少しくじっても直ちに人死にが出ることはないはずなんですがね、そちらでは出る可能性あるんじゃぁ、とは聞けませんでした(大汗)

もちろんこの3例だけでなにか決めつけるのは危険なんですが、やっぱりご飯はちゃんと食べようね、と補助者さまと言い合ったことであります。

…若い連中はさておき、中高齢者は多少余計なお肉がついているくらいでいいんだろう、とも(笑)

ただ、一見普通に暮らしているように見え高学歴でもあるはずの若年中年男女の記憶力や判断能力を急速に減退させる要素があり得るとしたらこれはあるかも、とは思います。

相談時にそんなことまで聞くのかよ、とご同業の方々には思われるかもしれません。でも裁判書類作成業務受託の適否、あるいは相手方に回した場合の難易度を判断する要素にはなるかもしれません。ということでこの記事は本人訴訟のカテゴリにおいておきます。

素晴らしき4月1日の続き

○簡易書留で来たモノ

その日、角型2号の茶封筒が簡易書留で届きました。宛名は印刷した紙が貼ってあります。

裁判の資料がお客さまから送られてくる、というならよくある話し、綱紀事案の弁明書提出要請が業界団体から送られてくるならよくない話し(笑)なんですがそのいずれでもありません。すでにご依頼終了となったお客さまからの郵送物です。なにか堅いモノが入っています。

そのお客さまのご依頼は極めて良好な費用対効果を実現して終了しているため内容物はカミソリではないはずです。

開封したところ、手に取ったことのないものがビニール製の袋に入っておりました。

amazonギフトカード、10000円!

以下は補助者さまへの説明です。読者の皆さまには守秘義務に従って一部を伏せ字にさせていただきます。

実は昨年●●地方のお客さまから受けた依頼がありまして、もちろん労働側なんですがね。当初は●●●●の書類作成に関する相談ってことでお受けしてたんですが相談継続しながらその申立は回避して裁判外での合意で●●できたんです。その過程で経済的利益が●万円ほど増えたので合意成立直後にお会いしたときには『何か送るよ』とかおっしゃってたんですよね…それから2ヶ月以上経って今日来たメデタシメデタシ、ってことみたいです。

え、守秘義務は厳密に従っておりますよ(遠い目)

補助者さまへの説明には続きがあります。彼女もamazonギフトカードは初めてみた、というのです。

で、昨日来たこのギフトカードずいぶん分厚くて堅いよな、って思ったんですよね…今日お客さまにお礼のメールを出そうと思ってビニール袋開けたら、このカードが重なって○枚入ってたのに気づきました。道理で堅いわけです。危うく1万円しか入ってないつもりでサラッとお礼を書くところでしたよ(笑)

利益の増加額からして1万円ならありがたく受け取れるんですが○万円だと少々過分な気がしますけど…

最近珍しい、こちらの仕事をちゃんと評価してくださるお客さまだったね、そう補助者さまと笑いあって。告白タイムです。

そうしたわけで、あなたさまにも一枚お受け取りいただきたいのです!

  • 起立してamazonギフトカードを捧げ持つ代書人。
  • 椅子にゆったりと座って迎える補助者さま。

ちょっとした押し問答はあったもののパワハラ認定され労働審判申立を受けたりすることはなく、補助者さまへも無事にお裾分けをお渡しすることができました。これで本当にめでたしめでたし…ですが。余計な一言を口にしてしまったのです。

これでクエン酸が買える。過炭酸ナトリウムも。

 

補助者さま優しく説諭して、曰く

せっかくお客さまから思いがけないかたちでいただいたものなのですから、何か残るものを買いたいですよね。

はい、そうします(._.)オジギ

そうしたわけでこの○万円は食品や洗剤ではなく、おそらくは事務所の備品を買うために使われることになる、はずです。
お客さまのイニシャルをとってM資金と名付け、そっとしまっておくぐらいなら守秘義務には抵触しないでしょう。

○普通郵便で来たモノ

昨日のこと。出張から帰るとポストに角型2号の茶封筒が入っておりました。宛名は印刷したラベルが貼ってあります。

裁判資料とか綱紀事案とかの冗談は省略します。

発信元は愛知県ではない某県、としておきます。

実は先日、講師のご依頼があったのです。

以下、語調をやや変更します。こんなやりとりがありました。

担当者さん「おい親爺、講義一丁やってくんな。今年は盛りをよくしてくれよ」

僕「へい、毎度♪ じゃぁ3日間ってことでお受けしやす」

担「実施は盆明けだからな。また連絡するぜ」

僕「合点でさぁ、何か面白いネタ仕込んでおきやす」

先月そんなやりとりがあって、この郵便物が来た、と。中にはパンフレットと


委嘱状

 鈴木 慎太郎様

~講師に委嘱します。

委嘱期間 令和3年4月1日から令和4年3月31日まで

令和3年4月1日

 職名 公印


え?単発のご依頼じゃなかったの(汗)

錯誤、の項目に講義時間を割こうかちょっと考えてみたくなったりもしますがきっと単発のご依頼であるはずです。

ただ、なんとなく徐々に引っ張り込まれてる気もしているのです。いまのところはその林業関係教育機関のウェブサイトに僕の名前はなく、単に選択可能講座の日数が書いてあるってだけですが。

これまでやった仕事が評価されてそうなった面が多分にあるため、文句はもちろんありません。むしろ補助者さまがお好きな展開だとは思っているのです…4月1日発出の文書にふさわしいひねりを、僕としてはどこかで期待しているのですが。

東京と山梨の違いを知った日(そりゃ流行るよ、東京)

一昨日のこと。JR系の高速バスである中央ライナーなごや2号は中央道境川パーキングエリアに立ち寄りました。10分ほどの休憩です。

見てみたいな、と思っていた施設は確かにありました。やまなしグリーンゾーン認証を受けたと標榜する、パーキングエリアのイートインです。

見ればなるほど愛知県とはレベルが違う施策、です。4人着席可能なテーブルを2席潰して対面での着席を抑止しているところ、座席間の間隔は1m以上確保しているところは定員減に直結する(から、凡庸な店はパーティションは置いても座席をなかなか減らさない)はずですが敢えてこれを貫徹させる、と。認証基準を見れば換気についても数値基準をちゃんと示しています。

理系の人が事実に基づいてやるべきことをやっていったらこうなるんだろうな、と好感を持ちました。素敵です。

なるほどこれは駄目な店だったんだな、と納得できたのは東京です。お客さまには相談料金代物弁済として…おごっていただいたところを申し訳ないんですが比較対象として見ると、哀れを催すものがありました。

その店はカウンター4席・4人がけのテーブル2席の小規模店。カウンターにはパーティションがありますがテーブル席には何もありません。

テーブル席は背中と背中の距離がまぁ30cmとかその程度。

入店時にしょうもない体温測定をするのですがどんな体温計を使ってるのか、複数回の測定失敗を経てお客さまの体温を32.4℃と出してきました。

この時点で救急車呼ぼうよ。世の中には高熱の他にも怖い身体変化はいっぱいあるよ(失笑)

さらに泣けるのは手指の消毒として次亜塩素酸水を手に吹いてくれ(府中ではいまもエタノール不足に悩んでいるとでも?)、馬鹿げた噴霧器が次亜塩素酸水を店内に撒いています。いっぽうで換気に配慮している気配は、ありません。

このお客さまとは2月に調布の中華料理店に行ったところ、そちらの店では退店時間まで入り口の扉をしっかりと開け、厨房では換気扇を定常運転してくれまして…料理がいつもより早く冷えるのを見ながらも真っ当なやり口に文句を言えなかった覚えがあります。お客さん、ほかにはいなかったのに(苦笑)

お酒とは別の要素で悪酔いできる店だったんだこの日本酒スタンドは、とお客さまの対角に席をとりまして。1時間ほど経ったでしょうか。20代前半の可愛い女の子が4人入ってきて、僕の背後の席につきました。当然聞こえてくる会話では別の飲み会から流れてきたようで、いかにも楽しそう。

  • 河岸を変えましょう(絶対に変えましょう)

即決でお客さまに告げ、さっさと店を変わります。あまりにも当然のことですが、馬鹿げた噴霧や体温32℃でも入店許可されるような体温測定でなにかの施策ができているはずもなく、店内にいる・来た客が何持ってるかなんて相互にわかりようもありません。

ただ、わかっているのはテーブルAによくない飛沫をばら撒く人がいた場合にはテーブルBの人もそれを貰うことになる状況だこの店は、ということだけです。

店側には申し訳ない気がしますが、こういうときは空いてる店に入る手です。のぞき込んだ別のお店はカウンターに誰もおらず、奥には4人がけのテーブルがいくつかあるのですが一組しかお客がいない、でも料理はしっかりと旨いことがわかっている、そんなお店。

ほかに来店者がいなかったことが重要ですが、そちらでは周囲を気にせず楽しむことができました。

僕のお客さまは人材を扱う仕事をしている関係で人に優しいのか、速攻で河岸を変えた僕に「まぁああいう(ふつうに多人数で飲み歩き密な状態を作る)のも理解できなくはない(言ってみれば楽しみを奪われた世代なのだから)」と諭されます。

その優しさには敬意を表しますが、冴えない代書人になって女にお金をだまし取られた社長と社長にお金をだまし取られた女の相談を複数回、時にはほぼ同時並行で経験いたしますと、世の男性が標準装備しているはずの可愛い女性への優しさ発揮機能は故障するかスイッチがOFFになるのです(苦笑)

土曜日は台東区役所そばのホテルに拠点を移し、午後からの打ち合わせに備えて早めに=11時にランチのお店を探すことにしました。宿から近いインド料理店には僕以外に誰もいない一方、大通りの反対側にあるラーメン屋には若い男女が列を作っています。

当然ながらそちらの店内、なかなか密です。馬鹿げた噴霧器が店内に次亜塩素酸水をばらまいているかどうかまでは見ませんでしたが。

これらは一体どうしたことなんだろう?そう考えずにはいられないのです。行政も行政だが市民も市民だ、というわけで表題の…月並みですが救いのない結論に達しました。

上京時に、そのほか都市部での飲食時にできることがあるとしたら、山梨県のウェブサイトが公開しているやまなしグリーンゾーン認証基準を一通り頭に入れておいてそれに適合しそうな店舗・状況を自分で選ぶことなのだろうな、と思っています。

要注意なバスで春の中央道を行く東京出張2泊3日

Img_20210408_122857

1列前反対側の姐さんがなかなかいい感じです。10時33分栄発のバスに乗車中です。
何がいいって、そのヱビスビールがいい(* ̄∇ ̄*)

いつもより遅い、午前10時33分発のバスで府中に向かいます。今日から出張です。

※22時33分、ではありません

中年男女の一人旅において、公共交通機関における昼呑みは何時からアル中と評価されずに済むんだろう…そんなことを(やっかみ半分で)考えさせられます。恵那山トンネルを抜けて長野県に入ると期待通りに季節は戻り、確かに花見酒にはいい眺め。訳アリな自営業者が旅行のような出張をするなら昼前からの飲酒もよかろうか、とも思えます(やりませんが)

車内には若干の問題が発生しています。表題の件。

久しぶりに乗ったJR関東バスの中央ライナーはなにやら席が貧弱で、さらに狭い気がするのです。乗車直後に気づきました。

後ろを見るとこの車両、後部のトイレまで10列×4席、トイレ横に2列×2席、計44席あるのです。
僕は例によって慎重に慎重に=決済期限10分前の昨晩23時50分まで空席を選び、前後と廊下を挟んだ隣まで誰もいない7D席に落ち着いているため実害はないものの、これで隣に人が座ったら少々厳しい状況になるはずです。

予約サイトで他の便の席を調べます。

トイレまで9列の車両もあります。つまりこの車が狭いのだ、ということです。
いつも使う名鉄バスの車両は9列×4席しかなく、車両後部に広い化粧室が設けられています。
JR系のバスを使う場合、予約サイト(高速バスネット)の座席表でハズレな車両を見分けるのは難しい気はします。いま乗車中の44席車、11列と12列目が最初から発売されていません。シートがあると表示すらされていないため、12列の車両を見破って選択肢から外すことができません。手堅いのは9列の車両を選んでいくことだとは思います。そうでなければ会社が違う栄7時25分発の新宿行きを使い続けるのがよさそう。
実は昨日まで少々忙しくしており、夜遅くまで作業して今日の出発を遅らせています。これなら睡眠時間を削って出発を早めるほうがいいかもしれません。備忘録を兼ねて書き留めておきます。

月間データ使用量746MB、ってことは…

当事務所の出張中の通信手段は当初、笑えるほど貧弱な体制でスタートしました。

当時はファクスも送れた第二世代携帯電話(2G、ってやつですよ)しかもプリペイド電話、データ通信は灰色の公衆電話からダイヤルアップで通信していました。列車や船の出発直前に添付ファイル付きのメールをダウンロードし始めると嫌な汗をかいたり。

vodafoneはそのころ、田舎に行くと発着信が自動で途絶し出張先での滞在をエンジョイできる素晴らしいサービスが無料提供されていた(自動でアンテナが立たなくなる)のです。このサービスがいつしか廃止されてSoftbankを利用する意味も無くなり、その後電話サービスはDocomoに、データ通信はB-mobile(PHS)→NiftyのWimax→Biglobe(ここからやっと携帯電話網に乗れるようになった)→OCN→Freetel、とさまよううちにFreetelが楽天モバイルに身売りしてしまいました。お値段は月100MBまで299円ということで楽天モバイルになった自分に釈然としないものを感じつつ、月額1300円ほどのガラケーと299円の旧Freetelでなんとかやってきたのです。

そうやって僕の生活圏に勝手に接近してきた楽天モバイルが、とうとう入居物件の屋上にアンテナを立ててしまいました。一昨年秋のことだったかと思います。最初の1年間無料、と標榜する同社のサービスをちょっと試してみたくなったのは昨年秋から。旧FreetelのSimカードはモバイルルータに追いやって(昨年夏までは0Simのサービスを使っておりました)、僕のスマホもようやく電話が発信できるスマホになりました。

実は僕のスマートフォン、最初はDodomoが安値で放出していたSH-12Cに始まってF-11D→SH02L→現用のSH-M07になるまでデータ通信専用で使っていたのです。見かけはスマホだが運用はタブレットだった、と。

正直言って携帯電話代に万単位のお金を投ずる発想が理解しがたいのですが(と言った時点でファイナンシャルプランナーとしては失格って感じもしますがそれはさておいて)、移動体通信に月間2000円投じなくても音声1回線データ2回線維持できる、僕にとってはそういうものだと思っています。

第3世代携帯のパケット通信料上限4410円を見た時点で、これはサブスク貧乏の世界に引きずり込むものと僕には思えました。足を洗わねばならないと心に決めてデータ通信をBiglobeに引っ越し、減った通信料の差額でモバイルルータ等の機材を増強する、というサイクルを反復したら上記のように業者を転々とすることになったのです。

その究極というべきでしょうか。先日の楽天モバイルの発表。

毎月のデータ通信量が1GBを超えなければ基本料0円という契約に、勝手にされてしまいました。正確には僕の場合、今年の10月まで何をやっても無料、同期間の満了後はデータ通信量が超過しないなら無料のまま、だと。

そこでチェックしたのが表題の件。先月のスマホでのモバイルデータ通信の利用量は1GBを超えていないのです。毎月そんなもんです。

ちなみにガラケーのほうは月間10MBまで300円、というパケット通信プランを契約しています。2月は使用量が252KBでした。

単位が3桁ずれてないかというご指摘が想定されますが上記のとおりで間違いありません(苦笑)

低速で通信すれば消費データ量をカウントしない旧FreetelのSimをモバイルルータにさしておき、スマホもガラケーもモバイルルータの配下において急がない通信は全部そっち経由にするのと、あとは諸方の高速バスに公衆無線LANが導入されたのも影響してそんなに移動体通信にお金をかける必要がないことになったのです。

気になるのは楽天モバイルの誘客キャンペーン(加入後1年無料、とするもの)が4月7日までであることです。

このサービスは利用形態を吟味すると、三大キャリアに毎年10万単位の年貢を払っている高齢者の転出先になるかもしれません。

ファイナンシャルプランナーとして今のうちに加入を推奨したものか…あと1日ではあるのですが。

 

東京出張の日程が決まりました(都下都外のお客さまもどうぞ)

もうふた昔以上前、
僕が土地家屋調査士行政書士事務所の補助者をクビになり、脱法人材派遣会社でスイッチの検査をやってた頃のこと。

同じ作業班で中国人労働者が問題を起こすたびに、別の班の中国人労働者が言うのです。

●あれは朝鮮族だから(オレたち漢民族とは違うから)

そんなもんかよ、と失笑しつつ(当該朝鮮族労働者に右フックをお見舞いして以降はすっかり暴力から遠ざかって=それ以外の方法で実力行使できるあれやこれやを覚えて)現在。

○多摩と23区は違うから(コロナ)

そんなお言葉をお客さまから聞いたような聞かなかったような(失笑)

まぁ密でない馴染みの店は府中で多く探せます。表題の件。

東京への出張が決まりました。4月8~10日になったのは、4月8・9日の二日間で国会図書館の入館抽選に当たったからです。久しぶりに当選率が2分の1を超えました…これまでは2日応募して1日、といった感じだったのですが、今回は3日応募して2日当選となりました。

出張相談・ご依頼の打ち合わせは可能ですが1件は宿の客室を確保し(シングル1室に2名ぶんの予約を入れて野郎が2人で入るんですが、1名は打ち合わせで入室するだけ=宿泊の権利を過小行使するだけで法的にも倫理的にも無問題)、別の1件も貸会議室の利用を要請しているところです。

僕からすれば多摩も23区も区別できませんから(苦笑)どうせ違いを論じるなら笹子トンネルの西側あたりまで遠ざかりたいところ。

推奨はしませんが新しいお客さまに対しても出張相談は可能です。
ただし、対人距離と換気を適切に確保できる貸会議室その他のレンタルスペースの利用を標準とさせていただきます。費用は依頼人負担とし、場所は事前に審査します(が、いわゆるカラオケボックスにおける設計上の換気能力は十分ある事実は承知も尊重もします…都内での貸室の料金は落ちるところまで落ちていますし、別に過分な要求をしているわけではないと考えます)。

こうしたご時勢ですので県外(あ、都外か)から人を呼んで出張相談やったこと自体を厳秘とする、ということは当然あり得ますし対応します。

東京都内で活動する前に来て欲しい、というこれまた結構な(あ、この表現は皮肉ですが)ご意向が東京都の周囲各県の方から来たりもしますがこれも調整できると思います…秘密で(苦笑)

自分でも積極的なのか消極的なのかわかりかねる面はありますが…ご興味のある方は送信フォームまたは電子メールでお問い合わせください。特に、知らない携帯電話からの着信はあまり出ないようにしています。

半数以上の電話でこの事務所が愛知県名古屋市にあってと言った瞬間に失望困惑ガチャ切りされるの、ちょっと萎えるんですよね。
愛知は東京や大阪とは違うんです(←結局それかよ)

 

老眼対策としての書画カメラ導入に関する基礎的検討

ここ2~3年、僕の読書量は週2~3冊に落ちているのです。図書館から6冊借りだした本を2週間かけて読み切るのが精一杯。

30代のころまでは1日2冊読んでも平気だったのですが、昔を嘆いても仕方ありません。

原因は明白です。視力が落ちました。本を1~2時間読むと(そのほか、焦点が近傍に固定される作業を行うと)物が二つに見えるようになります。遠くに焦点を合わせることもできなくなる、と。

光学的な問題に過ぎないらしい、アタマのなかがおかしくなったわけではないようだ、というのは一つの救いではあります。
僕の場合、目が疲れると本来見える像の下に薄い虚像がもう一つ見える状態になる(漢数字の二なら、正像で濃く見える二という像と、文字半分重なって下にずれた薄い二の虚像が見え、計4本の横棒が見える…二なのに(笑))のです。これが、紙やプラスチックのカードで視野の上半分を徐々に塞いで下に下げていくと、虚像がスッと消えるポジションが発見できる。つまり問題は眼球への光の入り方にあるはず。

もう一つの問題は、これが目が疲れたときや体調が悪いときにのみ発現し徐々に進行している=ズレ幅が年々おおきくなってきている、ということです。目医者にかかって眼鏡作ってどうこう、という施策が抜本的解決にならない気がする。究極的には本や資料を読むな、ということになりかねません。誰かに恨まれたりもめ事を増やしたりしながら裁判書類作成を続けたい代書人としては致命的です。

…あ、僕を恨んでいたりもめ事を増やされた社長さん原告さん被告さん達は、
僕がこのまま静かに引退することをご希望かもしれませんが
それこそ見ないふりをして。

別の手をいろいろ考えた結果、読書用ではないのですが一応モノになっているシステムはあります。

静音化改造した中国製プロジェクターを使ってPCのディスプレイにしているのです。

古い住宅用断熱材を芯にして100円ショップで買ってきた模造紙を貼り、いつも車検でお世話になってる自動車修理会社のカレンダーで裏面を遮光させて作ったスクリーンがあります。

客観的には一種のハリボテに過ぎない、材料費は50円を超えない、と対立当事者側で準備書面を書くなら言えるわけですが、これでも対角線寸法125cm=50インチ相当、のサイズになっています。昨晩ふと気づきました。

これで書類を起案しているときに限ってはいくらでも集中でき(BGMの選定によっては開業以来なかった異常な集中力を発揮でき)、4~5時間続けてこの画面を見続けても目が全然疲れないのです。そういえば月額制のサービスで電子化された雑誌をこのシステムで読むのは随分楽です。

ふつうのディスプレイの場合は目が疲れます。プロジェクターをディスプレイ代わりにする長所は光源を見ず、画面に反射した光を見ることができる点にあります。さらに、画面サイズが笑えるほどでかい関係で目から画面の距離が最短90cm~遠ければ120cmになるのです(苦笑)つまり紙の読書時に問題になる近点固定もあり得ません。

そうすると、なんらかの手法で紙の本をこの画面に投影できたら僕は幸せな読書生活を取り戻せるのか?実務書の読書量を3倍にアップさせてもめ事増大、いえ裁判書類作成に邁進できるのか?というわけで、表題の件。

書画カメラ、というものがあります。机の上に広げた本や書類を撮影し、PCのディスプレイやプロジェクターに投影できる画像を得るカメラです。

といっても機構的には変わったものではありません。直下を撮影できるデジカメとそれを支えつつカメラの視界に入らないように設計された脚が主たる構成要素です。高いものはエルモやエプソンといった有名ブランドの10万円台、安いブツなら知らない中国メーカー製の1万円台(中古ならその半額以下)で流通しています。主として教育現場で活躍しているようです。なるほど顕微鏡に接続できるオプションなんかがついた製品もあります。

理屈はわかった。ならば手元にあるアイテムでそれらしいものをでっち上げてみようではないか、というのは当事務所当ブログのお約束です。

当事務所にはウェブカメラはありません。カメラ用三脚の雲台にスマートフォンを下向きになるよう布テープで貼り付け、スマートフォンのカメラで直下を撮影させられるようにするのが実験準備になります。

次いでスマホのカメラをPCとリンクさせてウェブカメラにできるアプリを導入します。
これまではDroidcamを無料で使っていました。アプリ自体は悪くないのでこの際、有料版に移行することにします。500円。これで解像度を上げられます。

ほかにもアプリの候補はいくつかあります。
ただ、簡体中国語圏のアプリは全部不可!と僕はしていますのでアプリの選択肢がどうしても限られるのです。深圳や上海に流れていってもいい情報しか入ってないスマホを別に使うならいいのかもしれませんが。

やってみたところ、文庫から実務書まで=見開きB4相当までの本はなるほど普通に50インチのハリボテスクリーンへ投影でき、そうしてしまえば普通に読めます。ハリボテのスクリーンで。

つまり、目が疲れずに読めます。眼球を上下または左右に運動させる量は増える気がしますが(笑)

つまりこのシステムは数万円突っ込んでも実用化すべきだ、当事務所の戦力増大のために。ということで先に続きます。

4月1日にふさわしい話題を探す件

まずは同業者さん=司法書士さん向け。

今年も!商業登記のご依頼が来たんです!

…あ、これはウソじゃなくてウソのようなホントの話だ、当事務所では(苦笑)

来年1月に出す業務報告書に商業登記2件をカウントできることに感謝して、次。

社労士さん向け。

そんなことやったら関与を打ち切るぞ、と言い放ってみた。
もちろんここでは、経営側。

…あ、これもウソじゃないか(失笑)

当ブログを先月から続けてお読みの皆々様には僕が先月注意勧告をもらったことをご承知のはずですが、僕は普段の執務ではかなり厳しいのです。

片手の指で数えられる経営側社労士としての関与先にそんなこと言っていいかどうかはさておいて、忠告は受け入れられたようです。次の話。


突然お便り差し上げる無礼をお許しください。このたび貴殿に対し、訴訟を提起することになりました。ついては略儀ながら、本書を呈上します。わたくしは原告の代理人で、鈴木慎太郎と申します。

…そんな手紙を起案しています。これを平和に暮らしている普通の人たちに4月1日付で差し出すのはちょっとどうか、と思えているところなのです。

例によって戦前に設定された休眠抵当権を大真面目に抹消しよう、訴訟で、という話しです。

結論から先にいうと、自分たちのお祖父さんが90年前に何やったかなんて知るよしもない相続人を相手にして抵当権設定登記を抹消するには
訴訟が一番ラクなのです。抵当権者の相続人の皆様方にとって。

相続人を調べても見つからないふりして供託=法務局にお金を預けて抵当権設定登記を消し飛ばす、司法書士も依頼人も楽だけど見つかればもれなく業務停止処分、という不正を選択肢から外した場合、現行の不動産登記法を前提とすれば実はこう言わざるをえません。

このほかの選択肢として、抵当権者の相続人が全員裁判外で協力する意思を固めた場合には彼ら全員から印鑑証明書を徴求して法務局から本人確認郵便で事前通知を送らせてそれを受け取って送り返してもらって、ということも可能ですが…

面倒なはず(苦笑)

これに対して訴訟にした場合は、単に裁判所から送られてくる(本人限定受取郵便ですら、ない)訴状をご自宅で1回お受け取りいただくだけで結構です。気が向いたら答弁書をお出しいただいてもかまいませんが、正直なところそういうことをしないでいただけると裁判所も原告代理人も仕事が楽になります。なお、もし事実と異なることを主張して争われた場合には実力で勝訴判決を勝ち取り交通費出頭日当を含めた訴訟費用を請求させていただくことがございますので当職が起案する抵当権抹消登記請求訴訟の訴状では、訴訟費用は被告の負担とする、というお約束の請求を訴状から削りません…

みたいな連絡文書を作っているんです(あ、灰色部分は書いてませんが世の中善人ばかりではないので、休眠抵当権の抹消登記請求とはいえ訴訟費用負担であえて提訴時に譲歩する必要はないと僕は考えます…あれはきっと、当事者を敵味方に分けて派手に争う訴訟をやらないでも暮らしていける幸せな担当者の発想です)

再びお話しを戻します。
つまり僕や依頼人は、不正をせず合法的に可能な選択肢のなかから相手にとっていちばん負担の少ないものを!あえて!選ぼうとしているわけです。

正当性を主張するほど怪しくウソくさくなってくる、というのはどうしようもない訴訟のひとりよがりな被告さんを見ていても時折実感させられますよねぇ(嘆息)

そうは言っても原告の心被告知らず、というべきでしょうか。いきなり訴状が飛んできたら何の罪もない被告さん達も驚くだろうから事前に挨拶状の一つも送っておこう、ということであれこれ文書を起案しているのです。

もちろんこれもテンプレート化して公開する思惑で、ですが。

ただこの文書、何をどうやっても『これからあなたを訴えますから/無駄な抵抗しないでください』という内容にならざるを得ません。
丁寧に書けば書くほど振り込め詐欺一歩手前な感じがしてきます。

『民事訴訟の世界へようこそ』とか『はじめて訴えられた方へ -被告Q&A-』とかそういう別文書をつけようか起案したものの、ますます怪しくなるのは一体どうしてなんでしょう。いくつか寄せられそうな質問には回答しておくつもりなんですが、優しいのか怪しいのかよくわからんな、とは思えているところです。

少なくとも、ウケ狙いなタイトルはつけないほうがよさそうです。上記のような。

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