末端区間でだけ発動するパワーアップ(南予出張4泊5日 2日目)
宿で身支度を整えたところで、気づきました。
そういえば、今夜の宿とってないや(わらうところ 遠い目で)
まぁいいか。
高知駅まで3分のホテルにいます。中村行きのあしずり1号の出発時刻は9時53分。まだ40分ほどあります。
なんの問題もなく予約を終えて、今日の旅を始めるとしましょう。実は明日の宿も先ほど予約しました。
南予=愛媛県南部でも一番南にある南宇和郡愛南町が、愛知県名古屋市に事務所がある僕の仕事先です。最近このブログを読みはじめた方にはとにかく世の中はそういうものだ、と理解してください。
ご同業の方々には、そもそものきっかけはこの町にいるお客さまから訴訟費用額確定処分の申立書作成のご依頼をもらったことだ、と説明してさらに理解不能な状態を手厚く作っておこうと思います。世の中はそういうもの、なのです。そんな状況を維持拡大強化するツールがJR四国&宇和島自動車から提供されています。
四万十・宇和海フリーきっぷは高知―宿毛と宇和島―松山のJR片道に宇和島―愛南町―宿毛の宇和島自動車バス乗り放題をセットした企画乗車券で、発売額5040円です。普通列車で移動するだけでも元がとれますが鉄道部分は特急が使える、というルールです。高知から松山へ、または逆ルートで通り抜けねば使えない、ということでなかなか使いにくいきっぷではある、かもしれません。
しかしこのきっぷがあるため、僕は名古屋から高知(または松山)までは普通列車を乗り継ぐがそこから南へは当然のように特急に乗る、という振る舞いになるわけです。ほぼ毎回ここでだけ、移動力が地域内での最大値にアップする、と。
このあたりでは普通列車と特急列車に大層な速度差があり、普通列車なら半日かかるところを特急なら2時間で動ける感じ。松山―宇和島ならまさに朝飯前(始発が6時前からあるのです)。ただ、昨年は身にならない贅沢を満喫しながら心も体も社会的経済的立場も毀損していく男女を複数見る機会がありました。
贅沢のし過ぎで破滅するのと節約のし過ぎで逼塞して終わるのと、どちらかに落下できるタイトロープを渡ってる気はしています。ごく一部の人がわかる表現をすると…軋んだ綱が心で、揺れてる(苦笑)。
体力やら知力やら信義やらでできたバランサーを持ってこの綱渡りに挑むことができているつもりです。いまのところ。« 現在絶賛停車中(逢魔が時の阿波池田にて) | トップページ | 法務局よりも市役所よりも(南予出張4泊5日 4日目) »
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