受付停止の幕間
友がみな 我より偉く見ゆる日よ 花を買ひきて妻としたしむ (石川啄木)
※写真と短歌はイメージです/筆者に配偶者はおりません
月初に買ってきた見切り品4鉢千円の鉢植えには、バラが入っておりました。つぼみのままで当家にきたのがようやく淡いクリームオレンジの花を咲かせる頃、今年も業務報告書提出の締め切り日がやってきます。昨年1年間の受託件数を数えてみました。
で、冒頭の情景(苦笑)
あくまでも司法書士業務の報告書ですので、ここに記載できる件数は一昨年より減ったのです。
ですが創業以来17年ではじめて使用者側でおこなう社労士業務での売り上げが100万円に達しまして(ちなみに一昨年はゼロでした♪)、あとは不動産登記が愛媛県愛南町の皆様のおかげで一昨年に比べて若干増、裁判書類作成と相談は減、商業登記は一昨年比で倍増(ちなみに2件が4件に増えました♪と言って終わろうと思いましたが、うち2件が愛媛県のお客さまからでした。あらためてお礼申し上げます)、業務報告書に書けるか悩んだ講師の仕事(その他司法書士業務の件数に計上する必要はないようで。うれしいようなかなしいような)などがありまして、総合的にはこのご時世にもかかわらず売り上げ若干増、で終わることができました。昨年ご依頼をくださった皆さま、どうもありがとうございました。
ただ贅沢を言わせてもらえるならば、
一生に一度でいいから、
登記申請受託件数が年100件超えるのをみてみたい。
そう思っています。
※業界外の皆さまには、統計によれば世の司法書士事務所は年間平均400件ほどの不動産登記申請をこなすらしい、という認識をお持ちいただけると上記の文章でよりよく笑っていただけるのではないかと思います。
もっとも、その前に自分に使用者側の社労士さんの仕事が回ってくるなんて思ってなかったので…
あと17年以内に実現すると心に決めればできるのかも。登記のご依頼、年100件(遠い目)
- ああ、登記三昧でずっと暮らせたら、幸せすぎて死んでしまうわ
- ああ、登記三昧で4日ぐらいなら、かろうじて生きていられるかしら
などと、さだまさし『あなた三昧』のメロディーでつぶやいてみたいところです。
年齢30代前半以下の読者の方にはジェネレーションギャップが発生しているかもしれませんが。
さて、今月は裁判事務のご依頼が2件スタートしました。来月分はもう1件決まっています。あと2件追加されそうですがそうなったらまた受付停止をかけることになります。
何度か当ブログでも触れておりますが、業界内における裁判所提出書類の作成件数の業界平均を知っていると、上記の文章にもどこか乾いたおもむきを見いだせるかもしれません。
業界団体平均比4分の1の年間登記申請件数を達成するのと、業界団体平均比20倍の年間裁判書類作成件数を達成するのとでは後者のほうがやや容易な…受付停止をかけなければ到達できそうな気もしています。目指したいのがどちらかは当事務所内に限定した話題にしておきましょう。
受付停止期間後半の週末は裁判書類を一つ作ってしまわねばなりません。
作らねばならない登記申請書は、ありません。来月は1件ありそう、です。
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