東予から南予への2日目
初めて泊まった新居浜は…いい言い方をすれば、まだまだ探索の余地がある感じ。駅から市役所までの間には、入ってみたくなるようなお店を発見できておりません。
次は伊予西条にも泊まろう、寒かったり天気が悪ければそうしたほうがいい、とは思いました。そんな愛媛県新居浜市、市役所前のバス停から今日の旅を始めます。
一応の断り書きを入れると、担当者は1月9日に新型コロナウイルスの抗原検査で陽性ではなかった(抗原検査の性質上、陽性でないという結果は陰性であるという判断を導けないことは認識しています)ほか、1月1日から9日まで人混み・外での食事・初めての来客の受け入れを回避して今回の出張に臨んでおります。昨日も歩道を歩く時には不用意に距離を近寄られないよう全周の警戒を怠らず、用がなくても公衆トイレに寄ってうがいと手洗いを繰り返し、電車の後ろの席で若者が会話を始めれば迷わず席を捨てて移動し、ホテルの朝食会場は最低2mの対人距離を保てるのを確認してから立ち入り…慣れればずいぶん注意深いヒトになれそうな気がしています。
出張先で会う方々より実は安全性が担保されてんじゃないの?というのが僕と補助者さまとの冗談なのですがもちろん他の方の共感を得られるはずもありません。今回の出張では面会者をかなり制限しています。一番肝心な訪問先の町名、今回は意図的に出しません。
そんな数少ない面談者のお一人が今日午後からの打ち合わせ。どうあっても現地の確認を要する訴訟で裁判書類を作っているのです。
突き詰めて考えると。
どうあっても現地調査や面談が必要な業務を受託すると宣言し、業務実施直前のPCR検査(当然、結果は発注者に提示する)と前記の通りの行動制限とセットで出張をするような業態はありうるのかもしれません。実はいまその演習をしている、ともいえます。それだと出張先で他の人からの相談を集めるようなことはできなくなりますが…理解力と経済力があるお客さまが集まって報酬単価が上がりそう(苦笑)ただ、さらにこの発想が亢進すると…それが必須だ、と言われて選別される側に回る危険性もありますが。機動的に検査が受けられる人とそうでない人との格差、みたいなものができてしまいそう、という意味ではあまりステキな発想でもなさそうです。
黙ってバスに乗り勝手なことを考えてるだけなら無害、ということにしておきましょうか。
新居浜の西隣、伊予西条出発時点で乗客は4人。周囲2m以内に人がいないことを確認してからマスクを外し、そっと息をつきました。« 新しい帽子(と、新しい失敗)と行く愛媛徳島出張5泊6日 | トップページ | 有料特急で行く銭湯 »
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