ふみたん が気になってたまらない-僕の著書との関係で-
ふみたん。別に人の名前ではありません。
ふみの森もてぎ=栃木県は芳賀郡茂木町(もてぎまち)の公共図書館OPACが『ふみ探』と名乗っています。今日も概ね適当な、つまり事務所内で僕と補助者さまがしているような無駄話です。
久しぶりに栃木県を通過点ではなく目的地とする出張が設定されました。宇都宮のホテルの予約を早々に済ませたところ、そこから徒歩数分のところに栃木県図書館があることに気づきます。
…ほんとうは屋台村に近いという理由で取った宿なんですが。
さらに言うと、同行者さんはJR宇都宮駅、つまり僕の宿からも図書館からもいささか離れたところに宿を取ってあったりしますがそれはさておいて。
最近は各県の県立図書館で、県内全公共図書館の蔵書を横断検索できるシステムが運用されています。
ここで僕が書いた本を検索してみたところ、県内で唯一所蔵している恵み深くありがたい図書館がふみの森もてぎなのだ、ということがわかりました。
さらに冗談で群馬県立・茨城県立の2館の横断検索を試みたところ検索にヒットせず、実は北関東三県で唯一だった、ということがわかってしまいました(´・ω・`)
そんなふみの森もてぎのふみ探、検索結果に興味深いものがありました。個々の書誌情報の下に、
《おすすめ本の表示/非表示》
なるリンクがあるのです。試みにクリックした結果。
一番上、一冊目は順当です。
問題はそれより下です。ブログのネタにはふさわしい内容を持っている、と言わざるを得ません。amazonで必死に確認した(分野が違いすぎて商品紹介から内容の想像が困難であった)ところによると
- きらいじゃないよ
- マリー・アントワネット物語
- ちいさなプリンセスソフィア ひみつのペンダント
は推定年齢8~12・13歳の女子(文字通りの、女の子!)を想定読者とする小説・コミック、
- 乗り物ずかん
- 昆虫のふしぎ
- どうぶつ
- トーマスといばりんぼうスペンサー
はそれより若干低い年齢の男子を想定読者とする童話・図鑑であろう、と考えられました。残りの2冊は主婦向けの料理本。
どなたかは存じませんが、茂木町のお母さんにお願いしたいのです。
そろそろ上のお嬢さんに貸し出しカードを持たせてやってくれ(笑)
そうすれば…そうすれば今後はもう少し、僕の本に関連した『おすすめ本』の表示結果が出るはずだ、と。
ところで。今回期せずして恋に恋する(←ひょっとして死語?)少女向け小説と現実問題にクビまで浸かって抜け出せない中高年男女向けの相続解説本とが同列に並べられるのを見てしまいました。
ならば唯一の同分野、つまり相続手続きの解説本の書誌情報に行ってみたら。
こっちのおすすめ本には、花卉農家のほか中学~高校生の男子を想定した小説・図鑑が混じっています。
謎です。ふみの森もてぎ。
まぁこの本と並べられても、悪い気はしないどころかそちらの方が偉大だった、というお話しでした。amazonの紹介によれば、小林深雪の『泣いちゃいそうだよ』はかれこれ20冊以上でているシリーズ恋愛小説、なのだそうです。ふみ探が提示した『きらいじゃないよ』もその一冊である、と。レビューの評価もコンスタントに高いところを見ると、上記の二冊を同時に手に取ったお母さんは読書の好きな女の子を育てることに成功しつつあるのかもしれません。
ただし。万一、仮に、ひょっとして。
- 読書の好きな女子中学生が茂木町にいて、
- その女子が実は山林地主で、
- 相続登記本人申請に備えてみずから僕の本を借り出した、
というならば。
その設定でライトノベルが一冊書けそうな気がします。
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