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地域共通クーポン券を使うという試練 第2日

予定。それは常に甘く、時として、はかない。

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何か利いた風なことを言ってみたかっただけです。冗談です。

お天気のいい日曜日の夕方とは到底思えない静かな静かな宇和島駅で、16時02分発松山行きの特急列車を待っています。

僕の甘々な予定によれば、本日は朝から自由時間になるはずでした。

そのはかない予定は、昨日の2件目の相談を充実させるために昨日最後の相談を今日午前中にし、その開始時刻が30分早まって開始されたにもかかわらず当初見込みより3時間ほど余計にかかり、ありがたいことには(←皮肉ではありません)ご飯代の支給をうけて遅めのお昼をいただくことができたために…

僕は出発前の甘々な予定より8時間ほど遅れて宇和島駅にやってきた次第です(わらうところ)

さて、昨晩の宿でも地域共通クーポン券1000円の交付を受けました。

そろそろ日も西に傾こうか、という時間にランチをいただいたため、飲食でこれを使うことは考えられません(なんか前日と似た展開)。

ただ今日だけは、まことに適切な使い道があります。というより、発見できたのです。昨日2時間余の検討を通じて。

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今回の旅では、四国西南周遊レール&バスきっぷ片道型を使っています。

写真のパンフレットは名前は同じですが船舶で四国に上陸した人だけが買える素敵なきっぷで、飛行機などという地に足のつかない乗り物でこっそり高知に着いたような僕には売ってもらえません。そちらのきっぷは松山ー宇和島ー窪川ー高知のJR線がすべて自由周遊区間になっており、特急自由席を含めて乗り放題です。加えて宇和島自動車をはじめとする路線バス5社が乗り放題。

誰でも買える片道型の同名のきっぷは、自由周遊区間が狭く土讃線は須崎以西、予讃線は伊予大洲以南に限定されていて、自由周遊区間までは高知から須崎までの片道と伊予大洲から松山までの片道の利用が可能です。

言い換えると、高知を出発し列車で宿毛に行き、バスに乗り換えて愛南町内で仕事して(あ、観光旅行でもいいらしいです)、宇和島から松山に抜けろ、オマケに足摺岬や佐田岬半島に行けるバス路線を付けておくし、愛南町内最強の交通機関である宇和島自動車にはもういくらでも乗らせてやる、ただし相談が長引いて予定が崩壊するとバスに乗る時間がなくなり、結果としてムダになるからな…そういうきっぷ。

そういうきっぷなんですが、僕の愛媛出張は前回・今回とも高知が発着地になっています。GoToトラベルの濫用といいましょうか、交通費を無理矢理に割引させるには名古屋ー高知を飛行機で往復する必要がありまして。

ですのでこのきっぷを用いると、松山から高知まで戻らねばなりません。嫌でも戻らねばなりません。

松山から高知への高速バスは、JR系のなんごくエクスプレスなら片道1900円です。これが妥当と思っていたのですが。

JR四国では、紙の地域共通クーポン券を所持する利用者に限って乗車券類を4割引で売ってくれることになっています。

ただし割引後の発売額が1000円以上、利用できるのは紙の地域共通クーポン券だけ、乗車券類の有効期間は地域共通クーポン券の利用期間内に開始されること、という凄いしばりがあります。電子クーポンの価値、四国じゃとてつもなく低いです(愕然)

さて、四国西南周遊レール&バスきっぷは13日から16日まで使えます。15日は道後温泉泊、16日の宿泊地はGoToトラベルの関係で嫌でも泊まらねばならない高知です。15日朝の時点で現在地は宇和島。そこで。

伊予大洲ー松山の往復乗車券と、同区間の片道自由席特急券をまとめて上記の4割引で買うことにしました。合計1470円。

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これで、自由周遊区間からはみ出す伊予大洲ー松山は別に運賃を払って乗車したことになります。往復乗車券は片道乗車券の2倍=2日有効なので、16日は松山から伊予大洲まで戻れます。14・15日まで有効の地域共通クーポン券の効果が16日(の、乗車券)まで及んでいることに、一応なりました。

以上によりまして、伊予大洲ー松山間は四国西南周遊レール&バスきっぷで移動する権利を行使していません。このため16日は伊予大洲まで戻ればまた自由周遊区間内乗り放題の状態が継続します。

自由周遊区間の高知寄りは土讃線須崎なので、伊予大洲から適当に須崎まで行って高知ー須崎間はまた別に片道乗車券を買って高知に戻ってしまえばよいのです。

これで前述の1470円を含め、だいたい2300円くらいで松山から高知に戻れる計算です。

この案の嬉しいところは、完全休日になる16日に乗り放題のきっぷを持った状態で自由周遊区間内にいられること、です。

もう明日は、誰にも邪魔させません。

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