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残ったのは大声で言えないしごと(旅もしなけりゃ労働側でもない事務所に少しのあいだなってしまう件)

○お昼前。

6月に講義のご依頼を受けていた某県林業研究所の林業アカデミー担当者さんから連絡がありました。

※ここであっさり延期や中止の通知だったらブログのネタとしてはつまらないですよね

先方のご希望として、『オンラインによる講義ができないか』ですって。

そんなことやったら近鉄特急に乗れないじゃないかどうしてくれるんだ

などとは言いもせず(ええ、言ってません)機材はもう揃ってるから問題はソフトウェアの運用だ、とお返事差し上げたところです。

うう、僕の近鉄特急(泣)

○お昼過ぎ。

愛媛県のお客さまから連絡がありました。以前のご連絡では、その町にはもう鰹が揚がってるとのことでしたが…

こちらも訪問時期をゴールデンウィーク明けにずらそうかね、ということになりつつあります。そのころまでに世の中が一息ついていますように。


そうしたわけで少なくとも今月は、ブログに出張の記事が出ることはありません。

記事にならないどこかで受けた相談としては、鋭意受付中の雇用調整助成金関係のご相談その他労働紛争使用者側・企業経営に関する諸問題の相談があったようななかったような。

案件としては不要でなく不急でない、というより緊急で重要ですので、ご希望が集まればそうした出張はするようなしないような態勢なのですが…できれば避けてほしいと伝えたこの出張が最後に残ったか、と苦笑しているところです。

さて、法務局も法テラスも司法書士会もみんな交代制勤務になってしまったほか、お客さま方の報告によれば青森東京松山の各地裁管内では口頭弁論期日が延期、あるいは次の期日が指定すらされない状態になりました。裁判所の立地にも規模にも関係ないようなので全国こんなかんじなのだと思います。

裁判所の民事紛争解決機能、迅速さはもともと無かったですがこの先は手続きの進行すら期待しちゃダメかもしれません(仮差押の申立てはできるかな、といった程度でしょうかね)

そうしたこともありまして、これは当分使用者側で対応するような仕事にせざるを得ないとも思っています。言ってしまえばまだ潰れてない会社が潰れないようにする仕事、でしょうか。

労働紛争労働側の相談で『裁判所で賃金請求訴訟は起こせますが、口頭弁論期日がもれなく3ヶ月後になりますし延期される可能性が(以下略)』とか言った先から怒られるか呆れられるかしそうですから。

あとはどうでしょう?この時期だから増える(しかも当事務所以外の社会システムが機能していて実行可能な)仕事はなにがあるんでしょうね?法人個人事業の破産、とは考えたくないのですが。

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