ごく一部のお客さまだけが親近感を抱いてくれそうな報告
昨日の北陸地方某市郊外は、コートがいらない気温とこの季節らしからぬ好天に恵まれました。現場で平面図が作れるLeicaのDST360とDisto x4の実戦デビューです。
写真は業務完了後の初陣祝い…と言いたいところですがちょっと違います。
実は所要の作業を終えたものの、依頼人ではない人から警察を呼ばれまして40分ほどの作業中断を余儀なくされました。
事前情報から織り込み済みの挙動だったとはいえ、その方にはこれに加えてスマホの動画を録画しながら二時間以上も作業にお立ち会いいただきまして(もちろん様々なご発言付きで)、いささか心が疲れたのです。
とはいえ、ある程度長い時間警察官の方とお話しできたのは貴重な経験でした。今後、非友好的な勢力が蠢動する場所や状況で測量作業をする際にも落ち着いて対応できる気がします。
それと…表題の件。
身に覚えのないことで警察のご厄介になってしまった何人かのお客さまへ。皆さまの経験とは比べようもないことではありますが、今後は皆さまの気持ちが少しだけ、身近に感じられそうな気がしています。
※公明正大清廉潔白な正義の味方をお求めの方にはさっさと他事務所に行っていただくとして、今回僕がやった作業はノンプリズムのレーザー距離計で『依頼人の土地上に建っている、依頼人ではないひとの建物を測った』というもの。もちろん機材は道路敷と公園と依頼人所有地の路地にしか設置しておりません。
それがもし犯罪なら土地家屋調査士さんの日常業務はそれこそ片っ端から該当してしまい、彼らに心から同情せざるを得ない(冗談です)…まあその程度のものですので当ブログ一般読者の皆さまにはご安心ください。
とはいえ僕もそう人間が出来ておりません。その方がどこかへかけている電話でしてる説明に、鼻で笑ってしまうのを何度か我慢できなかった事実はあります。
あちらが音声付きの動画を出すなら聞き手に僕の性格が伝わってしまうでしょうね。
詳細はできれば記事にしたいのですが、先方には既に着いてる代理人からの内容証明(お前がやったことは品位保持義務違反だから懲戒請求するぞ、とかそういうの)を待ったほうがいいかもしれません。
機材の性能には満足しましたが、なんとも妙な苦労をさせてもらえた北陸出張でした。
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