有料アトラクションとしての飛行機(最速の乗り継ぎで帰る一本松-名古屋 3)
静岡県人の一部は鈴与航空と(半ば苦笑気味に)呼ぶフジドリームエアラインズ。発足当初はあの会社の飛行機がほんとうに飛ぶなんて信じていない人を実家である富士市周辺では時折見かけました。今ではそこまで懐疑的な人もいなくなり、大変結構なことだと思います。
そんなFDAの高知から小牧(県営名古屋空港)までの正規運賃は現在、28500円だそうです。
もちろんそんな運賃で乗るはずもなく、13時発の便に限って1万円の運賃設定があったのです。ちなみに高知-名鉄バスセンターの高速バスは片道9500円。飛行機の割引運賃も朝と夕に出る便はそれぞれ3千~4千円高かったため、夕方に出る便に乗るくらいなら愛南町で一泊(4千円)余計に滞在してお昼の飛行機で帰ろう、という計画になりました。
実は桂浜ってのを見たことがなかったのです。西向きに離陸するか東向きに離陸後に南へ旋回してくれれば空から見えるはずだ、と思って右側に席を取ったところ、期待したとおりになりました。指やカメラが写っているのは見逃してください。
この航空路、高知からいったん南に出て室戸岬のやや北を通過します。
南紀白浜空港を見ながら紀伊半島上空に入り、大島・串本-新宮-熊野市を下に見て尾鷲上空から北東に進路を変えていきます。
英虞湾上空ではもう高度を下げ始めています。もともと巡航高度も6千mを割っているので、地上が近く見応えのある眺めです。
伊良湖岬から三河湾に入り、反対側の窓ではきっと中部国際空港が見えているはずですが右の窓からは日間賀島・篠島を過ぎて佐久島が見えてきます。
このころまでに、翼の向こうには富士山・南アルプス・御嶽山・北アルプスが姿を見せています。
そういう眺めを期待して、たまにしか乗らない飛行機の旅では窓際・右側左側・さらには発着地すら選ぶのだ…と申し上げたのですが、補助者さまにはなかなかご理解いただけないようなのです。残念(苦笑)
ともあれ、日常に戻ってきました。明日は社労士会の研修、ですって。
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