11月も過ぎまして…
当事務所が崩壊したのは、2ヶ月ほど前のことです。
というのはいささか大げさではありますか。
google search consoleでここ1年のgoogleからの流入状況を見ていると、当事務所は春からはじまった短い間のバブルを経て、6月上旬・9月下旬に流入件数(最終的には、新しいお客さまからのご依頼と売り上げ)が激減しました。
その時々の都合で僕をいったん持ち上げてから放り捨てる気ままなあの人この人(性別不問だが女性は複数名含む)を何人か思い出したりしてみます。
さて。
9月末からいきなり厳冬期に入ってしまって困惑しつつ様子を見ていたところ、今月下旬にようやく、検索順位が一斉に上向き出したのです。6ヶ月前には10位以内にいて最近は31位以下に低迷していたキーワードが、10位とはいいませんが20位以上に戻ってきだした感じ。
調べたところではその11月23日にgoogleで大きな順位変動があったとのこと。とはいえgoogleからの流入は、10月前半にぶつかったらしい大底から2割程度の増加を見るのみ、そんな11月が過ぎまして…
○ある村からのお誘いに、応じてみる?
先週のこと。近畿地方のある村から来られた方と会食の機会がありました。
僕に面倒くさく儲からず逃げ場のない相談を持ち込む山林関係のNPO代表者さんのご紹介で、実は二年ぶり二度目の面談です。
一度目は別の同行者に含むところがあってそのまま黒歴史にしちゃおうと思ってたんですが、それはさておいて。
聞けばその村では森林経営管理法の施行を受けた山主への意向調査を早々に、しかも凄い設問群を満載した調査票を繰り出して(回答者の皆さん、きっと疲れたと思います…これ絶対に社会調査と化してるよ、と社会調査で卒論書いた僕も思いました)終えた、とのこと。
それを受けて企画した、という山主向け相談会に来ないか、そういうのです。
いえ、正確には渡された資料に僕の名前だけがすでに印字済み、あとは弁護士税理士行政書士の欄が正しく空白になってます(笑うところ)
この文書、情報公開請求するとそのまま出てくるのかな…それとも僕の個人情報開示で出るのかしら?といささか複雑な気持ちになったものの、とりあえず宿泊費を出してくれれば応諾すると決めました。そうしたら。
その相談会に先行して開催、という位置づけらしいのですが12月15日、そのNPO代表者さんのホームグラウンドである新城市内で同趣旨の相談会をやってみる、ということになったのです。展開が強引だな、とは思いつつ、それでも応じることにしたところです。
いいタイミングになるんだから、プレスリリースの一つも出してみりゃ新聞に載せられるかもしれないのに、と思うのですが。
○古い車を、塗り直してみる!
いま乗っている車は、平成11年に買いました。
購入時点で2年半落ち、ということで初度登録は平成8年なんですが。
当物件での開業=転居以来15年半、ずっと露天の駐車場に停めている関係で日なた側だけ塗装の劣化が顕著になり、艶が失われ下地の塗装が剥げ金属の地肌にサビがポツポツと浮き出したところで…再塗装の依頼をすると決めたのはキャッシュレス決済に対する5%還元事業が始まったあとのことです。結局それかよ、と言われればそれまでですが。
今月は出張が多かったのでそのあいだに施工してもらえることと、冒頭に挙げたとおり春から初夏にかけて発生した当事務所限定プチバブルのおかげで9月末の時点で昨年の一年間より売り上げが上がってしまっていたのも理由ではあります。
といっても全塗装の見積もりは80万円を超えていたため、塗るのは塗装が剥げきった右側だけ。見積もり確定額は25万円余となりました。もともと一括償却できる上限30万円にはおさめたい、という思惑もあったのです。
ちなみに当事務所の損益分岐点は、一ヶ月の売り上げ25万円とおおざっぱに把握しております。高いような安いような。
費用は出せると決まったところで問題になったのは、いくつかの部品が当然のように生産中止になっていること。僕の車では後ろの窓周りに巡らしてあるゴム製部品が製造元にはない、とのことだったのですが、なぜかその下請けメーカーがまだ作っていたのが後からわかった、という何かの間違いのような展開に救われた結果、僕の車は右側だけが新車同様によみがえったところです。
昨日その車を引き取りにいくと、頼れる社長さんがそっと別の見積書を出してきました。
次の目標。屋根とボンネットの塗り替え。総費用16万円(笑)
うち部品代が約3万円とのことで、先に部品だけ買っておいてキャッシュレス決済への5%還元事業終了直前に作業を発注してよろしいか尋ね、快諾を得たところです。
まぁ、そのまえにこの冬を越せるか未定なんですが。
○来月生きられる目処を立ててみる(が、まだ越冬の目処は立たないと自覚してみる)
昨日はタダ酒を飲む機会に恵まれたのですが、気持ちよく酔えなかったのです。
聞けばそのお客さまが働く新しい会社、少々金遣いが大らかな模様。
3年持たんよ、それじゃ(-_-)
と助言にもならない感想を述べて引き揚げてきたのですが、ならば創業15年余を経た当事務所の経営基盤はといいますと盤石というよりは薄氷に近いわけです。
毎月末には来月の受注予定とその売り上げを列挙して暮らし向きと投ずることができる費用と…あと、多少熱心に勧誘していいご依頼とをそれぞれ推測するのですが、10月と11月は東京から愛媛まで各地のリピーターの皆さまのおかげでなんとか薄氷を割らずに渡ってこれました。2千円の電話相談を約2年ぶりにくださった(が、電話相談だけで実は一度も会ったことがない)東京のお客さま、依頼終了後の地ビールとフライパンに加えて、結局不採用にはなりましたが今月は相続登記のご紹介をくださった長野のお客さま、仕事と旅の機会と旅先でのお食事と蜜柑と柿と餅と赤飯をくださった愛媛のお客さま、そのほかにも久しぶりに当事務所にお声かけくださった皆さまにはあらためてお礼申し上げます。
そんな皆様方のおかげで来月も、いまのところ損益分岐点をクリアできるであろう、ただし本当にリピーターの方々(だけ!)のおかげで…ということで引き続きウェブサイトの改善更新を進めないと、この冬を越せる気がしないのです。
写真はイメージです。居心地のいい崖っぷちの。
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