足下の不審物と行く東京出張2泊3日
珍しいことではありますが、片道3750円のビジネスシートが空いていました。ラスト一席。
普通席の早売1より50円ほど高いだけで少しいい座席が使える…と思って取った2B席。名古屋駅10時発新東名スーパーライナーは2階建て3列シートの車両なので、回りが混んでも大丈夫♪なつもりでいたのですが。
足下に変な箱がおいてあるのです。
物入れか?と思ったのですが違います。両隣の方々は膝を折って、足を窮屈そうに乗せています。
この箱のせいでビジネスシートの居住性は普通席より下がっている気がします。
強いてこの不審な箱を弁護するとすれば(この箱のために日当無料で裁判書類作成の出張などしたくはないですが、そんな依頼も来ないでしょう(苦笑))これは下足入れとオットマンを兼ねたもの…らしいのですが。
こいつを使おうとすると前のシートのフットレストが使えず、どこか他に追いやろうにも場所がなく、物入れ部分に鞄を入れるにはちょっと小さい、なんとも中途半端な邪魔さ加減をもってそこにいるのです。ビジネスシートのオットマン(憮然)
膝を折って窮屈そうにしている両隣の人々をチラ見しながらバスは定刻に出発し、駅を出て順調に都市高速に乗り、伊勢湾岸道に移って隣の市にはいったあたりで、ようやくこの箱の使い道がわかってきました。
布でくるんである(靴を脱いだ足をのせていい)部分に足を乗せようとしないのがコツらしいです(苦笑)
写真で見る箱の反対側は口が開いていて、そのなかは布でなく床と同じ素材が貼ってあります。つまり、本来なら靴か靴を履いた足が入る、と。
ここに靴を脱いだ足を入れると足下が広くなって若干持ち上がった状態になり、それをレッグレストで支えるのが僕にとっての正解、ということでした。ご丁寧に足を入れる部分、若干手前に傾斜しています。つまり本当に足を乗せることに最適化されていた、と(物入れの板が傾いている、とは考えないでいいはずです)。
ところで今回の出張、どうあっても出さねばならない登記2件とどうあっても完成させねばならない家事調停申立書を書いているうちに日付が変わってしまって仕事を持ち出してきています。
週末中にやってしまう、と宣言した遺言書案2件、通常訴訟の訴状1件をバスの中でなんとかしてしまう必要があるんですが…
箱とにらめっこしているうちに、バスは行程の3分の1を走りきってまもなく最初の休憩箇所に到着です。バス速すぎ。
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