『名古屋 司法書士 安い』という検索への対策を施したら、閲覧者に地雷を踏ませる結果になった件
ご依頼の9割以上がWEBからである当事務所。創業以来、SEOには相当な関心を持って取り組んでいるのですが時には僕の意図と全然違う検索語で上位表示されるページが出てきます。
それが今日のお話。表題のキーワードでgoogle検索すると、当事務所ウェブサイトでは『不動産登記のお客さまからよくあるお尋ね』を並べたページが2~5位に出てくることになっています。望んでそうしたわけではないのですが。
望んではいなかったのですが、使い道はあるのです。このページ。
他のキーワードではSEO対策を施すつもりがないページですので、googleかYahoo!からこのページを真っ先に踏んで来た人はほぼ間違いなく『安い』司法書士を探している…残念ですが、他事務所をおすすめしたほうがよい方だとわかってしまうのです(苦笑)
今日もそうした方からの、ほんとうはひどく難しい案件なのに安さ重視で司法書士を探してしまったらしいお尋ねがあり、『それではいい事務所にはたどり着けない』と返信して終了としたところなのですが…今日のアクセスは実に特徴的で、検索エンジンで流入したページから直ちに送信フォームに遷移し、さっさと離脱している、と。
見方を変えれば案外騙しやすい人なのかもしれません。安い事務所を探しながら、費用のページすら見ようとしない、というのですから。応答次第ではどうとでもできそうな気がします。
そうしたわけで僕のところは身をひいたわけですが、上位に出てくるウェブサイトのなかには、ほかにも地雷が埋まっていそうです。本当は安くないだけならまだいいほうで、本当は業界団体と揉めていたり法務局から目をつけられていたり、司法書士なんかいない事務所なども混じっているようないないような(遠い目)
ただ、この検索語で1位にでてくるウェブサイトには別段『安い』という語は入っていないし報酬水準もそう安くない、それでも一位が取れてしまうのがちょっと不思議なのです。むしろ本当は一位を取りたさそうな=安さをウリにして集客する気満々の事務所さんが、三位以下にごろごろ並んでいます。
ちなみに当事務所ではその地雷ページ、『そんなに安いわけではありません』という論調を取ることで『安い』というキーワードを盛り込んでいる…ということで僕の事務所も閲覧者からすれば、地雷なのかもしれませんね。
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