『高い』『偉い』は禁句です
出張から帰って、この週末から裁判書類の文案をあっちこっちに送る日々に戻っています。
その出張の際のお客さまには一宿一飯どころか二宿十二飯くらいの義理ができてしまったような状況になりまして、滞在中に別の方からの別の相談をお受けすることになったのです。
…たぶん無料だ、と覚悟しつつ(苦笑)
ただ、お客さまがその相談希望者に言うのです。
名古屋から偉い先生が来ている、日当も高いのだ、と。
待て
それは誇大だ(笑)
実は行きがかり上、このお客さまは今回の出張において、宿泊と食事の現物を給付していただいたのですが旅費と日当はもう一人のお客さまにご負担いただいております。
愛媛県南予を出張目的地とする今回の出張、もともと予定していた本体業務は税別2万円の書類作成です。
本体業務はそれだけ。
○交通費は往復23360円。見積書では
- 野並-名古屋 600円(地下鉄 片道運賃2回分 以下同じ)
- 名古屋駅-大阪駅 6000円(高速バス)
- 大阪梅田-宇和島駅 16760円(高速バス)
○日当は税別18000円(1日6千円とし、往路・復路・作業日の3日分)
というわけで、本体業務は税込み21600円、これを依頼するために名古屋から僕を呼ぶことによる日当交通費が合計42800円ということになっています。
これを高いと言われたら困る、というよりどうしようもないので上記の内訳をあとで説明しました。
まぁ一ヶ月のうち一週間程度ならこうした条件での仕事があっても、すぐ事務所がつぶれることはない(来年まで持つかどうかはわからない)、とは思っているのです。
ただし、これは遠方からも僕を呼べることで当事務所の相談と業務(ときには、地元の同業者さんどころか窓口担当者にも十分な経験がない業務)を使う選択肢を加えてもらえるようにするためのものなので、内訳を知らずに高いという情報だけ認識されたら営業施策上よろしくない、そんな状況です。
実際にはこのご発言、相談希望者にちゃんとした対応を促すためになされたものだとは理解しているのですが…それを聞いた相談希望者から妙な評判を流されるようなことがあっては愉快ではありません。
とりあえず、今後も同様な費用設定での出張は他地域でも行うのでご興味のある方はお問い合わせください。
日当交通費込みの費用としては、決して高いわけではないはずです。たぶん。
下の写真は、その無料相談で現地調査に赴いた山林からの帰路。今回の現地調査は調査対象林地が広いらしく、画角をどう取っても調査対象地が入ってしまう可能性が高い…ということで現地の写真は掲載できません。久しぶりに車で行けないところまで行った、ということにはなっています。
で、この道。
県道ですが何か?
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