明日の大阪出張:旅程膨張(の、可能性)に関する件
9年目第10次となりました開廷表調査は4週間のうち1週間を終えました。地裁・高裁の労働関係通常訴訟はなにやら減少気味、簡裁ではこの1週間に計3件ということで引き続き横ばいというのはここ数年の傾向どおりといった感じです。
さて、今月上旬にご依頼をお受けしていた案件の資料が徐々にお客さまから送られてきています。
…今月の新件は相続登記が1件・訴状作成が3件、というのはこの事務所でよくあることで、業界団体から最近回ってきた研修の告知にあった『やってみよう!裁判事務』みたいな企画に思わず動きを止めて見入りました。イマサラソレナノカ、と。
不動産登記の受託件数の増やし方の研修がないのはなぜなんだろう、と遠い目をしつつ、明日は4件目になる訴状作成のご依頼をもらうために大阪へ出張です。
そのついで、と言うのもどうかとは思いますが、10月21日・22日も関西地方で交通費を大幅に減額した出張相談が可能になりますのでご案内します。
理由として、以下の経緯がありました。
- お客さまの希望により、出張相談日が土曜日になった
- 同日、JRハイウェイバス名古屋-大阪線は片道1900円の安い運賃設定の座席がすでに満席だった
- 代替手段として近鉄株主優待券の採用を検討したが、1枚1800円程度を要する
- だったらちょっとだけお金を加えて、4100円で土曜日~月曜日に使える近鉄週末フリーパスを買ってしまえば名古屋から大阪まで当然に往復日帰りできる
- さらに近鉄全線で、三日間やりたい放題にできる。やっていいかどうかはさておいて(笑)
まぁ、よくある旅行計画のインフレーションです。
そんなふうにふらふらしているから一向に登記のような(地に足のついた人々が依頼し地に足の付いた諸先生方が受託するような)案件が集まらないのではないか、といった考えは常に頭の隅にありますが…なにしろこのブログを読んで出張相談を検討される方の95%以上は裁判事務のお客さまです。
若干冒険的な方々が依頼し同様な性向の代書人が受託するような、そうした案件。
以上の次第で明日土曜日から22日月曜日まで、近鉄沿線での出張相談の交通費は運賃部分が不要になります。なんらか必要があって有料特急に乗る場合はその部分の負担を求める、という程度の条件で可能になりました。
こうして告知を繰り返すことで一回一回のご依頼を増やそう、という思惑とはちょっと違います。
だったらなぜそうするかと申しますと、閲覧者から数ヶ月程度の期間で分析された際に当事務所では本当にそうした出張相談をやっている、と認識して貰えることは常に有利になることだから、です。
いまのところは裁判事務、特に労働関係中心に出張相談をしているのですが、少しずつ山林の手続きに関する件での出張が期待できるような気がしています。今月はそうした動きもありました。
出張相談の料金は2時間5400円です。相談後に何かの依頼をする必要は一切ありません。逆に相談後にこちらから謝絶にすることは(以下略)
急な話ではありますが、三重~大阪一帯のお客さま方には一つご検討ください。
ひょっとしたら、と思ってしまうことはあるのですが、いっそ「登記だけの依頼ならやらない」と言ったらどうなるのでしょう?不動産登記/法人登記とも、訴訟・非訟・調停手続の併用を必須とする案件のみ受託すると言えたなら…
案外、出張できる範囲が広がるのかもしれません。
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