少しだけ低めなスタンディングデスク、導入の件
この春から、机をスタンディングデスクに替えました。非常に快適に執務しています。
本の執筆作業が続いた冬の間は、立って仕事したくなると台所用のカウンターテーブル(高さ101cm)をLDKから持ってきていたのですが、もうそうした必要はなくなりました。おかげで、一日のうちに何度も立ったり座ったりしながら執務できています。
高さ可変の範囲は65~95cm。ガススプリングでなめらかに無段階に変化します。体重をかけてもしっかり固定され、安い事務用家具にありがちながたつきは皆無です。
天板の裏には高さ変更機構を覆う鋼板が端から端まで実装されており、おそらく天板の上に人間が乗っても大丈夫なはずです。
一般的なPC作業用のものと比べると、最大高さが20cm程度低いかもしれないのですが僕の身長は平均以下なのでこの高さでキーボードがちょうどいい位置にきます。一杯に下げると65cmになるのは一般の机より少し低く、やはりこれくらいのほうがキーボードの打鍵は楽なのです。最大高さ・最低高さいずれも、キーボードに手をそえたとき肘がおおむね直角になっている感じでしょうか。
ずっと使うものではありますので、中古ながら国内一流メーカーのものを手配しました。作りは非常に堅牢で、好感が持てます。キャスターとそのロック機構を持っているため、隣の部屋に移動してそちらの作業卓と高さを合わせれば会議用のテーブルにもなるはずです。
これをディスプレイアームと組み合わせると、さらに便利になります。
座位。
立位。最大高さです。
座位-立位の変換は3秒あればできます。
…よくできた昇降機構をもつスタンディングデスクは、わざわざ電動である必要はまったくないようです。むしろ高さ変更に時間がかかるだけかもしれません。
イ○アの昇降式デスクはハンドル回して高さを変えるのだそうですが、これと比べればなんだか間抜けな感じです。
この国内一流メーカー製スタンディングデスク、中古品ですので取得価格は送料込み1万円を割っています。
メーカーのウェブサイトには代替わりした現行機種が表示されていますが、品物の特徴はだいたい同じです。
ええ、パラマウントベッド社の在宅介護用製品、オーバーベッドテーブルを導入しましたが何か(遠い目)
もともとはベッドで長い時間を過ごす方々のために、ベッドにまたがって設置されるこのテーブル、最大高さが別に健常者の事務作業を想定しているわけではない点を除けばスタンディングデスクへの転用にちょうどいい寸法、そして充分な頑健さだったのです。
商品説明にもありますように『テーブルの縁は、優しい感触の軟質ウレタンのエッジを設け、小物が落下しにくいように、テーブル面より少し高くなっています』ので筆記具が転がり落ちることもありません。実は健常者の事務作業にちょうどいいコンセプトだったりします。
とはいえ基本的には介護用品ですので本体左右にはタオル掛けなどついておりますが本体に収納できますので、使わなければ邪魔になりません(苦笑)
で、同じような特徴を持つ何代か前の機種が(リース上がりかなにかでしょうか)ヤフオクにはときどき数台まとまって出品されます。
タイミングを見計らって買えば送料込み1万円弱でシアワセになれる、というわけです。
以上、身長165cm以下の方には自信ををもっておすすめできる事務用スタンディングデスクの話です。
…ええ、何度も言いますが事務用スタンディングデスクの話です。
別に意識しているわけではありませんが、イケ○の昇降デスクより安価に調達できはるかに頑健で信頼性に優れる製品だと確信しておりますよ(遠い目)
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