ことわりません、夏までは
今日は補助者さまの出勤日。いつものように資料をスキャナにくべながら、いつものようでないことを彼女が言うのです。
-これまでなら受けてない依頼を受けているのではないか、と。
相手側から出てきた準備書面らしきものをスキャンしながら、そう言うのです。
本人訴訟で提訴に踏み切ったものの、少額訴訟を通常訴訟に移行されてなおやる気まんまんらしい…が、準備書面というコトバすら知らないようで主張を書き散らしてある、そんな書面を整理しながら。
今回は会社側で、このどうしようもない労働者への反撃を支援するのが僕の仕事です。
このほか今月は、関係者に一筋縄ではいかない人が…一案件につき必ず複数いる債権回収(こちらは原告側)でのご依頼が二つ入っており、双方とも補助者さまの手を二日以上煩わせるだけの資料をお客さまからお預かりしたところです。
実はさきごろ、車が壊れました。
平成8年登録の軽自動車で、運転席側のドアが開かなくなったのです。ドアノブの先が何かにつながってる気配がなく、鍵がかかったまま解錠されません。
施錠と解錠の機構のどこかに破損が生じておりそれが抵抗になっているのか、キーレスエントリーで解錠するといったんドアノブが上がって2秒後に自動で下がり、僕の乗車を拒否します(笑)
いつもの自動車工場に入庫させたところ、必要な修理が、というより修理可能であることが明らかになりました。社長は心強く言うのです。一部の部品は供給がないけど、それは溶接したりして作って直せる、と。
ただ、(同時に実施した12ヶ月点検で)分解したら左のドライブシャフトブーツが破れてて…
-中略-
しめて18万円ほどの修理代がかかる、と。
承諾して発注した声が震えていなかった自信はありませんが、ともかく補助者さまがこのやりとりを見ています。修理部品のほとんどは、これまでに取り替えていなかった(定期交換部品じゃないよね…ワイパーのアームとか)ものであることも承知しております。
でも、18万円。Nゲージ鉄道模型のレイアウトがまるごと一つ作れそうな金額です。
そんなわけで。
当事務所はしばらくのあいだ、複雑・困難・ほかでたらい回しをくらった(主に本人訴訟関係の)案件を断らないことになるでしょう。
ただ、有料相談の時間をおまけしたりお客さまにやさしい依頼費用上限の設定特約なんかはしばらくのあいだどこかに行ってしまうかもしれませんが(苦笑)
さて、さきほど早速メールが入ってきました。
依頼人本人が当事務所に直接アプローチをするまえに、紹介者と称する誰かが間に挟まって当初はそいつが問い合わせをかけてきた、そんな案件です。
当初の問い合わせは事実関係が本人の告げるところとは違っており(偽った、と決めつける気はありませんが)、こちらとしてはその自称紹介者に対する立腹を隠しもしない、まぁそういった状況ですが。
ええ、断らないつもりです。今日、そう決めました。
厳しいよいろんな意味で、とは言いますがねー(遠い目)
2020.12.12修正
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