出張相談3時間前の寄り道
- 1日目の飲み会。「(それで)サステイナビリティはあるのか」と弟子が言う。
- 2日目の飲み会。「(それで)損することはないのですか」と寄稿先の編集担当者さんがおっしゃる。
- 3日目。寝坊した。
そんな当事務所の事業活動である出張相談の予定が午後に入っている、東京出張3日目。チェックアウトの時間を若干過ぎて、南千住から行動を開始します。
待ち合わせ場所は東京駅。時間は3時間後。お天気は薄曇り…ということで久しぶりに上野の国立博物館にでも寄ろうかな、と思って地下鉄の路線図を眺めます。
気づかなかった終端駅が、近くにありました。
都電荒川線 三ノ輪橋、です。
なるほど、地下鉄なら南千住は三ノ輪の隣の駅で、都電三ノ輪橋は南千住と三ノ輪のあいだにあった…んですね。ならば今日の寄り道はこれで決まり、です。
初めて降りた三ノ輪橋一帯はなかなか味わい深い街でした。長いアーケードのなかに、刀削麺のお店・ふつうの中華料理店・なぜか豚まんを売ってる和菓子屋さん・カレーパンがおいしそうなパン屋さん・1本100円からの焼き鳥屋さん・ポテトコロッケ90円クリームコロッケ100円の揚げ物やさん・イワシの焼いたの3匹100円の魚屋さん・チャーハン170円のお総菜屋さん等々が点在しています。
それに、当事務所の収益性を心配してくれる誰かと昼から沈没できそうな呑み屋さんも。
あとはナンとカレーのお店があれば言うことありません。
迷って迷って選んだのは、カテゴリーとしては昭和風のパン屋さんになるお店です。ガラスケースに品物が並んでおり、商品紹介を書いた赤い短冊が店先にぶらさがっています。
期待に満ちて声をかけた瞬間、言下に「ちょっと待っててください」と言い渡されました(汗)
ずいぶん昭和風な対応だな、
それともアレか、労働審判手続申立書の起案中に依頼する気皆無な住宅購入登記の相見積もりを求められた代書人が知り合いにいたりしないか(僕は彼らと違って売り上げには貢献できるはずだが)、と苦笑しつつみれば店の奥ではドーナツが油の中で、色よく揚がる真っ最中でした。
あ、これはおとなしく納得して、しばし作業終了を待つことにします。ドーナツ美味しそう(笑)
そのお店、とんかつやコロッケを揚げたそばからパンに挟んで売っているのです。コロッケパン130円を一個お願いして、駅まで戻ります。写真では店舗名は一応修正してありますが、別にこのお店がイヤなわけではなく、次行ったらとんかつパンを頼もうと思っているところです。
徒歩圏内の三ノ輪にこれだけ充実した飲食街があるなら、東京への出張では南千住での宿泊をもう少し増やしていいかもしれません。幸せな気分になって電車の一番前の席に座り、前方の景色を楽しむことにしました。
三ノ輪橋から40分ほど、地下鉄に乗り換えられる鬼子母神前まで乗っても都電は一乗車165円です。時間調整を終えて東京駅に戻ると、相談開始25分前になっていました。
2件の飲み会と1件の労働相談を無事終えて、事務所に戻ってきました。
4月も後半です。来週に大阪出張の予定が入りそうで、調整を始めています。
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