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謝らない、という技術(だと思う)

どことは言いませんが、イイ感じの保険会社を知っています。

先ごろようやく仕事を始めることができた、ある裁判外代理のご依頼。損害賠償請求をする方、という立場ですのでお客さまが契約している保険から、僕の着手金が払われるのです。

どんな保険かは申しませんし、どんな特約であるかも申しません(遠い目)

請求額が特約所定の着手金額より低い、ということで保険会社側からすれば、腹に据えかねるところがあったのかもしれません。

最初に受任の意思を通知してから着手金が下りてくるまで、●ヶ月ほどかけていただきました。

…これが人身なら、治ってるか死んでるかするんじゃないのか

そんな事案じゃなくてよかったとは思います。おかげで担当者の態度だけを問題にできます。

おそらくは社員教育の成果だと推測するのですが、とにかく担当者が何をやっても絶対に謝らない、自分の非を認めないのです。

最初に送ればいいよ、と言った書類から追加の書類が発生しても。

送った書類を2週間、未確認で放置しても。

さらに追加の書類が発生しても(愕然)

意味不明な言葉でその追加書類を指定してさらにわけのわからない状態を作っても。

とにかく絶対に非を認めない、指摘されたら謝らずに粛々と訂正のみ行う、それがきっとこの会社の服務規程なんだ…誰かが怒鳴り込むまで、きっと(苦笑)、そう思ってみています。あるいは電話の向こうのあいつはもう人間じゃなくて、AIになってるんじゃないかとも。

そういう会社がつくれるなら、それは労務管理の技術として凄いことだ、と思うのです。

当然、そんな会社に友人知人を入れたいとは思いませんし向こうも思わないでしょうが(笑)

お客さまにもたまーにそうしたアルゴリズムで動いてるらしい人はいますが…そうした方には黙って優しく、特段の配慮はしない報酬単価の請求をお送りしているところです。事案の難易度が高い(正確には、高くする面をお客さまが持っている)から、という判断です。

そんなわけで、こっちも遠慮しなくていいかな、と思える事案の始まりです。

日当が発生する現地確認とかは相手が言うように対応してあげて誠実に交渉に努め、交渉が成立しないなら決然と提訴して、で、通常訴訟で市外の裁判所に通って日当もらって…ってやってもまぁ、遠慮は必要ないか、なにしろ仕事はまじめにやるわけだから♪と。

そんなことを考えているうちに。

逆の側でご依頼をもらってしまいまして…少々苦笑しているところです。原告さんにはもちろん、プロの訴訟代理人がついています。

この書類作成作業を来週から始めるまえに、明日は奈良に泊まってきます。先週に引き続き、弟子の宿題の面倒を見る計画です。近々森林に関して制定されるだろう新法について、それが施行された場合の最悪の展開を考えてみせてくれ、だそうです。

まぁこれは業として行う法律相談にならず、なにしろ弟子の宿題の面倒をみるだけなので司法書士業務ではまったくない、ということで言いたいことを言ってくればいい、ただ、間違ってたら謝って許してもらおう(笑)そんな活動です。

どうせならお天気がよければ、と思っていたのですが、明日は雨かもしれません。議論を白熱させるには悪くないのですが。

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