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2018年2月

業界団体至近の町屋で行う、早春の師弟合宿1泊2日

弟子の宿題、と勝手に呼んでいるプロジェクトがあります。

昨年採用した新弟子が森林経営管理新法にモノ申したいらしく、これを完全手弁当で援護せよ、という案件です。

ただ、彼が言うには「締め切りにはいつも遅れる」そうなのです(苦笑)

このこともあって、2月は2回にわけて奈良に出かけ、弟子との打ち合わせをしてきました。初回は飲酒を兼ねて終電1本前で終わったものの、やっぱりその後の作業の進みが今ひとつ…ということで少し策を練ってみたのです。

一人で泊まっても二人で泊まっても同額6千円の町屋、を奈良市内で発見することができました。例によってじゃらんポイントは2千円分ほどが余っています。

オイ弟子よ、希望するなら合宿可能だからいつもの団地を撤収してこっち来い、ただし風呂はないようだ(意訳。当然ながら直接の提案に際しては、十分な敬意を払っております)、と提案を投げておき、さしあたっては予約を入れたのが出発3日前のこと。

で、2月25日。この宿は近鉄奈良から徒歩圏内です。

 

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前面道路の関係で既存不適格(笑)になりそうな、落ち着いた感じの物件にたどり着きました。

ちなみにこの蔵の中が改装され、男女共用のドミトリーになっているそうです。

さすがに弟子をそうした場所に押し込んで周りの方々に迷惑をかけるわけにもいかず(冗談です)トイレ付き6畳の和室にチェックインを済ませて一本西の表通りにでてみました。

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わかりやすいランドマークが二つあります。

  • 手前、社労士会。
  • 奥、司法書士会。

…宿から徒歩2分圏内のところに、仲良く並んでいます(苦笑)

ちなみにコンビニ・スーパー・銭湯・郵便局・食堂街などなど旅人にとっての重要施設は全部徒歩4分以上かかるところに立地しているのですが、とにかく業界団体には近い宿でした。

弟子が満足しそうな飲める店を徒歩10分圏内で探し終えるうちに、弟子がやってきます。

17時過ぎから議論に入り、20時前に一区切りつきました。さきほど見つけておいたおでん屋に繰り出し、こちらは大満足で飲み終えて…

すでにおわかりの方にはおわかりのとおり、コンビニエンスストアで追加の酒を仕入れて宿に引き上げます。

ただし各々自制して、それぞれ500mlの缶を一つずつ買って帰るにとどめたのですがつまみの選択が不思議です。

なぜか「野菜炒め用生野菜 見切り品20円引き」を選ぶのです。弟子。

無難な乾き物の封を切る僕を横目に弟子、開口一番

「まずい」

と言いつつも生のキャベツやニンジンやタマネギを食べ続ける二人。議論も続き、日付が変わるころにお開きとなりました。

翌日。関西空港へ戻る弟子には駅からリムジンバスで帰るよう助言します。僕はもう少し、お部屋でごろごろしてからチェックアウトすることにしましょう。

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11時まではこの、いい感じの縁側を眺めて過ごすことができるのです。

26日は特に予定は入れていません。2月中旬までの大仕事が晴れて終了したこともあり、ならまちを歩いてから帰るつもりです。

この季節、決まって思うのですが今期もなんとか、無事に司法書士としての開業記念日(3月22日)を迎えられそうです。確定申告の結果が例年通り寒いのは我慢するとして、日向なら、もうコートもいらなくなりました。

旅先の散歩を楽しむには、実にいいタイミングなのです。

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浮御堂から二月堂、東大寺を回って歩けば、今日の歩数は1万6千歩となりました。

合宿先を探すなら

合宿先を探すなら
10時50分発奈良行きの高速バスは、平日より空いています。前日予約できる便を探すほうが難しい京都行きとはえらい違い。

さて、今回の出張は趣向が変わっています。弟子との議論に使えるかどうかわかりませんが、少々気になる宿を取ってみました。カテゴリーとしてはゲストハウスになるはずなんですが、当たれば美味しい物件の気配がするのです。

そんなわけで、今回は合宿場所の調査も兼ねています。

…実は本件、今年いっぱい弟子の活動を支援することになるような気配がしてきたものですから。

謝らない、という技術(だと思う)

どことは言いませんが、イイ感じの保険会社を知っています。

先ごろようやく仕事を始めることができた、ある裁判外代理のご依頼。損害賠償請求をする方、という立場ですのでお客さまが契約している保険から、僕の着手金が払われるのです。

どんな保険かは申しませんし、どんな特約であるかも申しません(遠い目)

請求額が特約所定の着手金額より低い、ということで保険会社側からすれば、腹に据えかねるところがあったのかもしれません。

最初に受任の意思を通知してから着手金が下りてくるまで、●ヶ月ほどかけていただきました。

…これが人身なら、治ってるか死んでるかするんじゃないのか

そんな事案じゃなくてよかったとは思います。おかげで担当者の態度だけを問題にできます。

おそらくは社員教育の成果だと推測するのですが、とにかく担当者が何をやっても絶対に謝らない、自分の非を認めないのです。

最初に送ればいいよ、と言った書類から追加の書類が発生しても。

送った書類を2週間、未確認で放置しても。

さらに追加の書類が発生しても(愕然)

意味不明な言葉でその追加書類を指定してさらにわけのわからない状態を作っても。

とにかく絶対に非を認めない、指摘されたら謝らずに粛々と訂正のみ行う、それがきっとこの会社の服務規程なんだ…誰かが怒鳴り込むまで、きっと(苦笑)、そう思ってみています。あるいは電話の向こうのあいつはもう人間じゃなくて、AIになってるんじゃないかとも。

そういう会社がつくれるなら、それは労務管理の技術として凄いことだ、と思うのです。

当然、そんな会社に友人知人を入れたいとは思いませんし向こうも思わないでしょうが(笑)

お客さまにもたまーにそうしたアルゴリズムで動いてるらしい人はいますが…そうした方には黙って優しく、特段の配慮はしない報酬単価の請求をお送りしているところです。事案の難易度が高い(正確には、高くする面をお客さまが持っている)から、という判断です。

そんなわけで、こっちも遠慮しなくていいかな、と思える事案の始まりです。

日当が発生する現地確認とかは相手が言うように対応してあげて誠実に交渉に努め、交渉が成立しないなら決然と提訴して、で、通常訴訟で市外の裁判所に通って日当もらって…ってやってもまぁ、遠慮は必要ないか、なにしろ仕事はまじめにやるわけだから♪と。

そんなことを考えているうちに。

逆の側でご依頼をもらってしまいまして…少々苦笑しているところです。原告さんにはもちろん、プロの訴訟代理人がついています。

この書類作成作業を来週から始めるまえに、明日は奈良に泊まってきます。先週に引き続き、弟子の宿題の面倒を見る計画です。近々森林に関して制定されるだろう新法について、それが施行された場合の最悪の展開を考えてみせてくれ、だそうです。

まぁこれは業として行う法律相談にならず、なにしろ弟子の宿題の面倒をみるだけなので司法書士業務ではまったくない、ということで言いたいことを言ってくればいい、ただ、間違ってたら謝って許してもらおう(笑)そんな活動です。

どうせならお天気がよければ、と思っていたのですが、明日は雨かもしれません。議論を白熱させるには悪くないのですが。

危ない橋を渡るような心配事と奈良出張追加の件

久しぶりに会った我が弟子は、いたって元気にしておりました。

元気にしていた、ということは僕に面倒ごとが降ってくる、という展開なのです。

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15日は関西本線沿線の街に赴き最終1本前まで元気な弟子につきあい、日付が変わってから奈良まで戻ってきました。

翌16日午前中にに設定した出張相談でこの出張の交通費を補うだけの売上げを上げて、今回の出張の用件は終了です。

15時過ぎのバスで名古屋へ引き揚げることにして、猿沢池から興福寺へやってきました。日向であればコートが要らない、早春の昼下がりです。

境内整備事業継続中だから…というわけではないはずですが、ここのおみくじは100円です。

どことは言わない別の寺、どことは言わない別の神社(それぞれ200円)ではないことに好感して木箱に100円玉を投じて手を入れ、指先に触れた紙片をそっとつまみ出しました。

●●番。ほう、と思わず息をつきます。

…昨年からのプロジェクト、お客さまに付けられたのと重なる番号です。

和歌の部分には、なにやら不安げな言葉が並んでいます。

流れが渦巻くような谷川に丸木橋がかかっていて、それを夕方に渡るような気分がするよ♪と。

なにその不安全行動?まさかそのプロジェクト関連?

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軽くツッコミをかけつつ読み進めると、各論としては(初めは心配があるが)概ね良好ということのようでした。

このおみくじが何かを示唆したかは不明ですが、奈良出張を追加します。

日程は2月24日を中心に2泊程度です。3日目にかぎり、出張相談が可能です。この場合は奈良駅を起点として交通費を計算し、関西一円に対応します。

たまには九州四国山陰山陽から呼んでほしいとか相続登記のご依頼もあったらいいなとか、そうした勝手なことも付け加えておくとしましょう。

もちろん労働紛争労働側、少額の紛争での裁判書類作成の作成に関するご依頼を引き続き歓迎しておりますとも。

ところで、このおみくじ。

  • 相場 売れ 大利益あり

…さて、何を売れというのでしょうね(遠い目)

乗車位置サンカク、で行く奈良出張

一本早い列車に乗れますが、ロングシートです。

乗車位置サンカク、で行く奈良出張

近鉄名古屋駅3番線で13時01分発松阪行きの急行列車を眺めています。乗車位置は○印、1~6番。

後発の宇治山田行きの乗車位置は△印が指示されています。

こちら、一両あたり三ヶ所がプラットホームにマーキングされています。

…転換クロスシートの車両が来る、と(微笑)

松阪行きの出発をにこやかに見送って、期待通りにクロスシートの急行で出発です。

ところでこの車両、名古屋で折り返しの際に自動でシートの向きを転換します。

たまに要領の悪い椅子があるらしく、他のみんなが転換したのに直立していたりします。

乗車位置サンカク、で行く奈良出張

なんとなく微笑ましいものを感じて一枚撮ったあと、背もたれを定位に進めておきました。

久しぶりの奈良出張、設定の件

本題のまえに。

先頃送られてきた業界団体の会報に、なにやら素敵なシールが同封されていました。

これ、貼って使うのか…?少々悩んだ昼下がり。

 

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とりあえずやめておこう、今回送るのは裁判所提出書類だ(苦笑)
そう考えて、もういちどお蔵入りさせると決めました。このシール。

さて、久しぶりのブログです。実は肩をまた痛めてしまったようで、重たい仕事の進行中に追加でキーボードを叩く気になれないまま4週間ほど過ぎてしまいました。その大仕事が晴れて先週終わり、この連休は新しいご依頼(いずれも裁判事務)を二つお受けできることになったところです。

登記?

当事務所はAIに仕事を奪われるのが登記より遅いであろう、非定型的な裁判事務に注力しておりますので(遠ーい目)

もっとも、先頃出た週刊誌にあったようにAIに手伝わせて素人に自分で信託契約書作らせるオンラインサービスを希求するより長生きできそうな気はしています。だってあの発想なら、他事務所だってできるはずだから。

まぁこれが実用化できるなら、登記申請書も自分で…ということになって(以下、自主規制)

お話しを戻します。この週末はもう一つの…これはご依頼とは申しますまい。連絡が入りました。

ちょっと弟子の面倒を見てこようと思うのです。状況がわかっている人にだけ伝わるように要約すると、僕の弟子はなにやら宿題を抱え込んだ様子です。

しからば手伝って進ぜよう、ちゃんと東京へ持って行くんだぞその宿題、ということで(←あ、本人には直接言いませんから周りで笑っててください)2月15・16日、久しぶりに奈良県内へ出張します。完全自腹手弁当の出張ですが、うまい具合にじゃらんポイントがまだ4千ポイントほど残っています。宿泊費はなんとかできそうです。

弟子との予定は夜からなので、2月15日の日中・16日の日中は出張相談への対応余力があります。名古屋-奈良間に加えて、交通費の起算点を奈良駅としたうえで関西一円での出張相談を行うことができますので、ご興味のあるかたはお問い合わせください。

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