年末年始の出張予定が決まりました
さきごろ当事務所の調査で、日本にもサンタクロースが存在しているのを確認しました。
これにより、世の子供たちとの長年にわたるサンタクロース存否確認紛争は終結するものと期待しています。
以下は調査結果の一部です。
登記情報提供サービスの商業・法人の検索結果から、我が国には少なくとも20を超えるサンタクロースが存在していることがあきらかです(キッパリ)
冗談はさておいて、表題の件。12月26・27日に東京への出張を設定します。
いまのところ26日の夜・27日の午後がふさがっているほか、出張相談も一応可能です。
年明け1月12日には大阪までの出張を予定していますが、こちらは11日になるかもしれません。
表題の件は以上です。
以下はちょっとした無駄話と思って聞いてほしいのですが…
ときどき、上記の登記情報提供サービスで遊んでいます。
ほかに思い立って調べたのは、『民事信託の受託者として設立される一般社団法人で、あきらかにそれとわかるものはあるか』です。
ひょっとしたら『信託』という語を含む一般社団法人のなかに、そんなものはないかな、と。
同業者のみなさまにはご存じのとおり、登記情報提供サービスで法人の検索範囲を全国にできるのはキーワードが前方一致または完全一致の指定(上記の例なら、『サンタクロース』のみを商号とするか、サンタクロース派遣サービス、など)をかけた場合のみです。
信託、という語を法人名のどこかに含む法人を探したい、というときは、検索範囲を部分一致にして各県ごとに検索を繰り返す必要があります。
そんな検索を経て、某県で見つけたのです。すでに閉鎖されている登記情報を。
-まさか実際あるわけない、そう思っていたのです-
なぜなら社団法人も世間一般の会社と同様、法人代表者は住所も登記事項になり、それを誰でも見られます。
現時点における民事信託組成の報酬水準からして、「民事信託を設定してるよ」、という情報から『関係者がそれなりに財産持ってるかもしれないよ』という情報を読み取るのはそう難しくないので…
たとえ受託者法人の代表者とはいえそのへんの個人情報は隠すだろ、たとえば『一般社団法人メリクリ』とか(どこかのフリマアプリと間違えられそうですが)、適当に意味不明な名前をつけて注目を浴びないようにしておけばいいのに、と思っていたのです。
とはいえ、発見してしまえば閲覧せずにはいられませんよね。その登記情報(笑)
結果はさらに妙なものでした。どうやら収益物件を信託財産にするつもりで作られたらしいその社団法人、設立からほどなくして清算されています。
さらに隙だらけなその法人、目的欄にその収益物件名まで書いてあります。
当然に検索すれば当然にその物件の住所がわかり、当然に登記情報提供サービスで…こんどは不動産情報がヒットします。
ちょっと不思議な内容になっています。その一般社団法人の清算後に物件が出来て、結局のところ信託のスキームを利用せずにお施主さんが所有を続けている模様。
不思議なことがもう一つ。
その法人の清算人をググったら、同業者さんのお名前がでてきました。
僕らって、そういう立場についていいのかしらん、ということは遠い目をしてつぶやかねばならないんだろうな、と考えています。
以上の内容はあくまでも僕が僕の事務所の業務・ご依頼とは関係なく、サンタクロース存否確認に関する調査に付随しておこなったものであることを申し添えます。
入手できるすべての情報は皆さまにも公開されており、僕はそれを見て皆さまにお伝えしているだけです(遠い目)
ただ…
そのうち、新設された一般社団法人の情報をウォッチして、信託受託者支援業務のダイレクトメールを送ろうと考える人も出てくるかもしれませんね。
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!!!
なんとまぁ、、、、 また勉強させてください。
(なんか怖いので、登記情報は見ておりません)
投稿: 天然●● | 2017年12月26日 (火) 14時23分