『保護されていません』
西区のあの事務所さんはもう、やってる。
長久手のあの事務所さんも、実は導入済み。
当地周辺のご同業の方々にしか通じない表現で申しわけありません。ウェブサイト経由での集客に注力している当事務所にとって、ご両所はいささか気になる存在なのです。
このたびようやく、当事務所ウェブサイトの常時SSL化を決めました。
入力フォームから送信する内容を暗号化できるほか、ドメインの実在性を第三者が証明する、という面で閲覧者の皆さまにも一応の効用がある常時SSL化、僕としてはgoogleでの検索順位向上にちょっとだけ影響するらしいと聞いたことが導入を決めた直接の理由です。
ちなみに本日時点で「司法書士 名古屋市」で検索したところでは、上位30件に表示される司法書士事務所のウェブサイトでリンク先がhttps://で表示されているところは皆無でした。言い換えれば、そんなに重要なことじゃない(笑)
導入に踏み切れたのにはもう一つ理由があります。
6年前から使ってきた判例検索サービスが廃止されることになったのです。さよならL社(苦笑)
月額5千円を投じていたこのサービス、僕は契約が切れる12月で放り出される予定です。
捨てる神あれば拾う神あり、というタイミングでダイレクトメールを送ってきたのが登記情報INTERNETで、ご同業の皆さまにもこの秋に来たDMに心が動いた方が多々おられるようですね。試用のIDの送付までに、いささか時間がかかりました。
ただ、僕はこのDMもいったん放置しました。というより、無料での試用申込だけして一度も使わずに試用期間が過ぎ去った、と(苦笑)
2度目に来たのは電子メールでした。10日以内に申し込んだら●ヶ月間無料、3年契約なら利用料1ヶ月2000円で所定の半額、という文言にようやく申込のファクスを送ったのが3日ほど前のことです。
この差額を充当すれば、一時費用として2万円余&月額費用として3千円が他のなにかに充当できる固定費にできるはずです。
そんな思惑がありまして、年間1600円の維持費がかかるRapid SSLの申込に踏み切ったのがやっぱり3日ほど前のことだったのです。
おととい・昨日と断続的に導入への設定を追い込んだ結果、Microsoft Edgeでは普通の保護されたサイトの表示=鍵のマークがでるところまでは持ち込めたのです。
google chromeでの表示には問題があります。
…へそを曲げた本職が気に入らない来訪者に向けて放ちそうな一言が、よく目に付く場所に記されています。赤字で。保護されていません、と。
ともあれ、12月1日からhttp:/www.daishoyasan.jp/への全アクセスはhttps://へ全部リダイレクトしてしまうつもりです。閲覧中あるいは相談後に閲覧者の皆さまが保護されているかどうかはさておいて、主なブラウザでの表示はだいたい従前通りになりました。
自分でカスタマイズしたCGIが吐くリンク先のなかに絶対パス指定のURLがあり、ここに気づくまでは表示の崩壊した掲示板と戯れておりましたが。
大きな問題が最後に一つ残っています。
いま利用しているアクセス解析サービスが、SSLを利用するサイトには対応していないのです。これの乗り換え先として、月額500円弱のものと650円ほどの2候補に絞り込んであります。
この手のサービスで定番のはずのgoogle analyticsは当サイトでは論外なのです。
訪問者ごとのページ遷移を確認できないため、コンタクトフォームから来られた方がどれだけ真剣にお問い合わせをくださった方かがわかりません。
え、どれだけ保護せずに扱っていいかがわからない、ですって?
- そんな査定はご同業の方も欲しい案件=住宅取得の登記費用の見積依頼を辞退するときにしかしてません(キッパリ)
- 労働紛争やら裁判事務でとにかく無料の回答だけほしい、などという問い合わせには、アクセス解析を確認するまでもなく適切に対応しております(遠い目)
とにかく、まだ固定費増加は受け入れられる、ということで両者いずれか有料アクセス解析サービスを導入する予定です。通常は、僕と僕のウェブサイトのために。
ただ、閲覧ページ数が多いとか滞在時間が長いとか、アクセス解析からちょっとした傾向を見いだして…あるお客さまに対してだけ、いつもより手を長くさしのべることは実際、あるんですがね。
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