来月も、Web担はつらいよ
当事務所ウェブサイトのアクセス減少に耐えられなくなったのは、3週間ほど前のことです。
依頼経路の95%以上がウェブ経由である関係上、アクセスが減るとそれ以上に売上が減る妙なレバレッジ効果があることにも気づかされました。
おそらくは検索上位のページを見る(あまり他のページを探さない)人たちはわりと簡単に上位のページの掲載者に発注を出す傾向があって、検索順位が下がることでアクセスが減ることは、そうした潜在顧客のアクセスを大きく失うことになる、特に登記で。そんな流れがあるのだと考えています。
そんなわけで来月以降、当事務所にだけやってくる冷夏と氷河期の秋を予測してしまって以降、私的な時間のほとんどを割いてウェブサイトのあちらこちらを直したり試したりしてきました。
月曜・火曜にピークを打つのはいつも通りです。今週は3月下旬以来のページビューまでアクセス数を戻してきています。
だからというわけではないはずですが、来週から新しい裁判事務のご依頼を2つお請けすることになりそうです。
少なくとも対処能力はある、まだある、と自分に言い聞かせて。昨晩は補助者さまが差し入れてくれたヱビスビールを一本つけました。
さまざまな作業の過程で、他事務所さんのさまざまなページを拝見しました。
googleで『遺留分減殺請求されたら』というキーワードで上位5位以内にでてくる二つの法律事務所のウェブサイトの記述が妙に似ています(苦笑)
きっとみんな、コンテンツの作成を外注に出してるんでしょうね。リンクを張ろうかと思いましたが、やめておきます。
当事務所の施策も隙だらけだ、と気づきました。
労働者や経営者の一方が、他方と主張や立場が対立したときに労働法などの解釈や労使関係のあり方を求めて相談するのは労働相談というのだと信じ込んでいたのですが、人はこれを「労働問題(の)相談」というのが一般的なようです。
社労士会や労基署が、自分たちのやってる相談を「労働相談」と言ってるのに僕も釣られた、と気づいたのです。
社労士開業、13年10ヶ月を経て、初めて気づいたのです(-_-)
ちなみに、労働相談より多い検索キーワードとしては「労務相談」があるとのこと。当事務所ウェブサイトでは一文字も使ってなかったのですが、さっそく取り入れました。
遅ればせながらgoogleのsearch consoleを使い始めたことで、当事務所ウェブサイトに来た人の検索キーワードだけでなくそれより遙かに多い「来なかったキーワードと、表示回数」を知ることができたのは、遅ればせながらではありますが大進歩になりそうです。
表示回数が上位のページのランキング。
ここにありながらCTRが低い=流入が少ない、つまりもったいないページは、というと?
相続登記の費用のページが、8位にいます。他よりとびっきり低いCTRで。
気づいたのはsearch consoleをあれこれ使えるようになった先週末です(汗)
来月に向けて、流入増大への試行錯誤を始めました。
悪いことばかりではないのかもしれません。
今回問題になったアクセス減少をうけて「あーあ、いっそPPC広告にカネぶっ込んで(登記の費用のページに)アクセス誘導しようかな」と思いかけていたのですが、
表示だけはされています。タダで。
一日平均、167回。
だったらtitleとmeta=descriptionのタグを自分でいじって検索結果への表示を調整すればいい、そう気づきました。
そこは気づけばすぐできることです。気づけば(苦笑)
…ともあれ、当事務所で来月発生予定だった無駄な費用が数万円減りました。
- さしあたっての危機は、たぶん去りました。
- 新たな知見も得ました。
- 課題は残りました。
来月も多少辛くはありますが、Web担として少し強くなれた気がします。
あれ?
僕の職業ってなんだったっけ(遠い目)
そういえば、相続登記が一件上がっています。内業も飽きたことだし、ここ2週間ほど右腕に妙な引きつりを感じます(頸肩腕傷害、ってやつかもしれません)。
午後からは車検が終わった車の引き取りのついでに、法務局へ寄ってくるとしましょう。
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