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素敵な年末年始の経過に関する件

12月31日(平成28年最後の相談希望に関する件)

前日まででお客さま方への対応は終わり、今日から(ええ、まさに12月31日から、複数日程で)大掃除だ、と意気込んでビニール手袋に手を通したら。

…電話が鳴りました。見たこともない、携帯の番号です。

少々迷って、電話に出ます。この時期の電話であることを丁寧に詫びられたその方は、「○○さんからの紹介で」とおっしゃる。

…無視しなくてよかった(苦笑)

ただ、登記のご依頼だった紹介元のお客さまとは違って民事紛争関係のご相談です。

しかも、請求額140万円超え

隣の部屋に蓄積した掃除道具を見やりながら、15分ほどでクロージングに入ります。

これは残念だが司法書士が回答できる範囲を超えている、と。テレビ電話でなくてよかった、というような表情を浮かべていたかもしれませんが。

ただ、年明けまでしばらく状況は動かないだろうからその間を使って民事調停の制度について調べてみるといい、あれは●●側でも利用でき順当な案が出せるなら云々、とも付け加えました。

で、もし自分でその手続きを採用しようと思い、さらにその主張と提案の内容を自分であらかた決めたならこの事務所でも申立書作成のご依頼を受けることができる、と。

最近当事務所では、裁判事務をご依頼希望のお客さまにかなり厳しくあたっている自覚があります。上記のように

  1. 選択を希望する手続き
  2. その手続きで行う主張の骨子

を自分で決めていない方には相談の設定すらしない、いったん打ち切る、ということでコンプライアンスを優先して何か大事なものを失ってる気はしますが…他団体による言葉狩りに注意、なんてお達しが業界団体から回ってくるよなご時世です。相談者がこの電話、録音してる可能性だって当然想定しておかねばなりません。

今年最後の相談ご希望は労働紛争以外の裁判事務という記録だけ残して終了し、LDKのワックスはがしを始めるうちに日が暮れてきました。

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1月1日(平成29年最初の相談希望に関する件)

 補助者さまがお餅を置いていってくれた。

  1.  一部を常温で保存した。
  2.  4日後、最初のカビを発見した。
  3.  5日後の元日、安心して食べた。

という記事をこの日に書こうとしたのですが、説明に若干の不足があるようです。

2項と3項とのあいだに、

  • 大企業が作る、いつまで経ってもカビないような怪しい餅と違って本当に手作りのものであることがわかった。さすが補助者さまのセレクトだ、と安心した。

という文章を入れておかないとなにやら妙なことになりかねません。さすがにこれでブログの炎上はないでしょうが。

で、嬉々としてカビ削りにいそしんでいた元日の朝。

…電話の着信が複数回、あったのに気づきました。

見たこともない、携帯の番号です。
(朝は電話の着信音が鳴らないようにしてあるのです)

手持ちの常識では、元日に電話で新規のご依頼なんかない、ということになっています。

昨年本当にそれをやった経営者(しかも従前、依頼歴あり)に即決で出入禁止を言い渡した実績もあります。

ここは少々悩んで、コールバックすると決めました。きわめて珍しい、というより、平成28年の1年間で初見の着信記録に自分からコールバックした実績が皆無です。

まぁ、なにしろ元日です。ひょっとしたら、既存のお客さまか私的な行き来のある方からの緊急の連絡、かもしれません。

たとえば、たまたま出かけた海外旅行で乗った船が座礁していま総員退船の指示がでたところだから相続登記の準備しておいて、とか、そのくらいの緊急度ならこっちから電話して話してもいい(冗談)

当事務所では登記・FP業務のお客さまは052-の固定電話に、労働紛争・裁判事務のお客さまは050-のIP電話に着信を振り分けてあります。着信は固定電話のほうにあったので、

これで登記のご依頼だったら今年いっぱい幸せに暮らせるな

などと密かに思ってかけたらば。

  • 労働紛争労働側で、相談希望

とのこと。

後のメールで一応、元日に電話する無礼を詫びてきたこの相談者に折り返しました。

以下、僕の発信の原文です。

  •  ご自覚はあるようですが、元日の朝9時前に稼働している士業の事務所はないと思います。
  •  相談前から担当者に悪印象を与えるようなことは、他事務所でもしないほうがよいでしょう。

これだけ言って食い下がってくるようならなかなかのお客さま…だったかもしれませんが、あっさり通信途絶となりました。

僕や補助者さまがしばしば批判的に用いる「安くて・早くて・簡単な」展開や対応を求めるタイプの方だったのでしょうね。

彼が次の三連休、朝9時前に他事務所に電話しないことを祈ります(祈るだけです)

ただ、法令実務に精通し人格識見に秀で受託余力を十分に残し費用低廉で実績豊富な士業の事務所が元日(しかも日曜日)の8時47分に普通に稼働していて一発で相談予約の電話が通じたら、それは怪談かファンタジー、でなければcool japanを象徴するアニメ映画になり得ると僕は思います。

そんな時間に電話が通じるのは、サービスするほどの家族を持たず実家に帰省するカネもヒマもなく人並みにゆっくり過ごすこともできずやり残した作業が待ち行列を作っている…そんなどうしようもない事務所である公算が高いとは、考えなかったのでしょうか。この人は?

もちろん当事務所は上記のようなどうしようもない事務所ではないと考えています(遠い目)

2017年、輝く事務所を目指して…ワックスがけはこの日、第1回目に入りました。

 

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1月2日(筋肉痛のピークに関する件)

まさか正月三が日を、筋肉痛まみれで過ごすことになるとは思ってもみませんでした。

そう、一般家庭で「ワックスをはがす」「ワックスをかける」作業は要するにしゃがんでるか這ってるかする作業なんで、足に妙な負担を強いるのです。

まともに歩けず、立つか座るかするごとに

「うお」

声を出さずにはいられない状態が朝から晩まで続いたこの日、よりによってワックスが切れました。

仕方がないので自転車で買い出しに出かけます。

ひょっとしたら車ででかけたらよかったのではないか、と気づいたのはひとしきり買い物を終えて、うめきながらサドルをまたいだその時です。

この日、ワックスがけ2回目が始まりました。事務所はともかく、事務所の床は輝きをとりもどしてきています。

1月3日(ラスボスと対峙した気分に関する件)

大掃除4日目。いまがいつなのかはあまり考えないことにします。ラジオで「あけましておめでとうございます」とか言ってる奴が多いがなぜだろうな、という程度に。

とはいえ本日までで1年の1%強を割くことになった今回の大掃除、手待ち時間が発生する他の作業をいくつか平行して進めています。前半の日程では動きの悪いPCを初期化しながら窓のカビの駆除、さらにワックスはがし、とか。

後半の日程では防カビ洗剤の使用をやめて(もう少し経営状況が悪くなったら塩素系洗剤と○○を混ぜてお掃除に見せかけた●●を試みようか、というのはよくある冗談です)、和室ではセスキ炭酸ソーダを、浴室ではクエン酸を使って楽しもうという趣向なのです。

和室には隣のLDKから、ガステーブルを持ってきました。導入1年になるこのガステーブル、魚焼きグリルを毎日のように使っていたのです。

汚れているのはグリル内の天井から側面三方なので、まずひっくり返して中を見たら。

焼き付いた油汚れ1年分で、全面がコーティングされています(愕然)

せいぜい午後の数時間、セスキ炭酸ソーダ水溶液でパックすれば汚れなんか取れるだろうさ、という考えが甘かったことに気づいたのは当日18時過ぎのこと。

この日はガステーブルの運用を止めて、お弁当を買いに出ることにしました。浴室の水垢と同じように、水溶液とキッチンペーパーで一晩パックして様子をみます。

…この日でワックスがけは終了。筋肉痛が少し治ってきた状態で、一番手強い敵と巡り会ってしまった気がしたのです。浴室では1年物の金属石けんが、クエン酸による処理を待っています。

1月4日(年末年始の休みを取ろうか検討開始の件)

当事務所のまわりの工場は、世間と少し違うカレンダーで動いています。この日も軒並み休業中、ということで周りはいたって静か。

役所が動き出していることはあまり考えずに、まずは新しいセスキ炭酸ソーダ水溶液をレンジで温める作業に入りましょう。

今日も大掃除ですが、何か?

そんな僕をとがめるかのように、IP電話の着信。

…電話が鳴りました。見たこともない、携帯の番号です。

おそらくは労働紛争、労働側。

「ウェブサイトをみて、ちょっと聞きたいと思ったんですが」

…これは15秒でクロージングに入っていいパターンです。

「電話ですぐには相談はできないんですが」

そうですか、と言ってくるところまで、まさにセオリー通りです。この方も安くて早くて簡単な展開を…きっとどの事務所でもありもしない展開をご希望のようです。無料相談がどれだけいいかはわかりませんが、他の相談先を探してもらいましょう。

結局夕方までかかってガステーブルの、しかもグリルの中だけをひたすらこすって過ごすあいだに、送信フォームからのお尋ねも入ってきました。経営側からの労働相談と、不動産登記。おそらくいずれも受託せず、となる内容ですが、ここ一週間で特定の分野に偏らずに問い合わせが入っているのはいい傾向です。

1年分の汚れを取り去ったガステーブルをまた設置して、夕食をとれたのは21時。

普段より熱心に働き、普段より夕食も遅い気がします。

次の三連休、1日くらいなら休んでもいいのではないか、という気もしています。

正月をいつでも取れるようにするフレックス正月とかできないもんでしょうか?


 

さて、このブログを定期的にチェックしてくださっている皆さま(で、どうしようもない苦情や言葉狩りやパクリのネタとしてご覧になっているわけではない皆さま)、明けましておめでとうございます。

諸般の事情により、当事務所では新年の開始が遅れたようで(遠い目)

お客さまの皆さまには、今年が実りある一年でありますように。元日にいきなり電話かけてきたりしない限り、引き続きお役に立てるサービスの提供をお約束します(笑)

こちらは辛い一年になるだろう、と思っています。

この事務所の重要な依頼誘致手段であるウェブやブログに対する業界団体・他団体からの規制や匿名のわけのわからない苦情、他サイトでの無断引用、はてはウェブ媒体全体に関する信用の低下は自分だけではどうにもならない状況にきています。

残念ながら、というべきでしょうか。一緒に戦いたいと思えるお客さまより他事務所をおすすめしたい来訪者の方が、人数では目立ってしまうようです。スマートフォンでのウェブの閲覧を一部制限して、PCだけで見られるように退行させたほうがいいのかもしれません。

登記のご依頼が増えているのは救いではあるものの、これは「普通の事務所」に近づくことを意味しています。出張もしなければ労働紛争なんてやらなくていい、そんな事務所になる…とは思いませんが、僕の残りの就労可能年数に照らして考えればこれは結構な誘惑です。

世の中全体も、どうやらよくない方向に行ってるように思えてなりません。などと言いながら自分が持ってる変額保険は世界株式型の特別勘定に資金を集中投入しておりますが、これは春から夏までにいったん手じまった方がようさそうに思えます。

こんなときには大仰な理想を語るより、短期で目標を立てましょう。

  • 春までに、補助者さまをお食事に誘うこと。昨年秋の誕生日の分として(笑)

あと、

  • 「夏までにやせる」(女性週刊誌かよ)
  • 「業界平均の4分の1の登記事件数を受託する」(3分の1を超えたらきっと過労で…)

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