零細代書人、立つ(または、作業体位変更試験開始の件)
賛否両論あるようですが、デスクワークを立ってやったほうがいい、という考え方があります。先月NHKでそんな番組が放送され、思わず見入りました。
この事務所では外に出ていなければもちろん座り仕事が中心。
もし座りっぱなしが本当に体に悪い場合、なにか手を打った方がいいはずです。
もしそうでない場合…でも多少立ち仕事が増えるだけなら来月死んだりはしないはずです。
そんなわけで。僕も立って仕事することを試してみようと思ったのです。
…そう、僕はいま、立ち上がったのです(大げさな)
さて、まずは道具を探します。
立ってタイピングをするには、僕の場合はだいたい床面から100cm程度の高さの何かがあればいい。数年前に買った、LDK用のカウンターがちょうどいい高さです。
これを普段キーボードを置いているテーブルの手前に置いて、ディスプレイはそのままなのですが画面の仰角を上向きに調整します。顔との距離が離れているので、立ってディスプレイを見ても首が下に折れる感じはありません。
作業風景(補助者さまの視線の位置と高さから撮影)
もう3日ほど、昼間はこれで仕事をしています。疲れたら隣の部屋で少し座り、また仕事に戻る、と。
案外悪くない印象があります。
20~25歳のころまでに経験した立ち仕事(工場内でのライン作業や警備員、運送会社のプラットホームなど)はなにやら愉快なものでなかった記憶があるのですが、あれは作業や休憩時間が固定されていて逃げられない、という圧迫感によるものが大きかったのだと感じさせられました。ちなみに運送会社のプラットフォームでは、青と白のしましまシャツを着てました(もともと誰にも辛い職場だった、ということかもしれません)
そう、鶴舞の図書館で、開架の本を読んでいるときには一日立ち読みでも大丈夫だったりします。
僕のほうはこれをしばらく試すとして、補助者さまには決しておすすめできないだろう、という自覚があります。
…彼女はしばしば、事務用の椅子に正座して執務しておられます(愕然)
僕のほうも、小刻みに姿勢を変えながら仕事を進めています。
たとえばこれで、だらけているつもりです。
ふくらはぎから下はこれで気持ちいいのですが、これを大人数のオフィスでやったら毎日誰かが足引っかけて転倒、労働者は不安全行動を指摘され会社は安全配慮義務違反を問われる…ようなことにはならない、はずです。
うまく行くようなら(そして、ご依頼が増えるようなら)高さ可変の机を導入するとしましょうか。
しばしば正座して執務する補助者さまの椅子もそろそろ替えたいのですが…
いったいどんな椅子を導入したらいいのか見当もつきません(苦笑)
だから二人で立っていよう、といえるように布石を打ってるわけではありませんが。
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