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2016年12月

今年の電話受付を終了しました

…が、仕事は残っています(苦笑)

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本年最後の訪問相談は、ありがたいことに不動産登記のお客さまになりました。相談後に立ち寄った神社にはもう、門松が飾ってあります。

…残した作業を脳内でリストアップし、わけもなく焦ります。

今年の終わりが何時間か遅れますように、と勝手な願いを捧げて柏手を打ちました。

午後に入って本年最後の来所相談は、相続対策とふるさと納税(クレジットカード不要で本年中に納金できる取り扱いサイトと自治体を探せ、とまぁそんな感じ。ですので税務相談ではありません♪)、今年のお客さまへの対応はおしまいにしましょう。本年最後の電話相談は労働相談で、こちらは昨晩終わっています。

先週初めまで、12月最終週の予定は全くなかったはずなのに(苦笑)。

そんなわけで、どうやら明日と正月三が日は床用クリーナーとワックスと…あとはカビハイターとセスキ炭酸ソーダにまみれて過ごすことになりそうです。

電話の受付も今日からお休みにします。初めての方からの受付は来週いっぱい休止して、メールの対応のみ平常通りにおこないながら…1月第1週は大掃除に専念するとしましょうか。整理したい紙の資料やデータファイルも溜まってきています。ひょっとしたら1週間でもやりきれない、かもしれません。

これらの作業に手をつける前に。

または後、かもしれません。

年内にやっちゃうから、と言ってしまった裁判書類作成が実は二つ、残っています。

これまでとは、たぶん違う年末

いつになく早く、目覚めた。

今年買ったタブレットPCが、見たこともないエラーを吐いた(汗)

そんなクリスマスの朝。しばらくのあいだ客先にこいつをもって相談に行くのはやめておこう、と思います。三連休の三日目は、商業登記のお客さま方に訪問予定が入っています。

この三連休、相続・財産分与・財産分与・相続・役員変更と登記のお客さまにお会いする予定だけが入りました。

…裁判事務、わけても労働紛争のご相談が徐々に減り、登記のご依頼がこれに替わってきています。こういうときには『登記の仕事やってます』と言い続けるともうしばらくの間ご依頼は増えるのが不思議なんですが、ウェブの世界ではそんなふうになっています。

いっそ2月の相続登記の名刺広告、ウチも出そうかな(冗談)

そうしたご依頼が入ってきた今月末、出さねばならない登記は相続1件財産分与1件役員変更1件、まじめにやれば僕でも1日で終わると高をくくってはいけなさそうです。

不動産の2件は関東と関西の法務局へ郵送、つまり火曜日午後が締め切りです(汗)

念のため昨年同時期の記事をみたところ、労働関係の裁判書類作成をいくつか抱えてふうふう言ってたようなんですが…

本当にこの分野の仕事、減りました。ただ、おそらく1年程度の混乱期を経て復調すると思っています。

そう考える理由です。

ようやく話題になってきたコンテンツマーケティングの暗部=素人ライターの大量動員によるどうしようもないコンテンツの量産と、そうしたゴミコンテンツを使ったアフィリエイトや士業の事務所の広告誘致目的のウェブサイトの増加にささやかな歯止めがかかりそうだからです。

話題になったところでは健康・医療情報のウェブサイトがいくつか公開停止に追い込まれましたが、同じようにゴミコンテンツをばらまくウェブサイトは労働法・労働紛争の分野にも複数存在しています。

今年はそうしたサイトがさらに増えて、相対的にはましな(方だと思う。少なくとも、20万円の未払い賃金請求に最低着手金10万円要求するようなマネはしない)はずの当事務所に人がたどり着きにくくなった→この分野の依頼を100%ウェブ経由とする当事務所への相談・依頼が減った、というのがおそらく今年下半期の労働関係のご依頼減少を説明するはずだ、と考えています。

端的に言うと、ウェブサイト閲覧者にとって『落とし穴のある分かれ道が増えた』と。

ただ、大手のパクリサイトがいくつか止まっただけでは状況はかえって悪くなります。

たとえは悪いでしょうが場末の歓楽街と同じようなもので、順法精神のいくらか高めなところが遠慮してもアウトローな連中はこれまで通り無秩序に振る舞うだけだから、です。むしろ短期では、アウトローな連中が勢力を伸ばせるでしょう。

ちなみに、労働・相続・交通事故・離婚などの情報を提供して士業の事務所の広告出稿を募るウェブサイトのいくつかは、上記の『アウトローな』傾向を持っています。当ブログをごらんの同業者の皆さまには、妙なサイトに広告を出しておられないとよいのですが。

パクりやパクリサイトのパクリで作ったウェブサイトに、いいも悪いもわからない事務所が広告を出し、同じくいい悪いがわからない相談者が無料相談を求めて集まり、あとはどうにかされる…そうした過程をかすめてたまに生き残った方がここへ来る、いまはそういう時代です(笑)

残念ですがそうしたサイトは『情報がよさそうならパクる・よくなくても(なにが悪いかわからないので)見つけたらパクる』というルールで動いているため、一つの事務所がウェブの世界で対抗する術がほぼありません。当事務所のサイトもどこかのゴミサイトも、閲覧者からみれば選択肢の一つとして両立することができるだけです。

ただ、どうしようもない、とは言い切れないようです。

今月に入っていくつかの雑誌に、こうしたゴミコンテンツの提供、あるいはSNSやスマートフォンへの依存について問題提起する記事が出てくるようになってきました。

情報提供型のウェブサイトのいくつかは怪しいものだ、という認識がもう少し広まるなら、少しはご依頼も復調するだろうな、と考えてのんびりと、完成がいつになるかわからない新コンテンツを作っています。

この冬休みは登記の仕事が終わったら、労働分野のコンテンツ増強より棚の耐震化工事と床のワックスがけを優先したいのです。

…で、帰省はコンテンツ増強の後、でしょうか。来年のお盆くらいには帰れるかもしれません。

東京で買う他県の土産

東京で買う他県の土産
人がいる。
人ならざる者もいる。
黄昏の銀座、一丁目駅。

名護親方が『島人ぬ宝』をBGMに客を引く沖縄県アンテナショップをパスして、隣の高知県のアンテナショップにやってきました。
ここで補助者さまへのお土産を仕入れて、今回の出張全日程は終了です。

そのまま東京駅まで歩いて、東京17時30分発の新東名スーパーライナーで帰ります。満席になる、と見切って早売3で予約を入れてしまい、でも昨日までは様子を見ていたのですが今日夕方発の各便は、早売の運賃では誰かの隣になることが避けられない様子です。少し早い便の普通運賃なら二列並んだ空席もあったのですが、そのために今日のお土産代を超える差額を出すかと言われたら…それはちょっと(苦笑)

新橋〜有楽町のあたりにはいくつかの道県がアンテナショップを出しています。時にはなにか変わった調味料や飲み物を自分のために買って帰るのですが、そうした買い物は昨日のうちに済ませることができました。

ほうとう(山梨県の郷土食。ただ、実家がある静岡県東部でも学校給食に出てきました)用の乾麺を手に入れたのです。
昨晩泊まった街の、西友食品売り場で。

中央道高速バス山梨県内の休憩場所で買う生麺より数十円安いこの乾麺が僕用の土産なんですが…

単に晩御飯の材料を妥当な価格で買って帰る、というだけの話になりかけていることに気づきます。

どちらでもいいことにしましょう。肝心なのはこの出張があと一回設定できる、ということです。

うまいもんだよ、カボチャのほうとう(遠い目)

今年も/お世話に/なりました( 遠い目)

今年も/お世話に/なりました(<br />
 遠い目)
今年も/お世話に/なりました(<br />
 遠い目)
おそらくは本年最後の登記申請提出となるであろう監督官庁に、ちょっとカメラを向けてみた。


笑顔検知で自動撮影するはずのシャッターが、作動した。

…官に転んだ気がして携帯電話をそっとしまった、冬の朝。

今日から、東京出張です。

予定が一つ減ったため、出発を10時33分栄発の中央ライナーに繰り下げることができました。

朝一番で市税事務所に行って証明書をとり、基幹バスで市役所まで動き(地下鉄との乗り継ぎ割引が使えるからです)登記申請書にくっつけて提出したら…

好天の中央道が待ってます(^0^)/


冬枯れの街を離れたところで、今回のお客さまをご紹介いただいた先生からメールが入ってきました。

もう一件、登記の見積もりを、と。

年送りにはちょっと早い、ということでしょうか。ともあれ、大変ありがたいことです。

裁判事務だとこの時期やることは大抵、来年への対応なので…
今年もほぼ終わったつもりで、長めの出張入れちゃったんですが(遠い目)

東京出張の日程が決まりました

東北やら北関東からちょっとしたお問い合わせはあるものの、なかなか出張実行とはなりません。思い切り走れない、そんな師走です。

さて、つぎの東京出張は2泊となりました。滞在は12月14日から16日なのですが、宿泊費を出していただいたお客さまの用事で14・15日の夕方までがふさがっています。12月16日午後のみ国会図書館周辺で出張相談の余力を残している、そんな出張になりそうです。

夜間は12月15日、ちょっと珍しいところで立川または八王子で対応可能となっています。宿泊場所の都合でそうなりました。来月もう一回、このタイプの出張を設定します。

今回は名古屋-東京往復の概算交通費を1万5千円としてお客さまから受けとり、この範囲であれば何をやっても行程を任意に設定できる、というお約束です。12月15日午後の指定日時に指定場所で指定人物と会って指定手続きをなせばよい、と。
さらに別のお客さまが、14日の予定と宿泊費負担を追加されました。

…あと、相談料現物支給の会食も。

さてこの1万5千円で東京往復する件、片道を新幹線(ぷらっとこだまフリープラン)、片道を東名ハイウェイバス早売1運賃適用時で名古屋駅-東京駅間の交通費をだいたい1万2千円にすることができます。周辺地域への行動費を確保しても1万5千円はわりと現実的だったりします。

…あくまでも、「この事務所では」現実的だ、というだけの話ですが。

宿が安ければ前泊あるいは後泊も可能です。往復とも東名ハイウェイバス早売1ならだいたい5千円程度までを宿泊費に割くことができます。

受け取った瞬間に誰が開封し中身を確認するかわからなくなる本人限定受取郵便で登記の本人確認やりました、と言うよりはましだろう、ということで東京~関西だったらこうした直接面談によって登記の受託を進めてよかろう、と思っているところです。

ただ、別の可能性も考えてはあります。

登記原因証明情報(たとえば、財産分与契約書なり贈与契約書なり)と僕宛ての登記申請委任状がそれぞれ公正証書で作ってあるならば、この場合には面談省略可とする、という扱いも示してはいるのですが委任状公正証書作ってきたら、と言った瞬間にお客さまは他事務所を探しはじめます(笑)

そんなこともあって今後も決して多くはならないだろう登記での出張、来年は少しだけ増やしたいと考えているところです。当事者の一方が名古屋に、他方が県外にいらっしゃるような事案のほか、土日・夜間対応する事務所が近くにない(ので、登記本体の費用に交通費を加えた総額がそう多くないなら僕を呼んでしまう)、というパターンでの受託もありそうな気がしています。

零細代書人、立つ(または、作業体位変更試験開始の件)

賛否両論あるようですが、デスクワークを立ってやったほうがいい、という考え方があります。先月NHKでそんな番組が放送され、思わず見入りました。

この事務所では外に出ていなければもちろん座り仕事が中心。
もし座りっぱなしが本当に体に悪い場合、なにか手を打った方がいいはずです。

もしそうでない場合…でも多少立ち仕事が増えるだけなら来月死んだりはしないはずです。

そんなわけで。僕も立って仕事することを試してみようと思ったのです。

…そう、僕はいま、立ち上がったのです(大げさな)

さて、まずは道具を探します。

立ってタイピングをするには、僕の場合はだいたい床面から100cm程度の高さの何かがあればいい。数年前に買った、LDK用のカウンターがちょうどいい高さです。

これを普段キーボードを置いているテーブルの手前に置いて、ディスプレイはそのままなのですが画面の仰角を上向きに調整します。顔との距離が離れているので、立ってディスプレイを見ても首が下に折れる感じはありません。

作業風景(補助者さまの視線の位置と高さから撮影)

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もう3日ほど、昼間はこれで仕事をしています。疲れたら隣の部屋で少し座り、また仕事に戻る、と。

案外悪くない印象があります。

20~25歳のころまでに経験した立ち仕事(工場内でのライン作業や警備員、運送会社のプラットホームなど)はなにやら愉快なものでなかった記憶があるのですが、あれは作業や休憩時間が固定されていて逃げられない、という圧迫感によるものが大きかったのだと感じさせられました。ちなみに運送会社のプラットフォームでは、青と白のしましまシャツを着てました(もともと誰にも辛い職場だった、ということかもしれません)

そう、鶴舞の図書館で、開架の本を読んでいるときには一日立ち読みでも大丈夫だったりします。

僕のほうはこれをしばらく試すとして、補助者さまには決しておすすめできないだろう、という自覚があります。

…彼女はしばしば、事務用の椅子に正座して執務しておられます(愕然)

僕のほうも、小刻みに姿勢を変えながら仕事を進めています。

たとえばこれで、だらけているつもりです。

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ふくらはぎから下はこれで気持ちいいのですが、これを大人数のオフィスでやったら毎日誰かが足引っかけて転倒、労働者は不安全行動を指摘され会社は安全配慮義務違反を問われる…ようなことにはならない、はずです。

うまく行くようなら(そして、ご依頼が増えるようなら)高さ可変の机を導入するとしましょうか。

しばしば正座して執務する補助者さまの椅子もそろそろ替えたいのですが…

いったいどんな椅子を導入したらいいのか見当もつきません(苦笑)
だから二人で立っていよう、といえるように布石を打ってるわけではありませんが。

12月の出張と出張日の設定について

ずいぶん日が短くなってきました。

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車窓が見えなくなるのが早まって、特に東京方面からの帰りのバスでなんだか損したような気がする季節です。

そんな季節でもどこかには行きたい、ということで今月の出張の話です。

まず東京へは12月15日に出張することが決まりました。前後に1日滞在を延ばすように調整しており、延長日のほうで出張相談が可能です。

関西方面へは、出張を設定することにしました。

12月分は12月18または19日がこれにあたりますが、これは出張を要するご依頼がなければ出張そのものを実施しません。この日に名古屋-大阪間でご依頼への対応にあたる場合、出張予定がもとからあったものとみなして交通費等を減額するものです。

言ってみればオンデマンドな出張日程の提示ということで、来年いっぱいこれを毎月設定して様子を見ようと思っています。

その地域からのご依頼がある→出張がきまる→日程を公表する→ほかのご依頼も来る、というのが名古屋以外の遠隔地からご依頼があつまるパターンなんですが、自腹でも書見や調査に出る必要がある東京以外では安定的に機能しません。主なご依頼がなくなると他のご依頼もなくなる、ということになります。

先月は関西まで相続登記のご依頼で出かけたことがあり、ここをなんとかすべきだ、と思えてきたのです。

さりとて用もないのに大阪まで毎月行ったら…

あ、それもいいかもしれません。繁昌亭で昼席を聞いて帰ってくる、なんて結構幸せな気がします。行きつけのランチのお店とその候補が激しく増えそうです(笑)

冗談はさておいて。ご依頼がない場合は実施しないことを明らかにしておけば誰も裏切ることにはならないので、関西方面へは出張日だけ毎月少なくとも1回を設定して様子をみることにしました。

一応は対応地域を大阪駅までの東海道本線・関西本線・近鉄大阪線沿線として、設定日にこの路線上の各駅で面談等をおこなう場合は交通費を減額または無料にするつもりです。設定日の日程に連続する大阪以西への出張のご依頼があった場合、交通費の起算点を大阪駅としましょう。

前回の関西出張では高速バスが使えない時刻と場所への訪問希望をいただいてしまったところ、今後も指定の場所や時刻等への対応が難しい場合は増額する交通費を申し受ける、ということになります。

だいたい日中午後が、交通費が増額されにくい時間帯になります。どこでもご希望の多い平日夜間や土曜日午前中、などは必ず増額が発生します。

仮に、お請けするのが出張相談一件だけでも大損はしないはずなのです。いま名古屋-大阪間のJRハイウェイバスは早売1の運賃で片道1900円。

…相談料金一件分で、一応は交通費を補えます。昼食代までは無理(苦笑)

というわけで、どちらかというと労働相談よりそれ以外のご依頼を受けたい思惑をもってする関西方面オンデマンド出張、また来年の今頃に成果を総括してみたいと考えています。

ちょっとした思惑を込めて受託した無償リファレンス業務に関する件

昨日の東京出張では、別にもう一つ用事がありました。国会図書館での書見ですが、本人訴訟遂行中のお客さまからのお尋ねによるものです。

守秘義務に反しない範囲で説明すると『ある事業者にその監督官庁が出した行政処分の内容を知りたい』と。

その事業者、士業ではありませんよ。ならもっと簡単です(笑)

さて、調査を準備してみます。

まず、だいたいの違反発生時期と事業者名はわかっています。有料サービスとして提供されている(当事務所ではオンラインで、大規模図書館では無料で使える)一般の新聞記事全文検索データベースで事業者名をあたってみます。

…該当なし。

業界紙がある、とお客さまに言われたので、所蔵を検索してみます。

ありました。最寄りでは、大阪府立図書館に(爆)

もう一件、これは期待通りに国会図書館に所蔵されています。愛知県内には所蔵なし。

問題は、業界紙だからといって行政処分が公表されているとは限らない点です。士業と違って、業界団体が出している業界紙ではないのです。

ただ、仮にご所望の記事が見つかった場合、いま進めている訴訟でひどく有利になるだろう、とのことです。どうしましょう?

一見のお客さまならさっさと撤退、または作業時間制で料金計算して1時間あたり3千円、といった感じにすべきです。対応可能な料金制度は設けておりますが、これで3万円ポンと投げてくれる方がいたらそれはちょっとした豪傑と言わねばなりません。

そうした方には、2年にお一人くらいしか出会えません。

ですがこの二人のお客さま、この一年にわたって相談継続中です。相談料だけで●万円に達していますし、そろそろちょっとした便宜をはかってもいい時期ではあります。

そんなわけで、成功した場合の見返りのみ提示してこの作業をお受けすることにしました。

東京滞在、1日目。

国会図書館でも普段訪れない新館4階が、新聞とその縮刷版の資料室です。まずその業界紙1年分の縮刷版を出してもらいました。

午後の3時間かけて、1年分の検討が終わらないことに気づきました(愕然)

ただ、毎月の行政処分の発表は地方版の記事として掲載されていること、その内容はおそらくお客さまが希望しているほど詳しくないことがわかってきました。

縮刷版の精査を本気でやりたいときは、名古屋を朝出るバスでなく前日夜出るバスで東京に来たほうがいいらしい、ということもわかってきました(苦笑)

2日目。

…事実上タダで受けおそらくはタダで終わる作業ですが、やりきって帰ったほうがよさそうだ、ということで作業続行を決めました。

昨日閲覧を完了しなかった1年分と、その次の年の分も出してもらいました。

昼ご飯をとらずに6時間ほど記事を読み続けた結果、その業者に対する行政処分が出た日付は特定することができました…が、処分の内容は訴訟に有利な形では読み取れませんでした。

念のため、関東中部一円で他社に出ている同様の分野での処分を読み取って抜き書きし、今朝のメールで納品して作業を終えたところです。

見返りなし、確定。あはは(←乾いた笑い)

まぁ、処分の日は特定できたのであとは管轄官署に情報公開請求を試みるなりなんなりしてもらえればいいかもしれません。さしあたってはお客さまに再びバトンを引き継いだ、という状況です。

本人訴訟とは申せ、何か立証してみせるのも決して簡単ではない、準備書面にちょちょっとなにか書き足したから立証できたなどということはもう絶対ない、というお話しなんですが、さて本件、もしご希望の記事をご希望の形で見つけた場合の『見返り』、なにをお示ししていたと思いますか?

お客さまは二人、事案は労働関係訴訟、ということで。

それとは全然関係なく、記事が見つかったら相続登記を一人20件ずつ持ってきてください。それが辛ければ生前贈与と財産分与が混ざってもいいことにします(←高飛車)そうお客さま方に申しつけて…いえ、お願いしていたところです。

当然ながらこのお客さま方、相続だの不動産だのとはぜーんぜん関係ないお仕事に携わっておられます。

さようなら、僕の相続登記40件、推定売り上げ80万円(笑)

冗談はさておいて、ある資料を閲覧してきたいがその所蔵が東京だの大阪だのにしかない、ということでお悩みの地方在住の皆さまからもしご相談があれば、こうしたリファレンス業務は常に受け付けております。

当事務所ウェブサイトにページを設けたのは今年からですが、実は業務そのものは数年前からやっていたし訴訟の勝敗に影響を与えてもいた、そういうものだったりします。

この作業、費用は主に成果にかかわらず作業時間によって決まり、標準は1時間あたり3千円としておりますが、お客さまのご事情や訴訟の展開、その他私の気分や思惑によって、

まれに、異なる条件をお示しすることがあるかもしれません(遠い目)

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